1 / 1
憧れの先輩とお化け屋敷でアクシデント!?
しおりを挟む
毎年やってくる夏。そしてお化け屋敷。今年は例年よりも少しだけ暑かった気がするけど、まぁ気のせいだろう。
お化け屋敷は毎年近所で開催される。二人一組で周るもので、結構本格的なものだ。
僕たちはくじを引いて、お互い一緒に行くメンバーを決めた。
「あ、弘人くんと一緒だ!よろしくね!」
なんと僕の相手は彩香先輩のようだ。なんてラッキーなんだ。僕は彩香先輩に見えないようにガッツポーズをした。
「じゃあ行こっか」
そう言って歩き出した彩香先輩についていく。
僕は彩香先輩のことが好きだ。でも、この気持ちを伝える勇気はない。ただ見ているだけでいいのだ。だって彼女の見た目は、完璧だから。まず、その容姿から好きになったと言っても過言ではない。
髪がサラッサラな黒髪ロングで、肌は透き通るように白くて綺麗だし、目は二重なのに大きく見えるくらいぱっちりしているし、鼻筋はすっと通っているし、唇はぷるんとしていて柔らかそうだし、目線を少し下げると、そこには細い腰がある。脚も細く長くてモデルみたいだ。しかも普段から露出度高めで脚を晒していて、ちょっとエッチなのだ。胸も大きい方だと思う。
こんな完璧な人間がいるだろうか?いや、いない。いるわけがない。
そんなことを考えているうちに、もうお化け屋敷の中に入っていた。
中は真っ暗だった。彩香先輩の顔もよく見えなくて残念だけど、懐中電灯を持つ僕の近くにいてくれることがありがたい。
「きゃっ……」
突然、彩香先輩の声が聞こえた。どうやら何かに当たったらしい。
するとすぐにまた悲鳴が上がった。今度はお化け役のスタッフさんに当たったようだ。
それからしばらく歩いていると、不意に彩香先輩が立ち止まった。「ど、どうしたんですか?」
彩香先輩は返事をしてくれない。その代わり、彩香先輩の手が伸びてきて、僕の手を掴んだ。
「え……」
彩香先輩は何も言わずに、ぎゅっと強く握って前へ進んでいく。そして、僕を引っ張っていく。
心臓がバクバクしてうるさい。彩香先輩に触れられている手が熱い。彩香先輩の顔が見れない。
「……っ!」いきなり彩香先輩が立ち止まる。その衝撃で思わず彩香先輩の方へと倒れ込んでしまう。彩香先輩はそれを気にせず、立ち止まっていた。
「あの……彩香先輩?」
恐る恐る声をかけると、彩香先輩が口を開いた。
「ごめんね……。怖くて……」
「いえ全然大丈夫です」
「ありがと……」
そう言ったきり、彩香先輩は黙ってしまった。
気まずい空気が流れる。
するといきなり、お化けが目の前にやってきた。
「き、きゃぁぁ!!!」彩香先輩は驚いて飛び退いた。僕と繋いでいた手を離してしまった。彩香先輩は暗闇の中で一人になる。僕は慌てて駆け寄った。
「彩香先輩、大丈夫ですか!?」
「むり…こわいよぉ……」
普段はクールで優しい彩香先輩がここまで怯えているのは珍しい。やっぱり、お化け屋敷は苦手なようだ。可愛い。
「わ、分かりました!離れないでくださいね」
そう言うと、彩香先輩はこくりと小さくうなずいた。
すると、今度は後ろから足音が聞こえてきた。僕はびっくりして振り返る。しかし何もいなかった。気のせいだったのかと思い、再び前を向いて歩き出す。するとまた足音が鳴る。さっきよりもはっきりと聞こえる気がする。
「な、なによぉ~~」
彩香先輩はもう泣き顔だ。それでも涙を拭いながらついてくる。
おかしい。確かにここに人は来ていないはずだ。それにここには僕ら以外に誰もいない。
でも足音は確実に近づいている。だんだん大きくなっているような……
