34 / 36
8章 選択
明かされる真相
しおりを挟む
自分の体が発する光に目が覚めた。弱い光が私の体を包んでいる。
この光には覚えがあった。
――この世界に来た時と同じだ。
ルカ王子が出ていってからまだそれほど時間は経っていない気がするけれど、ルカ王子がマリンちゃんと結婚することを決めたことで、私はお役御免ということなのだろう。
ようやく元の世界に帰れる。
ホッとすると同時に、心残りに気がついた。
――シグルド。
彼にもう一度会いたかった。
「姫香、帰る時が来たんですね」
幻聴まで聞こえる。
「……姫香、聞こえていないんですか?」
低く温かい声が、まるで現実の声のように聞こえる。
…………本物?
私は慌てて体を起こし、声の聞こえた場所――窓の方を見た。
「姫香……」
いた。彼が、いた。窓を背に、こちらを見ている彼が。
もう二度と会うことはないと思っていたのに。
私は立ち上がり、そのまま彼の胸へと飛び込んだ。お父様を殺した人だと分かっていながらも、自分で自分を止められなかった。
「シグルド……会いたかった」
「僕もです」
腕を回すと、細身のわりにがっちりとした体だということが分かる。
これは現実。この世界が現実なのかはいまだによくわからないけど、今この手にある感触は本物だと分かる。私の作り出した幻なんかじゃない。ちゃんとここに存在する人だ。
「怪我は平気? 痛くない? ……ごめん、この前は……」
背伸びをしてシグルドの髪に触れ、この前ビンを当ててしまった場所を撫でた。
「平気ですよ。もう痕もないでしょう」
「良かった……」
私の体から発せられる光で見えるシグルドの顔。確かに怪我はもう見えない。
「あの……キス、してもいいですか?」
「ん」
唇がやさしく重なった。この前のような一方的なものではなく、私のことを考えてくれているのが伝わってくるやさしくて温かいキスだった。
長いキスを終えた後、彼は言った。
「貴女は……ルカ王子が好きだったわけではないんですよね。しかし、それなら何故ルカ王子と結婚しようと……この世界に残ろうと思ったのですか? あんなにも元の世界に帰りたがっていたじゃありませんか」
「それは……。………………ん?」
答えようとして、色々な意味で言葉が詰まった。
シグルドと一緒に居たい。そんなこと本人に直接言うのも恥ずかしい。
でも、今は、そんなことよりも気になることがある。
どうしてシグルドが、知ってるのだろう。私が『ヒメカ』ではない、と。
誰にも知られないよう上手く隠してきたつもりだ。
私の動揺を見て取ったシグルドは、困った顔で微笑んだ。
「もしかして、まだ気づいていなかったんですか?」
「え」
「とっくに気が付いているものだと思っていたんですがね。――僕が姫香をこの世界に導いた魔法使いです」
「え…………えええぇぇぇぇぇぇっ!」
驚いた。それはもう、ものすごく。シロクマの肌が実は黒と知った時と同じくらいの裏切られた感。
隠そうと思っていた相手が、隠し事を作った元凶だなんて……なんて馬鹿馬鹿しい。
「まぁ、魔法使いというのは正確ではないんですがね。僕にできる事は、手元にある魔力でヒメカをサポートすることだけでしたし……」
「魔力……ね」
そういえば、前にシグルドは自分の髪の毛に魔力が宿っていると言っていた。
……シグルドが髪の毛を大幅に切ったのはいつだったっけ?
「もしかして……この石ってシグルドの……」
私はポケットに手をつっこみ、魔法使いさん……いや、シグルドから貰った石を取り出した。
よく見ればシグルドの髪と同じ色をしている。
「えぇ、それは僕の髪を切って形を変えたものです。……というか、姫香、その石まだ使ってなかったんですね」
「うん……。特に使い道もなかったし」
マリンちゃんも無事に助かった今、特に叶えたい願いなんて…………あっ!
私は頭によぎった願いを、そのまま口にした。
「この石使ったら、お父様生き返らないかな?」
言ってから、しまったと後悔したのは何度目だろう。
目の前で私を優しげに見つめるシグルドこそ、お父様を手にかけた張本人だ。彼にそんなことを言ったところで良い返事がもらえるとは思えない。
しかしシグルドは、私の予想とは全く違った行動に出た。
「……その願いを叶えるためにそれを使う必要はありませんよ。見て下さい」
シグルドの掌から、ふわりと光の玉が浮き上がる。
「それは……?」
「国王の魂……とでもいいましょうか。この世界で人として生きるために必要なものです。僕はこれを彼から抜き取ることによって、彼の生を奪いました」
淡々と語られた彼の殺しの手口。おとぎの国らしい現実離れした方法だったので少しだけ恐怖心が和らいだ。
とはいえ、彼の行為がもたらした結果が許しがたいものなのは間違いなく、不愉快な内容に変わりはない。
私が眉を寄せたのが分かったのか、シグルドは苦笑した。
「そんな顔をしないでください、姫香。分かっていますよ。……さぁ、身体のもとへ」
その不思議な玉はシグルドの手から離れると、迷いを見せずにまっすぐある方向へと飛んで行った。その方向にあるのは私のお城の方だ。
「これで彼は元通り動きだします。安心してください」
「……うん」
殺した人間が改心してその相手を生き返した場合、お礼を言うべきなのだろうか?
どう反応するのが正解なのか分からず、私は小さくうなずくことしかできなかった。
「管理者であっても命を奪うことはしてはいけないことですよね。姫香に言われて、気づきました。悲しい思いをさせて申し訳ありません」
シグルドはうつむきながらそう言った。その言葉の中に気になる単語がある。
「管理者……?」
「えぇ。僕はこの世界の管理をしているんです。姫香の持っていた『人魚姫』の絵本そのものとして」
「絵本そのものって……」
目の前の人間の姿をしたシグルドがあの絵本だとすぐに納得するのは難しい。
困惑する私を笑顔で見つめながらシグルドは話を続ける。
「信じられないかもしれませんが、本当のことなんです」
「……分かった。でも、どうして? どうして私をこの人魚姫の世界に連れてきたの?」
実はずっと疑問に思っていた。どうして私をこの世界に連れてきたのか。
この光には覚えがあった。
――この世界に来た時と同じだ。
ルカ王子が出ていってからまだそれほど時間は経っていない気がするけれど、ルカ王子がマリンちゃんと結婚することを決めたことで、私はお役御免ということなのだろう。
ようやく元の世界に帰れる。
ホッとすると同時に、心残りに気がついた。
――シグルド。
彼にもう一度会いたかった。
「姫香、帰る時が来たんですね」
幻聴まで聞こえる。
「……姫香、聞こえていないんですか?」
低く温かい声が、まるで現実の声のように聞こえる。
…………本物?
私は慌てて体を起こし、声の聞こえた場所――窓の方を見た。
「姫香……」
いた。彼が、いた。窓を背に、こちらを見ている彼が。
もう二度と会うことはないと思っていたのに。
私は立ち上がり、そのまま彼の胸へと飛び込んだ。お父様を殺した人だと分かっていながらも、自分で自分を止められなかった。
「シグルド……会いたかった」
「僕もです」
腕を回すと、細身のわりにがっちりとした体だということが分かる。
これは現実。この世界が現実なのかはいまだによくわからないけど、今この手にある感触は本物だと分かる。私の作り出した幻なんかじゃない。ちゃんとここに存在する人だ。
「怪我は平気? 痛くない? ……ごめん、この前は……」
背伸びをしてシグルドの髪に触れ、この前ビンを当ててしまった場所を撫でた。
「平気ですよ。もう痕もないでしょう」
「良かった……」
私の体から発せられる光で見えるシグルドの顔。確かに怪我はもう見えない。
「あの……キス、してもいいですか?」
「ん」
唇がやさしく重なった。この前のような一方的なものではなく、私のことを考えてくれているのが伝わってくるやさしくて温かいキスだった。
長いキスを終えた後、彼は言った。
「貴女は……ルカ王子が好きだったわけではないんですよね。しかし、それなら何故ルカ王子と結婚しようと……この世界に残ろうと思ったのですか? あんなにも元の世界に帰りたがっていたじゃありませんか」
「それは……。………………ん?」
答えようとして、色々な意味で言葉が詰まった。
シグルドと一緒に居たい。そんなこと本人に直接言うのも恥ずかしい。
でも、今は、そんなことよりも気になることがある。
どうしてシグルドが、知ってるのだろう。私が『ヒメカ』ではない、と。
誰にも知られないよう上手く隠してきたつもりだ。
私の動揺を見て取ったシグルドは、困った顔で微笑んだ。
「もしかして、まだ気づいていなかったんですか?」
「え」
「とっくに気が付いているものだと思っていたんですがね。――僕が姫香をこの世界に導いた魔法使いです」
「え…………えええぇぇぇぇぇぇっ!」
驚いた。それはもう、ものすごく。シロクマの肌が実は黒と知った時と同じくらいの裏切られた感。
隠そうと思っていた相手が、隠し事を作った元凶だなんて……なんて馬鹿馬鹿しい。
「まぁ、魔法使いというのは正確ではないんですがね。僕にできる事は、手元にある魔力でヒメカをサポートすることだけでしたし……」
「魔力……ね」
そういえば、前にシグルドは自分の髪の毛に魔力が宿っていると言っていた。
……シグルドが髪の毛を大幅に切ったのはいつだったっけ?
「もしかして……この石ってシグルドの……」
私はポケットに手をつっこみ、魔法使いさん……いや、シグルドから貰った石を取り出した。
よく見ればシグルドの髪と同じ色をしている。
「えぇ、それは僕の髪を切って形を変えたものです。……というか、姫香、その石まだ使ってなかったんですね」
「うん……。特に使い道もなかったし」
マリンちゃんも無事に助かった今、特に叶えたい願いなんて…………あっ!
私は頭によぎった願いを、そのまま口にした。
「この石使ったら、お父様生き返らないかな?」
言ってから、しまったと後悔したのは何度目だろう。
目の前で私を優しげに見つめるシグルドこそ、お父様を手にかけた張本人だ。彼にそんなことを言ったところで良い返事がもらえるとは思えない。
しかしシグルドは、私の予想とは全く違った行動に出た。
「……その願いを叶えるためにそれを使う必要はありませんよ。見て下さい」
シグルドの掌から、ふわりと光の玉が浮き上がる。
「それは……?」
「国王の魂……とでもいいましょうか。この世界で人として生きるために必要なものです。僕はこれを彼から抜き取ることによって、彼の生を奪いました」
淡々と語られた彼の殺しの手口。おとぎの国らしい現実離れした方法だったので少しだけ恐怖心が和らいだ。
とはいえ、彼の行為がもたらした結果が許しがたいものなのは間違いなく、不愉快な内容に変わりはない。
私が眉を寄せたのが分かったのか、シグルドは苦笑した。
「そんな顔をしないでください、姫香。分かっていますよ。……さぁ、身体のもとへ」
その不思議な玉はシグルドの手から離れると、迷いを見せずにまっすぐある方向へと飛んで行った。その方向にあるのは私のお城の方だ。
「これで彼は元通り動きだします。安心してください」
「……うん」
殺した人間が改心してその相手を生き返した場合、お礼を言うべきなのだろうか?
どう反応するのが正解なのか分からず、私は小さくうなずくことしかできなかった。
「管理者であっても命を奪うことはしてはいけないことですよね。姫香に言われて、気づきました。悲しい思いをさせて申し訳ありません」
シグルドはうつむきながらそう言った。その言葉の中に気になる単語がある。
「管理者……?」
「えぇ。僕はこの世界の管理をしているんです。姫香の持っていた『人魚姫』の絵本そのものとして」
「絵本そのものって……」
目の前の人間の姿をしたシグルドがあの絵本だとすぐに納得するのは難しい。
困惑する私を笑顔で見つめながらシグルドは話を続ける。
「信じられないかもしれませんが、本当のことなんです」
「……分かった。でも、どうして? どうして私をこの人魚姫の世界に連れてきたの?」
実はずっと疑問に思っていた。どうして私をこの世界に連れてきたのか。
0
あなたにおすすめの小説
おばさんは、ひっそり暮らしたい
波間柏
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
辺境のスローライフを満喫したいのに、料理が絶品すぎて冷酷騎士団長に囲い込まれました
腐ったバナナ
恋愛
異世界に転移した元会社員のミサキは、現代の調味料と調理技術というチート能力を駆使し、辺境の森で誰にも邪魔されない静かなスローライフを送ることを目指していた。
しかし、彼女の作る絶品の料理の香りは、辺境を守る冷酷な「鉄血」騎士団長ガイウスを引き寄せてしまった。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
【完結】辺境に飛ばされた子爵令嬢、前世の経営知識で大商会を作ったら王都がひれ伏したし、隣国のハイスペ王子とも結婚できました
いっぺいちゃん
ファンタジー
婚約破棄、そして辺境送り――。
子爵令嬢マリエールの運命は、結婚式直前に無惨にも断ち切られた。
「辺境の館で余生を送れ。もうお前は必要ない」
冷酷に告げた婚約者により、社交界から追放された彼女。
しかし、マリエールには秘密があった。
――前世の彼女は、一流企業で辣腕を振るった経営コンサルタント。
未開拓の農産物、眠る鉱山資源、誠実で働き者の人々。
「必要ない」と切り捨てられた辺境には、未来を切り拓く力があった。
物流網を整え、作物をブランド化し、やがて「大商会」を設立!
数年で辺境は“商業帝国”と呼ばれるまでに発展していく。
さらに隣国の完璧王子から熱烈な求婚を受け、愛も手に入れるマリエール。
一方で、税収激減に苦しむ王都は彼女に救いを求めて――
「必要ないとおっしゃったのは、そちらでしょう?」
これは、追放令嬢が“経営知識”で国を動かし、
ざまぁと恋と繁栄を手に入れる逆転サクセスストーリー!
※表紙のイラストは画像生成AIによって作られたものです。
老聖女の政略結婚
那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。
六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。
しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。
相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。
子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。
穏やかな余生か、嵐の老後か――
四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる