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第6章 丹羽しおり2
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その後の稽古でも私はまだ、全然サライではなかった。Aパートのシーン3の練習だった。
「1回試しに外に出てみようよ。出てみたら意外といけるかもよ」
と、ルカの手を引く。ルカはそれを振り払う。首を振って、「そんなに簡単に言わんでよ」と声を枯らす。出会ったばかりの頃の布目のような、絞りだすような声。布目は実感をもって知っているのだ。声の出し方を忘れた者の感覚を。そしてそれを惜しみなく使っている。
「引きこもりの外出に、無料お試し期間はないの」
ルカの言葉に熱がこもる。夏の大会の前、屋上に続く扉の前で向かい合って、椅子に座って話したことを思い出す。幼少期のトラウマを、細い紐を手繰り寄せるように、ぽつぽつと言葉を探しながら話す弱っちい声を思い出す。すっかり覚醒しやがって、と毒づきたくなる。
Aパートのシーン4に入り、私はルカを騙す形で外に連れだす。夜の街をふたりで踊るように駆ける。「どう、ルカ、楽しくない?」と私は尋ねる。「全然。しんどくてしょうがないってば」とルカは息絶え絶えに言う。彼女のその呼吸の荒さと、言葉のつっかえ方があまりにも自然体で、私は置いていかれそうになる。くそ。勝てない。
私は足をもつれさせてしまい、その場に倒れこんだ。咄嗟に受け身をとったので、怪我はない。
息が切れていて、肩で呼吸をしていると、中西が「ちょっと休もっか」と手を叩く。汗があごから落ちて、床を濡らす。「しおり」と呼ばれて顔を上げると、そこにはスポーツドリンクのペットボトルがある。素直に受け取って口に含む。ひと息ついても、まるで疲労感がなくならない。
「私、手、抜かないから」
と隣で同じようにペットボトルを咥える布目が言う。
「ドSめ」
「なんとでも」
「でも手を抜かれたら、たぶん死ぬほど怒るかも」
私は布目のことを見た。彼女も首や髪の毛の先端が濡れている。もう10月とはいえ、全身を振り回して演技していたら、汗をかく。布目の肩が微かに動いている。呼吸をしていると気づく。彼女だって息を整えている。きっと私に追い越されないようにと、がむしゃらなのだ。
出会った頃の布目の声は、クラスの友だちが、授業中に小声で私語を話す声よりも小さく感じた。滑舌の練習もまごまごとつっかえつっかえで、見ていていらいらした。見るからに才覚のない人間が、なんで役者を目指しているのか、理解ができなかった。
ゴールデンウィークの公演のゲネプロで、蠅のように私の周りを漂う姿は滑稽で目障りだった。けれど本番では様子が違った。突然、きらきらと光の粉を撒き散らしながら舞っているように見えた。なんだこいつ、と思ったし、その光がまた目障りだった。日々の練習で、少しずつ体力をつけて声が出るようになる姿には焦らされた。そして、彼女は突如、大会の稽古中に町娘になった。
はるか後ろを千鳥足で走っていると思っていた彼女が、ものすごい速さで私を追い抜かして、その背中は目を凝らさないと見えないほどになっていた。バレーボールの時のように、才能という壁が立ちはだかったのだと感じた。
でも当時のその認識は間違っていた、と今なら思える。努力という名前の階段をのぼるうえで、1歩で上がれる段数も、スタート地点も、人によって違う。とはいえ、たった1歩で何階も上の階にたどり着ける者なんて、きっといない。馬場園が毎日朝練に参加して、先輩に教えを乞いながらレシーブの練習を繰り返したように、布目も1歩ずつ、階段をのぼっていたに違いないのだ。私はそれに目をやれなくて、知らなかった。
「霜雨って、幼稚園の時の太陽役がさぞかしよく似合ったんだろうね」
「突然嫌味な言い方でトラウマをつつかないでよ」
「本当に太陽みたいだって言ってんの。霜雨が疲れ果ててたり、達成感に浸ってるとね、沈みかけの夕焼けを見てるみたいな気分になんの。今日、私はどのくらいがんばれたんだろう、って考えさせられて、焦るの。霜雨のこと見てると、背中がぞわぞわして、ほんっと不快」
「私は太陽みたいにきらきらしてないよ」
「そもそも太陽なんて、きらきらしてないでしょ。まぶしいだけで、見たってすぐに目を逸らしちゃう。なのに、目を逸らしても、その熱気でじりじりと緊張感を与えてくる。紫外線で日焼けするし、肌に悪いし、最悪」
「もし私が太陽みたいだとしたら」
布目が私の顔を見上げる。彼女は決然とした顔をしていた。
「全部しおりのせいだよ」