「ひっ!」彩香先輩が息を飲む。次の瞬間、僕の背後から何かが飛び出した。それは彩香先輩に飛びかかる。
「きゃああああっ!!!」彩香先輩が叫ぶ。それと同時に彩香先輩の背中に張り付いていたものが落ちた。
「……あれ?なんにもいないじゃないですか」
「うぅ…」彩香先輩は泣いてしまった。それも大粒の涙を流して。
「あ、彩香先輩?」
「こ、こわかったの……」
彩香先輩は僕にしがみつく。彩香先輩の身体は震えていた。さらに追い打ちをかけるように不穏なBGMが漂ってきた。
「いや…」
彩香先輩は僕の腕にしがみついた。ま、まずい。腕に彼女の胸の感触がある。しかも柔らかい。これはまずいぞ。
そんなことを考えているうちに、お化けたちが襲ってくる。彩香先輩はぎゅっと目を瞑っている。そして僕の胸に顔を押し付けて、必死に耐えようとしていた。
「うへへへへへ…」
お化けたちがゆっくりと近づいたり遠のいたりする。なかなかの迫力だ。
「助けてぇ…助けて…」
彩香先輩はもうずっと僕に密着しっぱなしだ。まるで抱きついているみたいになっている。彼女の胸が当たっていて、ドキドキしている自分がいる。
「あ、彩香先輩、そろそろ行きましょうか」
「うん……」
彩香先輩は素直に従ってくれた。僕は彼女と一緒に出口へ向かう。
「開けますからね。」
「お願い…」
出口のドアを開けようとした瞬間、血まみれの人形がぶら下がってきた。
「きゃぁああ!!!」彩香先輩が叫んだ。
「あ、彩香先輩、落ち着いて……」
「無理ぃ……怖いよぉ……」
彩香先輩はもう限界のようで、僕を抱きしめて離さない。彩香先輩は泣きじゃくって、僕の服はびしょ濡れだった。
「彩香先輩、お化け屋敷出ましたよ」
「ほ、ほんとう?」
彩香先輩は僕から離れる。まだ怖がっていたけど、なんとか一人で立った。
「彩香先輩、大丈夫ですか?」
「ごめん、手つないで」「はい」
僕は彩香先輩の手を握る。彩香先輩は安心したように微笑んだ。
「ありがとう……あのね、私、こういうのお化け屋敷とかダメで……。だからいつも誰かと来るときはこうやって手を繋いでもらってるの」「そうだったんですか……」
「うん。今日はありがとね」
彩香先輩は優しく微笑んでくれる。
その笑顔は可愛くて、愛おしくて。彩香先輩のことをもっと好きになってしまう。
「いえいえ、全然大丈夫です」
「ふふっ、何それ」
彩香先輩が笑う。僕もつられて笑ってしまう。こんなときだけ甘えん坊な先輩はなんて可愛いんだろう。―――――
お化け屋敷を出た後、彩香先輩は少し休憩したいと言った。
なので、僕たちは近くのベンチに座っていた。
「ねぇ」
「どうしました?」
「今日のこと、絶対誰にも言わないでね」「言いませんよ」
そう言うと彩香先輩は嬉しそうな顔になる。彼女はとても可愛い。
「えへへ……ありがと」
「いえ」
それからしばらく沈黙が続いた。僕は彩香先輩の方を見る。すると彩香先輩もこちらを見た。目が合う。
「ねぇ」
「はい」
「キスしていい?」
「…………」
彩香先輩が僕に寄りかかってくる。彩香先輩は僕の膝の上に頭を乗せてきた。「返事がないなら肯定とみなすよ?……んっ……」
彩香先輩の顔が近付いてきて、唇に柔らかいものが触れた。
彩香先輩は舌を絡ませてくる。僕もそれに応えるように絡める。お互いの唾液が混ざり合って、口の中に溜まっていく。彩香先輩はそれをごくりと飲み込んだ。
「……ぷはぁ」
「はぁ……はぁ……彩香先輩……いきなりすぎですよ……」
「だって、我慢できなかったんだもん」
「…え?」
「私、好きな子には積極的なタイプだから!」
