塔の魔術師と騎士の献身

倉くらの

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11話 塔の魔術師と悩める仲間達

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 フェイロンが切り開いてくれたお陰で悪魔の元へとたどり着いた。

 アゼリアの目を通じてこちらを見ているというのは事実のようだ。悪魔は住処にしている家を出て、すでに外で待ち構えていた。
 頭は牛、体は人型の姿をしている。性別はオスだな、体付きを見るに。そして見上げるほどの大きさだ。これがアゼリアの契約した悪魔か。

「わざわざ出迎えご苦労だったな。こちらの要求は分かっているだろうから単刀直入に言わせてもらう。アゼリアの魔力を元に戻して、契約の書き換えをしてもらいたい」

 こちらの要求に対して悪魔は肩を揺らして笑う。

「馬鹿なことを。その魔女は我(われ)との契約をもう何度も破っている。罰を与えるのは当然のことだろう?」

「それはもっともなことだ。しかしこちらにも少々事情があってな。そこを何とか今回だけは許してくれないか。流石に願いをかけるのに対価の寿命十年は重すぎるだろう。願いと対価の重さが釣り合っていないぞ」

「こちらの事情も知らぬ者が口を挟むな! 我はその魔女アゼリアに対して怒っている」

 悪魔が激昂した。アゼリアに対してかなり怒っている様子だ。

「やれやれ、話し合いは難しいか。穏便にことを済ませたかったのだがな……。悪魔の世界は実力主義と聞いた。ならば勝負をしてくれないか。こちらが勝ったら言うことを聞いてくれ」

「フフ、貴様が弱体化したのは知っているぞ。アゼリアの目を通じてずっと見ていたからな。かつての貴様ならともかく、今の状態でこの我に勝てるとでも?」

「確かにそうだな。今の自分はかつての実力には遠く及ばない」

 それは事実だったので、正直に自分の状態を伝えると、悪魔は口元をニヤニヤと歪めて気分が良さそうにした。

「自分の状態が良く分かっているようだ。んん、つまり貴様の提案を受ければ我が勝ったら貴様を好きにできるということか?」

「そういうことになる。そうでなければ勝負とは言えないからな。どうだ、受ける気になったか?」

「好きにできる! それはいい、かなりいい」

 悪魔は興奮したように鼻息をブフーッと荒くした。そういう部分はかなり牛に近い。
 しかしこの牛、俺に何をさせるつもりなんだ?
 提案に興味を持ってもらったのはいいが、ちょっと気味が悪い。
 隣に控えるフレンからひんやりとした怒りを感じ、その手が剣の柄にかかるが、抑えろと目で制した。

「よし、その勝負受けて立つぞ!」

「そうか。それならやるぞ」

 こちらの提案に応じた悪魔が先に仕掛けてくる。
 地面が盛り上がって、そこから太くて棘の付いたとても蔓とは呼べないような植物が生えてきた。

「……っ!」

 こちらを絡めとろうとしてきた植物は、しかし次の瞬間にはフェイロンによって斬り払われた。
 よしよし、フェイロンは忠実に命令を守っているようだ。

「おい、何だその人間は。これは我とお前の勝負ではなかったのか」

 悪魔は突然割って入って来たフェイロンが気に入らないらしく、地面をどんどん踏みならして抗議の声を上げた。

「うん? 一対一だなんてそんなことを言った覚えはなかったが。一体いつ、俺が、そんなことを言ったんだ?」

 抗議される意味が分からないと、わざとらしく首を傾げてみせる。

「ぐぬう。確かに言ってはいない。しかしいくらこの我が強いとはいえ、これではそちらの人数が多くて有利ではないか、ずるいぞ!」

「うーん、それは一理あるな。しかし困った。一対一ではお前の方が強すぎるのではないか。お前はさぞや名のある悪魔なのだろう?」

「その通り、我は有名だ! まあ、貴様は明らかに我よりも弱いからな。ハンデというものをやってもいい。その人間が棘の蔓を斬るのは見逃してやろう。ただし、フレンという人間は駄目だ!」

「何っ、フレンは駄目なのか!?」

「ああ、そうだ。その男から魔力をもらうのも駄目だぞ。ぐふふ、どうする止めるか? 我は寛大だからな。今なら見逃してやってもいいが」

 この牛の性格が徐々に掴めてきたな。実に単純な奴で扱いやすい。心の中で笑いながらも、表情は真剣なものを作る。

「いや……、やるぞ!」

「よい覚悟だ! では再開だ!」

 牛の合図と共に魔術を使って空中へと浮き上がった。これは地面から生える蔓対策だ。そして小手調べの電撃を牛に向かって撃ち込む。

「この程度の雷など!」

 電撃は牛によって受け止められ、あっという間に打ち消された。

「ぐふぐふ、貴様の魔術は弱いな。まるで赤子のようではないか。やはり我は強い。強いぞ!」

 気味の悪い笑い声を上げながら今度は牛が魔術を使ってきた。
 電撃がこちらに向かってくる。それをギリギリのところで避けるが、空中でふらついた。

「エーティア様!!」

 地上からフレンの悲痛な叫びが上がる。
 態勢を立て直していると、今度は体から力が抜けていくのを感じた。

「……っ、これは、魔力が抜けているのか!?」

 急速に自分の中から魔力が抜けている。
 ぐるりと視界を巡らせると地面に描かれた魔法陣が発動していた。牛の仕掛けたものに違いない。
 陣にはこちらの魔力を散らす効果が付いているようだ。

