僕っ子聖女は男と女の二つの性を持って育ち女性たちに愛されて喜びや苦しみを知り大聖女になる話

＝＝第二部第二章僕達は久しぶりに帰郷する＝＝

7•僕は王様に謁見して挨拶をしました

そして王都の孤児院の近くの裏路地に転移した私達はとりあえず馬車を借りて王城に向かいました。これから王様に謁見しますが本当に久しぶりの王城ですね皆様、変わらず元気していますかね。

それからは、城門をくぐり城に無事に到着しました。城の入り口にはアリッサが出迎えてくれました。大分、大人ぽっくなって元気そうです。本当によかったです。

「マギーいや大聖女様、お久しぶりです」

「アリッサも久しぶりです。元気そう」

「おかげさまで元気に過ごしていますわ」

そうして、アリッサの案内で謁見の間に通されました。いよいよ王様に挨拶します。

「王様、王妃様、お久しぶりにございますご健勝のようでなによりでございます」

「此度、よく参られた。マーガレット嬢いや大聖女様そちらも元気そうでなにより」

「大聖女様その節は王女がお世話になりこうして元気に過ごせております」

「いえ、私は聖女として当たり前の事をしたまでです。王城様が元気なようで安心いたしました。これからも大聖女としてよろしくお願いいたしますわ」

「うむ、あい分かった。それで一つお願いなのだが娘がしばらく大聖女様の元でいろいろ学びたいそうだ。どうだろうか」

「私めも卒業したら婚姻を考えておったがもう少し世間を知るのもよいかと思っておる。よしなに頼む大聖女様」

「よくかわかりました王女様をしばらくお預かりいたしますわ王様、王妃様」

こうして謁見は終わりました。これからが楽しみです。