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夜のご奉仕が始まる頃
秋の夜が深まり静けさが屋敷を満たす頃、シャルルは自室で机に向かっていた。一国の主ともなれば様々な仕事に忙殺される。
父から受け継いだクズの領地は常に異民族の脅威に晒されてきた。父はそんな異民族との戦争で死んでしまったし、領地に住むものたちの多くも戦死した。
シャルルは当主になった後、すぐさま異民族を制圧し支配下に置いた。
世の中の人たちは良い政治を行う領主よりも、戦争で勝つ領主を褒め称えるものらしい。圧倒的な勝利でシャルルの名声は国内外を問わず高まったが、名声で国の状況がすべて好転するわけではない。
異民族の地から入る穀物や生産物が国の物価を乱すし、一方異民族の地もクズの領地で生産された商品が流れ込むことで向こうの生産者は大打撃を受けた。
異民族を支配下に置いたとはいえ、虐げてすべてを奪い取るつもりなどない。むしろ異民族には豊かになってもらわなければ困る。
支配し奪い取れば何もかもが解決する時代ではないのだ。
蝋燭の明かりを頼りに、シャルルは机に向かう。しばらく没頭していたが、自室の扉がノックされてふと我に帰った。
シャルルが顔を上げて時計に視線を向けた。思っていたよりも時間は速く進んでいたらしい。
「おっと、もうこんな時間か」
シャルルが立ち上がり扉のほうへと向かう。自分で扉を開けようかと思ったが、それをするとおそらくメイドが恐縮してしまうだろう。
扉に向かってシャルルが話しかける。
「入れ」
「はい」
扉の向こう側から返事がして、ゆっくりと扉が開いた。手にランタンを持った少女がぺこりと頭を下げる。
「失礼いたしますご主人さま、夜のご奉仕に参りました」
「おお、待ちわびたぞ!」
部屋に入ってきたのは三人の少女と、後ろについてきていたメイド長だった。
メイド長はランタンを持っていた少女からランタンを受け取ってシャルルのベッドの周りに蝋燭の明かりを灯しはじめる。それで部屋の中に陣取っていた暗闇が脇に追いやられた。
三人の少女はシャルルの前に立ち、わずかに緊張した面持ちでシャルルのことを見上げていた。
やがて心も落ち着いたのか、そのうちの一人の少女が自分のスカートの両端を摘まんで軽く持ち上げた。
ぺこりと小さく頭を下げながら言う。
「アイシャです、ご主人さま、今夜はわたしをご指名いただきありがとうございます。精一杯ご奉仕させていただきますので、アイシャを可愛がってください」
そう挨拶したメイドは自分の豊かな胸がよく見えるように胸を張った。確か、朝にアンジェと交わった後でその胸で挟んでくれた少女だったはず。
髪色は薄い紅色からピンクの中間のような色で、肩の上にまっすぐ伸びている。頭の右上あたりに髪留めがついていて、その先から犬の尻尾のように毛束がふさふさと伸びていた。
顔はまるで悪戯好きの子どもがまだ大人になりきれていないかのようだった。釣り目がちの大きな目はわずかに細められ、少女の小さな唇の端は笑みの形になっている。
「おおっ、その胸で挟んでくれたことを思い出してしまうな」
「はい、アイシャのおっぱいはご主人さまのものです。いっぱいご主人さまを気持ちよくしてさしあげます」
「ははは、可愛いことを言ってくれる」
シャルルはアイシャの体に一歩近づき、その細い顎に指をかけた。顔をぐっと近づけてアイシャの唇に自分の唇を重ねる。
アイシャはシャルルの口付けを喜ぶかのように唇を強く重ね合わせてきて、さらに舌をじゅるりと差し出してきた。
シャルルがアイシャの豊かな胸に手を伸ばす。服の上からその大きさを確かめるかのように優しく揉み解した。その胸はまだ大きくなる余地を感じさせるほどの質量があった。
柔らかさよりも弾力がまだ勝っている。
アイシャは小さな手の平をシャルルの股間へと伸ばした。その手の平でシャルルのペニスを探り出すと、手の平で撫で始めた。
少女の手の平で愛撫され、シャルルのペニスがみるみる大きくなってゆく。血がどくどくと流れ込み、一気に熱を帯びる。
シャルルの肉俸が巨大化するのを感じ、アイシャが喜びの声をあげる。
「あっ、ご主人さまの、とっても大きくなってきてます。アイシャの体でおっきくなったんですよね? すごく嬉しいです、ご主人さまのこの大きいの、アイシャの体でいっぱい気持ちよくしてあげたいです」
「ああ、期待しているぞ」
アイシャの胸を強めに揉んでから、シャルルはアイシャの体を離した。
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