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彼女と負け犬
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「二人とも順調なんですか?」
「とっても仲がいいの、とっても」
俺が答える前に、優香が答えた、間違ったことは言ってないが、改めて言われると恥ずかしい。
「それは良かった」
彩花が満面の笑みで答えるが、目が笑っていない。
「彩花はどうなんだ、彼氏とか」
不穏な空気を感じ、話題を変える。
「いませんよ、私ずっと前から好きな人がいるんです」
17年幼馴染をやっているが、初耳だった。
「彩花みたいな可愛い子に愛されてるなんて、幸せ者だなそいつ」
「ちょっと、何言ってるのよ!」
優香が声を荒げる、彩花を褒めたのがそんなに嫌だったのだろうか?
「秋斗に可愛いって言われて、私嬉しいです」
彩花が、今度こそ完璧な笑みを浮かべる。
「でも秋斗は、私が好きよね?」
優香が、突然恥ずかしい質問をしてくる。
「答えて」
「答えなくていいですよ、秋斗」
恐ろしい雰囲気の二人に挟まれ、いてもたってもいられずに、走りだした。
二人は追いかける様子もなく、見つめ合っていた。
次の瞬間、優香が彩花に耳打ちし、こちらに向かって来た。
「早く帰りましょう」
彩花を置いて、帰りを急かす優香を、彩花はずっと見ていた。
負け犬
さっき耳打ちされた言葉を、私は忘れられずにいた。
悲しかった。
「裏切ったくせに」
気付けば一人呟いていた。
「とっても仲がいいの、とっても」
俺が答える前に、優香が答えた、間違ったことは言ってないが、改めて言われると恥ずかしい。
「それは良かった」
彩花が満面の笑みで答えるが、目が笑っていない。
「彩花はどうなんだ、彼氏とか」
不穏な空気を感じ、話題を変える。
「いませんよ、私ずっと前から好きな人がいるんです」
17年幼馴染をやっているが、初耳だった。
「彩花みたいな可愛い子に愛されてるなんて、幸せ者だなそいつ」
「ちょっと、何言ってるのよ!」
優香が声を荒げる、彩花を褒めたのがそんなに嫌だったのだろうか?
「秋斗に可愛いって言われて、私嬉しいです」
彩花が、今度こそ完璧な笑みを浮かべる。
「でも秋斗は、私が好きよね?」
優香が、突然恥ずかしい質問をしてくる。
「答えて」
「答えなくていいですよ、秋斗」
恐ろしい雰囲気の二人に挟まれ、いてもたってもいられずに、走りだした。
二人は追いかける様子もなく、見つめ合っていた。
次の瞬間、優香が彩花に耳打ちし、こちらに向かって来た。
「早く帰りましょう」
彩花を置いて、帰りを急かす優香を、彩花はずっと見ていた。
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気付けば一人呟いていた。
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