2 / 11
第2話 村を探検しよう
しおりを挟む
――海人は夢を見た――
場所は高校で授業を受けている。
その最中に、空で爆発音がして、皆が窓の外を見ていた。
「うわぁ、なんだあれ」
「飛行船ってやつか、初めて見た」
「どうしてあんなにたくさん飛んでるの?」
飛行船は紫色のガスを空に撒きながら進んでいた。
外にいる人達は何故か倒れ始め、口から泡を吹いて倒れていく。
皆は飛行船に恐怖を感じ、学校内はパニックになった。
「健二、輝樹、大丈夫か!?」
海人は別のクラスの友達と合流し、学校の中で安全な場所を探す。
クラスの担任の先生は真っ先に外に逃げ出した。
しかしそれが逆効果だったようで、泡を吹いて運動場で倒れ息絶えていた。
その時‥
学校の校舎が物凄い音を立てて大爆発を起こしてしまう。
「う‥いったい何が‥」
海人は気絶していたが意識が戻り、視界が戻ると目を疑った。
辺りは瓦礫の山で、近くには瓦礫の下敷きになり息をしていない2人がいる。
友達だった健二、輝樹は潰れて内臓がでて、頭も潰れて既に亡くなっていた。
そこに、ガスマスクを付けた軍隊が助けに来た。
海人はそこで意識を失っていた。
――夢はそこで終わり――
「うわああああああっ!!!」
汗をかいた海人は目を覚ます。隣には健二がいて驚いていた。
「どしたん?怖い夢でも見た?」
「ああ、飛びっきり怖い夢だった‥」
夢の内容を話すと健二は笑っていた。
「実はこっちのほうが夢で、本当の世界はそっちなのかもなぁ」
海人は驚いて自分の頬をつまんで見る。しかし痛みはあった。
「いや、夢じゃない」
「でもさ、こんな異世界に飛ばされた時点で夢の可能性あるじゃん。
海人氏、いったいどうすれば僕達帰れるの?」
「そりゃあ、こういう世界には魔王みたいなラスボスがいて、
そいつを倒すと何処かの国王様に元の世界に戻されるんじゃ‥」
「でも今のところそういうのいなさそうだよ?」
健二は否定するが海人は自信満々に言った。
「あのモニターに写った軍服どものリーダーぽい奴が怪しい。
果物屋のおばさんの顔を突然、撃ち抜くような奴らだぞ?
あれが悪で無くて何だって言うんだよ」
「ふーん、ま、僕にはよくわからないけど、
異世界に詳しい海人氏がそう言うなら任せるよ」
「おう!異世界は俺に任せとけ!」
海人は元気に宿屋をでて、外を歩き始めた。
外ではやはり、通行人に向かって軍服の男達が銃をぶっ放している。
やはり彼らは悪なんだろう、ここは戦わなくてはいけない。
海人は「剣が出てくるイメージ」をすると剣が現れて、気付いたら地面に落ちていた。
「これなら、あいつらと戦える!」
海人は剣を拾い上げ、その剣で彼らに戦いを挑む。
「なっ、お前、人間‥」
しかし俺の剣は軍服に拳で止められる。
ありえないと思った、俺の剣を彼は拳で真っ二つに砕き、俺の腹を殴りつけた。
「すまんな、民間人を危険に晒すわけにはいかん、これ以上暴れないでくれ‥」
海人はそこで意識を失った。
そして見た事もない、収容所の中で目を覚ます。
(さてはここがあの軍服どもの本部だな?舐めやがって)
すると軍服が歩いて来て海人の檻の前に立って言った。
「すまんな、君には何の罪もないのだが、
巻き込まれても、暴れられても困るので拘束させて貰った」
見ると確かに海人はベットに縛られていて動けない。
「おい、健二はどこだ!?」
「健二?妙な名前だな、あの犬の事か?」
「違う健二は人間だ!どこにいる!」
「もうひとりお前の仲間がいたってことか、すまんなそいつは
まだ見付かっていない、もし外で見かけたら我々が保護しよう、
外にいるよりは安全なはずだ」
軍服のこいつらは敵にもかかわらず、何故か俺には棘の無い言い方をしてくる。
