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4•リリー辺境伯令嬢

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私には前世の記憶がある。日本という所で過ごした記憶なんで死んだかは忘れたけど女性で女の子が好きだった記憶は鮮明に覚えてる
だから貴族令嬢として生まれたからには家の為結婚しなくてはいけないだから私は勉強も剣術も磨いた。辺境伯だったので女性でもある程度戦えないと生きてはいけなかった。その後

10歳の時急に環境が変わった。今年王国の学園に入学するにあたり国の第一王子と婚約が決まった。正式なお披露目は学園を卒業する六年後それまではお城でお妃教育を受けないといけいだから私は六年の間は好きなよう生きる事にした好きな女の子達と楽しい学園生活を送り町に出て慰問や奉仕活動で平民の女の子達とも仲良くなれただから卒業が近づくと憂鬱だった結局向こうが婚約破棄してくれたので私は自由になった。嫌いな男と結婚しなくていいし王子が捨てた女になんか縁談は来ないだろう来てもお父様に言って断ってもらおう婚約破棄の傷が癒えないと嘘を言えば大丈夫だろうか

今日も私は好きなローズちゃんとお茶をしながら楽しくお喋りをしているそう言えば最近何だか婚約破棄したせいで辺境と国が対立して戦争になるかも知れないなんて噂があるけど真に受けて攻めてきたら留守の間に隣国に攻められて王国が乗っ取られる危険があるのはさすがのバカ王子でもわかるわよね。大丈夫だと信じたいけど王様もいらっしゃるし問題ないでしょうきっと
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