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リリアナの手際のいい様子にルーダは関心しながら眺めていると…
「ルーダさん、野菜を炒めてスープにしていけばいいですか?」
「あ、ああ…」
「了解です」
リリアナは鍋に野菜を大量に入れると大きなヘラで混ぜるが、あまりの量に上手くかき混ぜられないでいると…
「貸してみろ…」
ルーダが動く腕でヘラを掴むと軽々と混ぜていく…
「…鍋を抑えておいてくれ…」
ルーダがボソッと頼むと
「はい!」
リリアナがタオルを掴んで鍋を抑える。
いい具合に野菜に火が通ると…
「よし水を入れて煮込むぞ」
リリアナは小さい鍋に水をためると何度も往復して水を入れていく…
「じゃ後は煮込んで味付けですね!他には何を?」
「スープだけだ」
「えっ?それだけ?」
「あとはパンが付くけどな」
ルーダが山盛りのパンを顎を突き出しみせると…
「なんか…硬そうですね…」
「パンなんてこんなもんだろ?」
「うーん…ちょっと牛乳と卵とお砂糖借りてもいいですか?」
リリアナの言葉に好きにしろと肩を上げると…
リリアナが材料を混ぜだし硬いパンを切って浸していく…
「フライパンもお借りします」
浸したパンをバターで焼いて皿に乗せると…
「はちみつとかってありますかね?」
「ああ…これだ」
ルーダが棚からはちみつを出すと…リリアナが焼いたパンにかけだした。
「はい。ルーダさんフレンチトーストですこうすると硬いパンも美味しいですよ!」
「はっ?」
「食べてみて下さい…って手が怪我して無理か…じゃ…はいあーん」
リリアナはフレンチトーストを一口サイズに切るとルーダに向かって突き出した…
ルーダは渋々口に入れると…
「うっま!」
「でしょ!」
「これがあのパンか?」
「作る所見てましたよね?あのパンですよ」
リリアナが驚いてるルーダに笑いかけると
「おい!ガルム!シシオ!ちょっと来いよ!」
ルーダがみんなを呼ぶとこれを食べてみろとフレンチトーストの皿をみせる
「なんだよ…なんだこれ?」
シシオが警戒すると
「なんか甘い匂いだな」
ガルムがくんくんと鼻を寄せる…
「こいつが作ったんだけど結構美味いんだ!」
どれ?…っと二人が一口食べると
「「美味い!」」
「だろ?これってあのパンなんだぜ」
「これが?凄い柔らかいぞ」
「ああ!全く別物だろ?」
ルーダは自分が作ったかのように自慢しだす。
「おい!もう一回作ってみせてくれよ」
リリアナを見ると可笑しそうに笑っている。
「はい。ちょっと待って下さいね」
リリアナはまたパンを浸すとササッと焼き上げる…
「えっこれだけ?」
「そうですよ、この液に浸すだけです。これなら忙しい時間でも簡単ですよ」
「早速旦那に相談してみよう!これ出したらみんなびっくりするぜ!」
「だけど…赤鬼の旦那が納得するか?これ赤くないぜ」
「なら…イチゴジャムかけますか?赤くなりますよ」
「よし!それでいこう!ガルムイチゴ取ってきてくれよ!」
「おう!」
ガルムは急いで倉庫に向かった…
「じゃスープも仕上げますね!辛くないトマトを入れて赤くするのはどうですか?」
「出来るのか?」
リリアナが自信ありげに頷く
「家で一番人気のスープでした!」
ルーダはガルムを追いかけると…
「ガルムー!トマトも追加だ!よろしく頼むぞー」
「おれは!おれは何すればいい?」
シシオがうずうずと体をゆすると…
「じゃシシオさんはパンを切って卵液に浸しといて貰えますか?そうすれば焼くだけですみますから」
「わかった!任せておけ!」
三人はいつもとは違う雰囲気に気持ちが高鳴っていた…。
「ルーダさん、野菜を炒めてスープにしていけばいいですか?」
「あ、ああ…」
「了解です」
リリアナは鍋に野菜を大量に入れると大きなヘラで混ぜるが、あまりの量に上手くかき混ぜられないでいると…
「貸してみろ…」
ルーダが動く腕でヘラを掴むと軽々と混ぜていく…
「…鍋を抑えておいてくれ…」
ルーダがボソッと頼むと
「はい!」
リリアナがタオルを掴んで鍋を抑える。
いい具合に野菜に火が通ると…
「よし水を入れて煮込むぞ」
リリアナは小さい鍋に水をためると何度も往復して水を入れていく…
「じゃ後は煮込んで味付けですね!他には何を?」
「スープだけだ」
「えっ?それだけ?」
「あとはパンが付くけどな」
ルーダが山盛りのパンを顎を突き出しみせると…
「なんか…硬そうですね…」
「パンなんてこんなもんだろ?」
「うーん…ちょっと牛乳と卵とお砂糖借りてもいいですか?」
リリアナの言葉に好きにしろと肩を上げると…
リリアナが材料を混ぜだし硬いパンを切って浸していく…
「フライパンもお借りします」
浸したパンをバターで焼いて皿に乗せると…
「はちみつとかってありますかね?」
「ああ…これだ」
ルーダが棚からはちみつを出すと…リリアナが焼いたパンにかけだした。
「はい。ルーダさんフレンチトーストですこうすると硬いパンも美味しいですよ!」
「はっ?」
「食べてみて下さい…って手が怪我して無理か…じゃ…はいあーん」
リリアナはフレンチトーストを一口サイズに切るとルーダに向かって突き出した…
ルーダは渋々口に入れると…
「うっま!」
「でしょ!」
「これがあのパンか?」
「作る所見てましたよね?あのパンですよ」
リリアナが驚いてるルーダに笑いかけると
「おい!ガルム!シシオ!ちょっと来いよ!」
ルーダがみんなを呼ぶとこれを食べてみろとフレンチトーストの皿をみせる
「なんだよ…なんだこれ?」
シシオが警戒すると
「なんか甘い匂いだな」
ガルムがくんくんと鼻を寄せる…
「こいつが作ったんだけど結構美味いんだ!」
どれ?…っと二人が一口食べると
「「美味い!」」
「だろ?これってあのパンなんだぜ」
「これが?凄い柔らかいぞ」
「ああ!全く別物だろ?」
ルーダは自分が作ったかのように自慢しだす。
「おい!もう一回作ってみせてくれよ」
リリアナを見ると可笑しそうに笑っている。
「はい。ちょっと待って下さいね」
リリアナはまたパンを浸すとササッと焼き上げる…
「えっこれだけ?」
「そうですよ、この液に浸すだけです。これなら忙しい時間でも簡単ですよ」
「早速旦那に相談してみよう!これ出したらみんなびっくりするぜ!」
「だけど…赤鬼の旦那が納得するか?これ赤くないぜ」
「なら…イチゴジャムかけますか?赤くなりますよ」
「よし!それでいこう!ガルムイチゴ取ってきてくれよ!」
「おう!」
ガルムは急いで倉庫に向かった…
「じゃスープも仕上げますね!辛くないトマトを入れて赤くするのはどうですか?」
「出来るのか?」
リリアナが自信ありげに頷く
「家で一番人気のスープでした!」
ルーダはガルムを追いかけると…
「ガルムー!トマトも追加だ!よろしく頼むぞー」
「おれは!おれは何すればいい?」
シシオがうずうずと体をゆすると…
「じゃシシオさんはパンを切って卵液に浸しといて貰えますか?そうすれば焼くだけですみますから」
「わかった!任せておけ!」
三人はいつもとは違う雰囲気に気持ちが高鳴っていた…。
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