微ビト 詩集

高槻薪

文字の大きさ
上 下
2 / 5

自半

しおりを挟む
肋骨をバキバキと口に詰め込んでいると、右目の彼女が「肉分けて」と、微笑んだ。「僕のしかありません。」って言ったら喰べたいって言うから、僕を半分分けてあげた。
しおりを挟む

処理中です...