ほっといて下さい 従魔とチートライフ楽しみたい!

三園 七詩

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9巻

9-2

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「どこら辺にいるの?」

 私達の様子に気がついたのか、セバスさん達も近づいてきて話に加わる。

「こちらに近づいているようだ」
「どうしよう、セバスさん」
「アクアさんではないなら、あまり勝手な行動は取らない方がいいでしょう」
「そうだな。お前達はここにいろ。私はちょっと様子を見てくる」

 ネーレ様が歩きだした。

「ネーレ様が行くなら私も行く!」

 私はパシッとネーレ様の手を握った。

「ミヅキ!」
「ミヅキさん」

 ベイカーさんとセバスさんが止めようとするが、その前にネーレ様が優しくその手を離そうとする。

「ミヅキ、気持ちだけでいい」

 しかし私は手を離す気はない。

「ネーレ様、お願い」

 ジッと顔を見つめるとセバスさんがため息を吐いた。

「はぁ、仕方ありません。ベイカーさん頼みましたよ」
「ああ、任せておけ!」

 ベイカーさんとセバスさんの会話に私達は首を傾げた。

「ミヅキはネーレ様といろ、近くで様子を見るのは俺がするから、お前達は遠くで見てろ」
「うんわかった。ネーレ様、行こう!」

 私がネーレ様の手を優しく引くと、ネーレ様は苦笑いしている。

「すまないな、危なければそこの男、ミヅキと逃げてくれよ」

 ネーレ様がベイカーさんに声をかける。

「それでミヅキが納得してくれるといいんですけどね」

 ベイカーさんが困ったように笑った。
 セバスさん達が心配そうに見送る中、私達は海に入っていった。
 ポチャン!
 空気の膜を張り海の中を進もうとすると、ポチャッと音がしてムーがついてきた。

【ミヅキ、ムーを連れて行け。気をつけろよ、何かあったらすぐに呼べ】

 シルバが念話ねんわで声をかけてくる。
 一緒に来ると目立ってしまうから、シルバ達はお留守番なのだ。

【わかった! 行ってくるね】
「セバスさん、ムーなら連れてて大丈夫?」
「ムーならまぁ目立たないでしょう。ミヅキさん本当に気をつけて下さいよ」
「はい!」

 空気の膜の中、ベイカーさんを先頭にネーレ様の指示のもと進んで行く。

【止まれ!】

 ネーレ様の声が頭に響き、慌てて止まり海の木の根っこに身を隠した。
 ベイカーさんが周囲の様子をうかがうと、ネーレ様がクイクイと指をさした。その方向を見ると黒ずくめの男達から逃げる、一人のかっちりした服を着た人魚の男がいた。

【あれだ】

 ネーレ様が隠れながら覗き込む。

【ムー、ここに大きな膜を作ってくれる?】

 死角になるところに膜を張ると、私達は中に入り様子をうかがう。

「あれか、大勢で一人を追いかけているな」
喧嘩けんかかな? 追いかけられてるのは騎士さんかも」

 男達の関係性もわからないので、この後どうなるかと様子をうかがっていると……黒ずくめの男がフードをめくる。
 すると顔にあの黒い痣が広がっていた。

「黒い痣だ」
「なんか様子がおかしいな。ミヅキ、ここに隠れてろ」

 ベイカーさんが、男達の痣をよく見ようと前に出た私を後ろに隠す。

「痣があるのにネーレ様みたく苦しんでる様子はないね。なんか、グリップさんの症状に似てる?」

 痣の男は急にスピードを上げて、追いかけられていた男の腕の肉をえぐった。

「あっ!」

 その瞬間、ベイカーさんが私の目を隠して見えないようにする。

「ミヅキ、ネーレ様とここにいろよ」

 ベイカーさんは装備を点検して、海に出ようと準備する。

「ベイカーさん、ここ海の中だよ。あの速さについていける?」
「スピードは敵わんが、他は負けん」

 傷を負った人魚の男が追い詰められている、迷っている時間はない。

「いいな、じっとしてろよ! ネーレ様、あの人魚は助けますから、ミヅキを頼みます」

 ネーレ様が頷くのを確認して、ベイカーさんは海へと飛び出して行った。
 人魚の男は追い詰められ覚悟を決めたのか目をつぶっている。
 ベイカーさんはすんでのところで間に合い、黒ずくめの男の攻撃を剣でいなした。

