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第1章 冤罪をかけられた王子
5 問われる国王夫妻
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国王と王妃がカイエルの罪に疑問も持たずにいた頃。王太子リオネルは、カイエル救出のために、貴族たちの間を走り回って説得していた。
王太子派閥の貴族は動かない。では、第2王子派、中立派の貴族はどうだろう。
その日、リオネルの尽力により、大勢の貴族たちが玉座の間に集結した。
第2王子派の貴族、並びに中立派の貴族たちの意見は、国王や王妃たちの意見と異なっていた。
彼らは、カイエルの幽閉に関して疑問を抱いていた。特に、国王と王妃がカイエルに対して頑なな態度をとり続けることに、彼らの不満は大きくなっていたのだ。
「国王陛下、王妃陛下。カイエル殿下が幽閉されていることについて、我々は疑問を抱いています。聞くところによると、カイエル殿下の終身刑が決定したというではありませんか」
最年長の貴族が、厳かに声を上げた。その周りには、他の貴族たちが深刻な顔をして並んでいる。
「恐れながら、カイエル王子の調査は杜撰すぎます。
私たちは、カイエル王子が無実だという証拠を掴んでいるわけではありません。ですが、十分な調査をせずに王子を罪人と決めつけることに、はなはだ疑問を感じます。
このように不公正なやり方は、王家の名に傷をつけることになるのではないでしょうか」
別の貴族も口を開く。
「もしカイエル殿下が無実であった場合、別に犯人が存在することになるのです。
真犯人を野放しにしていては、取り返しのつかないことになるやもしれません。
聞けば、調査はもう終了したとのこと。ここは慎重に調査を続けるべきです」
国王と王妃はその言葉に驚き、しばらく黙っていたが、やがて国王が言葉を発した。
「調査は十分慎重に行われたと聞く。そうだな、王妃」
「ええ、間違いありません。私は十分な調査をしました。すでに確証を得ています。
あの日、カイエルとマリアンヌの周りにいた者たちの証言もあります。本当の所、それだけでも十分ではありませんか」
「その証言が間違いだった場合は?」
貴族の一人が、冷静に反論する。
「さらに言うと、カイエル殿下は十分な弁明の機会すら与えられていないと聞きました。もし、殿下が無実だと主張されたなら、私たちがその証拠を見つけるべきではないのでしょうか?」
国王は内心で驚いていた。
まさか、王妃はまともに毒殺事件の調査をしていないのか?
カイエルに弁明の機会すら与えていないと? では、本人の供述はとっていないということか。
あの日、傍にいた侍女と貴族の証言だけで、カイエルを犯人と決めつけたと?
それが、十分な調査と言えるのか?
それは、驚くべき事実だった。
国王は、王妃が厳重な調査を終えて、カイエルを犯人と断定したのだと思っていた。聡明な王妃がまさかそのように愚かな行為に走るとは、考えもしなかった。
いや、そんなはずはないだろう。王妃は十分な調査をしている。そうに違いない。
一度下した判断を見直すことは、国王としての立場上、難しいことであった。それが王家にとってどういう影響を及ぼすか思いを巡らせた。
しかし、貴族たちの不安は日に日に募り、もはや無視できないほどに膨らんでいる。
「お前たちの考えはわかった。検討しよう。今日はここまでとする」
国王と王妃は玉座から立ち上がり、貴族たちの不満の視線の中、退出した。
◇
宰相は深いため息をつきながら、手に持っていた文書をテーブルの上に置いた。
「カイエル王子のことですが、やはり何かおかしい気がします」
王妃がその声を聞き、目を細める。
「おかしい? あなたまでそんなことを言うのですか?」
宰相は、声を低くして続けた。
「あの聡明なカイエル王子が、あのようなことをしたとは到底思えません。どうしても疑問が残ります」
王妃は不満げに答えた。
「あの場でマリアンヌの侍女たちが証言したではありませんか。傍にいた貴族たちの証言もあります」
国王は不服そうな王妃の隣で考え込む。
