疑う勇者 おめーらなんぞ信用できるか!

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下−268 広大なとても美味しいコケモモが成る森

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すぐに見つかった。
説明通り”広大なとても美味しいコケモモが成る森”

とてもいいあらわせなようなでっかいこけももでした。
上空から見ないと絶対に気が付きません。下道から行くと、目の前にピンク色の壁が現れたと思うでしょう。

で、ひらべったいの。高さが周囲の木の高さくらいしかないの。
直径2キロはあるかなぁ?そこそこの村一つ分がぜんぶひとつぶのコケモモ。

「B子せんせー、お先にどーぞ!」と生徒たち!!
そう言われても・・・
「はい。」
と、タカシからフォークとナイフを渡された。
なるほど、コレなら行けるか?

なんか違うけどまーいいか、と思いつつ、B子はそのピンク上に降り立ち、さくっとナイフを入れてみる。
「痛いっつ!!!」
「え?!!!」

「いったー、つまずいちゃった」タカシがコケている。
(わざとらしかったねタカシセンセー)
(まだまだだな。なっちゃいねぇ)
(下級生の子ならあんなかんじだよ?)バブルは小学生。
(嫁遠目傘のウチというやつだな!)
(全く違うけど、なんかわかる。見えにくいから転びやすい条件とか思っちゃうよな?)
(B子センセーまだ食べない。センセーが先に食べてくれなきゃ私達食べられないよねー)
と、チーが少し大きめな声に成って言った。勿論B子にかろうじて届く大きさ。
ほんとに子どもたちを待たせてしまっているのか?
考えるB子。
今の物言いは少しわざとらしかった。
が、
早く食べたいからそう言ったとも思える。
が、
奴等なので全く逆の場合もありうる。いやむしろ?

だがよく考えろ、でっかいと言えどもコケモモ、すぐ食べりゃいんだ。

さくさくさく・・ぐい、ひょういぱく!
「うっ、すっぱ、・・・・でもおいしいかな?」B子
さくさく、ひょいぱく。さくさくひょいぱくさくぱくさくぱくさくぱく・・・・・・。

あれれぇ?
B子の動作速度がどんどん速く成っていっている。
あ、もうナイフ入れてるのが見えない、速くてw
噛んでないんじゃない?丸呑み?
みたいな?
こけももは飲み物です。
ちげーよ

あきらかにB子のはらがすんげー膨れていても更に詰め込むB子。
「はい!止め」
と、タカシがB子の延髄に蹴りを入れる。伸びたB子。

そこら一体をストレージに入れ、
「みな、撤収だ!」
タカシ、皆を連れて魔物の森の宿一階食堂に転位。

「メフィーさーん、これ何?」
タカシはコケモモのサンプルをメフィに見せる。

「わーお!ねこにまたたび、ひとにごげも”も”!!ですねー」メフィ
「うん、こけもも食べたらB子がこんなんなった、と足元にB子を放り出すタカシ」
つんつん、と爪先でつつくメフィ。

「これがごげも”も”の効果ですよ?ごく一般的な」
「は?」×11

「いやいや、コケモモは食べたこと何度あるし、こんなん成ったこと無いし!」イニャス
「おう、俺だっていなかじゃこけもものシイスケって呼ばれてたんだ!」
なんじゃそれ?
だっさ
悲しいな?
親、どう思ってたろ?
友人いたのかな?
その呼び名、いじめだろ?
いや、女子扱いだったんじゃ?
なろほろ

「やめい!俺がぼろぼろになる」シイスケ

「あなた達の食べてきたものはコケモモ。これはゴゲモ”モ”です。全部濁点あり。似て非なるものですよ?」メフィ
・・・・・・・・・・・皆

「怪しむのは無理ありませんが、そうなんだから仕方ありませんね!」メフィ

「どうにかして食べられないんですか?」チー
食い物をそまつにしたくないのだ。もともと食えないものでも食えるようにしたいのだ!!
育った環境が貧乏どんぞこなのと、持ち前の探究心旺盛がその性格を培った!!

「じゃむとかにしても、だめなんでしょうか?」
「じゃむにして、岩とかに塗ったらだめですよ?側に居る人はその臭いでがんがん岩をくっていってしまいますからね?!!」メフィ
よっしゃーーー!!!(チー)
(あんた達!!)
(((らじゃー!!ウンババ村攻撃作戦ですね!!)))
そうよ!岩食い放題作戦よ!!

もろな名前である。
アンバーとアンビリはあのゴゲモ”モ”をとりに転位して行った。
バブルは寮の食堂にかまどと鍋を借りて確保しに転位して行く。

チーはきらきらした目で更にメフィを見つめる。
しかたないですねぇ、、
「水溶液にして空中から散布しちゃだめですよ?村中共食いはじめますからね?」
やりすぎメフィ。さすがにチーも少しだけ引いた。
でも
(なるほど、水溶液にして持っていれば、それを魔法で散布するだけでいいよね?)
何に散布するのだろう?

数日後、
ウンババ村に持ち込まれた巨大岩石が、翌日は綺麗サッパリ無くなっていた。
そして村人たちは原因不明の胃腸不調に苦しんだようだった。
さすが頑強だなうんばば族!!
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