愛されたかった

えどん

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愛されたかった

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また悪夢が始まった。
孤独、教室にいると陰口、悪口、ねぇなつきちゃん私たちを上から目線で見ないでくれる。顔を見るたびにイライラする。死ねよ。机をがんっと蹴られる。トイレだけは安全区域。ひとまず逃げよう。個室からバケツの水が降ってきた。冷たい。服がびしょ濡れだ。ざまーみろと聞こえてくる。もう嫌だ。何もかも。死にたい。机の引き出しにごみがつまっていた。誰がこんなことを。あぁーごめん。お前ってごみだからいいよね。キャハハと笑われる。ある日放課後教室に呼ばれた。お前ってさ。ごみだよな。クラスの皆がそう思ってる。さっさと死ねば。このゴミクズが。私はお腹をゴンッと蹴られた。私は咄嗟にゲホッゲホッげぽ。口から吐瀉物が吐き出された。うわっ。きたねぇー。ちゃんと掃除しとけよ。ごめんなさい。私は重い足取りで保健室に向かった。体調不良で吐いちゃって道具借りてもいいですか。片付け方わからなくて。そんなこともわからないの。早く片付けてよね。迷惑と言われた。私の心が壊れるまであと少し。
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