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下−123 ユーシャ!!
しおりを挟む魔物の森の宿の村に帰ったイサム。
なんか村の者達、従業員から「ゆーしゃ!ゆーしゃ!ゆーしゃ!」とか讃えられる。
普通の勇者と違うイントネーションなどから、何かしらの意味合いの在るそういった意味のユーシャであることは、向こうの世界の者であるイサムだから容易に読み取れた。
さて、そういった意味で、どーゆーユーシャっぽいことしたんだ?俺は、、、
といろいろ思い返しているが、なかなか当てはまるものが見つからない
「見つかるわけ無いですよ、主様は知らないんだから、、」メフィ、お茶持ってきてくれた。お茶請けの漬物も。
見ます?とメフィが言うので、うんと言うイサム
んでは、と、ちっさい半透明の画面をイサムの前に出し、アレを映し出すメフィ。
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
「・・・・・・わかった。なるほど、、うん、、知らない間に、そーゆーユーシャになってたんだな俺、、、で、、これ、、放映、、どこまでされてんの?」
・
・
・
・
・
・
「・・・・・・・・同盟全域、、、」メフィ、とても気の毒そうに、、、でも、その腹の中は大爆笑
うん、もしこれがタカシだったら俺も大爆笑しているから何も言えないし、、、と思うイサム。
さいきん、タカシ、何気に強いな、、、とこぼすイサム、、、
ああ、そうですねぇ、、、、と、幾つか思い当たるメフィ
「「やっぱり」」
どーぞ、
いやおまえから、
いえいえ主様から
「嗅ぎ靴がえらく増えたのがまずかったかなぁ、、」
「ですねぇ、、」メフィ
ーー
アラタ。
もう勇者一般枠根性勇者の称号を得て一般枠最強と認定された。
桜との結婚の資格は充分に整ったのだ。
いや、最初から文句言うやつなんかいなかったろうが、、なんかイサムが脅かしたんだっけ?アラタがよわっちーとふさわしくないと言い出す奴等出るとかなんとか、、で、長引いちゃったんだが、
そのおかげで、物理的にとても強くなったアラタが出来上がったのだ!!
結果的には凄く良くなった。
で、
先日雰囲気出して結婚の日取りとかと目論んでいた桜が、イサムのせいで木っ端微塵にされ、
・・
「んじゃ、次の満月の日でいいな。」
「ええ、いいです。桜、いいよね?、、、さくら?」アラタ
「、、うむ、、よい。よいが、、、なぜこやつが、、、先日、木っ端微塵にしたくせに、、」さくら
???知るわけ無いイサム
「だって魔王が同盟上げてやらねばならぬ!とか言うし、西の王も当然だと言うし、」
「いや、そこじゃないんだ、、、私がいいたいのは。
私がいいたいのは、、、、、モロちん出したあほがなぜここに平然としていられるのあかなぁああ????
ってな、、それだけだ。」
あっはっはっは!いやだなぁ、、、何みてたんだよー、、、あれみてアラタを見直したろ?
「そりゃあ、、、、何言わせるんだっつ!!!」
いろんなものを投げつけてきたんで退散するイサム。
「んじゃよろしくな!」とアラタに言って。
魔王の所に寄って、詰めて、あとはおかんに丸投げし、イサムは夜までいろよという魔王を振り切り帰ってきた。
魔王はイサムがいれば確実に飲めるからだ。オカンは流石にイサムと飲むのを止めることは余程の理由が無い限りはばかられた。勿論限度はあり、おかんが目を光らすと、イサムのご帰宅の時間なのだ。
「同盟できてから、はじめて王族レベルの慶事ですねぇ」メフィ、ご飯をもってきてくれている。
「おう、長く掛かったなぁ、、、」
誰のせいか?と思うが、そのおかげで魔国のものでさえケチを付けられないほどにはなってるアラタ。結果、良かったので何も言わない。
「同盟っても、、結局皆個人個人の繋がり、信頼関係での同盟なんですよねぇ、、」メフィ
「それが一番だろ?というか、唯一じゃないのか?」イサム
「まあ、ですねぇ、、」
国と国との契約、なんって、誰が責任持つのか?いざとなったら放り出せばいいだけだ、担当になった責任者が。国王だろうと。
が、
個人の信頼関係での約束は破れない。相手に言って、相手が理解できることであれば反故にできるだろう。了承しあうことは必須だ。
でなければ信頼関係なんぞ最初から作れない。
政府や宰相は、王たち個人個人の付き合いの、細かいところを決める役目だけだ。長いさきを見ることなんぞできないし、やらない。
王たちは、自分の子どもたちを、相手の子どもたちとに信頼関係を持たせるように育てる。そして信頼が継続されていく。
王族は、永劫的継続性があるからこそ、一族全てで責任を持とうとする。その権限も全て持っているから。
だから、数年だけ好き勝手して放り出す頭のおかしい制度を使っている奴等の世界と全く違うのだ。
ただ、民衆も、ろくでもない領主や王と闘う根性を持たねばならない。それは頭のおかしい制度でも一緒なはずなのだが、、、
だから信頼出来ないやつが国や領のトップに居る場合、燃やす。存在を許したらいけないのだ。
そこまでしてくれるから、人々は信じることができる。
信頼できるトップを活かし、更に上に据える。西の国みたいに。そういうことをするから、更に信頼される。
欲に血迷う大衆の国は、上から下まで全て燃やす。
悪意は伝染する。欲は、理性でコントロールできる。衝動を抑えられる者であれば容易だ。欲に血迷う者達にはその理性が無いので燃やした。
だから、日頃バカだろうが、ろくでもないことしかしなかろうが、嫌いだろうが、イザというときには信頼できる。
”嫌いだけども、信頼できる”この程度の信頼が最も信頼できてるということだ。
好きだと、好きなのか信頼なのかを自分で見極められない者がほとんどだろう。
イサムを見ている者は、どうしてもそうなっていった。「アホウだけど、イザという時は信頼できる」と。
ーー
だからモロ出しくらいで「こんな人だと思わなかった!」とかいい出すアレ極まりないソレな奴なんぞ周囲にいなかった。
「あ、おはよーございまーす!イサムさん、見ましたよー、惜しかったですねー最後!もうひと押しだったのにー」
銀翼の魔法使いだ。
「おう、かわいかったぞっつ!」
銀翼のグラップラーだ!
・・・・・・なんも言わない銀翼の男性2名。
「あ、お久しぶりでーす!大活躍ですねー!人気出てますよー!」
銀猿の魔法使い
「・・・頑張る!!エライぞ!」
銀猿の魔法使い剣、剣士やら何でも屋。
・・・・・・ぽんぽん、とイサムを肩を叩く銀猿の男性2名。
外に出ると、
あ!イサムさんだ!!
かっこいーなー、、あんなでも微動だにしなかったんだぜ?
おう、見たぜ!で、パンツ返せよ、ってふつーに言ってたんだよなー!!冷静過ぎだよ!!クール!!
おかげさんでうちの夫婦仲が良好に成りました、とイサムを拝むおっさん連中。
冒険者達は、一層ガンバり出した。なんか自信付けたみたいに、、、
「なぁ、メフィ、、今の俺って、奴等達にとって、、、ちんちんだけなのか?」
「さぁ?人間のことは、まだまだわかりませんねぇ、、」メフィ
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