11 / 11
第10話*
しおりを挟む
「あぁ……んっ」
散々いかされ、中にもたっぷりと精を吐き出されたウィリアムは力なくベッドの上でうつ伏せになりながら後ろからディーノに穿たれていた。すでに吐き出すものがないぐらい精を吐き出したウィリアムの雄は後孔の刺激と、揺すられるたびにこすれるシーツの刺激でゆるく立ち上がっているが、それだけだ。対してディーノ雄は散々精を吐き出しているはずなのにいまだ硬く、ウィリアムの良いところをゆるく突き上げる。
「ディーノ……」
「まだだ」
ウィリアムが吐き出すものがなくなってからというもの、それまでの骨の髄まで貪られるのではないかと思うほどの荒々しさから一転、ゆっくりとした動きになった。終始悲鳴混じりの喘ぎ声を上げることしかできなかった前回との違いにもどかしく思いながらも、与えられる快楽にウィリアムはただ喘ぐしかない。
執拗なまでに良いところを突き上げられ、いきたいのにいけないもどかしさと、まだ達しそうにないディーノにウィリアムはシーツに顔をこすりつける。
「もう、いい加減に……っ」
早くいけと悲鳴混じりに訴えれば、くすりと小さな笑い声が降ってくる。宥めるように背中に口づけるディーノに顔を上げたウィリアムは振り向く。
「さっさといけっ」
快楽で涙が滲む目で睨み付ければ、ディーノの透き通った青い目が色濃くなる。興奮すると色が濃くなるのかとどうでも良いことを考えながら、ウィリアムは近づいてきた唇を受け入れる。
噛みつくように口づけたディーノは、腰をつかんでいた手に力を込める。そのままぐっと腰を押しつけられたウィリアムは、どぷどぷと吐き出される白濁の熱さと多さに頭がくらくらした。
何度目か分からない長い射精が終わりズルリと雄が抜かれると、後孔から白濁がドロリとこぼれ落ちた。自分のものではないとはいえ、後孔からあふれ出る慣れない感覚に羞恥心も相まって体が小さく震える。
長い口づけのあと、ようやく離れた唇にウィリアムは熱い息を吐き出した。いきたいのに吐き出すものがなく、体の奥にくすぶり続ける熱の熱さに頭がぼんやりとする。
「流石にまだ後ろだけではいけないか」
ゆっくりと背中を撫でる手を払いのけたかったが、ウィリアムはぐっと堪える。今は少しの刺激も辛かった。
「いってたまるか」
「いつまでそう言っていられるかが楽しみだな」
くつくつと喉で笑いながら、熱く硬いものが後孔に再び入ってくる。まだ元気なそれに悪態の1つや2つ吐きたかったが、いまだ慣れない押し入ってくる感覚に息が詰まる。
「力を抜け」
簡単に言うディーノに怒りを堪えながら、ウィリアムは息を吐き出しながら体から力を抜いた。
「起き上がれますか?」
ベッドに横たわったまま、目覚めてからぼんやりと天井を見上げていたウィリアムは掛けられた声に眉間に皺を寄せる。
「あんたか」
首だけで振り向けば、前回色々な意味で世話になったアダンだった。気配もなくいつの間にか部屋の中にいたアダンの手にはトレーが握られていた。
「肉は?」
「ありませんと言いたいところですが、スープに少しだけ入れておきました。量も前回の倍用意しましたが、多ければ残しても構いません」
「残すかよ」
肉があるのなら文句はない。量も前回はかなり物足りなかったこともあり、3倍用意されたとしても残すようなことはあり得なかった。
そろそろと体を起こせば、体のあちこちが悲鳴を上げる。特に腰が辛かった。呻き声を上げながら体を起こしたウィリアムは大きく息を吐き出す。
「随分とまあ可愛がられたみたいですね」
「いたぶられたの間違いだな」
今回もまた明け方近くまで啼かされた。しかも嵐のような一夜だった前回と違い、ある程度満足したあとは執拗なまでに後ろでいかせようとしたディーノの責めは流石のウィリアムも堪えた。最後の方は無理だと訴え続けてようやく諦めてくれたディーノに、安堵のあまりに涙さえこぼれたほどだ。
「ポーションを用意しましょうか?」
「安いやつなら飲む」
黒パン1個銅貨1枚に対し、安いポーションは銅貨10枚だ。決して安いとは言えないが、多少懐に余裕がある庶民なら気軽に買えるぐらいには手軽な値段だった。効果は疲労を少し回復する程度ではあるが、一部界隈では非常に人気商品でもある。
普段どれほどきつい訓練のあとでも決して安いポーションを買い求めることのなかったウィリアムだったが、歩いて帰るのが億劫な程に疲労しきった体では自宅にたどり着けるかも怪しい。安いポーションがあるなら迷わず買い求めるぐらいには体力も回復していなかった。
「あなたには請求しませんよ」
ではどこになどとは愚問だ。迷ったのは一瞬。
「なら貰う」
一晩で金貨数枚は飛びそうな部屋を気軽に使うようなお貴族様だ。しかも平民を高値で買う道楽振りともなれば、銅貨数枚程度のポーションの代金を追加請求されたところで痛くも痒くもないだろうとウィリアムはほぼ即答した。
「食べている間にポーションを用意しておきます」
持っていたトレーをウィリアムに手渡すと、アダンはポーションを取りにささっと部屋から出ていった。
手渡されたトレーには黒パンが2つになみなみと注がれた具沢山のスープ、半分に切られたりんごが置かれていた。前回あっという間に完食してしまったこともあり、量を増やしたという言葉に嘘はなかった。
そこまでお腹は空いていなかったはずだが、いい匂いのするスープに唾液か溢れる。自然と空腹を訴え始めるお腹の正直さに小さく笑いながらウィリアムは手始めにスープに口を付けた。
前回は塩っけが足りないと思ったが、今回は具沢山なせいか味の薄さは感じられない。あっさりとはしているが野菜や肉の美味さが染み出した温かなスープかじんわりと体に染みる。
次いで黒パンを手に取り齧りつけば、木の実が練り込まれていた。普段食べている黒パンとは違う食感と味に、自然といつもより噛む回数が増える。前回はあっという間に平らげてしまったが、ゆっくりと食べ進めていれば食べ終わる前にアダンがポーションを片手に戻ってきた。
「美味しいですか?」
「ああ」
「それは何よりです。足りなければお代わりも用意しますが」
「お代わりはいい。それよりこの黒パンはどこで買える?」
まだ食べられるが、散々揺すぶられたあとだ。前回は2日ほどいつもより食べる量が少しだけ減るぐらいには内臓に負担がかかっていたこともあり、ウィリアムは断った。
「ここで作られたものなので売り物ではありません。持って帰りたいのなら用意しますよ」
「……いや、いい。売り物なら妹が元気な時に買って食べさせてやりたいと思っただけだから」
持って帰ったところでリタは今熱を出して寝込んでいる。美味しかったからと持ち帰れば、せっかくだからと無理をしてでもリタは食べようとするだろう。美味しいものを食べさせたいだけで決して無茶をしてほしいわけではない。特にリタは弱っているときは食事を受け付けなくなることもあり、栄養価が高いものをできれば食べて欲しい。
「ご病気ですか?」
「一昨日の夜から熱を出して寝込んでる」
「……これを飲んで早く帰ってあげてください」
持ってきたポーションをアダンから差し出されたウィリアムは受け取る。口直し用に残していたりんご以外を全て食べきってから、ウィリアムは顔をしかめながらポーションを一気に飲みきった。
「くっそまずい」
何度か飲んだことはあるが、相変わらずのまずさにウィリアムは残していたりんごを口にする。シャキシャキとした酸っぱさがあるりんごは、口の中に残っていたポーションの何とも言えない不味さを和らげる。
「……おい」