まるで本当に俺を守りたがっているかのような‥
海人は今なにをしても無駄だと悟り、檻の中で、休む事にした。
場所は高校で授業を受けている。
その最中に、空で爆発音がして、皆が窓の外を見ていた。
「うわぁ、なんだあれ」
「飛行船ってやつか、初めて見た」
「どうしてあんなにたくさん飛んでるの?」
飛行船は紫色のガスを空に撒きながら進んでいた。
外にいる人達は何故か倒れ始め、口から泡を吹いて倒れていく。
皆は飛行船に恐怖を感じ、学校内はパニックになった。
「健二、輝樹、大丈夫か!?」
海人は別のクラスの友達と合流し、学校の中で安全な場所を探す。
クラスの担任の先生は真っ先に外に逃げ出した。
しかしそれが逆効果だったようで、泡を吹いて運動場で倒れ息絶えていた。
その時‥
学校の校舎が物凄い音を立てて大爆発を起こしてしまう。
「う‥いったい何が‥」
海人は気絶していたが意識が戻り、視界が戻ると目を疑った。
辺りは瓦礫の山で、近くには瓦礫の下敷きになり息をしていない2人がいる。
友達だった健二、輝樹は潰れて内臓がでて、頭も潰れて既に亡くなっていた。
そこに、ガスマスクを付けた軍隊が助けに来た。
海人はそこで意識を失っていた。
――夢はそこで終わり――
「うわああああああっ!!!」
汗をかいた海人は目を覚ます。隣には健二がいて驚いていた。
「どしたん?怖い夢でも見た?」
「ああ、飛びっきり怖い夢だった‥」
夢の内容を話すと健二は笑っていた。
「実はこっちのほうが夢で、本当の世界はそっちなのかもなぁ」
海人は驚いて自分の頬をつまんで見る。しかし痛みはあった。
「いや、夢じゃない」
「でもさ、こんな異世界に飛ばされた時点で夢の可能性あるじゃん。
海人氏、いったいどうすれば僕達帰れるの?」
「そりゃあ、こういう世界には魔王みたいなラスボスがいて、
そいつを倒すと何処かの国王様に元の世界に戻されるんじゃ‥」
「でも今のところそういうのいなさそうだよ?」
健二は否定するが海人は自信満々に言った。
「あのモニターに写った軍服どものリーダーぽい奴が怪しい。
果物屋のおばさんの顔を突然、撃ち抜くような奴らだぞ?
あれが悪で無くて何だって言うんだよ」
「ふーん、ま、僕にはよくわからないけど、
異世界に詳しい海人氏がそう言うなら任せるよ」
「おう!異世界は俺に任せとけ!」
海人は元気に宿屋をでて、外を歩き始めた。
外ではやはり、通行人に向かって軍服の男達が銃をぶっ放している。
やはり彼らは悪なんだろう、ここは戦わなくてはいけない。
海人は「剣が出てくるイメージ」をすると剣が現れて、気付いたら地面に落ちていた。
「これなら、あいつらと戦える!」
海人は剣を拾い上げ、その剣で彼らに戦いを挑む。
「なっ、お前、人間‥」
しかし俺の剣は軍服に拳で止められる。
ありえないと思った、俺の剣を彼は拳で真っ二つに砕き、俺の腹を殴りつけた。
「すまんな、民間人を危険に晒すわけにはいかん、これ以上暴れないでくれ‥」
海人はそこで意識を失った。
そして見た事もない、収容所の中で目を覚ます。
(さてはここがあの軍服どもの本部だな?舐めやがって)
すると軍服が歩いて来て海人の檻の前に立って言った。
「すまんな、君には何の罪もないのだが、
巻き込まれても、暴れられても困るので拘束させて貰った」
見ると確かに海人はベットに縛られていて動けない。
「おい、健二はどこだ!?」
「健二?妙な名前だな、あの犬の事か?」
「違う健二は人間だ!どこにいる!」
「もうひとりお前の仲間がいたってことか、すまんなそいつは
まだ見付かっていない、もし外で見かけたら我々が保護しよう、
外にいるよりは安全なはずだ」
