4 / 383
第四話 元**、教官に擬態して冒険者たちをしごく
しおりを挟む「おらぁー、なめとんのか!ゴブリンも大群になってたらそんなちんけな逃げっぷりだとすぐ殺されちまうぞ!ゴブの糞にないたいのかっ!!このゴブ糞ども!!もっと真剣に走れ!!!逃げろ!!死ぬ気で逃げろ!!!おらおらおらおらぁああ!!」
アーミーグリーの迷彩服のマッチョオヤジに擬態した俺が、「訓練」を施している。
アレから2チームとも満載分まで3日で稼ぎ出した。で、次の荷馬車のためにここに7日連泊する。一日2部屋で銀貨3枚だけ、という安値なので王都に戻るくらいならこっちに居たようが安く済むし体もらくだ、ということ。
で、
暇なので「なんか無い?」「ありますよ?訓練施設。今なら訓練も一人銀貨一枚で5日間朝から晩まで訓練まみれ、一気に鍛え上げられますよ?」
今までが今迄(と言っても2日弱のことであるが)なので、「これもなんか期待できそう!」と乗ってしまった8人。
「あ、、あたしたち、、魔法使い、だから、、」
「あー!?魔法使いは逃げないでいいのんか?あ?魔力切れたら逃げるだろ?当たり前だ!!お前はなにか?魔力は底なしか?底なしならやめてここで休んでよし!でないなら、お前の命を守るために、走れ!!死ぬ気で走れ!おらぁああまだ死ぬ気が足りないぞ!!」
どっかーんどっかーんどっかーん!!!!
最後尾の魔法使い達の真後ろを魔法で爆破しまくる。
泣きながら走る2人の少女たち!
旗取り棒の下で溜まる冒険者たち、、
「あ?このくらいできないでベテラン冒険者か?みてろ・・」
俺は靴を脱いで素足になり、土に足裏をずりずりしてから両手にペッペッ、ごしごしごし、、少女たちが嫌な顔、、
うりゃっ!!
しゃかしゃかしゃかしゃかしゃかしゃかしゃか・・・・フナムシみたいだろーなー端から見ると、、さぞキモかろうよ、、
がしっ!右手で棒のてっぺんをむんずと掴み、左手で小旗を取り、バッと手を話す。
ひゅーーーーードッスン!!
ずぼっずぼっ、めり込んだ足を引き抜いてパーティーリーダーの一人の髪に小旗を差す、 ニカッ!サムズUP!
「おら!お前ら、順番にやれっつ!!!」
泣きながら何度も何度も挑戦し、全員どうにか取れた。
落ちて骨折とかしたのも何人も何回もあったが、その場で俺が回復させた。
安心安全?な訓練だなっ!!
流石にベテラン冒険者達。前衛でなくとも全員が4日目には比較的余裕を持ちながらクリアで、走破時間もそこそこ。
「よーし、んじゃ午後からは剣技なー」
「「あ、、わたしたち
「再度言う、おまえら魔力
「「わかりましたっつ!!」」
午後
はー、結構いけるんだなこいつら、、連携もとれるんだろうなあここまでならば、、、と、程度を知るために俺と一人ひとり模擬戦を始めにやっている。
魔法使い以外はまぁまぁ。
休憩中の冒険者たち
「なんか体が気持ち悪いほどよく動くんだけど?」
「ああ、俺もそんな気がした。二段上みたいな、、」
「え、皆も?私も、直接戦闘などほとんどしないけど、今日は自分じゃないくらい、、でもコテンパンだったけど、、」
「、、やっぱあの地獄みたいな訓練だろうなぁ、、二度とやりたかねーけど、、」
うんうん×7
それから夕方までそれぞれを、丁度いい具合にこてんぱんにした。
二段上くらいの技量でやったから、参考に成るだろう。
訓練最終日の明日が終われば、森に入った時に訓練成果の実感をえられるだろう。
俺も昔々はそうだったなぁ、、あの実感は最高だったなー、、伸びれる時に伸ばすのが一番効果的だからなー。
最終日は、ちょい上くらいで相手してやった。順繰りにやってるから、自分の後の者達の戦いを見ることができる。
回数が増す毎に、皆向上している。最後にやもう一つ段階を上げてやらねばいけなかったくらいだ。
「今晩はゆっくり温泉に浸かって、腹いっぱい食って、よーーーく寝ろ。で、あしたは体を動かすな。だらだらしていろ。それが最も効果的に仕上げをしてくれる。わかったな。」
「「「「「「「「はい!ありがとうございましたっ!!」」」」」」」」
「あ、魔法使い2人、おまえら、もうその杖じゃ危ないぞ。一日持たずに折れる。なので、できれば鋼の杖で、埋め込んである魔石は少しでいいと思う。できれば増幅用魔石は杖以外に身につけるほうがいいけどな。武具屋で相談してみろ」
「「はい」」
(メフィスト、聞いてたな、頼むぞ)
(ガッテン承知いたしました)
どっからそーゆー言葉を仕入れてくるんだろ?
翌日、魔法使いの女子2人は一日かけて武具屋でこれまたメフィストとあーでもないこーでもないやっていた。
No2に相応しいのがいないのかな?なんでもかんでもメフィストばかりというのも困るなー
「んでは行ってきますっ!!」
2チームはなんかはちきれんばかりの精力を身に秘めて出ていった。
「面白そうですな」メフィスト
「ああ、そうだな」
俺は最初に勇者になったばかりの頃を思い出していた。
「ときに、主様はつがいを得ないのですか?」
は?何いってんの急に、、
「何考えてんだかしらんが、、生活の将来までの安全を確認できなきゃ、その気にならん。」
「ああ、過去のことをおっしゃってるのですね」
「おまえは、俺の過去まで知ったのか、、油断も隙きもありゃしないってこったなぁ、、
そーだよ、嫁と子供を人質にとられてみろ、もうトラウマだ。」
「勇者にもウイークポイントがあるんですねぇ、、」
「だからそれを作らない。」
・・・・・
「お前ら魔人ってつがいにならないの?」
「ふむ、、、そういったのは、、、聞いたことないですかねぇ、、」
ふーん、、
1
あなたにおすすめの小説
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~
名無し
ファンタジー
突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。
自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。
もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。
だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。
グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。
人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる