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6 セレスティアの魔法
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夕方になり、閉店間際にドアベルがけたたましい音を立て、扉が勢いよく開かれる。
仕立ての良さそうなスーツを着た、恰幅のいい男性が転がるように入ってきた。
セレスティアさんの前にあるカウンターにバンッと手を付き「今すぐにギアハルトに連れて行ってください」と捲し立てる。
顔は青ざめており、フィンさんの時のように変わったお客様なのだろうと聞き耳を立てる。
「ギアハルトですね。お調べいたしますので、おかけになってください」
セレスティアさんはにっこりと微笑み、リストを取り出す。
男性は促されて座るが、焦っているのかガタガタと貧乏ゆすりの振動が床に響いていた。
「申し訳ございません。ギアハルトの隣町のラグアリアまでならご案内することができます」
ギアハルトは工業都市。旅行会社ではあまり馴染みのない場所だ。
隣町のラグアリアは活気ある港町。海産物を目当てに旅行客は多い。
「じゃあそれで! ラグアリアからなら列車で30分くらいのはずだから」
「おかえりはいつ頃の予定ですか?」
「帰りのことはどうでもいいから、すぐに連れて行ってくれ! 仕事で取引先をカンカンに怒らせて、すぐに謝りに行かなきゃいけないから」
顔色が悪く切羽詰まった様子に納得がいった。
「承知いたしました。必要事項をご記入の上、サインをお願いいたします」
男性が急いで記入している間に、セレスティアさんが後ろを振り返って私とライナスに目を向ける。
「ステラとライナス、どちらが行く?」
「僕が行きます」
ライナスが姿勢を正した。
男性が書き終わると、セレスティアさんが頭を下げる。
「こちらのライナスがラグアリアまでご案内いたします。私もご同行させていただき、ラグアリアからギアハルトまで10分ほどで到着できるかと思います」
「10分? 列車で30分かかるのに? そんな魔法みたいな方法があるのか?」
「もちろん魔法でございます」
セレスティアさんが「お任せください」とおっとり笑顔を向ける。
ということは、ライナスはギアハルトでゲートを開くのか。
旅行には向かない工業都市でも、このお客様のように仕事のために来店するお客様がいるかもしれない。
私もゲートを開きに行こうかな。今日はまだ3回しか転移魔法を使っていないし。
店の中心でライナスが転移魔法の準備に入る。足元に魔法陣が浮かび上がった。
セレスティアさんとお客様が魔法陣の中に入る。
私も入った。
「私もご同行させてください」
お客様に断りを入れると、何度も頷いてくれた。
多分私が同行するのはどうでもいいんだ。早くギアハルトに行きたいばかりで。
「では向かいます。ラグアリアへ」
ライナスの声を合図に、光に包まれて目を開けていられない。
閉じた瞼の奥で白い光が消えると、ゆっくりと瞼を持ち上げる。
風に乗って潮の匂いがほのかに香った。
ラグアリアの入り口前は、海産物を売る屋台が連なっているが、日暮前の時間では店じまいをしている。
昼間は人でごった返しているが、今はとても静かだ。
「ここからは私がギアハルトにご案内いたします」
セレスティアさんが胸の前で指を組んで瞼を下ろした。
温かな風に体を包まれ、ふわりと宙に浮く。
「え? わっ!」
お客様が戸惑いの声を上げる。
「それでは出発いたしますね」
ギアハルトに向かって猛スピードで飛んでいく。
それでも風の音がうるさかったり、目が開けていられないなんてことはなく、とっても快適だ。
「すごいですね。空が飛べるなんて」
お客様の声も鮮明に聞こえる。
「ありがとうございます」
「空の旅とかも楽しそうですね」
「素敵ですね。でも私の魔法は長い時間使えないんです」
セレスティアさんはお客様と談笑を始める。
お客様の前で笑っているけれど、セレスティアさんが長時間魔法を使えないのは怪我の後遺症だ。