軍服のこいつらは敵にもかかわらず、何故か俺には棘の無い言い方をしてくる。
まるで本当に俺を守りたがっているかのような‥
海人は今なにをしても無駄だと悟り、檻の中で、休む事にした。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
薬師だからってポイ捨てされました~異世界の薬師なめんなよ。神様の弟子は無双する~
黄色いひよこ
ファンタジー
薬師のロベルト・シルベスタは偉大な師匠(神様)の教えを終えて自領に戻ろうとした所、異世界勇者召喚に巻き込まれて、周りにいた数人の男女と共に、何処とも知れない世界に落とされた。
─── からの~数年後 ────
俺が此処に来て幾日が過ぎただろう。
ここは俺が生まれ育った場所とは全く違う、環境が全然違った世界だった。
「ロブ、申し訳無いがお前、明日から来なくていいから。急な事で済まねえが、俺もちっせえパーティーの長だ。より良きパーティーの運営の為、泣く泣くお前を切らなきゃならなくなった。ただ、俺も薄情な奴じゃねぇつもりだ。今日までの給料に、迷惑料としてちと上乗せして払っておくから、穏便に頼む。断れば上乗せは無しでクビにする」
そう言われて俺に何が言えよう、これで何回目か?
まぁ、薬師の扱いなどこんなものかもな。
この世界の薬師は、ただポーションを造るだけの職業。
多岐に亘った薬を作るが、僧侶とは違い瞬時に体を癒す事は出来ない。
普通は……。
異世界勇者巻き込まれ召喚から数年、ロベルトはこの異世界で逞しく生きていた。
勇者?そんな物ロベルトには関係無い。
魔王が居ようが居まいが、世界は変わらず巡っている。
とんでもなく普通じゃないお師匠様に薬師の業を仕込まれた弟子ロベルトの、危難、災難、巻き込まれ痛快世直し異世界道中。
はてさて一体どうなるの?
と、言う話。ここに開幕!
● ロベルトの独り言の多い作品です。ご了承お願いします。
● 世界観はひよこの想像力全開の世界です。
異世界ランドへようこそ
来栖とむ
ファンタジー
都内から車で1時間半。奥多摩の山中に突如現れた、話題の新名所――「奥多摩異世界ランド」。
中世ヨーロッパ風の街並みと、ダンジョンや魔王城を完全再現した異世界体験型レジャーパークだ。
26歳・無職の佐伯雄一は、ここで“冒険者A”のバイトを始める。
勇者を導くNPC役として、剣を振るい、魔物に襲われ、時にはイベントを盛り上げる毎日。
同僚には、美人なギルド受付のサーミャ、エルフの弓使いフラーラ、ポンコツ騎士メリーナなど、魅力的な“登場人物”が勢ぞろい。
――しかしある日、「魔王が逃げた」という衝撃の知らせが入る。
「体格が似てるから」という理由で、雄一は急遽、魔王役の代役を任されることに。
だが、演技を終えた後、案内された扉の先にあったのは……本物の異世界だった!
経営者は魔族、同僚はガチの魔物。
魔王城で始まる、まさかの「異世界勤務」生活!
やがて魔王の後継問題に巻き込まれ、スタンピードも発生(?)の裏で、フラーラとの恋が動き出す――。
笑えて、トキメいて、ちょっと泣ける。
現代×異世界×職場コメディ、開園!
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。
死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。
命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。
自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる