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 ===第六章僕っ子聖女二年生になる===

8•僕はお姉様と学院と国から避難する

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そしていよいよ休日が来た今日でしばらく学院ともお別れだ。1年いたから愛着はあるが仕方がない今は状況を見極める必要があるだからお姉様と一緒に辺境に戻る

「お姉様、男の格好でいいんですね」

「そうよ今日は冒険者登録をするわそうすれば逃走する時便利なの大丈夫よ私も魔法が使えるから足手まといにならないわ」

「凄く心強いです。ありがとうお姉様」

「お礼は無事に国を出てから聞くわ」

「それじゃあ早速でましょうか行きます」

「そうね怪しまれないように行きますわ」

そうしてお姉様と二人で街に出たそして冒険者ギルドに行って冒険者登録をする僕がフェンサーでお姉様がウィザードだこれで名前も僕がマギーでお姉様がアリアにした

「お姉様これならしばらく大丈夫ですか」

「そうね油断は出来ないけど向こうは女が二人だと思ってるわ今の私達は男女だからよっぽどは大丈夫なはずだわ」

「さすがアリアお姉様ですね」

「その呼び方凄くいいわね気に入ったわ」

「それでは街をでましょうアリアお姉様」

「そうねまずは馬車で国境を目指すわよ」

こうしてアリアお姉様と二人、僕は国境を目指した。まだ追っ手はないが明日には出奔した事がバレるから国境を越えるまでは油断出来ない街を出る時にリリーに手紙を出した。ごめんねリリーまた必ず会えるよ

「お姉様なんとか街は脱出しましたが明日には追っ手がきますよね」

「そうね今日は大丈夫だけど明日だわ」

「とりあえず急いで国境を目指します」

こうして学院から二人の生徒がいなくなった後からガーベラさんに聞いた話では国中が大騒ぎの事態になったみたいだ。リリーはどうしてるかな寂しい思いをしてるだろうなでも巻き込む事は出来ない

そして強行軍でやっと国境についた無事に入国出来るといいんだけど大丈夫かな?

「お姉様、無事に入国出来るでしょうか」

「ギルドカードがあれば大丈夫だわ念の為に恋人のふりをしておきましょう」

「わかりました。お姉様なんで腕を」

「それは恋人よ腕ぐらい組むわよ」

「そうなんですね演技なんですよね」

「演技な訳じゃ本当はないんだけど」

そして僕たちは無事に国境を越える事が出来たこれで後は辺境の城に向かうだけだとりあえずは第一関門は突破した
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