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第参幕 霊具
第十四話
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雪の下から白蛇が体を起こす。
辺りを見回すが、先程まで追っていた雪ん子の姿はない。
シャァ、と短く鳴いた後、白蛇の体が輝き人の姿をとる。
「さて、と」
青年となった白蛇は血のように赤い舌で唇をぺろりと舐め、地面を見回した。
「どこに行ったかなぁ」
くつくつと喉の奥で笑う。
視線の先には真新しい足跡があった。
「あーあ。細ってば、ちゃぁんと霰ちゃんを教育しないから」
雪の降らなかった地面には、霰達を助けた冬達の足跡もしっかりと遺されていた。
その足跡をたどるようにしてゆっくりと白蛇は歩き出した。
辺りを見回すが、先程まで追っていた雪ん子の姿はない。
シャァ、と短く鳴いた後、白蛇の体が輝き人の姿をとる。
「さて、と」
青年となった白蛇は血のように赤い舌で唇をぺろりと舐め、地面を見回した。
「どこに行ったかなぁ」
くつくつと喉の奥で笑う。
視線の先には真新しい足跡があった。
「あーあ。細ってば、ちゃぁんと霰ちゃんを教育しないから」
雪の降らなかった地面には、霰達を助けた冬達の足跡もしっかりと遺されていた。
その足跡をたどるようにしてゆっくりと白蛇は歩き出した。
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