宰相は続けた。
「しかし、片方だけの意見しか聞かず、碌な調査もされていません。王妃様は初めからカイエル殿下が犯人だと決めつけています。通常では考えられないことです」
王妃は困惑しながらも答える。
「今更何を言うの? あなたも私たちと一緒に、結論を出したではありませんか。カイエルがマリアンヌに毒を飲ませたのだと。そう結論を出した以上、貴族たちの意見で簡単に態度を変えてはならないのです」
国王は頷く。
「王妃は、十分な調査をして結論を出したと言った。調査の結果、マリアンヌに毒入りジュースを飲ませたのはカイエルだと」
宰相は尚も意見を変えなかった。
「毒など、カイエル王子でなくても入れることができます。王子に弁明する機会すら与えないというのは、十分な調査と言えるのでしょうか」
国王と王妃は一瞬、言葉を詰まらせる。
王妃が重い口を開いた。
「動機があるのはあの子だけです。あの子はマリアンヌに嫉妬したのです。あの目を見ればわかるわ」
王妃の声は徐々に低くなった、
「カイエルを尋問すれば、とてつもなく醜いことを言い出すに決まっています。あの日、化け物のような目で私を見たわ。あの子の腐った本性がさらけ出されれば、王家の威信にかかわります」
宰相は首を振った。
「そんなことを言っている場合ではありません。貴族たちが不安を感じ始めているのです。『王子殿下でさえ、ろくな取り調べもないままに断罪された。では、自分たちの場合はどうなるのだろう。もっとひどいことになるのではないか』と」
国王はしばらく黙っていたが、やがて目を閉じて小さく呟いた。
「カイエルを尋問しよう。調査も私の手で再開する。王妃よいな」
王妃はその言葉を噛みしめた。
宰相は深く頷いた。
「賢明なご判断です」
国王は、ついに、カイエルと向き合い、弁明を聞く決心をした。それがどんなものでも覚悟して受け止めるのだ。
その時、扉が開いた。
「国王陛下! マリアンヌ様の意識が戻りました!」
王太子派閥の貴族は動かない。では、第2王子派、中立派の貴族はどうだろう。
その日、リオネルの尽力により、大勢の貴族たちが玉座の間に集結した。
第2王子派の貴族、並びに中立派の貴族たちの意見は、国王や王妃たちの意見と異なっていた。
彼らは、カイエルの幽閉に関して疑問を抱いていた。特に、国王と王妃がカイエルに対して頑なな態度をとり続けることに、彼らの不満は大きくなっていたのだ。
「国王陛下、王妃陛下。カイエル殿下が幽閉されていることについて、我々は疑問を抱いています。聞くところによると、カイエル殿下の終身刑が決定したというではありませんか」
最年長の貴族が、厳かに声を上げた。その周りには、他の貴族たちが深刻な顔をして並んでいる。
「恐れながら、カイエル王子の調査は杜撰すぎます。
私たちは、カイエル王子が無実だという証拠を掴んでいるわけではありません。ですが、十分な調査をせずに王子を罪人と決めつけることに、はなはだ疑問を感じます。
このように不公正なやり方は、王家の名に傷をつけることになるのではないでしょうか」
別の貴族も口を開く。
「もしカイエル殿下が無実であった場合、別に犯人が存在することになるのです。
真犯人を野放しにしていては、取り返しのつかないことになるやもしれません。
聞けば、調査はもう終了したとのこと。ここは慎重に調査を続けるべきです」
国王と王妃はその言葉に驚き、しばらく黙っていたが、やがて国王が言葉を発した。
「調査は十分慎重に行われたと聞く。そうだな、王妃」
「ええ、間違いありません。私は十分な調査をしました。すでに確証を得ています。
あの日、カイエルとマリアンヌの周りにいた者たちの証言もあります。本当の所、それだけでも十分ではありませんか」
「その証言が間違いだった場合は?」
貴族の一人が、冷静に反論する。
「さらに言うと、カイエル殿下は十分な弁明の機会すら与えられていないと聞きました。もし、殿下が無実だと主張されたなら、私たちがその証拠を見つけるべきではないのでしょうか?」
国王は内心で驚いていた。
まさか、王妃はまともに毒殺事件の調査をしていないのか?
カイエルに弁明の機会すら与えていないと? では、本人の供述はとっていないということか。
あの日、傍にいた侍女と貴族の証言だけで、カイエルを犯人と決めつけたと?
それが、十分な調査と言えるのか?
それは、驚くべき事実だった。
国王は、王妃が厳重な調査を終えて、カイエルを犯人と断定したのだと思っていた。聡明な王妃がまさかそのように愚かな行為に走るとは、考えもしなかった。
いや、そんなはずはないだろう。王妃は十分な調査をしている。そうに違いない。
一度下した判断を見直すことは、国王としての立場上、難しいことであった。それが王家にとってどういう影響を及ぼすか思いを巡らせた。
しかし、貴族たちの不安は日に日に募り、もはや無視できないほどに膨らんでいる。
「お前たちの考えはわかった。検討しよう。今日はここまでとする」
国王と王妃は玉座から立ち上がり、貴族たちの不満の視線の中、退出した。
◇
宰相は深いため息をつきながら、手に持っていた文書をテーブルの上に置いた。
「カイエル王子のことですが、やはり何かおかしい気がします」
王妃がその声を聞き、目を細める。
「おかしい? あなたまでそんなことを言うのですか?」
宰相は、声を低くして続けた。
「あの聡明なカイエル王子が、あのようなことをしたとは到底思えません。どうしても疑問が残ります」
王妃は不満げに答えた。
「あの場でマリアンヌの侍女たちが証言したではありませんか。傍にいた貴族たちの証言もあります」
国王は不服そうな王妃の隣で考え込む。
宰相は続けた。
「しかし、片方だけの意見しか聞かず、碌な調査もされていません。王妃様は初めからカイエル殿下が犯人だと決めつけています。通常では考えられないことです」
王妃は困惑しながらも答える。
「今更何を言うの? あなたも私たちと一緒に、結論を出したではありませんか。カイエルがマリアンヌに毒を飲ませたのだと。そう結論を出した以上、貴族たちの意見で簡単に態度を変えてはならないのです」
国王は頷く。
「王妃は、十分な調査をして結論を出したと言った。調査の結果、マリアンヌに毒入りジュースを飲ませたのはカイエルだと」
宰相は尚も意見を変えなかった。
「毒など、カイエル王子でなくても入れることができます。王子に弁明する機会すら与えないというのは、十分な調査と言えるのでしょうか」
国王と王妃は一瞬、言葉を詰まらせる。
王妃が重い口を開いた。
「動機があるのはあの子だけです。あの子はマリアンヌに嫉妬したのです。あの目を見ればわかるわ」
王妃の声は徐々に低くなった、
「カイエルを尋問すれば、とてつもなく醜いことを言い出すに決まっています。あの日、化け物のような目で私を見たわ。あの子の腐った本性がさらけ出されれば、王家の威信にかかわります」
宰相は首を振った。
「そんなことを言っている場合ではありません。貴族たちが不安を感じ始めているのです。『王子殿下でさえ、ろくな取り調べもないままに断罪された。では、自分たちの場合はどうなるのだろう。もっとひどいことになるのではないか』と」
国王はしばらく黙っていたが、やがて目を閉じて小さく呟いた。
「カイエルを尋問しよう。調査も私の手で再開する。王妃よいな」
王妃はその言葉を噛みしめた。
宰相は深く頷いた。
「賢明なご判断です」
国王は、ついに、カイエルと向き合い、弁明を聞く決心をした。それがどんなものでも覚悟して受け止めるのだ。
その時、扉が開いた。
「国王陛下! マリアンヌ様の意識が戻りました!」
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