セレスティアさんはミスティック・ツアーズに入社する前は、ギルドに所属する風を操る魔法使いだった。
未開の遺跡を調査中に魔物に襲われて大怪我を負い、ギルド員としての道は断たれた。
ミスティック・ツアーズでは受付や事務のほかに、私たちがゲートを開いていない場所に案内をしてくれる。
セレスティアさんのおかげで、私とライナスは行ける場所を増やせている。
10分ほど飛ぶと、ギアハルトに着いた。
ゆっくりと地面に足が付く。
「ありがとう。助かったよ」
お客様はそれだけ言うと、街の中へ全速力で駆けていった。
「またのご利用をお待ちしております」
三人で頭を下げたけれど、もうすでにお客様の姿は見えなくなっていた。
セレスティアさんが大きく息を吐き出した。少し息が上がっていて心配になる。
「セレスティアさん、大丈夫ですか?」
ライナスが不安そうに伺えば、セレスティアさんは優しく目を細める。
「大丈夫よ。ステラとライナスはゲートを繋げるのよね? その後みんなで食事をしてから帰らない?」
「はい、ご一緒させてください」
ライナスが即答した。
「私はやめておきます。お土産を渡しに行かなければいけないので」
「そう、残念ね」
「また今度行きましょう」
私はライナスに目を向ける。
ライナスとばっちりと視線が絡んだ。
セレスティアさんと二人っきりで食事のお膳立てをしてあげたんだから、感謝しなさいよ。
ライナスはすぐに視線を外して、胸の前で両手を合わせた。
私もゲートを繋げる準備をする。
ライナスと同じように胸の前で手のひらを合わせて魔力を練った。
足元に白い光が灯る。集中して光を操り、魔法陣を描いていく。
全て描き終えると、魔法陣が青白い光を放った。
ゲートが無事に繋がったサインだ。
大きく息を吐き出して肩の力を抜く。
ライナスは私より早く終わっていたようで少し悔しい。
「じゃあ私は先に帰りますね」
「ああ、また明日な」
「お土産を渡しにいくのよね。気をつけて帰るのよ」
魔法陣を発動させて手を振る。
「帰ったら暗いだろうから、ライナスはセレスティアさんを送っていきなさいよ」
「元々そのつもりだ」
手を合わせて集中し、転移魔法を発動させる。
「王都のミスティック・ツアーズへ」
光が溢れ、瞼を下ろす。
目を開けると見慣れた店内に着いていた。
世界地図のギアハルトに、ピンクのシールを貼る。
行ける場所が増えたと実感ができて、このシールを貼るのがとても好きだ。
ブドウジュースを抱えて店を出る。
日が沈み、外は薄暗くなっていた。
ミスティック・ツアーズは王都の南にある市民街に店を構えている。
北は貴族や王族が住む貴族街。
南北を仕切るように広い道が王都の端から端まで続いている。
その道を通って、東端にあるフィルチ孤児院へ向かった。
フィルチ孤児院は院長夫婦が身寄りのない子供を実子のように愛情を持って育てているから、笑い声の絶えない場所だ。
年季の入った扉を引くと、蝶番がギィと軋んだ音を立てる。
「ただいま」
入り口で大きな声を上げると、ドタドタと地響きのような複数の足音がこちらに向かってくる。
子供たちが飛びかかってきて、熱烈な出迎えを受けた。
「ステラおかえり」
院長が優しく目を細める。
「パパ、ただいま。お土産買ってきたからみんなで飲んで」
ブドウジュースを渡すと、みんなは「ありがとう」と飛び上がって喜ぶ。早く飲みたいのか、リビングに駆けていった。
「ステラは夕飯は食べたか?」
「まだだよ」
「今から食べるところだから、一緒に食べていきなさい」
「ありがとう」
リビングに入ると、全員が席に着いていた。
料理とブドウジュースがテーブルに並んでおり、私にもブドウジュースをくれた。
みんなと賑やかな食事を楽しむ。
食事を終えると明日も仕事だから、と孤児院を出た。
ミスティック・ツアーズの隣にあるアパートに入る。
さっきまで賑やかだったのに、自室は何の音もなくて静寂に包まれていた。
ベッドにダイブする。
小さな頃から孤児院で育ててもらった。大人になると出なきゃいけなくて、でも遊びに行けば今日みたいに温かく迎えてくれる。