僕の顔は真っ赤になった。
お化け屋敷は毎年近所で開催される。二人一組で周るもので、結構本格的なものだ。
僕たちはくじを引いて、お互い一緒に行くメンバーを決めた。
「あ、弘人くんと一緒だ!よろしくね!」
なんと僕の相手は彩香先輩のようだ。なんてラッキーなんだ。僕は彩香先輩に見えないようにガッツポーズをした。
「じゃあ行こっか」
そう言って歩き出した彩香先輩についていく。
僕は彩香先輩のことが好きだ。でも、この気持ちを伝える勇気はない。ただ見ているだけでいいのだ。だって彼女の見た目は、完璧だから。まず、その容姿から好きになったと言っても過言ではない。
髪がサラッサラな黒髪ロングで、肌は透き通るように白くて綺麗だし、目は二重なのに大きく見えるくらいぱっちりしているし、鼻筋はすっと通っているし、唇はぷるんとしていて柔らかそうだし、目線を少し下げると、そこには細い腰がある。脚も細く長くてモデルみたいだ。しかも普段から露出度高めで脚を晒していて、ちょっとエッチなのだ。胸も大きい方だと思う。
こんな完璧な人間がいるだろうか?いや、いない。いるわけがない。
そんなことを考えているうちに、もうお化け屋敷の中に入っていた。
中は真っ暗だった。彩香先輩の顔もよく見えなくて残念だけど、懐中電灯を持つ僕の近くにいてくれることがありがたい。
「きゃっ……」
突然、彩香先輩の声が聞こえた。どうやら何かに当たったらしい。
するとすぐにまた悲鳴が上がった。今度はお化け役のスタッフさんに当たったようだ。
それからしばらく歩いていると、不意に彩香先輩が立ち止まった。「ど、どうしたんですか?」
彩香先輩は返事をしてくれない。その代わり、彩香先輩の手が伸びてきて、僕の手を掴んだ。
「え……」
彩香先輩は何も言わずに、ぎゅっと強く握って前へ進んでいく。そして、僕を引っ張っていく。
心臓がバクバクしてうるさい。彩香先輩に触れられている手が熱い。彩香先輩の顔が見れない。
「……っ!」いきなり彩香先輩が立ち止まる。その衝撃で思わず彩香先輩の方へと倒れ込んでしまう。彩香先輩はそれを気にせず、立ち止まっていた。
「あの……彩香先輩?」
恐る恐る声をかけると、彩香先輩が口を開いた。
「ごめんね……。怖くて……」
「いえ全然大丈夫です」
「ありがと……」
そう言ったきり、彩香先輩は黙ってしまった。
気まずい空気が流れる。
するといきなり、お化けが目の前にやってきた。
「き、きゃぁぁ!!!」彩香先輩は驚いて飛び退いた。僕と繋いでいた手を離してしまった。彩香先輩は暗闇の中で一人になる。僕は慌てて駆け寄った。
「彩香先輩、大丈夫ですか!?」
「むり…こわいよぉ……」
普段はクールで優しい彩香先輩がここまで怯えているのは珍しい。やっぱり、お化け屋敷は苦手なようだ。可愛い。
「わ、分かりました!離れないでくださいね」
そう言うと、彩香先輩はこくりと小さくうなずいた。
すると、今度は後ろから足音が聞こえてきた。僕はびっくりして振り返る。しかし何もいなかった。気のせいだったのかと思い、再び前を向いて歩き出す。するとまた足音が鳴る。さっきよりもはっきりと聞こえる気がする。
「な、なによぉ~~」
彩香先輩はもう泣き顔だ。それでも涙を拭いながらついてくる。
おかしい。確かにここに人は来ていないはずだ。それにここには僕ら以外に誰もいない。
でも足音は確実に近づいている。だんだん大きくなっているような……
「ひっ!」彩香先輩が息を飲む。次の瞬間、僕の背後から何かが飛び出した。それは彩香先輩に飛びかかる。
