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 ====第一章眠りの吸血鬼異世界へ====

 =====プロローグ=====

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私は小さい時からがんを患っていた。
入退院の繰り返しで普通の生活も難しかったが一番、辛いのは痛みで眠れないこと今度、生まれ変わったら思う存分、眠りたいなそんな私も18歳の若さで亡くなった。

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「あれ、ここはどこだろ確か私、死んで」

「はい、貴女は確かに亡くなりましたよ」

「誰ですか?ここはいったいどこですか」

「ここは清き魂がくることが出来る場所です。私は女神のカヌレともうしますわ」

「そうなんですか女神様だったんですね」

「はい、貴女は辛い人生をおくりました特別に新しい世界で生き直せますよ」

「本当ですか私やりたいことがたくさんあります。新しい世界ってどんな所ですか」

「新しい世界は魔法やいろいろな種族が暮らす世界です。いろいろ勝手が違いますので望みは聞きますよ。いかがかしら」

「それなら思う存分寝て楽しく暮らしたいです。いままで思うように眠れなくて」

「分かりました。おすすめは吸血鬼ね」

「吸血鬼ですかなんだか怖そうですね」

「そんなことないわ。長命だし思う存分楽しい生活を送れると思うわよ」

「吸血鬼だと血を吸わないとダメですね」

「大丈夫よ無理に血を吸わなくても」

「なら吸血鬼でお願いします楽しみ」

「それと不便がないようにいろいろ考えてあるからあちらに行ったら分かるわよ」

「ありがとうございます何から何まで」

「いいのよ貴女みたいな子は好きよ」

そして私は新しい世界に旅だった。
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