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13章
7巻発売のお礼の番外編 ムサシの過去
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俺と弟のコジローと年下の女の子のユキはキラキラと目を輝かせながら長老であるハンゾーじいちゃんの話を集中して聞いていた。
俺の里は大昔、フェンリル様が治めていた土地にあった。
フェンリル様は気高いお姿で邪の者を一切寄せつけずこの土地に平和をもたらしてくれた。
しかし何百年と続いたフェンリル様の時代は突然として失踪という形で幕を閉じた。
しかしその土地の者はフェンリル様は旅に出ただけでまた戻って来ると信じその信仰は続いていたがさらに何百年と経つと信じる者は少なくなってしまった。
他の土地に移るもの増えてかつて栄えていた土地も今は俺達の一族だけとなっていた。
それでも俺達一族はいつかフェンリル様が戻ると信じてこの土地に居続けた。
がそれも数年前にはほとんど伝承程度で誰もその姿を見たものはもちろん記憶しているのもハンゾーじいちゃんだけとなっていた。
じいちゃんはそんな薄れゆく信仰に嘆き、時折俺達子供を集めてはフェンリル様の話を聞かせてくれた。
じいちゃんの話を聞き終わると弟のコジローがボソッと呟いた。
「かっこいい……」
コジローは物腰の優しい大人しい性格で争うことがあまり好きではなかった。
そんなコジローがフェンリル様の話は大好きだった。
「フェンリル様とか本当にいるの~?」
隣ではユキがあくびをしながら眠そうに聞いている。
「もちろんいるぞ、しかしこの数百年パタリと見かけたと噂は途絶えているが……」
じいちゃんは心配そうに答えた。
「じゃがフェンリル様だ、きっと今は休んでおられるのだろう。この里に戻る姿はもうわしには見ることはできないかもしれないがお前達が大人になったらこの話を自分達の子供達に教えて伝えて行くのだぞ」
「うん!」
「わかった!」
俺とコジローが返事をするとじいちゃんは嬉しそうに微笑み頭を撫でてくれる。
ユキは眠気に勝てなかったようで隣でスヤスヤと寝てしまっていた。
次の日俺達は里を飛び出し三人で森に向かった。
「フェンリル様ってどのくらい強いのかな?」
「じいちゃんが敵わないって言うんだからこんくらいだよ!」
コジローの問いに俺は腕をめいいっぱい広げた。
「えー、でも私の方が強くなるもんね! だって足速いし」
そういうとユキはさらに速度を早めた。
「待てユキ、そんなに早く走ると転ぶぞ」
俺はユキを掴もうとするがスルッと避けられる。
「へっへー! ムサシにいちゃん遅い」
ユキはニヤッと笑うとさらにスピードを上げた。
「ま、待ってよ」
コジローはさらに遅れて後からついてくる。
俺は少しスピードを緩めてコジローを待った。
するとコジローは嬉しそうな顔で俺の後をピッタリと着いてくる。
少し先ではユキが待っていて呆れ顔をしていた。
「コジローにいちゃんおそーい、またムサシにいちゃんに甘えてるしー」
面白くなさそうにコジローを睨んでいる。
「ユキ、仲良くな」
そう言ってユキの頭にポンと手を置いた。ユキはこの頃は少しお転婆で気の弱いコジローによく当たっていた。
俺は少し二人より年が上で手のかかる二人を可愛がっていた。
そうやって遊びながら今日の鍛錬を終えて休憩しているとコジローがもう少し鍛錬くると一人森に向かった。
「コジローにいちゃんずるい」
ユキも休憩を終えるとコジローの後を追った。
「やれやれ」
仕方ないと俺も早めに休憩をやめて二人を追う。コジローはすぐに見つかったがユキの姿がなかった。
「あれユキは?」
コジローに聞くと見てないと言った。
俺とコジローは鍛錬を止めてユキを探すことにした。
なかなか見つからないユキに嫌な予感がしてくる。
俺達子供はこの森から出ることを許されていない、しかし人一倍好奇心の強いユキは森の外に出たがっていた。
「まさか」
俺達はギリギリの距離まで森の外に向かってみた。
するともう少しで外に出るというところでユキの声が聞こえてきた。
「離せー」
ユキの抵抗する声に俺は思わず森の外に出てしまった。
「ユキ!」
「ムサシにいちゃん」
ユキは男達二人に腕を掴まれ引っ張られていた。
「こいつらが無理やり!」
「おっ、またガキが出てきたぞ」
「うわ、しかも一人は獣人か?」
男達は俺達を見てニヤッと笑うと捕まえようと手を伸ばしてくる。
これがじいちゃん達大人が言っていた人攫いか?