そうだ。ナメた演技をするな、全力の布目を叩き潰したい、と焚きつけたのは、他ならぬ私だ。あの日、私は駐輪場で、全然共感できないと彼女に伝えて、それはまぎれもない本心だった。今となっては私自身に降りかかっている「主役のくせに太陽役に食われた赤ずきんが全部悪いでしょ」という言葉もそう。
腹が立ったのだ。彼女がおろおろと臆病風に吹かれて才能を枯らそうとする姿を見て、頭に血がのぼった。お前はすごいんだから、胸を張れよと怒鳴りたかった。そんな布目に負けているのも、そのまま彼女が役から外されて、私が繰り上がるのも不服だった。どう転んだってむしゃくしゃするから、力強く、菰田の言葉を借りるなら、凛として立ち上がってほしかった。
あ、とつい声が出た。思いついたことがあった。
「ん?」
「霜雨は、ルカを演じやすいよね。根暗で友だちがひとりもいないところとか同じだし」
「えぇ、まあ、そうなのかな。言い方は失礼極まりないけど」
「あのさ、霜雨」
「なに」
「私も霜雨と一緒に舞台に立ちたいから」
私はこれまで、なんとなく生きてきた。
工夫をしなくても目立てたし、慕われたし、他人から信頼を得られた。他人とのコミュニケーションに苦労することもなかった。相手が求める回答はすんなりと用意できたし、距離感の詰め方も保ち方も、直感で理解できた。自由だった。自由だと思っていた。
でも改めて考えてみたら、私は自分から何かを求めて、何かを選択してきただろうか。空気を読んで、相手に合わせて、たくさん笑って、適度に毒づいて、傷つきそうになったら身を引いて、それだけでするりするりと生きてきたのだ。後悔したり反省したりすることはなかった。だって無駄だから。そんなものなくても、うまいことやっていけるのだから。
私は、私自身を、いちいち振り返らずに使い捨ててきた。その廃棄された行動や感情にも、ちゃんとルーツや意味があったのではないか、と思ったのだ。
演劇部に入るまで、他人に深く興味を抱いたことがなかった。けれどそれよりもさらに私は、私自身に興味がなかった。
布目霜雨という太陽を呼び覚ました丹羽しおりという存在を知ることも、サライという人間の解像度を上げる糧になるような気がしたのだ。
私は、私自身も観察することに決めた。日頃、無駄に消費してきた私の感情。布目や他の部員に何を思っているのか。友だちや家族、他のクラスメイトにも同じ。私は何を考えて生活しているのか。他人を見下したり、過小に評価したりと、ろくなものではないような気がする。けれど目を逸らさずに向かい合わなければならない。
「1回試しに外に出てみようよ。出てみたら意外といけるかもよ」
と、ルカの手を引く。ルカはそれを振り払う。首を振って、「そんなに簡単に言わんでよ」と声を枯らす。出会ったばかりの頃の布目のような、絞りだすような声。布目は実感をもって知っているのだ。声の出し方を忘れた者の感覚を。そしてそれを惜しみなく使っている。
「引きこもりの外出に、無料お試し期間はないの」
ルカの言葉に熱がこもる。夏の大会の前、屋上に続く扉の前で向かい合って、椅子に座って話したことを思い出す。幼少期のトラウマを、細い紐を手繰り寄せるように、ぽつぽつと言葉を探しながら話す弱っちい声を思い出す。すっかり覚醒しやがって、と毒づきたくなる。
Aパートのシーン4に入り、私はルカを騙す形で外に連れだす。夜の街をふたりで踊るように駆ける。「どう、ルカ、楽しくない?」と私は尋ねる。「全然。しんどくてしょうがないってば」とルカは息絶え絶えに言う。彼女のその呼吸の荒さと、言葉のつっかえ方があまりにも自然体で、私は置いていかれそうになる。くそ。勝てない。
私は足をもつれさせてしまい、その場に倒れこんだ。咄嗟に受け身をとったので、怪我はない。
息が切れていて、肩で呼吸をしていると、中西が「ちょっと休もっか」と手を叩く。汗があごから落ちて、床を濡らす。「しおり」と呼ばれて顔を上げると、そこにはスポーツドリンクのペットボトルがある。素直に受け取って口に含む。ひと息ついても、まるで疲労感がなくならない。
「私、手、抜かないから」
と隣で同じようにペットボトルを咥える布目が言う。
「ドSめ」
「なんとでも」
「でも手を抜かれたら、たぶん死ぬほど怒るかも」
私は布目のことを見た。彼女も首や髪の毛の先端が濡れている。もう10月とはいえ、全身を振り回して演技していたら、汗をかく。布目の肩が微かに動いている。呼吸をしていると気づく。彼女だって息を整えている。きっと私に追い越されないようにと、がむしゃらなのだ。
出会った頃の布目の声は、クラスの友だちが、授業中に小声で私語を話す声よりも小さく感じた。滑舌の練習もまごまごとつっかえつっかえで、見ていていらいらした。見るからに才覚のない人間が、なんで役者を目指しているのか、理解ができなかった。
ゴールデンウィークの公演のゲネプロで、蠅のように私の周りを漂う姿は滑稽で目障りだった。けれど本番では様子が違った。突然、きらきらと光の粉を撒き散らしながら舞っているように見えた。なんだこいつ、と思ったし、その光がまた目障りだった。日々の練習で、少しずつ体力をつけて声が出るようになる姿には焦らされた。そして、彼女は突如、大会の稽古中に町娘になった。
はるか後ろを千鳥足で走っていると思っていた彼女が、ものすごい速さで私を追い抜かして、その背中は目を凝らさないと見えないほどになっていた。バレーボールの時のように、才能という壁が立ちはだかったのだと感じた。
でも当時のその認識は間違っていた、と今なら思える。努力という名前の階段をのぼるうえで、1歩で上がれる段数も、スタート地点も、人によって違う。とはいえ、たった1歩で何階も上の階にたどり着ける者なんて、きっといない。馬場園が毎日朝練に参加して、先輩に教えを乞いながらレシーブの練習を繰り返したように、布目も1歩ずつ、階段をのぼっていたに違いないのだ。私はそれに目をやれなくて、知らなかった。
「霜雨って、幼稚園の時の太陽役がさぞかしよく似合ったんだろうね」
「突然嫌味な言い方でトラウマをつつかないでよ」
「本当に太陽みたいだって言ってんの。霜雨が疲れ果ててたり、達成感に浸ってるとね、沈みかけの夕焼けを見てるみたいな気分になんの。今日、私はどのくらいがんばれたんだろう、って考えさせられて、焦るの。霜雨のこと見てると、背中がぞわぞわして、ほんっと不快」
「私は太陽みたいにきらきらしてないよ」
「そもそも太陽なんて、きらきらしてないでしょ。まぶしいだけで、見たってすぐに目を逸らしちゃう。なのに、目を逸らしても、その熱気でじりじりと緊張感を与えてくる。紫外線で日焼けするし、肌に悪いし、最悪」
「もし私が太陽みたいだとしたら」
布目が私の顔を見上げる。彼女は決然とした顔をしていた。
「全部しおりのせいだよ」
そうだ。ナメた演技をするな、全力の布目を叩き潰したい、と焚きつけたのは、他ならぬ私だ。あの日、私は駐輪場で、全然共感できないと彼女に伝えて、それはまぎれもない本心だった。今となっては私自身に降りかかっている「主役のくせに太陽役に食われた赤ずきんが全部悪いでしょ」という言葉もそう。
腹が立ったのだ。彼女がおろおろと臆病風に吹かれて才能を枯らそうとする姿を見て、頭に血がのぼった。お前はすごいんだから、胸を張れよと怒鳴りたかった。そんな布目に負けているのも、そのまま彼女が役から外されて、私が繰り上がるのも不服だった。どう転んだってむしゃくしゃするから、力強く、菰田の言葉を借りるなら、凛として立ち上がってほしかった。
あ、とつい声が出た。思いついたことがあった。
「ん?」
「霜雨は、ルカを演じやすいよね。根暗で友だちがひとりもいないところとか同じだし」
「えぇ、まあ、そうなのかな。言い方は失礼極まりないけど」
「あのさ、霜雨」
「なに」
「私も霜雨と一緒に舞台に立ちたいから」
私はこれまで、なんとなく生きてきた。
工夫をしなくても目立てたし、慕われたし、他人から信頼を得られた。他人とのコミュニケーションに苦労することもなかった。相手が求める回答はすんなりと用意できたし、距離感の詰め方も保ち方も、直感で理解できた。自由だった。自由だと思っていた。
でも改めて考えてみたら、私は自分から何かを求めて、何かを選択してきただろうか。空気を読んで、相手に合わせて、たくさん笑って、適度に毒づいて、傷つきそうになったら身を引いて、それだけでするりするりと生きてきたのだ。後悔したり反省したりすることはなかった。だって無駄だから。そんなものなくても、うまいことやっていけるのだから。
私は、私自身を、いちいち振り返らずに使い捨ててきた。その廃棄された行動や感情にも、ちゃんとルーツや意味があったのではないか、と思ったのだ。
演劇部に入るまで、他人に深く興味を抱いたことがなかった。けれどそれよりもさらに私は、私自身に興味がなかった。
布目霜雨という太陽を呼び覚ました丹羽しおりという存在を知ることも、サライという人間の解像度を上げる糧になるような気がしたのだ。
私は、私自身も観察することに決めた。日頃、無駄に消費してきた私の感情。布目や他の部員に何を思っているのか。友だちや家族、他のクラスメイトにも同じ。私は何を考えて生活しているのか。他人を見下したり、過小に評価したりと、ろくなものではないような気がする。けれど目を逸らさずに向かい合わなければならない。
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