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下−73 学校の風景(物陰からこっそりと)
しおりを挟む朝食時。
「タカシー、学校、どうよ?」
「え?学校っすか?下駄箱いいっすねー」
・・・・
「まじ、やめろな?辺境送り込んでそこから出れなくするぞ?あそこの連中靴履かないからな?ぞうりかサンダルだけだぞ?」
「・・・はい、近づきません、嗅ぎません」
「ったく、コレクション大増量したくせに、、、」
「いろいろな匂いを嗅ぎたくなって、、」
・・・・
「、、、んじゃこんど他の店つれてってやるから」
「・・・・まぁ、、んじゃそれで、、」
不満そうなタカシ
夜の店の子の靴は、店の床が汚いからその汚れが靴の裏にでもひっついて、不純物の匂いでもするんだろうよ、、
「タカシ、靴の裏の汚れキレイに取ってみ?余計な匂いなくなるから」
「えっ!なぜそれを!!」
ガバガバガバガバ!!飯をかっこむタカシ
ごちそーさんでーすっつ!!
だだだだだー、とタカシは二階の自分の部屋にすっ飛んでいった。
今まで行った店の床はことごとく、ベタついていた。きたねーモップで拭いてるんだろうなぁ、昼間でも見えにくいからな、店内の灯り暗いし、、
魔法の灯りは魔力が無い者だと買うしか無いので高く付く。なので安い獣脂の灯火を使うところが多い。
暗いし、脂のすすが出て、それが床やシートに落ちる。
洗剤でも使わなければなかなか落ちない。
石鹸などは安くはない。
ヤシの繊維の亀の子たわしがあれば洗剤なくてもいーんだが、、、
今度どっかで作らせよう、、
なんだかなぁ、、
タカシのそっちの普遍さに少し先行きが心配なイサム。
少し経ってからタカシが走って降りてきて報告に来た。
「!!!落ちました汚れっ!!で、へんな匂いなくなって、純粋な香りだけですっつ!!!」
純粋な臭い靴?そんでもいやだよ、、
「あーはいはい、よかったなー、残りは夜の楽しみにとっといて、とっとと学校行け」
「うっす!夜の楽しみにとっときます!!」
で、タカシは学校に転移していった。
もうそろそろ学生たちも落ち着いた頃だろう。見に行ってみてもいいかな?
当然密かに、だけどw
見つかって学校にかかわらせられると面倒だからなー。
ーー
こそこそこそ
主様?なぜ私もこんなことしなけりゃならないんですかね?(メフィ)
あー、付き合いって知っているか?(イサム)
・・・・・
運動場で剣術の稽古をしている生徒たち。
勿論教えているのはA子。
誰だ?A子の側に、助手?
へぇ、助手が作んだ?
メフィ、あの助手?知っている?
ああ、助子(すけこ)ですね?(メフィ)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いや、もうどーでもいいや、、、
教諭皆に助手ついていますよ。入学直後に学力と実技試験しまして、成績優秀すぎて教えることなさそうな点数だった者達を「どーせなら教える側に引っ張り込め」ってんで、助手にして覚えさせているんです。(メフィ)
ほうほう、、俺のもとの世界の方式なんかよりよほど良いな。(イサム)
ちなみに、助子って名字あるの?(イサム)
助子アルデバランとか言ってましたかね?(メフィ)
宇宙人?
さあ?
助子が生徒たちの打ち合いの中に入って、すっすっと肘や腕や腰や傾きの位置を瞬間的に直しながら、打ち合いに巻き込まれないで通り抜ける。ゆっくりと風が吹いたような
あいつ、すげーな?
ええ、始め見ましたが、、なかなかですねー
助手って、あんなのが多いのかな?
さあ、、だってほら今私始めてみたって言ったでしょ?
他の助手のも見たこと無いの?
ええ、残念ながら、、
よし、今日の標的は助手!な!(イサム)
(標的ですか?)メフィ
あ、助子って姉妹だったと思うんですが、、(メフィ)
お!期待できるかな?いや、お約束だと一方ができて、一方はどんくさい売りだというのが定番で、、(イサム)
(何の定番?売りって、、)メフィ
助子と同じような気配のする教室に転移する。勿論姿を見えなくした。
俺らが教室に現れると、教諭と助手が俺らの方に一瞬気を取られた。
(流石だな?)
(ええ、ふさわしい教諭と助手ですな)メフィ
こっちのは助子2としよう。
(助子2って、双子か、、)
(そうですね、今日始めてみましたが、、そっくりですねー。・・つか、2、ですか、、まぁ私もこっちの助子の名は知りませんけど、、)
(何?魔人って双子いないの?)
(いますけど、多くないですからね)
ふーん、、
授業は魔法の中級だった。
つまり、このクラスの者達は、
もう魔力を持てて、
ある程度自由に使える
ことになる。
勿論教える者はその数段上でなければ教えることなど無理なので。
助子2もかなりの使い手なのか?
(なぁ、、助子といい助子2といい、なぜそんな使い手がわざわざ学校に入りに来るんだ?)
(さあ、、王都に出ればなんかあるとか思ったとか?)
ああ、よくわかるわ、、ともかく都会に出なきゃどーしょーもない田舎、とかなー
(助手達はどこに住んでいるんだ?)
(寮ですよ。人数分は確保しているので)
あーそーか、、、
(こいつら、収入ないんだけど、そこらへんどーしているの?)
(小遣い銭程度ですが、手当を出しています)
なるほど、ちゃんと考えているだな
(生徒におっさんも居るけど、酒とか飲むんじゃないの?)
(ABC達が、飲む生徒を毎回引っ張り回すんで、、)
あー、かわいそうに、、、
で、他の助手は後日の楽しみとしてとっとくことにした。特にタカシがなにやってるのかな?とか、タカシに助手いるのかな?とか。
(後日の楽しみ、って、、、、)メフィ
イサムにおもちゃにされはじめた学校を危惧するどころか、面白いことが起きないかな?とか期待するメフィであった。
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