俺はコジローをかばいながら後ろに引いた。
「まて、よく見るとなんか獣人じゃねぇな……顔だけ獣で体は人だぞ。気持ちわりぃ」
男達は俺を見るなり怪訝な顔をした。
そう俺はみんなとは異なった見た目をしていた、しかし里の人達はそんな俺に周りと変わらない態度をしてくれていたのでそんなこと気にしたこともなかった。
しかし男達のその言葉は俺の胸に突き刺さった。
一瞬体が強ばり動けなくなってしまう。
するといつもは人の後ろにいるコジローが前に出た。
「今の言葉取り消せ!」
コジローは短剣を取り出すとスっと構えた。
「こんなガキが強かったって怖くねぇぞ」
男達は笑って手を出そうとするとコジローは躊躇なく男達の手を切った。
すると笑っていた男達の顔がスっと怒りに変わる。
「調子にのるなよガキが……」
「うるさい、ユキを……妹を離せ!」
コジローはいつもからは想像出来ない素早さで男達との間合いを詰めるとユキを掴んでいた男の腕を切った。
傷は浅いが男達が怯むとユキの腕を掴んで引っ張ると自分の方へと引き寄せた。
「コジロー……にいちゃん?」
ユキは唖然として頼もしいコジローを見つめていた。
「ユキ、逃げろ!」
コジローはユキを森の方へと突き飛ばすとユキはハッとして森の中に消えていった。
「クソ!一人逃がしたぞ」
ユキを逃がした男達は慌てて追おうとするが森に拒まれて入る事が出来ない。
「こいつらは手足を折ってでも連れてくぞ」
男達は森を背にすると俺達を逃しまいと目をギラつかせた。
「あの珍しい獣人なら女より売れるかもな」
男達は俺に標的を定めたようだ。
「ムサシにいさんは連れていかせない!」
コジローは男達の視線の間に入り込むと睨みつけていた。
「俺だってただで捕まる気はない」
弟に守られていられないと俺は剣を取り出すが手が震える。
鍛錬通りに動くことが出来ずにコジローに頼りながらなんとか男達の攻撃を交わしていた。
しかしもうスタミナが持たないと足がもつれて来た、どうにかコジローだけでも……
「コジロー、俺が向こうに逃げる振りをする。その間に森に逃げ込め」
コジローにボソッと声をかけた。
コジローは驚いた顔をして嫌だと首を振る。
「兄の言うことを聞け!」
俺はそう叫ぶと男達の方へと走り出す。
「カモが自ら飛び込んで来たぞ」
男達が嬉しそうに手を広げて俺を待っている。
この先どんな目に合わされるのかと思うと足が竦むがコジローがそうなるよりずっといい。
俺は覚悟を決めて男達の間をすり抜けようと走った。
「グッ!」
しかし男達に腕を掴まれてその場に倒されてしまった。
「ムサシにいさん!」
もう少しで森に逃げ込めるところでコジローは止まりこちらを振り返った。
その顔には迷いがある。
助けに行こうか逃げようかと迷っていた。
俺はコジローに叫んだ。
「行け!」
その声にビクッとなるとコジローは覚悟を決めたようにこちらに歩いてきた。
「やっぱりムサシにいさんを置いて行けない!」
「コジロー……」
嬉しさと申し訳なさに目が熱くなった。
するとガサガサと森の木が揺れだした。
コジローもその音に気がつくと森を見つめる。
ユキが逃げた場所からハンゾーじいちゃんがひょっこりと姿を現した。
「里の子に手出しはさせんぞ」
じいちゃんは見たこともない怒った顔をしたかと思うとあっという間に男達をねじふせて縄で縛ってしまった。
「じいちゃん……すげぇ」
あらかたその場が収まるとユキが里の大人達と後から現れた。
「ムサシにいちゃん!コジローにいちゃん!」
ユキは無事な俺達の姿をみると安堵して泣き出した。
俺とコジローはそんなユキを見て力が抜けるとユキのそばに行って慰めるように抱きしめた。
それからユキはコジローに対する態度がガラリと変わった。
コジローをバカにする者がいれば容赦なくぶちのめしていた。(コジローに見えないところで)
そしてコジローはさらに自分を磨くように鍛錬にせいをだした。
そして自信がついたのかいつの間にか俺より前を歩く事が増えていった。
二人が成長する中俺はよく出来た弟のコジローを見ながら自分の歪さを感じるようになっていた。
相変らず里の人達は優しい、しかし皆と違う容姿も明らかだった。
「気にすることないよ」
コジローはいつもそう言ってくれた。
「そうだな」
俺は笑って頷く。
しかしわかっていた、こんな俺でもいいと心から言ってくれる人が現れる事は無いんだろうなと……
そんな事を思いながら今日もコジローの後を追うのだった。
俺の里は大昔、フェンリル様が治めていた土地にあった。
フェンリル様は気高いお姿で邪の者を一切寄せつけずこの土地に平和をもたらしてくれた。
しかし何百年と続いたフェンリル様の時代は突然として失踪という形で幕を閉じた。
しかしその土地の者はフェンリル様は旅に出ただけでまた戻って来ると信じその信仰は続いていたがさらに何百年と経つと信じる者は少なくなってしまった。
他の土地に移るもの増えてかつて栄えていた土地も今は俺達の一族だけとなっていた。
それでも俺達一族はいつかフェンリル様が戻ると信じてこの土地に居続けた。
がそれも数年前にはほとんど伝承程度で誰もその姿を見たものはもちろん記憶しているのもハンゾーじいちゃんだけとなっていた。
じいちゃんはそんな薄れゆく信仰に嘆き、時折俺達子供を集めてはフェンリル様の話を聞かせてくれた。
じいちゃんの話を聞き終わると弟のコジローがボソッと呟いた。
「かっこいい……」
コジローは物腰の優しい大人しい性格で争うことがあまり好きではなかった。
そんなコジローがフェンリル様の話は大好きだった。
「フェンリル様とか本当にいるの~?」
隣ではユキがあくびをしながら眠そうに聞いている。
「もちろんいるぞ、しかしこの数百年パタリと見かけたと噂は途絶えているが……」
じいちゃんは心配そうに答えた。
「じゃがフェンリル様だ、きっと今は休んでおられるのだろう。この里に戻る姿はもうわしには見ることはできないかもしれないがお前達が大人になったらこの話を自分達の子供達に教えて伝えて行くのだぞ」
「うん!」
「わかった!」
俺とコジローが返事をするとじいちゃんは嬉しそうに微笑み頭を撫でてくれる。
ユキは眠気に勝てなかったようで隣でスヤスヤと寝てしまっていた。
次の日俺達は里を飛び出し三人で森に向かった。
「フェンリル様ってどのくらい強いのかな?」
「じいちゃんが敵わないって言うんだからこんくらいだよ!」
コジローの問いに俺は腕をめいいっぱい広げた。
「えー、でも私の方が強くなるもんね! だって足速いし」
そういうとユキはさらに速度を早めた。
「待てユキ、そんなに早く走ると転ぶぞ」
俺はユキを掴もうとするがスルッと避けられる。
「へっへー! ムサシにいちゃん遅い」
ユキはニヤッと笑うとさらにスピードを上げた。
「ま、待ってよ」
コジローはさらに遅れて後からついてくる。
俺は少しスピードを緩めてコジローを待った。
するとコジローは嬉しそうな顔で俺の後をピッタリと着いてくる。
少し先ではユキが待っていて呆れ顔をしていた。
「コジローにいちゃんおそーい、またムサシにいちゃんに甘えてるしー」
面白くなさそうにコジローを睨んでいる。
「ユキ、仲良くな」
そう言ってユキの頭にポンと手を置いた。ユキはこの頃は少しお転婆で気の弱いコジローによく当たっていた。
俺は少し二人より年が上で手のかかる二人を可愛がっていた。
そうやって遊びながら今日の鍛錬を終えて休憩しているとコジローがもう少し鍛錬くると一人森に向かった。
「コジローにいちゃんずるい」
ユキも休憩を終えるとコジローの後を追った。
「やれやれ」
仕方ないと俺も早めに休憩をやめて二人を追う。コジローはすぐに見つかったがユキの姿がなかった。
「あれユキは?」
コジローに聞くと見てないと言った。
俺とコジローは鍛錬を止めてユキを探すことにした。
なかなか見つからないユキに嫌な予感がしてくる。
俺達子供はこの森から出ることを許されていない、しかし人一倍好奇心の強いユキは森の外に出たがっていた。
「まさか」
俺達はギリギリの距離まで森の外に向かってみた。
するともう少しで外に出るというところでユキの声が聞こえてきた。
「離せー」
ユキの抵抗する声に俺は思わず森の外に出てしまった。
「ユキ!」
「ムサシにいちゃん」
ユキは男達二人に腕を掴まれ引っ張られていた。
「こいつらが無理やり!」
「おっ、またガキが出てきたぞ」
「うわ、しかも一人は獣人か?」
男達は俺達を見てニヤッと笑うと捕まえようと手を伸ばしてくる。
これがじいちゃん達大人が言っていた人攫いか?
