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課外授業:気になる教師
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手紙で指示された通り、転ばない程度の急ぎ足で進路指導室に向かった。そして扉の前で深呼吸し、ノックする。
「失礼しまーす!」
逸る気持ちを抑えられなかったので中からの返事を待たずに、扉を勢いよく開けてしまった。そこで目にしたものは――
机に頬杖をついてこっちを見た三木先生と、見慣れたクラスメートの小さな背中だった。
「鹿島さん?」
私の声にビクッと肩を震わせ、ゆっくりこっちを見る。
「たった今、検証してたトコだ。本人も手紙の差出人だって認めたぞ」
机の上には今日やったテストの答案と、例の手紙が置いてあった。
「あの鹿島さん、三木先生を使ってあなたを捜し出して、ごめんね。一方的に手紙をくれても返事が出来なかったし、私から伝えたいこともあったから」
泣き出しそうな顔をしている彼女の手前、迷惑という言葉がどうしても言えなかった。
「……坂本さん、学園祭のとき、一緒にやろうって声をかけてくれたでしょ。私、嬉しかったんだ。それがきっかけですごく仲良くなれた気がしたのに、最近全然見向きもしてくれなくて、寂しくて……」
「人気ホステスと、客のトラブルみたいな話だな」
なんちゅー例え方してるんだろう。まったく……。
ボソリと呟く三木先生を、顔を引きつらせて睨んでやる。
「あー、鹿島もだな、こんな手紙を出さないで、思い切って自分から話しかけたりしてみれば良かったんじゃないか? 坂本だけじゃなく、いろんな人と友達になった方が楽しいと思うぞ」
ナイスな提案をしてくれた三木先生の言葉に、無言でコクコクと頷いてしまった。
「私は坂本さんとだけ仲良くしたいんです。その方がきっと、彼女のためにもなるし」
「何それ? 何か得があるみたいな言い方して……」
「私のお父様の会社の下請けに、坂本さんのお父様の会社があるんだよ。だから仲良くすれば、きっと――」
「何言ってんの? 友達付き合いに親は関係ないって!」
信じられない台詞に、つい声を荒げてしまった。
「まーまー、落ち着け坂本。友達の形だって、いろいろあるもんだ。否定してやるな。だがな鹿島、坂本ひとりを縛り付ける付き合い方は先生、反対だぞ」
「でも私は、坂本さんが好きなんですっ! 独り占めしたいんです」
やー……
悪寒がぞわぞわっと走る。どうして私に執着してんだろ。学園祭の時だって、普通に接していただけなのに。ここまで好きになられる要素は、どこにもないハズ……
思わず自分の体を、ぎゅっと抱きしめてしまった。もう、寒すぎる。
そんな私を見て、三木先生は両手で頭を抱えた。
(――だよね。頭を抱えちゃう案件だよ)
「……鹿島、どんなに坂本が好きでも独り占めは出来ない。坂本の周りにはいつも、友達が囲っているし――」
言いながらなぜかメガネを外し、髪をかき上げる。その仕草は全然似合ってなくて、更なる悪寒を呼び寄せた。
正直、笑いを堪えるのに必死だったりする――
「心は僕が、独り占めしているからな。何人たりとも、誰も入れないんだよ。教師と生徒を越えて、愛し合ってしまったんだ」
「いいい、いきなり、何言い出してんの、三木先生っ!」
あらぬ方を向いて遠い目をしながら語る姿に、激しく抗議するしかない。
「ああ、もう。真っ赤な顔して、そんなに照れることないだろ。誰にも奈美を渡したくないから、つい本音を言ってしまったんだ」
芝居がかった台詞を言いつつ、しっかりと目が笑ってる。
――絶対に面白がって、こんなことをやっているに違いない!――
「でも坂本さん、三木先生に変なあだ名つけて、バカにしてましたけど」
いつまでも格好つけてる三木先生と、茫然自失してる私を見比べる鹿島さん。
そーだよ、実際にすっごくバカにして見下していたんだから。
「ああ、NHKのことだろ。あれはだなバカにして他の誰にも捕られないようにした、奈美なりの予防線なんだよ。NHKの本当の意味だって、濡れちゃうほど惹きつけられて困っちゃうの略だしな」
「ななな、何言ってくれちゃってるの、このエロ教師っ!」
教師のクセに何ていうことを、生徒の前で堂々と言えるんだよ。信じられない……
もっと文句を言ってやろうと口を開きかけたら、椅子からすっと立ち上がり、こっちに歩いてきて、ぎゅっと肩を抱き寄せられてしまった。いきなり近くなる距離感に、思わずドキッとしてしまう。
「三木先生と坂本さん、もう深い仲なんですね……」
濡れちゃうくだりで、深い仲が決定なのか!?
