38 / 47
救愛
今川目線7
しおりを挟む
***
次の日、いつものように仕事をしていたら唐突に、山田くんが声をかけてきた。
「会長から今、呼び出されました。そろそろ覚悟を決めましょうよ、今川部長。俺も限界なんです」
いきなりの提案に、心臓がバクバクする。
「だがな山田くん、まだ心の準備が――」
うろたえる俺を無視して山田くんが逃げないように、腕をがっちりホールドしてきた。
「朝比奈さんが好きなんでしょ。彼女のために、頑張れないんですか?」
他の人から蓮のことを口に出されると、改めて自分の気持ちを晒されてるようで、顔がぶわっと熱くなってしまった。
「ここはいっちょ格好いいトコ見せて、会長に認めてもらわなきゃですね」
山田くんはまた無理矢理な笑顔を作って、俺を励ましてくれる。
――彼には、ムダに苦労させているな。
そう思いながら、重い腰をゆっくりとあげた。
「おや? わざわざ今川部長が、山田くんを連れてくるとは」
会長はとてもにこやかに、俺達を招き入れてくれた。そのにこやかな対応が、逆に緊張へと繋がる。この後告げられるであろう、罵倒の言葉の数々――それを想像するだけで恐ろしい。
「山田くん、蓮とはどうなのかね?」
会長は、山田くんに向かって話しかけた。俺はゴクリと唾を飲む。
――いよいよだ!
「お話のところ、申し訳ありません。その件で会長に、私からお話があります」
山田くんの前に出て、颯爽と話を切り出した。すぅっと、息を大きく吸い込む。
「何だね、改まって?」
「実は蓮さんとお付き合いしているのは、私なんです」
会長の顔色が一気に、怒りの表情へと変わった。
「なっ……冗談を言ってるのかね?」
冗談にしか聞こえない話だが、付き合ってるのは事実。
――俺達は、愛し合っているのだから。
「蓮さんのご両親亡き後、会長が手塩にかけて大切に育て上げたのは承知しています。その大事な蓮さんを、私のような――」
「冗談も休み休み言いたまえ! 貴様のような男に蓮はやれん!」
俺の話を遮るように会長は叱責した。大事な孫娘を俺のような男が奪うのは、許されない行為だろう。
奥歯をぎゅっと噛み締める。ここから、どうやって説得しようか――
そう考えていると後方にある扉が、音を立てて勢いよく開いた。その音に振り返ってみると、会長と同じく怒った顔の蓮がそこにいた。
「おじいちゃん、私はマットが好きなの。反対したって、絶対に無理だから!」
「会長、マットとは今川部長の愛称です。まさとだから、マットだそうで……」
こんな大事な場面だというのに、ホモ山田がいらない説明をした。今はそれ所じゃないんだってば!! おじいちゃんが、マットとの付き合いを超絶反対してんのよ。アンタが仕事で使ってる交渉術をばりばりと使って、上司と私を助けなさい!
ギロリと山田くんを睨むが、おじいちゃんの態度に恐れおののいているのか、口をひき結んでしまった。
……チッ、使えない。
「蓮、世間体を考えなさい。今川部長と、何歳離れてると思ってるんだ。しかもバツイチなんだぞ」
何歳離れていようが、バツが2つや3つ付いてようが、マットじゃなきゃ私はダメなんだい。
「世間なんかどうでもいいわ! そんなの好きに言わせておけば」
「蓮っ!!」
「マットはね、会長の孫とか私の体が目的で付き合ったんじゃない人なの。朝比奈蓮自身を……私自身をちゃんと見てくれた素敵な男なんだからっ!」
――今までの男とは違う。
大人で可愛くて奥手と見せかけて、しっかりHなマットが大好き。絶対に手放したくない、大事な人なんだから……。
「おじいちゃんが認めてくれないんなら私、家を出てマットん家に行く」
おじいちゃんに認めてもらえないのはとても悲しいことだけど、強行手段を使っちゃうもんね。私はマットと離れたくない!
「……もうやめなさい」
今までのやり取りを静かに聞いていたマットが、唐突に口を挟んだ。
「朝比奈さん、君がうちに来ても受け入れはしないよ」
「マット……?」
何で? どうして?
意味が分からなくて、マットの顔を見上げる。
「私はね君には会長を含め、たくさんの人に祝福された上で、幸せになって欲しいと考えているんだよ」
優しい眼差しのマット。ちゃんと私の幸せを考えてくれている。
「しかも先ほど会長とのやり取り、口の聞き方がなってません。朝比奈さんを思いやっての言葉なんです、謝りなさい」
マットは私の両肩を抱き、会長に向き直させる。
「ほら、謝りなさい!」
「おじいちゃん、ごめんなさい……」
両肩に置かれてるてのひらから、マットの温もりがじわりと感じられた。そのお陰で落ち着くことができたし、悪かったなって心から反省することもできた。
おじいちゃんに向かって、きちんと頭を下げる。
「会長に反対されるのは、当然だと思います。しかし私も彼女が好きなんです。認めてもらえるまで、何度でも何回でもこちらに足を運びます」
同じように、おじいちゃんに頭を下げるマット。
「今川くん……どうやって蓮をそこまで、素直にさせたんだい?」
ぽかんとアホ面して、驚いたおじいちゃんが言う。
「家でワシの言うことなんて、まったく聞かないのに、このしおらしさ……」
「おじいちゃん、マットが私を変えてくれたの。彼じゃないとダメなんです」
おじいちゃんの顔を見ながら必死になって伝えた。そんな私達にやっと、山田くんが援護射撃をすべく、言葉を口にする。
「俺からもお願いします。ふたりの交際をどうか認めてあげて下さい」
暫しの沈黙の後に告げられる、最終審判――
「……まぁ蓮がここまで信頼しきってる男なら、認めざるおえないだろうな」
どこか絞り出すような会長の言葉。苦渋の決断だったのだろう。
喜んだ蓮が、嬉しそうな顔で俺に抱きついた。おいおい、会長の前で何ということを……。
慌てて引き離し、きちんと体勢を整えた。蓮の顔に視線を合わせたら、やっと空気を読んでくれた蓮が頷く。
「有り難うございます!!」
ふたり合わせて、ぺこりとお辞儀をした。そんな俺達に山田くんが、喜びの拍手をする。
その拍手に照れていると、意外な提案をしてきた。
「さあ3人並んで、写真を撮りましょうよ。今月末に発刊される、社内報に載せましょう。じゃないといつまでたっても社内の男共の魔の手は、朝比奈さんを狙うと思いますけど」
正直、写真は苦手である。元がこんなだから、当然写真写りが悪いワケで。
「記事だけで、いいんじゃないか?」
「マット、文字だけだと説得力にかけるよ。私が他の男に迫られてもいいの?」
脅しをかけてくる蓮、貴弘のこともあるし、しょうがないか――
渋々了承したら山田くんが俺達3人が仲良く並んでいる写真を、スマホで撮影してくれた。
山田くんが、会長に失礼しましたと挨拶して退室しようとしたら。
「ところで山田くん、何をしにここに来たんだっけか?」
何て会長に問われ、困った顔をして俺を見る。今までの流れから不思議に思われても仕方ないなと、苦笑いするしかない。
勇気を出して俺ひとりで、ここに来れば良かったと思った。
「この写真を撮影するのに待機していただけです。それでは失礼します」
山田くんがきちんと挨拶をして退室した後に、俺も仕事があるのでと告げてから会長室を出た。
走って、山田くんに追いつく。
「山田くんっ、歩くの意外と速いんだな」
おじさんは、息をぜーぜー切らしてしまいました。
「あれ? もう少し、会長と話してくれば良かったんじゃないですか?」