動き回れるぐらいの効果しか期待していなかったが、腰の鈍痛が真っ先に消えた。起き上がることすら億劫なほどに重かった体も軽くなる。まさかと再び噛まれた肩を確かめれば、噛み跡が消えていた。安いポーションではここまで効果はない。怪我を一瞬で治してしまうポーションもあるが、滅多なことでは平民が手を出せないぐらいにはそれなりの値段がする。安くても銀貨3枚と平民の平均的な月収ぐらいだったはずだ。
「あなたには請求しませんから安心して下さい。あの方もポーション1本ぐらい使ったところで怒ったりしません」
「そんな心配はしてねえよ。そもそも良くあったな」
ポーションはそもそも作られてから2ヶ月ぐらいしか効果がない。作りたてが一番効果が高く、2ヶ月経てば少し効果が落ちている。ポーションがあると言われて安いポーションだと思ったのは、てっきり男娼を買った客用に用意していたものだと思ったからだ。滋養強壮剤としても使われることもあり、そういう用途にも人気があった。怪我を一瞬で治してしまうポーションともなれば普通は買い置きはしない。
「ここは娼館ですよ。怪我はつきものですから。まあ度が過ぎる場合は出入り禁止になりますが」
さらりと言う当たり、よくあることなのだろう。
動くのも億劫だった体も軽くなり、噛み跡も治ったこともあり帰ろうとベッドから立ち上がったウィリアムに、慣れた様子でアダンは昨日着ていた服を手渡してくる。それを素直に受け取ってバスローブを恥ずかしげもなく脱いでから、昨日着ていた服へとウィリアムは着替えた。
「じゃあな。飯美味かった」
「待って下さい」
「あ?」
「りんごでしたら食べられるでしょう。妹さんに持ち帰って下さい」
少し待っていて下さいと言って、再びアダンは部屋を出て行ってしまった。目を瞬かせたウィリアムは、アダンの優しさに頭をかいた。
散々いかされ、中にもたっぷりと精を吐き出されたウィリアムは力なくベッドの上でうつ伏せになりながら後ろからディーノに穿たれていた。すでに吐き出すものがないぐらい精を吐き出したウィリアムの雄は後孔の刺激と、揺すられるたびにこすれるシーツの刺激でゆるく立ち上がっているが、それだけだ。対してディーノ雄は散々精を吐き出しているはずなのにいまだ硬く、ウィリアムの良いところをゆるく突き上げる。
「ディーノ……」
「まだだ」
ウィリアムが吐き出すものがなくなってからというもの、それまでの骨の髄まで貪られるのではないかと思うほどの荒々しさから一転、ゆっくりとした動きになった。終始悲鳴混じりの喘ぎ声を上げることしかできなかった前回との違いにもどかしく思いながらも、与えられる快楽にウィリアムはただ喘ぐしかない。
執拗なまでに良いところを突き上げられ、いきたいのにいけないもどかしさと、まだ達しそうにないディーノにウィリアムはシーツに顔をこすりつける。
「もう、いい加減に……っ」
早くいけと悲鳴混じりに訴えれば、くすりと小さな笑い声が降ってくる。宥めるように背中に口づけるディーノに顔を上げたウィリアムは振り向く。
「さっさといけっ」
快楽で涙が滲む目で睨み付ければ、ディーノの透き通った青い目が色濃くなる。興奮すると色が濃くなるのかとどうでも良いことを考えながら、ウィリアムは近づいてきた唇を受け入れる。
噛みつくように口づけたディーノは、腰をつかんでいた手に力を込める。そのままぐっと腰を押しつけられたウィリアムは、どぷどぷと吐き出される白濁の熱さと多さに頭がくらくらした。
何度目か分からない長い射精が終わりズルリと雄が抜かれると、後孔から白濁がドロリとこぼれ落ちた。自分のものではないとはいえ、後孔からあふれ出る慣れない感覚に羞恥心も相まって体が小さく震える。
長い口づけのあと、ようやく離れた唇にウィリアムは熱い息を吐き出した。いきたいのに吐き出すものがなく、体の奥にくすぶり続ける熱の熱さに頭がぼんやりとする。
「流石にまだ後ろだけではいけないか」
ゆっくりと背中を撫でる手を払いのけたかったが、ウィリアムはぐっと堪える。今は少しの刺激も辛かった。
「いってたまるか」
「いつまでそう言っていられるかが楽しみだな」
くつくつと喉で笑いながら、熱く硬いものが後孔に再び入ってくる。まだ元気なそれに悪態の1つや2つ吐きたかったが、いまだ慣れない押し入ってくる感覚に息が詰まる。
「力を抜け」
簡単に言うディーノに怒りを堪えながら、ウィリアムは息を吐き出しながら体から力を抜いた。
「起き上がれますか?」
ベッドに横たわったまま、目覚めてからぼんやりと天井を見上げていたウィリアムは掛けられた声に眉間に皺を寄せる。
「あんたか」
首だけで振り向けば、前回色々な意味で世話になったアダンだった。気配もなくいつの間にか部屋の中にいたアダンの手にはトレーが握られていた。
「肉は?」
「ありませんと言いたいところですが、スープに少しだけ入れておきました。量も前回の倍用意しましたが、多ければ残しても構いません」
「残すかよ」
肉があるのなら文句はない。量も前回はかなり物足りなかったこともあり、3倍用意されたとしても残すようなことはあり得なかった。
そろそろと体を起こせば、体のあちこちが悲鳴を上げる。特に腰が辛かった。呻き声を上げながら体を起こしたウィリアムは大きく息を吐き出す。
「随分とまあ可愛がられたみたいですね」
「いたぶられたの間違いだな」
今回もまた明け方近くまで啼かされた。しかも嵐のような一夜だった前回と違い、ある程度満足したあとは執拗なまでに後ろでいかせようとしたディーノの責めは流石のウィリアムも堪えた。最後の方は無理だと訴え続けてようやく諦めてくれたディーノに、安堵のあまりに涙さえこぼれたほどだ。
「ポーションを用意しましょうか?」
「安いやつなら飲む」
黒パン1個銅貨1枚に対し、安いポーションは銅貨10枚だ。決して安いとは言えないが、多少懐に余裕がある庶民なら気軽に買えるぐらいには手軽な値段だった。効果は疲労を少し回復する程度ではあるが、一部界隈では非常に人気商品でもある。
普段どれほどきつい訓練のあとでも決して安いポーションを買い求めることのなかったウィリアムだったが、歩いて帰るのが億劫な程に疲労しきった体では自宅にたどり着けるかも怪しい。安いポーションがあるなら迷わず買い求めるぐらいには体力も回復していなかった。
「あなたには請求しませんよ」
ではどこになどとは愚問だ。迷ったのは一瞬。
「なら貰う」
一晩で金貨数枚は飛びそうな部屋を気軽に使うようなお貴族様だ。しかも平民を高値で買う道楽振りともなれば、銅貨数枚程度のポーションの代金を追加請求されたところで痛くも痒くもないだろうとウィリアムはほぼ即答した。
「食べている間にポーションを用意しておきます」
持っていたトレーをウィリアムに手渡すと、アダンはポーションを取りにささっと部屋から出ていった。
手渡されたトレーには黒パンが2つになみなみと注がれた具沢山のスープ、半分に切られたりんごが置かれていた。前回あっという間に完食してしまったこともあり、量を増やしたという言葉に嘘はなかった。
そこまでお腹は空いていなかったはずだが、いい匂いのするスープに唾液か溢れる。自然と空腹を訴え始めるお腹の正直さに小さく笑いながらウィリアムは手始めにスープに口を付けた。
前回は塩っけが足りないと思ったが、今回は具沢山なせいか味の薄さは感じられない。あっさりとはしているが野菜や肉の美味さが染み出した温かなスープかじんわりと体に染みる。
次いで黒パンを手に取り齧りつけば、木の実が練り込まれていた。普段食べている黒パンとは違う食感と味に、自然といつもより噛む回数が増える。前回はあっという間に平らげてしまったが、ゆっくりと食べ進めていれば食べ終わる前にアダンがポーションを片手に戻ってきた。
「美味しいですか?」
「ああ」
「それは何よりです。足りなければお代わりも用意しますが」
「お代わりはいい。それよりこの黒パンはどこで買える?」
まだ食べられるが、散々揺すぶられたあとだ。前回は2日ほどいつもより食べる量が少しだけ減るぐらいには内臓に負担がかかっていたこともあり、ウィリアムは断った。
「ここで作られたものなので売り物ではありません。持って帰りたいのなら用意しますよ」
「……いや、いい。売り物なら妹が元気な時に買って食べさせてやりたいと思っただけだから」
持って帰ったところでリタは今熱を出して寝込んでいる。美味しかったからと持ち帰れば、せっかくだからと無理をしてでもリタは食べようとするだろう。美味しいものを食べさせたいだけで決して無茶をしてほしいわけではない。特にリタは弱っているときは食事を受け付けなくなることもあり、栄養価が高いものをできれば食べて欲しい。
「ご病気ですか?」
「一昨日の夜から熱を出して寝込んでる」
「……これを飲んで早く帰ってあげてください」
持ってきたポーションをアダンから差し出されたウィリアムは受け取る。口直し用に残していたりんご以外を全て食べきってから、ウィリアムは顔をしかめながらポーションを一気に飲みきった。
「くっそまずい」
何度か飲んだことはあるが、相変わらずのまずさにウィリアムは残していたりんごを口にする。シャキシャキとした酸っぱさがあるりんごは、口の中に残っていたポーションの何とも言えない不味さを和らげる。
「……おい」
動き回れるぐらいの効果しか期待していなかったが、腰の鈍痛が真っ先に消えた。起き上がることすら億劫なほどに重かった体も軽くなる。まさかと再び噛まれた肩を確かめれば、噛み跡が消えていた。安いポーションではここまで効果はない。怪我を一瞬で治してしまうポーションもあるが、滅多なことでは平民が手を出せないぐらいにはそれなりの値段がする。安くても銀貨3枚と平民の平均的な月収ぐらいだったはずだ。
「あなたには請求しませんから安心して下さい。あの方もポーション1本ぐらい使ったところで怒ったりしません」
「そんな心配はしてねえよ。そもそも良くあったな」
ポーションはそもそも作られてから2ヶ月ぐらいしか効果がない。作りたてが一番効果が高く、2ヶ月経てば少し効果が落ちている。ポーションがあると言われて安いポーションだと思ったのは、てっきり男娼を買った客用に用意していたものだと思ったからだ。滋養強壮剤としても使われることもあり、そういう用途にも人気があった。怪我を一瞬で治してしまうポーションともなれば普通は買い置きはしない。
「ここは娼館ですよ。怪我はつきものですから。まあ度が過ぎる場合は出入り禁止になりますが」
さらりと言う当たり、よくあることなのだろう。
動くのも億劫だった体も軽くなり、噛み跡も治ったこともあり帰ろうとベッドから立ち上がったウィリアムに、慣れた様子でアダンは昨日着ていた服を手渡してくる。それを素直に受け取ってバスローブを恥ずかしげもなく脱いでから、昨日着ていた服へとウィリアムは着替えた。
「じゃあな。飯美味かった」
「待って下さい」
「あ?」
「りんごでしたら食べられるでしょう。妹さんに持ち帰って下さい」
少し待っていて下さいと言って、再びアダンは部屋を出て行ってしまった。目を瞬かせたウィリアムは、アダンの優しさに頭をかいた。
223
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(22件)
あなたにおすすめの小説
α主人公の友人モブαのはずが、なぜか俺が迫られている。
宵のうさぎ
BL
異世界に転生したと思ったら、オメガバースの世界でした。
しかも、どうやらここは前世の姉ちゃんが読んでいたBL漫画の世界らしい。
漫画の主人公であるハイスぺアルファ・レオンの友人モブアルファ・カイルとして過ごしていたはずなのに、なぜか俺が迫られている。
「カイル、君の為なら僕は全てを捨てられる」
え、後天的Ω?ビッチング!?
