【完結】病弱な僕が転生したら病弱な僕っ子聖女になって女の子達にモテる話

＝＝＝＝＝第三章青年期編＝＝＝＝＝

2•どうやら悲しすぎると涙はでないわ

本当に突然だった確かに痩せてはいたけどそんなにすぐに亡くなるなんてやっぱり魔法も万能じゃないなでも悲しいはずなのに泣けてこないなじいじとは旅も一緒にしたしいろいろ思い出があるばあば大丈夫かな

「アンちゃんそろそろ領地に行くよ」　　

「はいお父様すぐ行きますわ」

今から領地に向かって葬儀が執り行われる家族全員で領地に行くあの夏以来の事だ

それから領地についてじいじの葬儀はしめやかに執り行われた。葬儀も無事終わった

「ばあば大丈夫気を落とさないでね」

「ありがとうアンちゃん心配ないわ」

「ばあば一緒に住もうその方がいいよ」

「そうねでもこの土地にはあの人との思い出いっぱいあるのだから一人で大丈夫よ」

「それなら僕が住むよばあば一人だと大変でしょう」

「お父様とお母様には相談したの」

「まだけどじいじとの思い出は一緒だよ」

「そうね確かにアンちゃんが一緒なら嬉しいわ」

こうしてお父様とお母様、お姉様にも相談してこの領地で生活する許可をもらった。

「アンちゃんに会えないのは寂しいな」

「そうねアンちゃん考え直さないかしら」

「アンちゃん一緒にいましょう」

「ここはいい所だけど不便よ」

「みんなありがとう僕はこの土地でヒーラーとして頑張りたいじいじの為にも」

「分かった王様にも報告しておこう」

こうして僕の新しい生活が始まった。お医者様が少ないこの土地なら領民の人に喜んでもらえるよねきっとそれにこっちのほうが自由に動けるから楽しいよね