「そういうことだ、だから諦めてくれ。そしてこのことは三人の秘密だ、いいな鹿島」
「――秘密?」
「そうだ。他の誰も知らない、僕たちだけの秘密だ。つまり坂本の秘密を、お前だけが握っていることになる。坂本と鹿島が友達として、特別な関係になるな」
「特別な関係……」
ウソばかりの三木先生の言葉に、なぜか目をキラキラさせる鹿島さんがコワイ。
「そういうことなので影ながら、僕たちを応援してくれ。良かったな奈美、身近でこのことについて、相談することのできる友達が出来て」
肩に回された三木先生の手に、意味なく力が入った。これは頷けと言ってるんだろうか。もう素直に頷く以外の方法が思いつかないし……
視線を逸らしたまま力なく首を二度、縦に振ってやる。
「坂本さんっ、何かあったら相談に乗ってあげるから。遠慮しないで言ってね。応援するよ」
「ああ。どうもありがと……」
私の右手を両手でぎゅっと握りしめ、応援をアピールしてくれてもね――
「おふたりの邪魔しちゃ悪いので、さっさと帰ります。さようなら」
「気をつけてな、応援ありがとう!」
爽やかに言い放ち、鹿島さんを見送る三木先生。ハニワ顔したまま見上げると、目を細めてフッと笑う。
――メガネがない方が、ちょっとだけ格好よく見える気がする……
「この間も、思ったんだが――」
「なに?」
「お前ほのかに、いいニオイするな」
そう言って顔を近づけ、改めて嗅ごうとしたので、その頭を思いっきり殴ってやる。進路指導室に響く、何かがカチ割れたような音。
「つっ……! 痛ってーな。脳みそが耳から漏れたら、どうするんだ?」
「そんなの知らないっ! なおざりな変態教師なんだから、大丈夫でしょ!」
とっさに考えた、NHKネタで応戦してみた。
いろんなことに憤慨する私に、ププッと笑って叩かれた頭を撫でる。
「ナイトのように半端なく決まってる僕を、変態扱いするのはないんじゃないか。先生はカレシ(仮)な、関係なんだからさ」
人生経験が豊富じゃない自分は、三木先生にどう足掻いても太刀打ちできないんだろうか。しかも先生はカレシ(仮)って一体……何の乙ゲーなんだよ。
肩を落とし激しくうな垂れる私を、鹿島さんが座ってた椅子に座らせる三木先生。
「とにかく良かったじゃないか。これで手紙地獄から解放されたんだし。執拗に迫らせることもないんだから。安心して過ごせるぞ」
「鹿島さんが私と三木先生が付き合ってること、他の人に言うかもよ?」
「絶対に言わないさ。自分しか知りえない秘密をわざわざバラして、特別な関係を崩すようなコじゃない。秘密を共有して繋がっていたいんだから」
「何それ? もう全然分からない。理解出来ないよ」
呆れ返る私の頭を、ゆっくりと撫でてくれる三木先生。大きなてのひらが落ち着けと言ってるみたいに、何となく感じてしまった。
「僕の裏打ちされた計算で動かしたんだ。大丈夫だから……。何かあったらまた相談に乗ってやるし」
「授業で必ず間違い起こす三木先生だからこそ、安心出来ないんだってば」
「――安心できないから、集中して授業聞いてるだろ。どこかツッコミどころないか、みんな探してるもんな。それも計算の内さ。完璧な授業は、つまらないだろうし」
ガーン……何かすっごくショック。三木先生の計算で、みんなが動かされていたなんて。
「このこと、誰にも言うんじゃないぞ。絶対に秘密な」
わー、奈美と秘密の共有しちゃった。なーんて、ウキウキしながら言って机の上に置いていた、メガネをかけ直す。
「言わないよ。言いたくもない……」
こんな変な教師に踊らされてるなんて、思いたくもないし。
「この後、時間あるか? ノートに書いてあった小説について、話がしたいんだが」
「先生の家で?」
「ああ。用事を済ませてからだから、この間より少し遅くなるけどな」
「それなら読み終わった本を返したいから、自宅に帰って先生の家に直接行くよ」
自分の書いた小説のことで話が出来る――思わず口元を綻ばせたら、やっぱりなぁと三木先生が言った。
「よくまぁ、ここまで表情がクルクルと変わるよな。ペンネームはやっぱ、カメレオン奈美がいいぞ」
平気で生徒をバカにする教師に指導を受けるのは、大丈夫なんだろうか……
一抹の不安を抱えながら先生の足を無言で踏みつけ、進路指導室をあとにしたのだった。