驚きながら俺の顔を見る。息を整えて改めて礼を言った。
「山田くんのお陰で、すべてが上手く言ったよ、有り難う」
右手を両手で握り締める。
「そんな。改めて言われると、結構照れますね」
「君も同じように幸せになってほしいと、俺は思っています……」
山田くんの目を、じっと見つめた。
「――今川部長?」
「今は分からないかもしれませんが、もっと素直になって考えてみて下さい。そうすればきっと、コアな部分が見えてきますから。1度失敗を経験している、俺からの助言です」
きっと彼女がまだ好きだろう。その気持ちさえあれば、またやり直しはきくよ。鎌田さんがこれから、君を助けてくれるから――
「素直になる、か……」
寂しそうな笑顔を浮かべて呟く山田くんの肩を叩いて、一緒に部署へと戻った。
次の日、いつものように仕事をしていたら唐突に、山田くんが声をかけてきた。
「会長から今、呼び出されました。そろそろ覚悟を決めましょうよ、今川部長。俺も限界なんです」
いきなりの提案に、心臓がバクバクする。
「だがな山田くん、まだ心の準備が――」
うろたえる俺を無視して山田くんが逃げないように、腕をがっちりホールドしてきた。
「朝比奈さんが好きなんでしょ。彼女のために、頑張れないんですか?」
他の人から蓮のことを口に出されると、改めて自分の気持ちを晒されてるようで、顔がぶわっと熱くなってしまった。
「ここはいっちょ格好いいトコ見せて、会長に認めてもらわなきゃですね」
山田くんはまた無理矢理な笑顔を作って、俺を励ましてくれる。
――彼には、ムダに苦労させているな。
そう思いながら、重い腰をゆっくりとあげた。
「おや? わざわざ今川部長が、山田くんを連れてくるとは」
会長はとてもにこやかに、俺達を招き入れてくれた。そのにこやかな対応が、逆に緊張へと繋がる。この後告げられるであろう、罵倒の言葉の数々――それを想像するだけで恐ろしい。
「山田くん、蓮とはどうなのかね?」
会長は、山田くんに向かって話しかけた。俺はゴクリと唾を飲む。
――いよいよだ!
「お話のところ、申し訳ありません。その件で会長に、私からお話があります」
山田くんの前に出て、颯爽と話を切り出した。すぅっと、息を大きく吸い込む。
「何だね、改まって?」
「実は蓮さんとお付き合いしているのは、私なんです」
会長の顔色が一気に、怒りの表情へと変わった。
「なっ……冗談を言ってるのかね?」
冗談にしか聞こえない話だが、付き合ってるのは事実。
――俺達は、愛し合っているのだから。
「蓮さんのご両親亡き後、会長が手塩にかけて大切に育て上げたのは承知しています。その大事な蓮さんを、私のような――」
「冗談も休み休み言いたまえ! 貴様のような男に蓮はやれん!」
俺の話を遮るように会長は叱責した。大事な孫娘を俺のような男が奪うのは、許されない行為だろう。
奥歯をぎゅっと噛み締める。ここから、どうやって説得しようか――
そう考えていると後方にある扉が、音を立てて勢いよく開いた。その音に振り返ってみると、会長と同じく怒った顔の蓮がそこにいた。
「おじいちゃん、私はマットが好きなの。反対したって、絶対に無理だから!」
「会長、マットとは今川部長の愛称です。まさとだから、マットだそうで……」
こんな大事な場面だというのに、ホモ山田がいらない説明をした。今はそれ所じゃないんだってば!! おじいちゃんが、マットとの付き合いを超絶反対してんのよ。アンタが仕事で使ってる交渉術をばりばりと使って、上司と私を助けなさい!
ギロリと山田くんを睨むが、おじいちゃんの態度に恐れおののいているのか、口をひき結んでしまった。
……チッ、使えない。
「蓮、世間体を考えなさい。今川部長と、何歳離れてると思ってるんだ。しかもバツイチなんだぞ」
何歳離れていようが、バツが2つや3つ付いてようが、マットじゃなきゃ私はダメなんだい。
「世間なんかどうでもいいわ! そんなの好きに言わせておけば」
「蓮っ!!」
「マットはね、会長の孫とか私の体が目的で付き合ったんじゃない人なの。朝比奈蓮自身を……私自身をちゃんと見てくれた素敵な男なんだからっ!」
――今までの男とは違う。
大人で可愛くて奥手と見せかけて、しっかりHなマットが大好き。絶対に手放したくない、大事な人なんだから……。
「おじいちゃんが認めてくれないんなら私、家を出てマットん家に行く」
おじいちゃんに認めてもらえないのはとても悲しいことだけど、強行手段を使っちゃうもんね。私はマットと離れたくない!
「……もうやめなさい」
今までのやり取りを静かに聞いていたマットが、唐突に口を挟んだ。
「朝比奈さん、君がうちに来ても受け入れはしないよ」
「マット……?」
何で? どうして?
意味が分からなくて、マットの顔を見上げる。
「私はね君には会長を含め、たくさんの人に祝福された上で、幸せになって欲しいと考えているんだよ」
優しい眼差しのマット。ちゃんと私の幸せを考えてくれている。
「しかも先ほど会長とのやり取り、口の聞き方がなってません。朝比奈さんを思いやっての言葉なんです、謝りなさい」
マットは私の両肩を抱き、会長に向き直させる。
「ほら、謝りなさい!」
「おじいちゃん、ごめんなさい……」
両肩に置かれてるてのひらから、マットの温もりがじわりと感じられた。そのお陰で落ち着くことができたし、悪かったなって心から反省することもできた。
おじいちゃんに向かって、きちんと頭を下げる。
「会長に反対されるのは、当然だと思います。しかし私も彼女が好きなんです。認めてもらえるまで、何度でも何回でもこちらに足を運びます」
同じように、おじいちゃんに頭を下げるマット。
「今川くん……どうやって蓮をそこまで、素直にさせたんだい?」
ぽかんとアホ面して、驚いたおじいちゃんが言う。
「家でワシの言うことなんて、まったく聞かないのに、このしおらしさ……」
「おじいちゃん、マットが私を変えてくれたの。彼じゃないとダメなんです」
おじいちゃんの顔を見ながら必死になって伝えた。そんな私達にやっと、山田くんが援護射撃をすべく、言葉を口にする。
「俺からもお願いします。ふたりの交際をどうか認めてあげて下さい」
暫しの沈黙の後に告げられる、最終審判――
「……まぁ蓮がここまで信頼しきってる男なら、認めざるおえないだろうな」
どこか絞り出すような会長の言葉。苦渋の決断だったのだろう。
喜んだ蓮が、嬉しそうな顔で俺に抱きついた。おいおい、会長の前で何ということを……。
慌てて引き離し、きちんと体勢を整えた。蓮の顔に視線を合わせたら、やっと空気を読んでくれた蓮が頷く。
「有り難うございます!!」
ふたり合わせて、ぺこりとお辞儀をした。そんな俺達に山田くんが、喜びの拍手をする。
その拍手に照れていると、意外な提案をしてきた。
「さあ3人並んで、写真を撮りましょうよ。今月末に発刊される、社内報に載せましょう。じゃないといつまでたっても社内の男共の魔の手は、朝比奈さんを狙うと思いますけど」
正直、写真は苦手である。元がこんなだから、当然写真写りが悪いワケで。
「記事だけで、いいんじゃないか?」
「マット、文字だけだと説得力にかけるよ。私が他の男に迫られてもいいの?」
脅しをかけてくる蓮、貴弘のこともあるし、しょうがないか――
渋々了承したら山田くんが俺達3人が仲良く並んでいる写真を、スマホで撮影してくれた。
山田くんが、会長に失礼しましたと挨拶して退室しようとしたら。
「ところで山田くん、何をしにここに来たんだっけか?」