「だ、誰だ?」

 傷を負った男はベイカーさんを見て驚いている。
 しかし、黒ずくめの男達は構わずに凄まじい速さで攻撃を繰り出した。それをベイカーさんは、水中というハンデがありつつも全て剣で受け止めていた。
 とはいえ、目は追いついていても、水中での戦いに慣れていないのか動きが遅い。ベイカーさんが剣を一振りする度におきる水流に力の強さを感じるけど……大丈夫かな?
 ――その時。
 ベイカーさんが何度も何度も剣を振るった事で、目の前に大きな渦巻きができてしまったのだ!
 ベイカーさんが巻き込まれそうになるが、人魚の男がその腕を掴んで引っ張っている。渦巻きに引き込まれないように、海の木に必死にしがみついているみたいだ。

「くそっ!」

 黒ずくめの男達も渦巻きに阻まれ攻撃を中断していた。

「まぁ、あの様子ならしばらくは陸上にはあがれまい、一旦引くぞ」

 痣の男達がフードを目深に被りその場を去ろうとしたその時、異変がおきた。

「ぎゃぁぁー!」

 突然叫び声が上がる。
 見ると巨大なサメが、痣の男に噛み付いていた。
 そのまま男をボリボリと噛み砕き飲み込むと、辺りに赤い血が広がる。
 いつの間にか巨大なサメが数頭やってきていて、優雅に泳ぎながらベイカーさんと男達を取り囲んでいた。
 どうしよう、ベイカーさん達を助けたいけど……

「うっ……」

 人魚の男は腕に強烈な痛みが走ったのか顔を歪めた。流れ出る血を止める余裕もなく押さえるだけだったが、徐々にそこから黒い痣が広がっているようだ。

「そうか、あいつに触れたんだからこうなるよな、このままサメの餌か」

 そう呟き、フラフラと体が揺れだしたと思ったら気を失ってしまった。
 ベイカーさんは咄嗟に人魚の男を掴んで支えている。

(コイツを抱えてミヅキのところまでは、無理だな。その前にあいつらに食われそうだ)

 ベイカーさんは、チラッとサメの方に視線を向けた。
 しかしサメは黒ずくめの男達を取り囲みゆっくりと様子をうかがっていて、ベイカーさん達の方には注意を向けてない。

「行け!」

 そんな中、取り囲まれた黒ずくめの男達が仲間の一人をサメの方に押し出した。

「うわぁ!」

 バランスを崩した隙にサメがかぶりつく。頭と足を二頭に同時に噛まれるとそのまま引きちぎられた。あたりに血が舞うとサメ達が残骸ざんがいに飛びついた。

「ミヅキ、目をつぶってな」

 ネーレ様に見ないように注意されるが、ベイカーさんが心配でそれを拒否する。
 ……正直見たくはない光景だけど、目をそむけている間にベイカーさんに何かあったら嫌だから。
 サメが群がっている間に、残りの男達は隙間をすり抜け、この場から逃げようとしていた。ベイカーさんも人魚の男を担いで私達の元に泳ぐが、人魚の男の腕から出る血にサメがピクッと反応した。
 サメが尾びれを大きく動かし、ベイカーさんの方に方向転換して迫ってくる。

「ベイカーさん!」

 後ろに迫るサメに気がついていない様子のベイカーさんに向かって叫んだ。

「やばい!」

 私の声で気が付いたのか、ベイカーさんは人魚の男を私達の方に向かって思いっきり押し出すと、クルっと向きを変えてギリギリのところでサメの牙を剣で受け止めた。
 私は海に出ると、人魚の男を掴んで空気の膜に引っ張って連れて来る。
 黒い痣のできた傷口にそっと触れると回復魔法をかけ、そのまま癒しの魔法を注いだ。

「シンクがいないから完全には治せないけど、とりあえず血は止まった。ネーレ様、この人を頼みますね!」
「ミヅキ、どうするつもりだ」

 ネーレ様が人魚の男を受け取るのを見ると、私はクルッと向きを変える。

「ベイカーさんの助太刀に行ってくる!」

 私はバシャッ! っと再び海に飛び込んだ。
 ベイカーさんはサメを受け止めたが足場がないので押し返すことも出来ず、そのまま後ろへとどんどん押し流されている。
 しかし、急にサメの力が弱まって、チャンスとばかりにサメから離れると足場がないか探している。
 そしてちょうどいい岩場を見つけたのか、急いで泳いで向かっていた。
 サメは体をくねらせてもがきながら苦しんでいる。
 そして口から黒い血を吐きだしたと思ったら、身体が黒く染まっていく。
 すると先程まで苦しんでいたのが嘘のように止まり、ジロッとベイカーさんを見ると凄まじい速さで動き出した。

「足場があればこっちのもんだ!」

 ベイカーさんは岩場にしっかりと足をつけると踏ん張り剣を構えた。
 そしてサメに向かって横一文字に剣を振った。
 すると海の中を斬撃波ざんげきはがはしった。
 一瞬海が割れたと思うとサメは綺麗に真っ二つに分かれたのに、そのままベイカーさん目掛けて突進していく。
 ベイカーさんは面倒くさそうに再び剣を構えると、そのまま剣を滑らせサメを更に捌いていく。
 切られたはずのサメはボコボコとうごめきながら、もう一度くっ付き合おうとしていた。

「ベイカーさん!」

 ベイカーさんが、泳いでいる私に気がついて視線を向けてくる。そして驚いた顔をするとなにか叫んでいた。
 ベイカーさんはこちらに泳いでこようとしているみたいだけど、剣が引っ張られているようだ。見ると先程のサメが身体をボロボロにしながらも剣に噛み付いていた。
 ベイカーさんは凄い形相でサメの口内に素手を突っ込むと、頭蓋とうがいを掴み引っこ抜いた。
 今度こそサメは絶命して剣から歯を離した。
 そして慌てた様子でこちらの方を見るが、トンッ! とちょうどベイカーさんにたどり着き、私はその体に抱きついた。
 私は空気の膜を膨らませてベイカーさんとくっつける。
 するといつの間にか付いてきていたムーが顔を覗かせた。

「ミヅキ! 何やってんだ、危ないだろ!」

 ベイカーさんが私に怒鳴るがそれよりも心配な事があった。

「だってあの黒い痣に、ベイカーさんさっき触れたよね! 見せて!」

 サメを掴んでいた手を掴み、よく見るために引き寄せようとしたら、汚いからと手を引っ込められるが私は離さなかった。
 すると諦めたように力が弱まったので、そのすきに浄化してやっとほっとする。

「まだサメがいただろ、どうしたんだ?」

 ベイカーさんは自分の事など気にもとめず周りを警戒するように私を後ろに隠した。
 見るとベイカーさんが捌いたサメを他のサメが共食いしている。

「あっちの臭いに釣られたのか? にしてはサメが減ってないか?」
「サメ、もしかしてこっちに来てたの?」

 ベイカーさんが頷くと、想像してゾッとする。

「やっぱり気がついてなかったのか、でもどこに行ったんだ?」


 ベイカーさんが周りを警戒しながら私を抱き上げると、ムーがニュルと動き何かを吐き出した。

「えっ」
「はっ?」

 それはサメの頭で体の部分はもうないようだった。

「もしかして、ムー食べちゃったの?」

 ムーが肯定するようにプルプルと揺れる。

「おまえ、まぁまぁ出来るじゃねぇか」

 ベイカーさんがムーをガシガシと撫でるとペシッ! とムーから触角が伸びて手を払った。

「なんだコイツ!」

 その様子にベイカーさんは怒るが私は思わず笑ってしまう。

「ふふ、恥ずかしがってるんだよ~」

 今度は私が撫でてあげると、嬉しそうに身を預けていた。

「この態度の違い、腹立つなぁ。まぁいい、ムー、ミヅキを守れよ」

 言われるまでもないと言うようにムーがプイッと揺れた。
 その様子にベイカーさんは驚いた。

「顔がないから意思疎通できないと思ったが、意外とわかりやすいな」
「ねー、可愛いよね!」

 私はわかって貰えた事がうれしくてムーを自慢するように見せた。

「いや、可愛くはない。それよりほら来たぞ! あいつら共食いしたからみんな感染したな、どうする? ちょっと切ったくらいじゃ死なないぞ」
「うーん、浄化すればどうにかなりそうだけど、大人しくやらせてくれないよね」
「じゃあムーに食わせるか?」
「駄目だよ! 痣を持ってるんだよ。やっぱりどうにか動きを止められるといいんだけど」

 どうしたものかとベイカーさんと話し合っていると頭に声が響いた。

【なら、私が奴らの動きを止めよう】

 ネーレ様の声が聞こえたと思うと海草がスルスルと伸びてきてサメの身体に巻きついた。
 サメ達が苦しそうにもがけばもがくほど、海草が絡み付く。

【ミヅキ、助けられるならその子らも助けてあげてくれ。こんな事で死なせてしまうのはあまりにも可哀想だ】

 ネーレ様の言葉と共に、悲しそうな感情が流れてきた。

【ネーレ様……ちゃんと助けてあげるから!】
「ベイカーさん、ネーレ様が動きを止めてくれてる間に浄化しちゃおう!」
「わかった!」

 ベイカーさんが泳いでサメのそばに行くと、私は警戒しながらサメの身体に触る。次々に浄化していくとサメはぐったりと動かなくなった。

「よし、みんな痣が消えた!」
「なら動けるようになる前に退散しようぜ、また襲われたらたまんねぇよ」
「そうだね、折角助けたのにまた三枚におろしちゃってもね」

 するとネーレ様がクスッと笑う。

【その状態でまだ襲ってくるようなら、その時は躊躇うことなく返り討ちにしていいからな。それは自然の摂理せつりだ】
【ネーレ様、意外と厳しいね。でも了解です、そしたら美味しく料理してあげるね】

 私はサメをザラっと撫でると、ベイカーさんに連れられネーレ様の元へと向かった。

「ネーレ様!」

 私はネーレ様がいる空気の膜に飛び込むと抱きついた。

「大丈夫だったか?」
「うん、誰も怪我してないよ。怪我はこの人だけだね」

 怪我は治ったが未だ目覚めない人魚を見つめる。

「とりあえずセバスさん達のところに戻ろうか?」
「そうだな」

 ベイカーさんは人魚を掴むと肩に担いだ。

「じゃ行くか!」
「ベイカーさんその持ち方はどうなの? なんか荷物みたいだよ」
「運んでやるだけありがたいだろ。それとも前で抱えろってか?」

 ベイカーさんの顔が嫌そうに歪む。

「あっ、お姫様抱っこでいいんじゃない」

 そう言うとベイカーさんは、寒気がしたのかゾクッと震えている。

「気持ち悪い事言うなよ。俺も嫌だけど、こいつもそんな事されたって知ったらかなり地獄だと思うぞ」
「そうかな? 私はいいと思うけどなー」

 ベイカーさんは私の言葉を無視して人魚を担ぎながら、ネーレ様の先導の下で来た道を戻って行った。
 そしてようやくセバスさん達が待つ場所に戻ってきたが、様子がおかしい。

「あれ?」
「どうした?」
「誰もいない」

 だだっ広い空間を見回すが、人がいる気配がなかった。

「ここであってるよね?」
「ああ、ほら、火をおこした跡がある」

 ご飯を炊く時に使ったかまどの跡がまだ残っていた。

「セバスさーん! シルバー!」
「おーい! みんなどこに隠れてるんだー!」

 私達は大声をあげてみるが返事が聞こえることはなかった。

「帰っちゃった?」

 振り返りベイカーさんに聞いてみる。

「ミヅキを置いてか? 有り得ないな、俺だけなら置いてかれそうだが」
「そ、そんなことないよー」

 焦りながらフォローするが、なんか本当にそうなりそうな気がする。

「それよりシルバ達に念話ねんわで聞いてみろよ、あいつらがミヅキからそんなに離れる事はないだろ?」
「あっそうだね!」
【シルバ~! シンク~! コハク~! プルシア~!】

 みんなに念話ねんわで話しかけるとすぐに反応があった。

【ミヅキ!】
【ミヅキ~】
【キャン! キャン!】
【みんなどこ行ったの~?】
【それよりミヅキ、お前は大丈夫なのか?】

 シルバが慌てた様子で心配そうに聞いてくる。

【うん、大丈夫だよ。色々あったけどベイカーさんとムーとネーレ様といるよ】
【そうか、やっぱりなんかあったんだな。こんな奴ら蹴散らして、早くミヅキのところに行くか】

 シルバがブツブツと物騒なことを言っている。

【蹴散らすって、誰かといるの?】
【ああ、だが問題ない。セバスが大人しくしてた方がいいって言うから我慢していたが、もう大丈夫だ】

 どうも力技でなにか解決しそうな雰囲気である。
 私は慌ててシルバを止める。

【駄目だよシルバ! ちゃんとセバスさんの言う事を聞いておいた方がいいよ】
【うぐっ……まぁミヅキがそう言うなら】

 少し落ち着いたシルバに安堵してベイカーさん達にも今の事を伝えた。

「ベイカーさん、シルバ達もなんかあったみたい」
「そうなのか? それで今どこにいるんだ」
「わかんない」

 私は詳しい事を聞こうとまたシルバに語りかけた。


    ◆


 少し時は遡り、ミヅキ達と離れたセバス達は……

「「「はぁ」」」

 私――セバスはデボットさん、レアルさんと共にため息をつく。

「アクアさんは来る気配はないですし、きな臭い何者かに追われる人、嫌な予感しかしませんね」

 これからどうすべきか思案する。本来ならこんなところミヅキさんを連れて早く帰りたいのだが、あの子はアクアさんの事情を解決しない限りここを離れないだろう。

「ミヅキを行かせて大丈夫だったんでしょうか?」

 デボットさんが心配そうに聞いてきた。

「ベイカーさんがついています。あの人なら死んでも守るでしょう。それに黒い痣を浄化出来るのもミヅキさんだけです。三人と少人数の方が隠れやすいし大丈夫でしょう」
「そうですか」

 そう言ってやると二人共私の言葉に安心している。

「グルゥゥゥ」

 一緒に残っていたシルバさんが、ミヅキさんが潜って行った海を見つめて唸り声をあげた。

「アクアか?」

 デボットさんが、シルバさんが見つめる先を一緒に覗き込んだ。


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