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観光
しおりを挟む「お母さん! 今すぐ屋台の店番頼んでいいかな?」
「えぇ! 急にどうしたんだい?」
「一緒に建国祭まわらないかって誘われたの」
「誰にだい? 変なやつじゃないだろうね」
「ん~~、多分大丈夫」
「祭りは危ない人も増えるから気をつけるんだよ!」
「は~い!」
お母さんに声をかけ、待ってくれているお客さんの所に行く。
「お待たせしました」
「いや、速かったな。大丈夫なのか?」
「はい! お母さんに任せてきたので大丈夫です。何処からまわります?」
「お勧めの食べ物などあるか?」
「ウチの串焼き食べた後なら、エルフのさっぱりミックスジュースはどうですか? 作るエルフの人によって使う果実が違うので、運試し要素もありますよ」
「それは、面白そうだ」
「それでは行きましょう!」
私達は、他にも食べ物や射的を楽しんだ。
「大体お勧めは周り終わったんですけど、建国祭楽しめましたか?」
「あぁ、ありがとう。今日は本当に楽しかった。良ければ、今後も時々こうして一緒に出かけてくれないだろうか? 恥ずかしながら、街の事は全然分からなくて……」
最近王都に移住してきた人なのかな?
アウロさんに、どう返事をしようか私は戸惑った……
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