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第三十三話 元ゆ、 女の子の股間にあなたと同じモンがあったら?

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「勇者10回やってもさぁ、、、こてんぱんになるってこと、あるんだなー」俺
「ケモミミカフェ、ですか?」メフィスト

「ああ、先日は翔太にあたりの店連れてってもらったけど、楽しかったけど、、すげーよかったけど、、
なぜ3軒だけしかないのに、大ハズレの2軒に行っちゃったんだろ?俺は。で、なぜ転移すらできないまでに削られてしまったんだろ?すげーよな?魔王1000人分はあるぜ?あの削られ様は、、、」

「あそびに行った先だからでしょ?」メフィ
「・・・・・・そうなの?」俺

「・・・・・あ、、いくら過去に9回も勇者をやってても、所詮数十年程度でしたね、、赤子並の人生経験しか無いから、仕方ないことです。」
えれー言われようだな、、


「戦闘で強敵の美少女をテイムしてやる!とか思ってて、テイムし終わってからいざ夜のその時、ってときに、その美少女の股間にあなたと同じものがついてた、とかだと?」
・・・・・・
「ギルドの素敵なおねーさん、数年かけてやっと落としたバンザイ!ってベッドにはいったら、そのおねーさんの股間に、主様、あなたよりおっきいものが付いていたら?」
・・・・・
「子供の頃から好きだった女の子、ギルドで再会、パーティ組んで、好き度爆加速、見事ゴールイン!!その初夜に、その子の股間に可愛いウイニーが付いていたら?」
・・・・・
「国中で最高人気のお風呂屋のオネーサン、番号貰って半年後、やっと自分の番が来ました。いさんでお風呂屋に行き、まっとでせなか洗ってもらっていたら、なんか彼女のこかんあたりのでっかいものが背中にぐりぐりあたっていたら?で、それがあなたのお尻の方に行ったら?」
・・・・・大汗・・・・

「それから
「もーーーいいからっつ!!!やめて!!おねがいっつ!!!!!」
はぁはぁはぁはぁ、、、最後はホラーかよ、、キングもびっくりだな、、、

「わかったよ、たしかに、仕事以外のときのほうが、メンタル破壊度よほどでけーよ、、わかったよ、、、
、、、
女の子に対してトラウマできちゃった、、、、」

「ガラスのメンタルですな」メフィ
ってめー!!100%おめーのせいーだろーーがっつ!!!!

「いやいや、それを乗り越えてこそ、強くなれるってもんですよ?」

「どう乗り越えるんだよそんなもんっ!!」

「はぁ?ちんちん持った娘とも恋人になってきっちりやることやりゃーいいだけですよ?」

お・れ・は・っ! ストレートだっつ!!!!

「無性とか両性具有とかと違うんだよ、単なる人間なんだよ、、よわいんだよ!!」

「んじゃ、魔法で、、
「いらんっ!!!ぜってー余計なことするなよ?ぜってーな!!やめろよ!!」
「ははぁ、、あれですね?よせよ?ってやらせるためのフリってやつですね?」
ちっげーーっっよっつ!!!


やっべー、両刀使いにされちまうよ、、、

こいつ世界制覇とかを俺にやらせるなと命令したら、それがこんな形に吹き出したのか?

タカシ、メフィ、変態どもから挟まれる10回め勇者イサム!!!   ぷw



さておき

ギルド1F事務所のメガネの美人おねいさんからまんまと靴をせしめたギルダー。
なんか酷い言われようをどっかでされているような気配をかんじるなーとか思いながら、靴をいれた袋を3重に密閉した。これから魔物の森の宿に行こうと思っている。

ここのギルドは基本平和だ。
ろくでもない冒険者やならず者が街に来ると、ギルダーがこてんぱんにして放り出すから。流石王都ギルドのマスターだけある。
だが、その噂ももう固定されているのでそういった奴らは王都には来ず、ここ何年も問題はない。あるとしたら、イサム関係のみだけだ。
なので、
その問題対処ができるのはギルダーだけなので、他のことをすべて所員に任せている。所員も優秀なのだ。
「うちの主だった所員達にもイサムの研修うけさせたいなー」とか思っているのは内緒だ。
防衛隊の隊長にちょっと嫉妬しているのも内緒だ。「くそっつ、どんどん強くなっていきやがる!!」と。

だから、今回も靴を持って、いそいそ森に通うのだ。


ちなみにあの眼鏡のおねいさんも元冒険者だ。というか、今でもたまにデッカイ案件があると、駆り出されてる。
所員達は自分で毎日鍛錬して、それから出勤している。いつでも緊急時にそなえているのだ。消防隊隊員みたいだな。
だが、それもイサムがいつの間にかこの王都に発生してから、まったく緊急性の大事件なんぞない。
なにせパンデミックじゃねー、スタンピード、、なぜいつも間違えるのかは謎だがコ*ナが悪い。
そのスタンピードさえ、祭りにするよどの力量を持つ魔物の森の宿グループっ!!
多分、魔王軍が攻めてきても祭りにしてしまうだろう、、こえーよ。

というのがギルダーの認識だ。主だった所員も、それとなく気がついているようだ。しかもなぜか眼鏡のおねーさんがなぜか気に入られていることも、皆それとなく気がついている。理由を知っているのは本人とギルダーだけだが。

なので、「ああ、ここのギルドに居る限りはゼッテー死なねーな、んじゃ結婚できるじゃん?」と、最近ギルドの職員達は婚活まっさかりだ。だが、先程の件があるので、誰もメガネのおねーさんに声をかけない。死にたくないからね♪

で、銀翼や銀猿が、「とても良い物件」を手に入れて、森の入り口の村「魔物の森の宿の村」に引っ越した、という情報も、皆で共有している。

更に言うと、この王都で、魔獣を狩る、大物の猛獣を狩る、ということができるのは魔物の森だけである。
あと、北の山岳地帯にドラゴンが居るけど、ドラゴンだから冒険者達はあまり相手にしたくない、死にたくないからね。銀翼と銀猿達をのぞいては。
「やつらなら、大笑いしながらドラゴンの群れを蹂躙するだろう」と、冒険者達のみならず、ギルド職員達も思ってるのだ。

あと、イサムがあたりを気にせずにタカシを勇者よわばりしているので
「あ、タカシさんは勇者なんだ、、だから異常なんだ」とか理解されている。

だからの、「俺らここに居る限り、ぜってー死なねー」なのだ。

更に、森の宿の食堂で、イサム達の会話を耳にすることが多い冒険者たちから、イサムの
「燃やしてくる」「燃やす」「消す」
とかの会話情報も入ってくる。しかも青い火炎を出すとか、魔力ものごっついとかいろいろ。
なので、
青い火炎の神と称しているのがイサムなんだなー、って気づかない阿呆はあまりいない。

魔王軍が来ても祭りにしちゃうだろうイサムがいるんだ、全世界の国々が襲い掛かってきても、イサムとその従業員と称する手下たちと、銀翼など異常な冒険者立ち飲みで、じゃなく、達のみで、たやすく消滅させちゃうだろう、とも、皆、最近はそう思っている。

なので、
だらけて、いる。



「これ、約束のブツだ。大切に使ってくれよ?」ギルダー
「おう、よくやってくれた!これで当分、世界の平和は確保された!!」俺
・・
「で、わるいんだが、少しお願いしたいことがあってだなー」
「ん?なんだ?できることならいいけど?」

「うちの職員達を鍛えてほしいんだが、、」
「?強かったっけ?元冒険者だろ?職員達って、、」

「あー、かなりのベテランばかりだ。がなぁ、、最近だらけすぎててなー」
「ふーん?、、防衛隊の隊長や副官レベルにしたらいいのか?」
「ああ、それくらいにできたらたのむ」


と、いうことで、
ギルド職員半分づつ、訓練を付けることにした。




(このサイトでは「ころ/な」の単語が忌避語になっているので*を使いました)
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