疑う勇者 おめーらなんぞ信用できるか!

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下−276 密かに行われていた合同お見合い第二弾 訓練がデートな後半戦

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直径だと?丸いのか?(前話最後らへん)
ごめんなさい、直系でした。

ということで、彼等は「同じ釜を食った仲」・・・?ちがうかな?
同じ釜飯を食った仲・・・だったかな?(横川にでも逝ったのか?!!あそこから軽井沢までの旧道は良いぞ!!)
まぁそういうので、実はイサムは自然に仲良くなれる強制的な方法を試してみたかったのだ。前回の訓練を見てそれを思ったのだった。

思った以上に旨く行っていた。
女子達も今までの戦闘員系女子ではなかったので、ロクロー達に近いくらいの技量だったのも良かった要因だろう。

20日目
「皆に配った木剣から判るよにうに今日は剣を使っての訓練だ。」
そう行った後、教官達は皆の技量を見るために順番で打ち合った。

教官5人で生徒10人なのですぐに終わった。

「うん、皆の技量は似たりよったりだ。
冒険者で言うならば、慣れた初心者、といったところかな」
皆ショック!
体術のおかげだろう、先程の剣の打ち合いでは自分はかなり旨くなった気がしたのだ。
気のせいではなく、実際に無駄が少なく、基礎訓練のおかげで動きもそれないりに機敏になっていた。

が、
いかんせん経験不足。
冒険者の初心者以上というのは、経験で強くなっていく。経験と訓練が彼等を強くしていく。
それの経験が浅ければ、訓練が生きてこないだけ。
人生のソレとまったくおなじ。

「君達はまだ経験がない。もしくは殆ど無い。だから慣れた頃の初心者なんだ。これから経験を積んで、そして訓練をまた受けて、また経験を積んで、とやっていけばベテラン冒険者並に成るのはそれほど難しいことではない。
これから今日の剣を始め、いくつかの武器の使い方の訓練を行っていく。
現場で剣が折れました、他の武器使えません、では生き残れないからな。そこらにある長い枝を旨く使ってやっつけることくらいできるようにならねばならない。」

と、それだけの経験を持つ教官主任が言った。

それから2週間ほど。剣、槍、短槍、薙刀、ナイフの訓練を行い、皆それぞれをそれなりに使えるように成った。
で、魔法をそれぞれの武器に纏うこともできるようになった。
魔法は冒険者達が使うもののみ。念話、身体強化、飛行、短距離転位。そして魔力の増強の仕方。治癒魔法はまだ魔力が足りないので小さな傷くらいしかできない者が多かった。魔力が多めになった者は骨折くらいは治癒できるように成った。

最終日。
「基本はもう全て教えた。あとは各自訓練次第、経験次第だ。今日はこれから魔物の森の宿に飛んでいく。明日からイサムさんに付いて狩りを教えてもらえ。では各自荷物を持って来い。」

それから教官に付いて飛行魔法で魔物の森の宿まで飛んでいった。


宿、一階の食堂。
「イサムさん、んじゃあと、よろしくお願いします!」教官冒険者
「・・え?聞いてないよ?」
「えええー、ギルマスに言ったんですけどねー」
ギルマスの頭が逝ってたんじゃね?

「わかったなんとかするわ」
と、イサムは請負って、礼を言った。
教官は帰っていったが、

さて、、
(翔太ー、今暇?)
(イサムさん?ええ、大丈夫ですか?)
(何やってんの?)
(畑です)
んじゃ、いいかな?

(悪いけど、訓練というか、狩りの訓練手伝ってくれない?)
ということで、銀翼と銀猿の8名が来てくれた。

訓練生達は男女ペアで2名ずつの5組み。
翔太とゴッツが1組みつづ受け、それ以外は銀翼2名、銀猿2名、混合の1名ずつの2名が1組みづつ請け負った。

見る限り、ダインジョン2階層くらいまでは行けそうだ。慣れた初心者だと感じ取ったのだ。
だが最初は動きや経験を見るために森に入ることにした。

ーー翌日

ゴッツと一緒になったモーチャスとマーミナ。もう喋っている暇なんぞ無い。
どんどん湧いてくるゴブどもをどんどん切っている。

「無駄な動きをしないで、できるだけ一撃で倒せ。」ゴッツ
んなこと言われても!と思うモーチャス
クッ!えい!、どっこーん!と爆発魔法の大きめのでゴブ数匹を一度に処分。
その開いたところに飛び込んだモーチャスがぐるりんとおおまわりするように周って、周囲に立っていたコブの首をちょうどいいくらいに切っていく。別に首を跳ばすまでは必要ないので、半分くらいまで。

それで一息つくくらいになった。ので、2人で手をつなぐ、目配せし、頷き合い、転送魔法。
残ったコブ達の上半身だけをどっかわけわからんところに飛ばした。

ふぅー・・・
へたり込む2人。
「よくがんばったな、うまくやったぞ。」
ゴッツはへたり込んで座っている2人の頭を両手のひらでなでてあげた。

ーー

「身体強化して、むちゃくちゃ動いてみな」
と翔太に言われたマグロウとヨームチャ。
大きく飛んで後ずざり、一瞬獲物の大群から間を取って身体強化をかける。まだ動きながら同時にというのが慣れていないのだろう、できないのだ。

で、2人はそのまま突っ込んでいきそうになるので
「考えて突っ込めよ?」翔太
一瞬止まりそうになったが、マグロウは左から周って、ヨームチャは右から周ってぎりぎりになって上に跳んで突っ込んだ。

森の魔獣くらいじゃ追えないくらいの速度で動き回り斬りまわる2人。

「戻ってコーイ」翔太
ひゅん!ひゅん!
と、すぐに翔太の側に。

「ま、いんじゃないか?見てみろ、全て行動不能になっている。次からはも少し相手や周囲を確認しながらヤッていくようにしような!」
「「はいっ!!」」

ーー

こーんな感じで、イサムが銀翼と銀猿に押し付けた訓練生・・・・合同デートの連中は経験を積ませてもらっていた。狩りの経験を。
でも、誰も「デートって話はなんででてきてたんだ?」と、疑問に持つ者はいなかった。
強くなることは自分の身を守ること。自分の仲間を守ること。自分の愛する者を守ること。
よいことなのだ。

(でも、なんで男女5人づつなんだろう?)
翔太は疑問を持っていた。

ーー

「ひでぇ、、デートって言ってて、最初から最後まで訓練から狩りですか?」翔太
「え?だめだった?」イサム
「デート、しかも生まれて初めてのデートでしょ?」メルモも
「酷いよね?俺なら泣くな」タジク
「おう、恨むかもな、今後モテなかったらなー。」ガンダムーチョ
「そうよねー、そのくらいなるわよねー」カルメラ
「とりあえず一発いれたいよな?」闘子
「そうね、おもいきりの一発は覚悟しとくのが当たり前よね」デストロイチカ
「おう」ゴッツ

久々の登場なんで紹介終わりw

イサムは翔太の疑問に答えたら皆から絞られるはめになっていたのだ。

10人は向こう側でメシクッている。晩飯。
(メフィー、アノ子達のデザート、豪華にしてあげてー)
(了解です!ぷw)
・・・・・・

でも、10人は話しがいろいろ盛り上がっていた。
で、アドバイスやら、こういう場面ではどうしたらいいんだろうとか、検討なども始めていた。
もう小声の者や遠慮がちな者はいなかった。

皆から責められて小さく成っているイサムをよそに、10人は楽しそうだ。
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