疑う勇者 おめーらなんぞ信用できるか!

uni

文字の大きさ
81 / 383

下−06 西の国の新国王と

しおりを挟む

さて、面白いといえば、、
西の国。
がちがちのお硬い人間に見える新国王。
でも違う。

「ほんとに聡明なものって、頭やわらかいんだなぁ、、、、」
とイサムをしてほうけさせたくらいだ。

「好きなら同性でもいいんじゃないですか?」
「子供だって有能なら上に据えてみてもいんじゃないですか?驕ったらちゃんと言い聞かせればいいだけですし。」
「中間管理職は女性の方が資質在りますよ、使わない手はない。」
「基本的に種族は無視すべきでしょう。個人の資質のみで対応すべき、何事に置いても」

年齢性別種族など全く気にしない。

ただ、行き過ぎた技術だけは
「これは30年封印ですね、あ、これは100年封印にしておいてください、50年後に再度査定を。」
とか、
科学とか技術に関しては放置しない。

「使う者達は理解する必要が在ります。その良さと、与える悪影響について。それができないうちは公開してはなりませんね」

なので、
まぁ人材発掘するする、、
素材を見分ける見分ける!!
そういう見出した者達を、勉強のみならず、「人として立派になるべき」ということを基盤に育てていくから、
早ければ2年位で芽が出始める。

で、もうそういう人材が新人として各部に入り始め、中央王国にも「研修生」として来始めている。
「新人のうちに各国を転々とさせてみる」という。
その国に居着いちゃったら、それはそれで良いことでしょう。だと、、、
もう、、
王というより、すげー出来の良すぎる社長だよな?

なので、今はその新人達は銀翼・銀猿達によって訓練されている。総勢50名。
「中央王国は宗主国になるので、より多く学ばしてくれるでしょう。それを期待しているので多く送りました」と俺に言ってきた。
「まかせろ!」としか言えないよねこんな場合。
こいつが世界の王になってもいんじゃねーかな?とかも思う今日この頃。

ただ、俺もこの王も、「物価の上昇」だけには気をつけている。
賃金が上がるのはいい。が、物価の上昇は経済を崩壊させ、そして人心を壊す。
不治の病同様なのが物価の上昇。元の世界でのインフレって言ってたのとちょい違く、もっと根本的な。

元の世界ではガキだったんで知らなかった。が、数十年、、あれ?合計100年くらいいってるかな?
いろいろ見てきた。勇者一回につき一カ国だけではない、数カ国。
なので実例で知っている。今はその理屈もわかっている。
が、そういう経験の無いこの西の国の新王が、それをわかっているってのが、すごいわけ!!!!

元の世界は数字で騙すことが多い。GDPとか物価上昇でごまかせる。補正値とかあるけど建前。
支配者にとって、物価上昇は良いボッタクリチャンス。それが継続的に続けば、最後に奴隷階層と僅かな数の支配層に自然に別れていく。
奴等が言う「自由」の結果がそれだ。

なので、俺が支配している現時点でそんなことはびたいちさせねー。
何しろ、モノが不足したら俺達がそこに不足しているモノを「転送」してやる。継続的にはしない。安定したらあとは善良な商人達に任せる。

西の新王は魔法こそあまり使えないが、人間として、王の能力として、それを発揮しまくっている。
密かに情も熱いし。みなにバレているけどね。
孤児達を積極的に魔国に送り出そうと各国に働きかけたのも彼だ。
人間の社会での孤児の地位は限りなく地べただ。だったら、孤児院出というのが信用になる魔国で出世できるほうがいいじゃないか。力は魔人よりもかなり劣るが、脳がある、頭で闘えばいい。闘えない子がいたら、みなで守ってやればいい。とか。
結局、そのとおりになっている。

魔王と飲む時に、そういう話もする。
それから魔王も西の新国王に興味を持ち、もう何度が会っているはずだ。
聞いたら、、
「明日仕事なんで、あまり飲めない、、すまん」とか言って、毎回夜中には帰っちゃうんだよね、、」
とか残念がっている。
「まぁ、、下の者達が成長したら、時間もできて朝まで飲めるようになるだろーし、、、」と一応フォローしといたが、、、
あの仕事の虫は強制的に休ませなきゃだめだろうなぁ、、

「あれ?西の国の西って、何があるんだ?」俺
「あー、なんか海があるってったぜ?」魔王
「あ、だからタコイカか、、」
「あ?なにそれ?」
「うまいんだ!!」
・・・・行こうぜ?
「今から?」
「転移なら関係ないだろ?まだ夕方にもなってねーぞ?」
ワガママな魔王である、仕事はいーのか?

「おかーん!ちょっと魔王狩りてくぞー!」俺
魔王城で飲んでいたのだ。
朝からwwww

一応今日は魔王のお仕事のお休みの日になってるので、こんなことができる。

ーー

西の国
元王城の正門近くの蕎麦屋

「おばちゃーん、タコイカあるー?」
・・・・あ、
「あーあー、、ずっと前に来たあんちゃん!兵隊さん達、あのあとからみな来てくれているよ!」
おう、防衛隊のれん中のおかげで俺が覚えられているのか、、

「今日は違う友人連れてきたから。タコイカ食いたいって駄々こねてさ-!!」
「いやだね、イカタコだよ。運が良かったね、ちょうど今日水揚げあってねー多く仕入れていたんだ!」

それからイカタコ尽くしの肴、と、西の国の酒で始まり、俺の秘蔵の酒も出し、、おかみにも飲ませたら驚いていた。
「コレが酒?!!!」ってなー♪

あとから入ってきた客達もまじってもー何がなんだか状態で、、

気づいたら翌朝、、、

「あ、、」
「イサムさん、魔王様は返してもらいますね、これから仕事なので、、」おかん
魔王の襟首をつかんで引きずって転移して行った、、

「・・・魔王、、、かわいそ、、、、」
思わずつぶやいてしまった、、、
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。

【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~

エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】 【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】 ~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~  ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。  学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。  何か実力を隠す特別な理由があるのか。  いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。  そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。  貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。  オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。    世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな! ※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~

松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。 異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。 「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。 だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。 牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。 やがて彼は知らされる。 その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。 金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、 戦闘より掃除が多い異世界ライフ。 ──これは、汚れと戦いながら世界を救う、 笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。

処理中です...