魔法学校で最弱の僕が最強魔法少女の従者となりました

モーティー

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ギョウダァ魔法学校の波乱の学園祭

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ギョウダァ魔法学校の広大な敷地は、創立30周年の学園祭を控え、活気に包まれていた。

生徒たちはクラスごとの出店や演目の準備に追われ、学校中が忙しい雰囲気に満ちている。教室や廊下からは笑い声や相談の声が響き、時折魔法の火花が散っていた。


そんな中、オズワルドのクラスではグリンディアとエルフィールの口論がヒートアップしていた。

「お菓子屋がいいって言ってるんじゃ!」
「うちのクラスはもうヤーキバソ屋に決まってます!」

エルフィールが決定事項を伝えるも、グリンディアは食い下がる。彼女は教室の中央で大きく腕を振り上げて叫ぶ。
「お菓子屋がいい人ー?」

魔法の影響を受けたクラスメイトの多くが手を挙げると、エルフィールはため息をつきながら言う。
「魔法で無理やり賛成させるなんて…そんな恐ろしい魔法はやめなさい!」

グリンディアがふてくされていると、突然、後ろから声が聞こえた。

「では、どうでしょう?」

発言したのはジェリコだ。オズワルドとの対決に負けて以来、少し影の薄くなっていた彼は、挽回のチャンスを狙っていた。

「いっそのこと、二つの店を出店するというのは? 一つはヤーキバソ屋、もう一つはお菓子屋。どちらが人気を集めるか競い合おうじゃないか」


エルフィールが唖然とする中、グリンディアがすかさず返答した。
「どうせその勝負をしてお主が勝ったら、『従者にしてください』とか言うつもりじゃろ? ワシはオズがいいから却下。」

ジェリコは面食らった様子で口を開く。
「な、何故グリンディアさんはオズワルドをそんなに気にかけてるんですか…?」

グリンディアは頬を赤らめて、照れながら答える。
「だって…オズは一生ワシの従者でいたいって言ってくれたもん♪」

教室内がざわめく中、エルフィールはオズワルドを見つめるが、彼はただ照れくさそうに笑っているだけだった。

(何この状況…?)
エルフィールは混乱するばかりだった。


一方、ジェリコは心の中で企んでいた。
(オズワルドめ…グリンディアさんとそんな深い仲だったのか。しかし、学園祭でオズワルドに恥をかかせれば、グリンディアさんはきっと私に振り向くはずだ…!)




――同じ頃、生徒会室では静かな会議が行われていた。重厚な扉の奥では、生徒会のメンバーが顔を揃え、赤い髪の生徒会長が議題を進めていた。

「今日の議題は、飛び級で入学した新入生、グリンディアについてだ」

「グリンディア?噂は聞いた事があるな。なんかすげえお嬢ちゃんなんだろ?」
大きな体躯を持ち、黄色い髪をした男性が答える。

青い髪の副会長が冷静に報告する。
「彼女は黒石で作られた柱を魔法で破壊し、分身魔法を使って自分の代わりに授業を受けさせているという話です。信じがたいですが多数の証言を得ています。」

驚いた様子でピンク髪の少女が叫ぶ。
「えっ、あの柱を壊すなんてそんな事が可能なの?ていうか分身魔法ってなにそれ?」


副会長は静かに続けた。
「彼女は、伝説の魔王討伐パーティーの末裔だという噂もあります」


生徒会長は深くうなずき、厳しい声で言った。
「今、学校中で噂になっている。『ギョウダァ魔法学校で一番の魔法使いは、グリンディアではないか』と」

生徒会メンバーは動揺を隠せない。
「そんなの認められない!」

「我々生徒会が学校で一番の実力を持つ存在でなければならない。学園祭でその実力を示す時が来たようだ…」


学園祭の準備が進む中、グリンディアを巡るさまざまな思惑が広がり、不穏な空気が学校全体に漂い始めていた…。
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