俺はコジローをかばいながら後ろに引いた。
「まて、よく見るとなんか獣人じゃねぇな……顔だけ獣で体は人だぞ。気持ちわりぃ」
男達は俺を見るなり怪訝な顔をした。
そう俺はみんなとは異なった見た目をしていた、しかし里の人達はそんな俺に周りと変わらない態度をしてくれていたのでそんなこと気にしたこともなかった。
しかし男達のその言葉は俺の胸に突き刺さった。
一瞬体が強ばり動けなくなってしまう。
するといつもは人の後ろにいるコジローが前に出た。
「今の言葉取り消せ!」
コジローは短剣を取り出すとスっと構えた。
「こんなガキが強かったって怖くねぇぞ」
男達は笑って手を出そうとするとコジローは躊躇なく男達の手を切った。
すると笑っていた男達の顔がスっと怒りに変わる。
「調子にのるなよガキが……」
「うるさい、ユキを……妹を離せ!」
コジローはいつもからは想像出来ない素早さで男達との間合いを詰めるとユキを掴んでいた男の腕を切った。
傷は浅いが男達が怯むとユキの腕を掴んで引っ張ると自分の方へと引き寄せた。
「コジロー……にいちゃん?」
ユキは唖然として頼もしいコジローを見つめていた。
「ユキ、逃げろ!」
コジローはユキを森の方へと突き飛ばすとユキはハッとして森の中に消えていった。
「クソ!一人逃がしたぞ」
ユキを逃がした男達は慌てて追おうとするが森に拒まれて入る事が出来ない。
「こいつらは手足を折ってでも連れてくぞ」
男達は森を背にすると俺達を逃しまいと目をギラつかせた。
「あの珍しい獣人なら女より売れるかもな」
男達は俺に標的を定めたようだ。
「ムサシにいさんは連れていかせない!」
コジローは男達の視線の間に入り込むと睨みつけていた。
「俺だってただで捕まる気はない」
弟に守られていられないと俺は剣を取り出すが手が震える。
鍛錬通りに動くことが出来ずにコジローに頼りながらなんとか男達の攻撃を交わしていた。
しかしもうスタミナが持たないと足がもつれて来た、どうにかコジローだけでも……
「コジロー、俺が向こうに逃げる振りをする。その間に森に逃げ込め」
コジローにボソッと声をかけた。
コジローは驚いた顔をして嫌だと首を振る。
「兄の言うことを聞け!」
俺はそう叫ぶと男達の方へと走り出す。
「カモが自ら飛び込んで来たぞ」
男達が嬉しそうに手を広げて俺を待っている。
この先どんな目に合わされるのかと思うと足が竦むがコジローがそうなるよりずっといい。
俺は覚悟を決めて男達の間をすり抜けようと走った。
「グッ!」
しかし男達に腕を掴まれてその場に倒されてしまった。
「ムサシにいさん!」
もう少しで森に逃げ込めるところでコジローは止まりこちらを振り返った。
その顔には迷いがある。
助けに行こうか逃げようかと迷っていた。
俺はコジローに叫んだ。
「行け!」
その声にビクッとなるとコジローは覚悟を決めたようにこちらに歩いてきた。
「やっぱりムサシにいさんを置いて行けない!」
「コジロー……」
嬉しさと申し訳なさに目が熱くなった。
するとガサガサと森の木が揺れだした。
コジローもその音に気がつくと森を見つめる。
ユキが逃げた場所からハンゾーじいちゃんがひょっこりと姿を現した。
「里の子に手出しはさせんぞ」
じいちゃんは見たこともない怒った顔をしたかと思うとあっという間に男達をねじふせて縄で縛ってしまった。
「じいちゃん……すげぇ」
あらかたその場が収まるとユキが里の大人達と後から現れた。
「ムサシにいちゃん!コジローにいちゃん!」
ユキは無事な俺達の姿をみると安堵して泣き出した。
俺とコジローはそんなユキを見て力が抜けるとユキのそばに行って慰めるように抱きしめた。
それからユキはコジローに対する態度がガラリと変わった。
コジローをバカにする者がいれば容赦なくぶちのめしていた。(コジローに見えないところで)
そしてコジローはさらに自分を磨くように鍛錬にせいをだした。
そして自信がついたのかいつの間にか俺より前を歩く事が増えていった。
二人が成長する中俺はよく出来た弟のコジローを見ながら自分の歪さを感じるようになっていた。
相変らず里の人達は優しい、しかし皆と違う容姿も明らかだった。
「気にすることないよ」
コジローはいつもそう言ってくれた。
「そうだな」
俺は笑って頷く。
しかしわかっていた、こんな俺でもいいと心から言ってくれる人が現れる事は無いんだろうなと……
そんな事を思いながら今日もコジローの後を追うのだった。
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