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下−61 バレンタインスペシャル!! それぞれの楽園♪
しおりを挟む嗅ぎリスト達にとっては、履き主たちが美人だろうがブスだろうが元ねーでも現ねーでも関係ない。まぁ見た目良いほうが良いのはいいんだろーけど。肝心なのはその匂いだ。程よく、自分の好きな臭さであれば、それがその嗅ぎリストにとって最上級のものなのだ。
匂い、それはタバコのようなもので、100人100様と言っても良いかもしれない。タカシのベストが他の嗅ぎリストのベストにはなりえないだろう。そこまで違うし、そこまでは微妙すぎると言う者もいる。要は完全な嗜好によるものだということだ。一般人とは全く別の次元のモノなので知らないでいいし。
そこに女性が履き古した靴がある
それだけが、彼らの興味である。
猫がとにかく最初嗅ぐ、というのと何処が変わるのだろうか?!
しかも、ここはわけわからんのがいっぱいいるし、、おっぱいおしつけてくるし、、いんじゃなかろうか?(嗅いでも)
とタカシが思うのも無理はない
しかも、ソファのうえにあぐらかいている元おねいさまやギリおねいさまや現おねいさまや将来おねいさま達がいる。つかほとんどだけど、なぜだかしらんが。いや、タカシのためのお約束だろう?
タカシはおっぱいにまみれながらも身をかがめ、足下に散らばる靴やサンダルを片方づつ拾い上げた。
暗い場所でも勇者の力!なんでも見えるのだ!!よかったね勇者で!!
「あらおにいさん、靴、好きなの?」元ねーが気づく
「うん♪」
すーはー
・・・・・・
将来ねー達は引く
現ねー達はなんだろーこのひと?と興味を持って見る
元ねー達は
だーっはっはっはっはっは!!!!何この子!!好きなの?いーわよ!!存分に嗅いでよ!!
理解力抜群、許容量半端ないっつ!!!流石夜の世界で張っているだけあるっつ!!!
タカシ、やっと自分の世界を見つけたのか?!!
ぽい!・・・ぽい!・・・ぽい!・・・
放り投げられた履き主は不満顔
「何?まずいての?私のは?」
放り投げられない靴やサンダルいくつかは、タカシの膝の上にそっと、、
結局3つ、膝の上
タカシ、再度吟味、、
室内は静寂、、皆、他の客までタカシの一挙手一投足を見守る、、、
ひとつ、、ゆかに落とされた、、
あー、、、持ち主の落胆、、、周囲にも落胆が広がる、、
次のは、、スーハー、・・・・、膝の上に戻された
ほっとした空気が店内に広がる。希望の瞳を宿したのは持ち主だろう
3つめ、、
スーーーー、、(停止)
こ、、これは、、
「結果はっぴょー!!!ぱふぱふぱふぅううううう!!!」タカシ
ぱふぱふが何を意味するのか知らないが、なんとなく意味を感じる全員
「予選通過2っつ!!
そして、
これがっつ!!!
上物だあああああ!!!!!」
わああああああ!!!!!パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!!わああああああ!!!!!パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!!わああああああ!!!!!パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!!
ほら!とママに促され、その履き主が、もう一方の靴を床から拾い立ち上がり、恭しくタカシに手渡す
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
タカシはその靴を持ち、履き主と並んだ。で、念写を取り、、その全紙大のそれのはしに、勇者タカシとサインし、ママに渡す。
ママは、その勇者という文字を、嗅ぎリストでトップという意味なのだろうと解釈した。まさか本物の勇者が嗅ぎリストだって思いたくないよね、脳が勝手にそう判断するよね。
「今日はめでたい!!それを祝し、今日は僕のおごり!皆飲んで食べて!!」タカシ
自分で上物を発見したのだ、はじめて!
これはタカシの人生にとって初の大快挙である!!
何よりも代えがたいスキルを得たのと一緒なのだ、その能力が自分にあると確認できたのだ!!!
真のタカシの新たな誕生なのだ!!!
タカシはイサムに念話を送った。
「最高の店発見!!」
ーー
その頃イサムはギルダー対策を見い出していた。
「気にしない」
これに尽きる。
ギルダーもほとんどおねーさん達相手してるんで自分の連れの事など忘れてる。
なので、イサムはとなりのおねいさんにチチ枕をしてもらっている。
「最高だなこのチチ枕、、」
「あら、それほどおおきくもないんだけどね?」
「いや、おおきけりゃいーってもんじゃないんだよ、、最も重要かつ、それのみでいいくらいなのが、感触だ。、、あーこりゃまったりだなぁ、、、なごむどころじゃねぇ、、睡魔が、、」
夢の彼方でタカシの念話を聞いた気がする、、、、
チュンチュンチュン、、ぱたぱたぱた、、
ん、んん、、
「あ、」
朝、、、って?!
ああ、店の上か、、
また雑魚寝状態。ギルダーもトドみたいになって、その隣・周囲にもトドな元ねー数人、トドってハーレム組むってんだったっけなー。
お?と見ると、イサムはここでもチチ枕をさせてもらっていたようで、、
その夢のチチ枕に向かい手を合わせ「ありがとうございました!!おかげで幸せでした!!ごっちゃん!!」と拝んで礼を言う。
「んー、、ああ、いくらでもー」とそのギリねーさんは寝言?でおっしゃりました。
イサムが下に行くと、誰も居ず、、
なので朝食の支度を始めるイサム。
なにせ9回だし、ジャングルに引きこもったときは家事全般自分である。暇にあかして追求しまくった甲斐が在り、掃除も洗濯も料理もそれなりにうまくなっている。勿論暇だったので魔法を使わないでのそれらの追求だった。まじ暇すぎたのだろう。
朝食の支度がほぼ終わり、おいしそうな匂いが二階にも広がり始めると、、そろそろ目が覚めた者がでてきたようだ。
とんとんとん、階段を降りる足音
チチ枕ねーさんである。
「あら、悪いわね、、というか、美味しそーな匂いね、、何?コックなの?」
「いや、、一人暮らし長かった時期あったんでなー、、そこそこにはなってると思う、、たべてみ?」
「いただくわね、、」
さく、ひょい、ぱく、、もぐもぐもぐ
あっという間に食べきった。
「・・・おかわりある?」
「おう!あるぜ!!」
料理を作った者には、お代わり要求されるのが最も嬉しいのだ。
・
・
・
全員が食べ終わった時、人数の3倍以上作ってあったものが全てなくなっていた。
ほう、俺もなかなか、なのかな?と少しドヤっているイサム
起きた時げっそり青いしてた顔だったギルダーも、3杯食った後はもとのツヤツヤに!
おっさん昨晩どんだけ飲んだのだろう?
一方タカシ。
靴に埋もれて寝ていた。
でもその寝顔は苦痛に歪んでいた。靴だけに、とか言うのは昭和期のおっさんだからな?
それらの靴の大半はタカシにとって嫌な匂いなのだ。中にはゲロマズもあるだろう。いい匂いのもあるだろうが、大概なんでも悪のほうが影響力倍増なのだ。
花園にほやほやうんこがあったら、クサイだろ?
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