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 ==第九章僕っ子聖女は世界を見に行く==

6•僕は皆で被災地を訪れて癒やします

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いよいよ被災地に入りました。最近雪解け水が洪水になって町を襲ったそうです

「建物のあちらこちらが壊れてるみたい」

「そうね人はどこに避難してるかしら」

「町長さんが迎えてくれるわほらあそこ」

どうやら町の入り口に立っている人が町長さんみたいですね。少しやつれてるのかな

「聖女様よくおいでくださいました町長でございます今回はお寄り頂き感謝します」

「町民や怪我人はどちらにいますか?」

「高台にテントを張って避難おります」

「大怪我や何か困った人はいますか?」

「怪我人もそうですが避難疲れしている者がたくさんおります見舞ってください」

そうして手分けして避難をした人を見舞ったり治療したりしました。やっぱり疲れた人が多いな何とかしたいけど方法はあるかな被災地は初めてだから勝手が分からない

「ガーラどうしたら被災者を癒やせるの」

「それは寄り添えばいいのではないかと」

「そうね聖女でも出来る事をするしかないよねありがとうガーラ」

「いえマギー様の役に立ったのなら」

こうして僕達も特別な接待を断りテントで一緒に生活することになりました。これも大変ですね。テントで寝るのは始めてですこうしていると被災者の大変さがよく分かりますね
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