一人暮らしには慣れたけれど、孤児院から帰った後は、少しもの寂しく感じる。
大きく息を吐き出した。
ベッドから飛び起きてシャワーを浴びてさっぱりさせる。
髪を乾かして、早めにベッドへ入って瞼を下ろした。
仕立ての良さそうなスーツを着た、恰幅のいい男性が転がるように入ってきた。
セレスティアさんの前にあるカウンターにバンッと手を付き「今すぐにギアハルトに連れて行ってください」と捲し立てる。
顔は青ざめており、フィンさんの時のように変わったお客様なのだろうと聞き耳を立てる。
「ギアハルトですね。お調べいたしますので、おかけになってください」
セレスティアさんはにっこりと微笑み、リストを取り出す。
男性は促されて座るが、焦っているのかガタガタと貧乏ゆすりの振動が床に響いていた。
「申し訳ございません。ギアハルトの隣町のラグアリアまでならご案内することができます」
ギアハルトは工業都市。旅行会社ではあまり馴染みのない場所だ。
隣町のラグアリアは活気ある港町。海産物を目当てに旅行客は多い。
「じゃあそれで! ラグアリアからなら列車で30分くらいのはずだから」
「おかえりはいつ頃の予定ですか?」
「帰りのことはどうでもいいから、すぐに連れて行ってくれ! 仕事で取引先をカンカンに怒らせて、すぐに謝りに行かなきゃいけないから」
顔色が悪く切羽詰まった様子に納得がいった。
「承知いたしました。必要事項をご記入の上、サインをお願いいたします」
男性が急いで記入している間に、セレスティアさんが後ろを振り返って私とライナスに目を向ける。
「ステラとライナス、どちらが行く?」
「僕が行きます」
ライナスが姿勢を正した。
男性が書き終わると、セレスティアさんが頭を下げる。
「こちらのライナスがラグアリアまでご案内いたします。私もご同行させていただき、ラグアリアからギアハルトまで10分ほどで到着できるかと思います」
「10分? 列車で30分かかるのに? そんな魔法みたいな方法があるのか?」
「もちろん魔法でございます」
セレスティアさんが「お任せください」とおっとり笑顔を向ける。
ということは、ライナスはギアハルトでゲートを開くのか。
旅行には向かない工業都市でも、このお客様のように仕事のために来店するお客様がいるかもしれない。
私もゲートを開きに行こうかな。今日はまだ3回しか転移魔法を使っていないし。
店の中心でライナスが転移魔法の準備に入る。足元に魔法陣が浮かび上がった。
セレスティアさんとお客様が魔法陣の中に入る。
私も入った。
「私もご同行させてください」
お客様に断りを入れると、何度も頷いてくれた。
多分私が同行するのはどうでもいいんだ。早くギアハルトに行きたいばかりで。
「では向かいます。ラグアリアへ」
ライナスの声を合図に、光に包まれて目を開けていられない。
閉じた瞼の奥で白い光が消えると、ゆっくりと瞼を持ち上げる。
風に乗って潮の匂いがほのかに香った。
ラグアリアの入り口前は、海産物を売る屋台が連なっているが、日暮前の時間では店じまいをしている。
昼間は人でごった返しているが、今はとても静かだ。
「ここからは私がギアハルトにご案内いたします」
セレスティアさんが胸の前で指を組んで瞼を下ろした。
温かな風に体を包まれ、ふわりと宙に浮く。
「え? わっ!」
お客様が戸惑いの声を上げる。
「それでは出発いたしますね」
ギアハルトに向かって猛スピードで飛んでいく。
それでも風の音がうるさかったり、目が開けていられないなんてことはなく、とっても快適だ。
「すごいですね。空が飛べるなんて」
お客様の声も鮮明に聞こえる。
「ありがとうございます」
「空の旅とかも楽しそうですね」
「素敵ですね。でも私の魔法は長い時間使えないんです」
セレスティアさんはお客様と談笑を始める。
お客様の前で笑っているけれど、セレスティアさんが長時間魔法を使えないのは怪我の後遺症だ。
セレスティアさんはミスティック・ツアーズに入社する前は、ギルドに所属する風を操る魔法使いだった。
未開の遺跡を調査中に魔物に襲われて大怪我を負い、ギルド員としての道は断たれた。
ミスティック・ツアーズでは受付や事務のほかに、私たちがゲートを開いていない場所に案内をしてくれる。
セレスティアさんのおかげで、私とライナスは行ける場所を増やせている。
10分ほど飛ぶと、ギアハルトに着いた。
ゆっくりと地面に足が付く。
「ありがとう。助かったよ」
お客様はそれだけ言うと、街の中へ全速力で駆けていった。
「またのご利用をお待ちしております」
三人で頭を下げたけれど、もうすでにお客様の姿は見えなくなっていた。
セレスティアさんが大きく息を吐き出した。少し息が上がっていて心配になる。
「セレスティアさん、大丈夫ですか?」
ライナスが不安そうに伺えば、セレスティアさんは優しく目を細める。
「大丈夫よ。ステラとライナスはゲートを繋げるのよね? その後みんなで食事をしてから帰らない?」
「はい、ご一緒させてください」
ライナスが即答した。
「私はやめておきます。お土産を渡しに行かなければいけないので」
「そう、残念ね」
「また今度行きましょう」
私はライナスに目を向ける。
ライナスとばっちりと視線が絡んだ。
セレスティアさんと二人っきりで食事のお膳立てをしてあげたんだから、感謝しなさいよ。
ライナスはすぐに視線を外して、胸の前で両手を合わせた。
私もゲートを繋げる準備をする。
ライナスと同じように胸の前で手のひらを合わせて魔力を練った。
足元に白い光が灯る。集中して光を操り、魔法陣を描いていく。
全て描き終えると、魔法陣が青白い光を放った。
ゲートが無事に繋がったサインだ。
大きく息を吐き出して肩の力を抜く。
ライナスは私より早く終わっていたようで少し悔しい。
「じゃあ私は先に帰りますね」
「ああ、また明日な」
「お土産を渡しにいくのよね。気をつけて帰るのよ」
魔法陣を発動させて手を振る。
「帰ったら暗いだろうから、ライナスはセレスティアさんを送っていきなさいよ」
「元々そのつもりだ」
手を合わせて集中し、転移魔法を発動させる。
「王都のミスティック・ツアーズへ」
光が溢れ、瞼を下ろす。
目を開けると見慣れた店内に着いていた。
世界地図のギアハルトに、ピンクのシールを貼る。
行ける場所が増えたと実感ができて、このシールを貼るのがとても好きだ。
ブドウジュースを抱えて店を出る。
日が沈み、外は薄暗くなっていた。
ミスティック・ツアーズは王都の南にある市民街に店を構えている。
北は貴族や王族が住む貴族街。
南北を仕切るように広い道が王都の端から端まで続いている。
その道を通って、東端にあるフィルチ孤児院へ向かった。
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年季の入った扉を引くと、蝶番がギィと軋んだ音を立てる。
「ただいま」
入り口で大きな声を上げると、ドタドタと地響きのような複数の足音がこちらに向かってくる。
子供たちが飛びかかってきて、熱烈な出迎えを受けた。
「ステラおかえり」
院長が優しく目を細める。
「パパ、ただいま。お土産買ってきたからみんなで飲んで」
ブドウジュースを渡すと、みんなは「ありがとう」と飛び上がって喜ぶ。早く飲みたいのか、リビングに駆けていった。
「ステラは夕飯は食べたか?」
「まだだよ」
「今から食べるところだから、一緒に食べていきなさい」
「ありがとう」
リビングに入ると、全員が席に着いていた。
料理とブドウジュースがテーブルに並んでおり、私にもブドウジュースをくれた。
みんなと賑やかな食事を楽しむ。
食事を終えると明日も仕事だから、と孤児院を出た。
ミスティック・ツアーズの隣にあるアパートに入る。
さっきまで賑やかだったのに、自室は何の音もなくて静寂に包まれていた。
ベッドにダイブする。
小さな頃から孤児院で育ててもらった。大人になると出なきゃいけなくて、でも遊びに行けば今日みたいに温かく迎えてくれる。
一人暮らしには慣れたけれど、孤児院から帰った後は、少しもの寂しく感じる。
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