「貴様が来ると分かっていたからあらかじめこの陣を張っていたのだ。我はやはり賢い!」

 牛は俺の魔力を奪う方法を取ってきた。
 アゼリアの目を通じて見ていたのだから、当然こちらの魔力を奪って無力化することを狙ってくるだろうなとは思っていた。

「貴様はフレンが居なければ魔力を回復できない! そしてそれ以外の者達は魔力がほとんどない! 回復の手段はないな!」

 奴の言う通りアゼリアも今は魔力が微量になっているし、フェイロンは元からほとんど魔力がない状態だ。フレン以外の奴らから回復する手段は取れない。

「我の魔力を奪うのも止めておいた方がいいぞ。貴様にとっては毒のようなものだ。体内に入れれば苦しむことになるぞ。ぐふふふふ!」

「ふん、元よりお前の魔力など入れるつもりはない」

 あいつの魔力を入れることを考えただけで胃もたれして気分が悪くなる。こちらから願い下げだ!

「強がりを言っていられるのも今の内だ。後はじわじわと貴様の魔力を削るのみ!」

 次々と放たれる電撃を空中で避けていく。地面からは蔓が伸びてこちらを捕らえようとしてくるが、それはフェイロンによって防がれている。

「どうした、逃げてばかりでは疲弊していくだけだぞ!」

「くっ……」

「ぐふぐふ、それ、それ!」

 牛から放たれた一つの雷がバチバチと目の前で弾けた。

「うっ……」

 体の力を抜いて頭から地面へと落ちて行く。

「わはは、落ちた、落ちて来たぞ!」

 地面では植物の蔓がこちらを捕らえようと待ち構えていた。フェイロンはまだそこまで斬り払えていない。

「エーティア様っ!」

 蔓に囚われる直前に、フレンやエギルの叫ぶ声が上がって、その瞬間にピタッと空中で動きを止めた。

「なーんてな」

 目を細めてニヤッと笑う。落ちて行ったように見せたのは演技だ。体を元の位置へと回転させた。
 それと同時にこちらへ伸びてこようとしていた植物の蔓もまた動きが止まっていた。

「何っ!?」

 牛が戸惑いの声を出す。
 するとみるみるうちに植物の蔓は青々とした色から黒へと色を変えて、やがて枯れていく。

「薔薇が枯れていく!? それに何故、魔術が使えない!?」

 牛が焦っているのは自身の魔術が使えなくなったせいだ。
 奴の表情を見て、笑いが込み上げてくる。肩を揺らしてくつくつ笑った。

「ようやく効き始めてきたようだ。良かった良かった」

 こちらの魔力を散らし続ける魔法陣の効果も止まった。
 空中に浮いたまま牛を眺め下ろす。

「我に一体何をした!?」

「何、ちょっとした仕掛けだ。戦う前に準備していたのはお前だけではないということだ」

 言葉を続けながらフェイロンの持つ炎の剣を指さす。

「あれは単に炎の魔術をのせただけではない。ついでに呪いのようなものもかけておいた。どんなものかというとお前が使ったものに似ていて、魔力を散らすというものだ。フェイロンが蔓の薔薇を斬る度に呪いは蓄積していく。つまり術者であるお前に向かってな」

「な、何っ!」

「微量ずつ流し込んでいく呪いだから自分の身を蝕んでいくことに気付かなかっただろう? 欠点は蓄積していくのに時間がかかるという点だな」

「貴様、だからチョロチョロ逃げ回って時間稼ぎをしていたのか。怯えたふりをしていたのも空から落ちたように見せたのもわざとか!?」

 もちろんわざとに決まっている。
 あの程度で俺がやられるものか。

「フフ、自分より格下の相手だと舐めてかかっていると、手を抜きたくなるものだよなぁ。フレンも良い演技だったぞ」

 わざと弱そうな振りをして牛の油断を誘っていたのだ。この手の輩は弱い相手をあっという間に潰すよりも、じわじわといたぶるのが好きなのだ。そうして自分の実力を見せつけたがる。
 お陰で時間稼ぎは充分にできた。
 フレンを通じてアゼリアを除く皆には弱い振りをすると事前に伝えていたので、こちらに合わせて迫真の演技をしてくれたようだ。

「いえ、エーティア様。事前に聞いていてもわりと心臓に悪かったです」

 フレンがほーっと深いため息を吐く。

「うん? つまり演技ではなかったのか」

「はい……」

「まったく、心配性な奴め」

 空中から下方にいるフレン向かって降りていく。腕を広げて待っているので抱きとめてもらった。

「それでも手は出しませんでした。あなたを信じているからです」

「よしよし、偉かったぞ」

「……はい」

 フレンの顔を覗き込んで褒めると、その目元がほんのりと赤く染まる。随分と嬉しそうだ。

「エーティアさま。心配したですっ!」

 エギルもまた事前に伝えていたにも関わらず、本気で心配していたようだ。黒い目がうるうると潤んでいる。

「心配させて悪かったな、エギル。この通りどこにも問題ないぞ」

「良かったですぅ!」

 フレンの腕の中から地面へと下ろしてもらっていると、フェイロンが駆け寄って来た。

「エーティアさん、終わったんですね」

 薔薇の蔓が生み出されなくなったので、戻って来たのだ。

「うぅ、こんな、あり得ない。我は長いこと生きているがこんな魔術見たことがないぞ!」

 牛が悔しそうに頭を項垂れさせる。

「見たことがないのは当然だ。これは俺が作った魔術だからな」

「何っ!? 貴様が新たに生み出したというのか?」

 俺の言葉に牛が口をあんぐりと開ける。

「そうだ。俺はあまり魔力を膨大に使うような魔術をなるべく使いたくないと思っている。フレンからの供給も頻繁に行いすぎると魔力酔いが生じる。いざという時に酔っている訳にはいかない。だからこそ自分の体に合わせた魔術を作るのは当然のことだろう?」

「何と……それで新たな魔術を。簡単に出来るようなことでもないはずだ」

「まあな。だけど負けて格好の悪い所を見せるわけにはいかないんだ。いまだに俺を尊敬の眼差しで見つめるこいつらの前ではな」

 フレンやエギル達の前で無様な姿は見せられない。心配もかけてしまうだろうしな。

「すごい……エーティアさん、そんなことを考えて……努力をし続けているんですね」

 そうつぶやいて、フェイロンが剣の柄を握りしめた。

「これはお前がいたからこそできた魔術だ。よくやったぞ、フェイロン」

 褒めると、フェイロンは顔を上げてはにかんだ笑顔を浮かべた。

「ありがとうございます……!」

 次は牛へと視線を向ける。

「さて、この後はどうする? まだ続けるか?」

「いいや、我の負けを認めよう。すぐに魔力を戻してくれ」

「アゼリアの魔力を元に戻して契約の書き換えも認めてくれるならな」

「分かった、その通りにしよう。だからすぐに魔力を戻してくれ、こんな状態は耐えられない!」

 牛は小さく震え続けている。巨体に似合わぬ様だ。よほど魔力を消してしまったのが堪えているようだ。しかし気持ちはよく分かる。魔術を使う者にとって魔力は命にも等しい。無くてはならないものだ。

「いいだろう」

 牛の身を蝕む呪いの魔術を解除してやる。

「おおっ、魔力が戻ったぞ。我は約束を守る悪魔だ。魔女アゼリアの魔力を戻し契約の書き換えをしよう」

 パン、と牛が手を叩くとアゼリアとラークの体が光り出した。
 アゼリアは深くローブを被ったままなので元に戻ったのか分からないが、少なくともラークの体は目に見えて変化した。
 羽が艶々になってくすんだ青色も鮮やかな色味になった。

「あ、あ、私の羽が元に戻っています! 尾羽の先っぽまでツヤツヤですよ! 美しい姿に戻りましたぁ!」

 姿が元に戻ったらすっかり活気も戻ったらしい。ラークが元気よく羽ばたく。

「わー、良かったですラークくん」

「はい、エギルさんっ! 本当にご心配おかけしました」

 二匹してその場でくるくると周る。


「エーティアちゃん!」

 その一方でアゼリアがこちらへ駆け寄って来る。弾みで顔を隠していたフードが外れて、素顔があらわになる。若々しい女の、いつものアゼリアの顔に戻っていた。
 目にいっぱい涙を溜めて抱きついてきた。

「ぐふっ」

 それはまるでイノシシの如き突進だ。受け止めることも出来ずそのまま尻もちをつく。「おい!」と抗議の声を上げるが、腕は緩まなかった。

「ありがとう、エーティアちゃん。もう元に戻らないと思ってたわ。ずっとおばあちゃんのまま生きて行かなくちゃいけないのかもしれないって。やっぱりエーティアちゃんは最高の魔術師よ。本当にすごいわ、ありがとう! 大好きぃぃ、うわああん!」

 抱きついたまま、わんわんと泣き続ける。少し苦しいが仕方がないので引き剥がそうとする手を止めて、代わりにため息をついた。

「はぁ……、鼻水をつけるなよ」

「ぐず、ひどい! 乙女は鼻水なんか出さないんだから! あ、フレンちゃん誤解しないで。これはお友達に対するありがとうの抱きつきだから、安心してね! エーティアちゃんは私の対象外だから! 可愛いしかないから!」

 さりげなく失礼なことを言われている気がするのだが。

「分かっています」

 フレンが微笑み、こちらを温かい目で見ていた。どうやらアゼリアはフレンにとって嫉妬の対象外らしいな。
 黙って見ていないでアゼリアを何とかしてくれと思わなくも無いが、もう少しぐらいは好きにさせてやるとするか。

 はぁ、重い。




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