魔法学校で最弱の僕が最強魔法少女の従者となりました

モーティー

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天才少女が我が家に居候?

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オズワルドは驚きと混乱の中、グリンディアの従者になることを了承した。
彼女の提案は突然であり、彼には到底及ばないような力を持つ彼女の従者という役目に不安を覚えた。
しかし、心のどこかでこれが転機だと感じていた。

「うん♪ 明日からよろしくね!」とグリンディアは嬉しそうに笑った。
その笑顔を見ると、オズワルドも自然と顔がほころんだ。

その時、オズワルドの母が尋ねた。
「そういえば、今日は蛙亭に泊まるそうですけど、明日からはどうするの?」

ケスミーが静かに答えた。
「明日からグリンディア様は学校の宿舎で生活する予定です。私は明日で村に帰るつもりです。」

母は納得したように頷いたが、グリンディアは悲しそうな顔で口を開いた。

「は~~…ワシ…宿舎になんか行きたくないなあ。」

「グリンディア様には宿舎で規律正しい生活を学んでいただきます!」
とケスミーが厳しい口調で言うと、グリンディアはさらに不満げな表情になった。

その時、オズワルドの母が提案した。
「ねえ、グリンディアちゃん。もし良ければ、学校に通う間、うちに居候するのはどうかしら?この家の一部屋が空いてるの。」

グリンディアの目が輝いた。「えーーー?? 本当に!? いいの?! ワシここに住ませてもらう!」

ケスミーが遠慮がちに言いかけたが、オズワルドの母が笑顔で言い返した。
「オズワルドの従者のバイト代に月に10万マニーもいただけるのでしたら、グリンディアちゃんの食費はそこから出ますわ♪」

母の提案に、ケスミーも少し考えた後頷いた。
「良い話だとは思います。ですが、これは私の一存では決められません。」

グリンディアは突然、ポケットから袋を取り出し、そこからりんごほどの大きさの水晶玉を取り出した。


オズワルドは驚きの声をあげた。
「えっ?この大きさの袋にどうやって水晶玉が入ったの?」

「これは婆ちゃんからもらった秘宝の袋で、いくらでも物が入るんじゃ。」
グリンディアは笑いながら言った。

グリンディアは水晶玉に向かって話しかけ始めた。
「水晶玉よ。婆ちゃんに繋いで!もしもし婆ちゃん?」

少しの間を置いて、水晶玉から女性の声が聞こえてきた。
グリンディアのお祖母様の筈だが、声がとても若々しい。

「おおグリンディアか。学校はどうだったんじゃ?」

「今日こっちに来てとっても素敵な家族と知り合えたんだけど、ワシ、学校の宿舎じゃなくてこの家族のうちに住みたい!」

「ほ~~~唐突じゃのう。」

「ここのご家族良い人達だし、ワシ大好きになっちゃったの!お母様もここに住んで良いって誘ってくれてるし♪だからここがいい♪」

「ケスミーはおるかい?」

「はい!横におります。」とケスミーが答えた。

「どう?」と水晶玉の声が問いかける。

ケスミーは少し緊張しながら答えた。
「えーっと…こちらご家族の御子息様に学校での従者をお願いした流れでこのような話になったのですが、とても親切なご家族様だと私も思います。」

「ほー…そうかい。ご家族の方に代わってもらってよいかい?」

ケスミーがオズワルドの母に向かって言った。
「お母様、グリンディア様のお祖母様のピピン様と話をしていただいてよろしいでしょうか。」

母は微笑みながら、水晶玉を受け取った。
「もしもし。はじめまして。ワシはグリンディアの祖母のピピンと申します。」

「はじめまして。マオ・ロシーヌと申します。」と母が丁寧に答える。

「なんでも、グリンディアをそちらのお宅に住まわせてくれるという話を聞いたのじゃが、本当によろしいので?」

「はい♪ グリンディアちゃんは可愛くて、一緒にいたいって思いましたの♪ 私が責任を持ってグリンディアちゃんの面倒を見ますわ。」と母の声には、心からの親しみが込められていた。

「う~む。まあ、これも勉強かのう…。ロシーヌさんとご家族の皆様。グリンディアをよろしくお願いいたします。」

「わかりました♪グリンディアちゃんを大切にいたしますわ♪」

「何卒よろしくお願いします。今度そちらにご挨拶に伺いますじゃ。グリンディアにかわってもらってええですかの?」
とお祖母様の声は、少し寂しそうでもあったが、安心したようにも聞こえた。

母がグリンディアに水晶玉を渡すと、グリンディアは嬉しそうに言った。

「婆ちゃん!認めてくれてありがとう♪」

「グリンディア。良いかい?おうちの方の意見をしっかりきくんじゃよ?何かあったらすぐに学校の宿舎に行ってもらうからね。」

「うん!わかったよ!」


こうして、グリンディアとそのお祖母様との会話が終わり、話はまとまった。


巨大な手の怪物に追われたり、家に女の子が居候することになったり、今日は本当に大変で刺激的な一日となった。オズワルドは明日からグリンディアの従者になることに不安を感じながらも、期待を抱いていた。

その夜、グリンディアとケスミーは宿場の蛙亭で一日の出来事を振り返っていた。

「今日は変なものを召喚してしまって大変な目にあったけど、なんだか楽しい一日になったなあ。」とグリンディアが言った。

「ええ…一時はどうなることかと思いましたが。」とケスミーが答えた。

「ワシ等を助けてくれたお兄さんは優しい人だったし、それに母上殿も父上殿もとってもとっても優しかった。
母上殿の作ってくれたお菓子…本当に美味しかったね♪」とグリンディアが続けた。

ケスミーは優しく微笑んだ。「ええ♪素敵な方達でしたね♪」

「家に住ませてもらえることになったし‥ワシってやっぱりもってる♪」
とグリンディアが言うと、ケスミーは苦笑いしながらも安心した様子だった。

「…ワシのお母さんとお父さんは、ワシがまだ幼い頃にどこかに行っちゃったけど…きっと家族ってこんな感じなのかなあ…」とグリンディアが呟いた。

ケスミーの言葉には優しさが溢れていた。「そうですね…でも、いつかきっとお会いできますよ。」



グリンディアは思った。今日の一日は大変だったけれど、素敵な出会いがあった。
この街での生活は、きっと楽しくなるに違いないと。
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