「きゃああああっ!!!」彩香先輩が叫ぶ。それと同時に彩香先輩の背中に張り付いていたものが落ちた。
「……あれ?なんにもいないじゃないですか」
「うぅ…」彩香先輩は泣いてしまった。それも大粒の涙を流して。
「あ、彩香先輩?」
「こ、こわかったの……」
彩香先輩は僕にしがみつく。彩香先輩の身体は震えていた。さらに追い打ちをかけるように不穏なBGMが漂ってきた。
「いや…」
彩香先輩は僕の腕にしがみついた。ま、まずい。腕に彼女の胸の感触がある。しかも柔らかい。これはまずいぞ。
そんなことを考えているうちに、お化けたちが襲ってくる。彩香先輩はぎゅっと目を瞑っている。そして僕の胸に顔を押し付けて、必死に耐えようとしていた。
「うへへへへへ…」
お化けたちがゆっくりと近づいたり遠のいたりする。なかなかの迫力だ。
「助けてぇ…助けて…」
彩香先輩はもうずっと僕に密着しっぱなしだ。まるで抱きついているみたいになっている。彼女の胸が当たっていて、ドキドキしている自分がいる。
「あ、彩香先輩、そろそろ行きましょうか」
「うん……」
彩香先輩は素直に従ってくれた。僕は彼女と一緒に出口へ向かう。
「開けますからね。」
「お願い…」
出口のドアを開けようとした瞬間、血まみれの人形がぶら下がってきた。
「きゃぁああ!!!」彩香先輩が叫んだ。
「あ、彩香先輩、落ち着いて……」
「無理ぃ……怖いよぉ……」
彩香先輩はもう限界のようで、僕を抱きしめて離さない。彩香先輩は泣きじゃくって、僕の服はびしょ濡れだった。
「彩香先輩、お化け屋敷出ましたよ」
「ほ、ほんとう?」
彩香先輩は僕から離れる。まだ怖がっていたけど、なんとか一人で立った。
「彩香先輩、大丈夫ですか?」
「ごめん、手つないで」「はい」
僕は彩香先輩の手を握る。彩香先輩は安心したように微笑んだ。
「ありがとう……あのね、私、こういうのお化け屋敷とかダメで……。だからいつも誰かと来るときはこうやって手を繋いでもらってるの」「そうだったんですか……」
「うん。今日はありがとね」
彩香先輩は優しく微笑んでくれる。
その笑顔は可愛くて、愛おしくて。彩香先輩のことをもっと好きになってしまう。
「いえいえ、全然大丈夫です」
「ふふっ、何それ」
彩香先輩が笑う。僕もつられて笑ってしまう。こんなときだけ甘えん坊な先輩はなんて可愛いんだろう。―――――
お化け屋敷を出た後、彩香先輩は少し休憩したいと言った。
なので、僕たちは近くのベンチに座っていた。
「ねぇ」
「どうしました?」
「今日のこと、絶対誰にも言わないでね」「言いませんよ」
そう言うと彩香先輩は嬉しそうな顔になる。彼女はとても可愛い。
「えへへ……ありがと」
「いえ」
それからしばらく沈黙が続いた。僕は彩香先輩の方を見る。すると彩香先輩もこちらを見た。目が合う。
「ねぇ」
「はい」
「キスしていい?」
「…………」
彩香先輩が僕に寄りかかってくる。彩香先輩は僕の膝の上に頭を乗せてきた。「返事がないなら肯定とみなすよ?……んっ……」
彩香先輩の顔が近付いてきて、唇に柔らかいものが触れた。
彩香先輩は舌を絡ませてくる。僕もそれに応えるように絡める。お互いの唾液が混ざり合って、口の中に溜まっていく。彩香先輩はそれをごくりと飲み込んだ。
「……ぷはぁ」
「はぁ……はぁ……彩香先輩……いきなりすぎですよ……」
「だって、我慢できなかったんだもん」
「…え?」
「私、好きな子には積極的なタイプだから!」
僕の顔は真っ赤になった。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる