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おかしい。何もかもおかしい。まず、だ。まず、今年で一番の猛暑日だというのに、僕の部屋には扇風機しか置いていない。強にしたところでたかが知れてる。生ぬるい風が汗ばんだ体にまとわりついてくるだけだ。それに加えて二日ほど風呂に入っていない。綺麗好きな君にはわからない世界だろうが、暑い中風呂に入っていないのはただ単に自分を苛める行為にしかすぎない。もう全身が気持ち悪いのだ。じゃあ、と思うだろう。じゃあなぜクーラーを付けないの? じゃあなぜ風呂に入らないの? と。まずクーラーを付けないところから回答していこうか。金が無い。これに尽きる。なぜ風呂に入らないか、面倒くさい。それだけだ。
今僕が必死になって叩いている旧式のパソコンから熱気が飛んでくる。腹の肉は、つまむことはできるがそれをやると気が滅入るからやめておこう。もう、駄目なんだ。暑すぎるんだ。それに対して文句を言っても何もならないが、つい口に出してしまう。これで何度目だろう。と、急に僕の意識がとんだ。暑さに負けたのだろう、か――
外で遊ぶ子供らの声で気がついた。夏休み、か。時計を見てみるが、気を失ってから数分と経っていない。何だこれ。蝉が煩い。ああ、それにしても、
「あっちーなぁ」
と言ったとたん、全開にしてあった窓から冷たい風がこぼれてきた。一時の快楽に身を任せる。しかしそれも一瞬だけのこと。すぐに無風になった。
「あー暑い、暑い」
やはり。また冷たい風が部屋に入ってきた。やはり、だ。僕が何か愚痴をこぼせば、そのとおりになるのだ。神は僕を見捨ててはいなかった。え? 暑さで頭がおかしくなってるって? そりゃ、これを読んでるお前なんかにゃわからないだろうさ。エアコンの効いた涼しい部屋でアイスを頬張りながら最近買ったパソコンを優雅に操作しているお前なんかにはな。お前なんかにゃわからないだろうさ。友達や彼女らと海だプールだ祭りだと夏を楽しんでいるお前なんかにはな。いいか、俺に対して否定的な事を思ってみろ、その直後にお前は死ぬぞ。だから、黙って俺の優雅な夏を黙ってみてろ。
この暑さに対して「暑いな」と文句を言ったところ、冷たい風が吹いてきたわけだ。よし、進んでいこう。
「あー、ビール飲みてぇな」
まあ、お前は信じないだろうが、な。今俺の目の前に、グラスに満たされた冷たいビールがあっても、だ。それでいい。とりあえず言っておく。夏を楽しむのはお前だけじゃない。俺も、だ。
俺はきんきんに冷えたビールを飲み干した。喉から胃にかけて、刺すような刺激が通り過ぎてゆく。全身が振るえ、もう一杯を望んでいる。俺はまた「クソ、ビール欲しいな」と言い、当然のように現れるビールをまた飲み干した。
今僕が必死になって叩いている旧式のパソコンから熱気が飛んでくる。腹の肉は、つまむことはできるがそれをやると気が滅入るからやめておこう。もう、駄目なんだ。暑すぎるんだ。それに対して文句を言っても何もならないが、つい口に出してしまう。これで何度目だろう。と、急に僕の意識がとんだ。暑さに負けたのだろう、か――
外で遊ぶ子供らの声で気がついた。夏休み、か。時計を見てみるが、気を失ってから数分と経っていない。何だこれ。蝉が煩い。ああ、それにしても、
「あっちーなぁ」
と言ったとたん、全開にしてあった窓から冷たい風がこぼれてきた。一時の快楽に身を任せる。しかしそれも一瞬だけのこと。すぐに無風になった。
「あー暑い、暑い」
やはり。また冷たい風が部屋に入ってきた。やはり、だ。僕が何か愚痴をこぼせば、そのとおりになるのだ。神は僕を見捨ててはいなかった。え? 暑さで頭がおかしくなってるって? そりゃ、これを読んでるお前なんかにゃわからないだろうさ。エアコンの効いた涼しい部屋でアイスを頬張りながら最近買ったパソコンを優雅に操作しているお前なんかにはな。お前なんかにゃわからないだろうさ。友達や彼女らと海だプールだ祭りだと夏を楽しんでいるお前なんかにはな。いいか、俺に対して否定的な事を思ってみろ、その直後にお前は死ぬぞ。だから、黙って俺の優雅な夏を黙ってみてろ。
この暑さに対して「暑いな」と文句を言ったところ、冷たい風が吹いてきたわけだ。よし、進んでいこう。
「あー、ビール飲みてぇな」
まあ、お前は信じないだろうが、な。今俺の目の前に、グラスに満たされた冷たいビールがあっても、だ。それでいい。とりあえず言っておく。夏を楽しむのはお前だけじゃない。俺も、だ。
俺はきんきんに冷えたビールを飲み干した。喉から胃にかけて、刺すような刺激が通り過ぎてゆく。全身が振るえ、もう一杯を望んでいる。俺はまた「クソ、ビール欲しいな」と言い、当然のように現れるビールをまた飲み干した。
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