手紙で指示された通り、転ばない程度の急ぎ足で進路指導室に向かった。そして扉の前で深呼吸し、ノックする。
「失礼しまーす!」
逸る気持ちを抑えられなかったので中からの返事を待たずに、扉を勢いよく開けてしまった。そこで目にしたものは――
机に頬杖をついてこっちを見た三木先生と、見慣れたクラスメートの小さな背中だった。
「鹿島さん?」
私の声にビクッと肩を震わせ、ゆっくりこっちを見る。
「たった今、検証してたトコだ。本人も手紙の差出人だって認めたぞ」
机の上には今日やったテストの答案と、例の手紙が置いてあった。
「あの鹿島さん、三木先生を使ってあなたを捜し出して、ごめんね。一方的に手紙をくれても返事が出来なかったし、私から伝えたいこともあったから」
泣き出しそうな顔をしている彼女の手前、迷惑という言葉がどうしても言えなかった。
「……坂本さん、学園祭のとき、一緒にやろうって声をかけてくれたでしょ。私、嬉しかったんだ。それがきっかけですごく仲良くなれた気がしたのに、最近全然見向きもしてくれなくて、寂しくて……」
「人気ホステスと、客のトラブルみたいな話だな」
なんちゅー例え方してるんだろう。まったく……。
ボソリと呟く三木先生を、顔を引きつらせて睨んでやる。
「あー、鹿島もだな、こんな手紙を出さないで、思い切って自分から話しかけたりしてみれば良かったんじゃないか? 坂本だけじゃなく、いろんな人と友達になった方が楽しいと思うぞ」
ナイスな提案をしてくれた三木先生の言葉に、無言でコクコクと頷いてしまった。
「私は坂本さんとだけ仲良くしたいんです。その方がきっと、彼女のためにもなるし」
「何それ? 何か得があるみたいな言い方して……」
「私のお父様の会社の下請けに、坂本さんのお父様の会社があるんだよ。だから仲良くすれば、きっと――」
「何言ってんの? 友達付き合いに親は関係ないって!」
信じられない台詞に、つい声を荒げてしまった。
「まーまー、落ち着け坂本。友達の形だって、いろいろあるもんだ。否定してやるな。だがな鹿島、坂本ひとりを縛り付ける付き合い方は先生、反対だぞ」
「でも私は、坂本さんが好きなんですっ! 独り占めしたいんです」
やー……
悪寒がぞわぞわっと走る。どうして私に執着してんだろ。学園祭の時だって、普通に接していただけなのに。ここまで好きになられる要素は、どこにもないハズ……
思わず自分の体を、ぎゅっと抱きしめてしまった。もう、寒すぎる。
そんな私を見て、三木先生は両手で頭を抱えた。
(――だよね。頭を抱えちゃう案件だよ)
「……鹿島、どんなに坂本が好きでも独り占めは出来ない。坂本の周りにはいつも、友達が囲っているし――」
言いながらなぜかメガネを外し、髪をかき上げる。その仕草は全然似合ってなくて、更なる悪寒を呼び寄せた。
正直、笑いを堪えるのに必死だったりする――
「心は僕が、独り占めしているからな。何人たりとも、誰も入れないんだよ。教師と生徒を越えて、愛し合ってしまったんだ」
「いいい、いきなり、何言い出してんの、三木先生っ!」
あらぬ方を向いて遠い目をしながら語る姿に、激しく抗議するしかない。
「ああ、もう。真っ赤な顔して、そんなに照れることないだろ。誰にも奈美を渡したくないから、つい本音を言ってしまったんだ」
芝居がかった台詞を言いつつ、しっかりと目が笑ってる。
――絶対に面白がって、こんなことをやっているに違いない!――
「でも坂本さん、三木先生に変なあだ名つけて、バカにしてましたけど」
いつまでも格好つけてる三木先生と、茫然自失してる私を見比べる鹿島さん。
そーだよ、実際にすっごくバカにして見下していたんだから。
「ああ、NHKのことだろ。あれはだなバカにして他の誰にも捕られないようにした、奈美なりの予防線なんだよ。NHKの本当の意味だって、濡れちゃうほど惹きつけられて困っちゃうの略だしな」
「ななな、何言ってくれちゃってるの、このエロ教師っ!」
教師のクセに何ていうことを、生徒の前で堂々と言えるんだよ。信じられない……
もっと文句を言ってやろうと口を開きかけたら、椅子からすっと立ち上がり、こっちに歩いてきて、ぎゅっと肩を抱き寄せられてしまった。いきなり近くなる距離感に、思わずドキッとしてしまう。
「三木先生と坂本さん、もう深い仲なんですね……」
濡れちゃうくだりで、深い仲が決定なのか!?
「そういうことだ、だから諦めてくれ。そしてこのことは三人の秘密だ、いいな鹿島」
「――秘密?」
「そうだ。他の誰も知らない、僕たちだけの秘密だ。つまり坂本の秘密を、お前だけが握っていることになる。坂本と鹿島が友達として、特別な関係になるな」
「特別な関係……」
ウソばかりの三木先生の言葉に、なぜか目をキラキラさせる鹿島さんがコワイ。
「そういうことなので影ながら、僕たちを応援してくれ。良かったな奈美、身近でこのことについて、相談することのできる友達が出来て」
肩に回された三木先生の手に、意味なく力が入った。これは頷けと言ってるんだろうか。もう素直に頷く以外の方法が思いつかないし……
視線を逸らしたまま力なく首を二度、縦に振ってやる。
「坂本さんっ、何かあったら相談に乗ってあげるから。遠慮しないで言ってね。応援するよ」
「ああ。どうもありがと……」
私の右手を両手でぎゅっと握りしめ、応援をアピールしてくれてもね――
「おふたりの邪魔しちゃ悪いので、さっさと帰ります。さようなら」
「気をつけてな、応援ありがとう!」
爽やかに言い放ち、鹿島さんを見送る三木先生。ハニワ顔したまま見上げると、目を細めてフッと笑う。
――メガネがない方が、ちょっとだけ格好よく見える気がする……
「この間も、思ったんだが――」
「なに?」
「お前ほのかに、いいニオイするな」
そう言って顔を近づけ、改めて嗅ごうとしたので、その頭を思いっきり殴ってやる。進路指導室に響く、何かがカチ割れたような音。
「つっ……! 痛ってーな。脳みそが耳から漏れたら、どうするんだ?」
「そんなの知らないっ! なおざりな変態教師なんだから、大丈夫でしょ!」
とっさに考えた、NHKネタで応戦してみた。
いろんなことに憤慨する私に、ププッと笑って叩かれた頭を撫でる。
「ナイトのように半端なく決まってる僕を、変態扱いするのはないんじゃないか。先生はカレシ(仮)な、関係なんだからさ」
人生経験が豊富じゃない自分は、三木先生にどう足掻いても太刀打ちできないんだろうか。しかも先生はカレシ(仮)って一体……何の乙ゲーなんだよ。
肩を落とし激しくうな垂れる私を、鹿島さんが座ってた椅子に座らせる三木先生。
「とにかく良かったじゃないか。これで手紙地獄から解放されたんだし。執拗に迫らせることもないんだから。安心して過ごせるぞ」
「鹿島さんが私と三木先生が付き合ってること、他の人に言うかもよ?」
「絶対に言わないさ。自分しか知りえない秘密をわざわざバラして、特別な関係を崩すようなコじゃない。秘密を共有して繋がっていたいんだから」
「何それ? もう全然分からない。理解出来ないよ」
呆れ返る私の頭を、ゆっくりと撫でてくれる三木先生。大きなてのひらが落ち着けと言ってるみたいに、何となく感じてしまった。
「僕の裏打ちされた計算で動かしたんだ。大丈夫だから……。何かあったらまた相談に乗ってやるし」
「授業で必ず間違い起こす三木先生だからこそ、安心出来ないんだってば」
「――安心できないから、集中して授業聞いてるだろ。どこかツッコミどころないか、みんな探してるもんな。それも計算の内さ。完璧な授業は、つまらないだろうし」
ガーン……何かすっごくショック。三木先生の計算で、みんなが動かされていたなんて。
「このこと、誰にも言うんじゃないぞ。絶対に秘密な」
わー、奈美と秘密の共有しちゃった。なーんて、ウキウキしながら言って机の上に置いていた、メガネをかけ直す。
「言わないよ。言いたくもない……」
こんな変な教師に踊らされてるなんて、思いたくもないし。
「この後、時間あるか? ノートに書いてあった小説について、話がしたいんだが」
「先生の家で?」
「ああ。用事を済ませてからだから、この間より少し遅くなるけどな」
「それなら読み終わった本を返したいから、自宅に帰って先生の家に直接行くよ」
自分の書いた小説のことで話が出来る――思わず口元を綻ばせたら、やっぱりなぁと三木先生が言った。
「よくまぁ、ここまで表情がクルクルと変わるよな。ペンネームはやっぱ、カメレオン奈美がいいぞ」
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