【完結】病弱な僕が転生したら病弱な僕っ子聖女になって女の子達にモテる話

＝＝＝＝＝第三章青年期編＝＝＝＝＝

29•どうやらお風呂が完成したらしいわ

いよいよ完成しました。何がってお風呂ですずっと入りたかったんだよねまあお風呂といっても少し大きな五右衛門風呂なんだけど二人は入浴出来ます。前から思ってたんだやっぱり体を清潔に保つと病気にかかりにくいんじゃないかってだからお風呂は必要なんだよね。この世界にはないから

「せっかくなら誰かと一緒がいいわ」

困りました。どうしましょう二人しか入れないから誰を誘おうやっぱり健康になってもらいたいスフレちゃんがいいかなうん

「スフレちゃんちょっといいかしら」

「何アンちゃん何か用事かしら」

「実はねお風呂が完成したの一緒にどう」

「お風呂ってアンちゃんが頼んで作ってもらってた大きな樽の事かしら」

「そうせっかくなら二人でどうかな」

「でも裸で入るんでしょ恥ずかしいわ」

「そうじゃあガレちゃんと入るわ」

「ちょっと待って誰も嫌なんて言ってないわ入りたいわアンちゃんと」　

「そうなら準備させるから待っていて」

そうしてお風呂に水を張ります。いいですね魔法があるから簡単です後は下から温めるだけポトフに火の番をお願いしましょう

「さあスフレちゃんお風呂沸いたわ」　

「アンちゃん本当に入るのかしら」

「あのねこれはスフレちゃんの為なのお風呂に入ると血の巡りがよくなって清潔になるから病気になりにくくなるわ」

「アンちゃんそこまで私の事を考えてくれてたなんて恥ずかしいなんて言ってごめんなさい私が間違ってたわ」

「さあ一緒に入りましょう」「はい」

そうして二人でお風呂に入りました。

「わあ凄く気持ちがいいわね」

「でしょう温まると眠りも深くなるわよ」

「アンちゃんて博識なのね」

「そう旅の時にいろいろ勉強したんだ」

「そうなのね今日は誘ってくれてありがとうアンちゃん」

こうしてこの世界にお風呂の文化が誕生しました。この後大変な事になりますがそれはまた別の話です。ああ気持ちよかったわ

こうして我が家ではお風呂が人気になりました。みんな入りたがります。ばあばも最初は抵抗がありましたが今ではお風呂の虜です。後は僕と誰が入るかでもめています仲良く入るのが一番ね