何て会長に問われ、困った顔をして俺を見る。今までの流れから不思議に思われても仕方ないなと、苦笑いするしかない。
勇気を出して俺ひとりで、ここに来れば良かったと思った。
「この写真を撮影するのに待機していただけです。それでは失礼します」
山田くんがきちんと挨拶をして退室した後に、俺も仕事があるのでと告げてから会長室を出た。
走って、山田くんに追いつく。
「山田くんっ、歩くの意外と速いんだな」
おじさんは、息をぜーぜー切らしてしまいました。
「あれ? もう少し、会長と話してくれば良かったんじゃないですか?」
驚きながら俺の顔を見る。息を整えて改めて礼を言った。
「山田くんのお陰で、すべてが上手く言ったよ、有り難う」
右手を両手で握り締める。
「そんな。改めて言われると、結構照れますね」
「君も同じように幸せになってほしいと、俺は思っています……」
山田くんの目を、じっと見つめた。
「――今川部長?」
「今は分からないかもしれませんが、もっと素直になって考えてみて下さい。そうすればきっと、コアな部分が見えてきますから。1度失敗を経験している、俺からの助言です」
きっと彼女がまだ好きだろう。その気持ちさえあれば、またやり直しはきくよ。鎌田さんがこれから、君を助けてくれるから――
「素直になる、か……」
寂しそうな笑顔を浮かべて呟く山田くんの肩を叩いて、一緒に部署へと戻った。
0
あなたにおすすめの小説
一億円の花嫁
藤谷 郁
恋愛
奈々子は家族の中の落ちこぼれ。
父親がすすめる縁談を断り切れず、望まぬ結婚をすることになった。
もうすぐ自由が無くなる。せめて最後に、思いきり贅沢な時間を過ごそう。
「きっと、素晴らしい旅になる」
ずっと憧れていた高級ホテルに到着し、わくわくする奈々子だが……
幸か不幸か!?
思いもよらぬ、運命の出会いが待っていた。
※エブリスタさまにも掲載
【完結】“熟年恋愛”物語
山田森湖
恋愛
妻を亡くし、独りで過ごす日々に慣れつつあった 圭介(56)。
子育てを終え、長く封じ込めていた“自分の時間”をようやく取り戻した 佳奈美(54)。
どちらも、恋を求めていたわけではない。
ただ——「誰かと話したい」「同じ時間を共有したい」、
そんな小さな願いが胸に生まれた夜。
ふたりは、50代以上限定の交流イベント“シングルナイト”で出会う。
最初の一言は、たった「こんばんは」。
それだけなのに、どこか懐かしいような安心感が、お互いの心に灯った。
週末の夜に交わした小さな会話は、
やがて食事の誘いへ、
そして“誰にも言えない本音”を語り合える関係へと変わっていく。
過去の傷、家族の距離、仕事を終えた後の空虚——
人生の後半戦だからこそ抱える孤独や不安を共有しながら、
ふたりはゆっくりと心の距離を縮めていく。
恋に臆病になった大人たちが、
無理をせず、飾らず、素のままの自分で惹かれ合う——
そんな“優しい恋”の物語。
もう恋なんてしないと思っていた。
でも、あの夜、確かに何かが始まった。
ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~
菱沼あゆ
恋愛
念願のランプのショップを開いた鞠宮あかり。
だが、開店早々、植え込みに猫とおばあさんを避けた車が突っ込んでくる。
車に乗っていたイケメン、木南青葉はインテリアや雑貨などを輸入している会社の社長で、あかりの店に出入りするようになるが。
あかりには実は、年の離れた弟ということになっている息子がいて――。
イケメン副社長のターゲットは私!?~彼と秘密のルームシェア~
美和優希
恋愛
木下紗和は、務めていた会社を解雇されてから、再就職先が見つからずにいる。
貯蓄も底をつく中、兄の社宅に転がり込んでいたものの、頼りにしていた兄が突然転勤になり住む場所も失ってしまう。
そんな時、大手お菓子メーカーの副社長に救いの手を差しのべられた。
紗和は、副社長の秘書として働けることになったのだ。
そして不安一杯の中、提供された新しい住まいはなんと、副社長の自宅で……!?