「カイル、僕を君のオメガにしてくれ」
この小説は主人公攻め、受けのビッチング(後天的Ω)の要素が含まれていますのでご注意を!
騎士団長子息モブアルファ×原作主人公アルファ(後天的Ωになる)
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
悪役令嬢の兄、閨の講義をする。
猫宮乾
BL
ある日前世の記憶がよみがえり、自分が悪役令嬢の兄だと気づいた僕(フェルナ)。断罪してくる王太子にはなるべく近づかないで過ごすと決め、万が一に備えて語学の勉強に励んでいたら、ある日閨の講義を頼まれる。
遊び人殿下に嫌われている僕は、幼馴染が羨ましい。
月湖
BL
「心配だから一緒に行く!」
幼馴染の侯爵子息アディニーが遊び人と噂のある大公殿下の家に呼ばれたと知った僕はそう言ったのだが、悪い噂のある一方でとても優秀で方々に伝手を持つ彼の方の下に侍れれば将来は安泰だとも言われている大公の屋敷に初めて行くのに、招待されていない者を連れて行くのは心象が悪いとド正論で断られてしまう。
「あのね、デュオニーソスは連れて行けないの」
何度目かの呼び出しの時、アディニーは僕にそう言った。
「殿下は、今はデュオニーソスに会いたくないって」
そんな・・・昔はあんなに優しかったのに・・・。
僕、殿下に嫌われちゃったの?
実は粘着系殿下×健気系貴族子息のファンタジーBLです。
初恋を諦めるために惚れ薬を飲んだら寵妃になった僕のお話
トウ子
BL
惚れ薬を持たされて、故国のために皇帝の後宮に嫁いだ。後宮で皇帝ではない人に、初めての恋をしてしまった。初恋を諦めるために惚れ薬を飲んだら、きちんと皇帝を愛することができた。心からの愛を捧げたら皇帝にも愛されて、僕は寵妃になった。それだけの幸せなお話。
2022年の惚れ薬自飲BL企画参加作品。ムーンライトノベルズでも投稿しています。
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
記憶喪失になったら弟の恋人になった
天霧 ロウ
BL
ギウリは種違いの弟であるトラドのことが性的に好きだ。そして酔ったフリの勢いでトラドにキスをしてしまった。とっさにごまかしたものの気まずい雰囲気になり、それ以来、ギウリはトラドを避けるような生活をしていた。
そんなある日、酒を飲んだ帰りに路地裏で老婆から「忘れたい記憶を消せる薬を売るよ」と言われる。半信半疑で買ったギウリは家に帰るとその薬を飲み干し意識を失った。
そして目覚めたときには自分の名前以外なにも覚えていなかった。
見覚えのない場所に戸惑っていれば、トラドが訪れた末に「俺たちは兄弟だけど、恋人なの忘れたのか?」と寂しそうに告げてきたのだった。
トラド×ギウリ
(ファンタジー/弟×兄/魔物×半魔/ブラコン×鈍感/両片思い/溺愛/人外/記憶喪失/カントボーイ/ハッピーエンド/お人好し受/甘々/腹黒攻/美形×地味)
親友と同時に死んで異世界転生したけど立場が違いすぎてお嫁さんにされちゃった話
gina
BL
親友と同時に死んで異世界転生したけど、
立場が違いすぎてお嫁さんにされちゃった話です。
タイトルそのままですみません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
続きを楽しみに待っています。
続きを思いついたらよろしくお願いします。
本当に好きで更新を待っているんですが、1年以上更新されず残念です。
また更新される日がくれば嬉しいです。
続きがとても気になります。陛下のウィリアムへの感情も、妻子への感情も。幸せにならないかなあ。