突然始まった秘密のルームシェア。
日頃は優しくて紳士的なのに、時々意地悪にからかってくる副社長に気づいたときには惹かれていて──。
初回公開・完結*2017.12.21(他サイト)
アルファポリスでの公開日*2020.02.16
*表紙画像は写真AC(かずなり777様)のフリー素材を使わせていただいてます。
月城副社長うっかり結婚する 〜仮面夫婦は背中で泣く〜
白亜凛
恋愛
佐藤弥衣 25歳
yayoi
×
月城尊 29歳
takeru
母が亡くなり、失意の中現れた謎の御曹司
彼は、母が持っていた指輪を探しているという。
指輪を巡る秘密を探し、
私、弥衣は、愛のない結婚をしようと思います。
あなたと恋に落ちるまで~御曹司は、一途に私に恋をする~
けいこ
恋愛
カフェも併設されたオシャレなパン屋で働く私は、大好きなパンに囲まれて幸せな日々を送っていた。
ただ…
トラウマを抱え、恋愛が上手く出来ない私。
誰かを好きになりたいのに傷つくのが怖いって言う恋愛こじらせ女子。
いや…もう女子と言える年齢ではない。
キラキラドキドキした恋愛はしたい…
結婚もしなきゃいけないと…思ってはいる25歳。
最近、パン屋に来てくれるようになったスーツ姿のイケメン過ぎる男性。
彼が百貨店などを幅広く経営する榊グループの社長で御曹司とわかり、店のみんなが騒ぎ出して…
そんな人が、
『「杏」のパンを、時々会社に配達してもらいたい』
だなんて、私を指名してくれて…
そして…
スーパーで買ったイチゴを落としてしまったバカな私を、必死に走って追いかけ、届けてくれた20歳の可愛い系イケメン君には、
『今度、一緒にテーマパーク行って下さい。この…メロンパンと塩パンとカフェオレのお礼したいから』
って、誘われた…
いったい私に何が起こっているの?
パン屋に出入りする同年齢の爽やかイケメン、パン屋の明るい美人店長、バイトの可愛い女の子…
たくさんの個性溢れる人々に関わる中で、私の平凡過ぎる毎日が変わっていくのがわかる。
誰かを思いっきり好きになって…
甘えてみても…いいですか?
※after story別作品で公開中(同じタイトル)
俺を信じろ〜財閥俺様御曹司とのニューヨークでの熱い夜
ラヴ KAZU
恋愛
二年間付き合った恋人に振られた亜紀は傷心旅行でニューヨークへ旅立つ。
そこで東條ホールディングス社長東條理樹にはじめてを捧げてしまう。結婚を約束するも日本に戻ると連絡を貰えず、会社へ乗り込むも、
理樹は亜紀の父親の会社を倒産に追い込んだ東條財閥東條理三郎の息子だった。
しかも理樹には婚約者がいたのである。
全てを捧げた相手の真実を知り翻弄される亜紀。
二人は結婚出来るのであろうか。
数合わせから始まる俺様の独占欲
日矩 凛太郎
恋愛
アラサーで仕事一筋、恋愛経験ほぼゼロの浅見結(あさみゆい)。
見た目は地味で控えめ、社内では「婚期遅れのお局」と陰口を叩かれながらも、仕事だけは誰にも負けないと自負していた。
そんな彼女が、ある日突然「合コンに来てよ!」と同僚の女性たちに誘われる。
正直乗り気ではなかったが、数合わせのためと割り切って参加することに。
しかし、その場で出会ったのは、俺様気質で圧倒的な存在感を放つイケメン男性。
彼は浅見をただの数合わせとしてではなく、特別な存在として猛烈にアプローチしてくる。
仕事と恋愛、どちらも慣れていない彼女が、戸惑いながらも少しずつ心を開いていく様子を描いた、アラサー女子のリアルな恋愛模様と成長の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる