異世界召喚され、話したこともないクラスメイトと冒険者になる。

きんさん

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第3章

1層から10層まで

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隊列はフランのバトルアーマーを先頭で、ユウカ、リコ、俺で進む。

通路は思ってた以上に広くてバトルアーマーが横に2台ならんでも少し余裕がある。

横幅5m高さも5mほどある。

少数民族の巨人族でも余裕で通れる。

(巨人族 男性 平均身長250cm平均体重200kg
     女性 平均身長220cm平均体重140kg)

巨人族はタンク役として人気がある。

フランのバトルアーマーが巨人族の男性の大きさと同じ大きさである。

フランが剣を振り回す広さはないので、盾のみを装備している。

俺はぎりぎり剣は振れるが、突きが攻撃の中心になる。

「アイ、1層のマップを全員にリンクしてくれ」

「了解です。1層のマップを表示します。魔物はコボルトが主体です。」

「最短ルートを表示してくれ」

「了解です。」

「コボルトは、オークよりも弱いですが、頭がよくてスピードがあります。」

「それよりも、通路では戦いにくそうだな、フランが大きすぎて前が見えないよ」

俺たちは隊列を考え直すことにした。

フランを先頭はそのままだが、単騎で俺達より15mほど前に配置、その後ろに俺、ユウカ、リコで進む。

コボルトの群を発見した場合は、フランが単騎で突っ込み広い場所に誘導して、俺とユウカで倒す。

リコは固定砲台となったユウカを結界術で守ってもらうことにした。

通路にコボルト8匹の群を発見したので、フランに突っ込ませる。

総重量400kgもあるバトルアーマーが時速60kmくらいで突っ込んでいくので、
コボルトを押し出すというよりも、ボーリングのピンのように吹っ飛んだ。

絶命まではいかなかったが、瀕死状態。俺が前に出て息を止めた。
魔石8個と指輪のようなアクセサリーが2個残った。

指輪には少量だがミスリルを含んでいる。
今回ダンジョンに着た目的にミスリルのためでもあるので持ち帰る。

低階層の物は含有量が低いのであまり価値はない。

ダンジョン冒険者のほとんどは、1層から10層のコボルトエリアを狩場としている。

レベル15から20の冒険者でパーティーを組み1日でコボルトを80匹ほど狩る。

ドリップででるアクセサリーやボス戦の報酬としてでる魔法のスクロールを売って、パーティーが1日で稼げるのは金貨10~20枚。

10層までは、同じパターンで進むことができた。

ボス戦に至っては、フラン一人でも余裕の勝利だった。

王族はほとんどの場合、王族同志か名を上げた冒険者と結婚するために、フランは一般の冒険者と比べてステータスは高いが、ここまで一方的にコボルトと戦える程は高くない。

バトルアーマーの実力を改める必要がありそうだ。

何度かは、フラン抜きで戦ったが、異世界人3人でも余裕。

特にアイのサポートは役に立つ。

鳥観図のように自分を20mほど上から眺めたようになり、必要に応じてズームがかかる。

目や首の動きを感知しているようで、違和感が全くない。

ユウカに至っては、こちらからでは見えないコボルトに対して攻撃を行っている。

リコも必要に応じて結界術を使い、コボルトの放つ弓矢を全て弾いていた。

ユウカとリコは2人で相談していたようで、魔法と結界のコンビネーションを色々試していた。

ユウカの爆裂魔法を結界で包み込み1方向だけに魔法を放つ指向性爆裂魔法の威力はハンパなかった。

10層のボスを一撃で塵と化す威力であった。

俺は危険に応じて対応する予定だったが、魔石やドロップ品を拾う以外の仕事はなかった。

10層の攻略時点でレベルがアイを含めて全員レベル19まで上がった。

パーティー内では経験値の取得割合を変えることができるのだが、アイが全員均等に上がるように調整を行っている。

フランは俺達と比べてレベルアップに必要な経験値が多いようだ。

異世界人やアイはフランと比べると半分近くの経験値で上がることがわかった。

夕方の6時を回っていたので、今日はこれで上がることにした。

魔石だけでも1000個近く、指輪のドロップが200個ほど、スクロールが10個手に入った。

スクロールは、基本魔法が5つ、アロー系3個と100kgアイテムボックスが2つでた。

総額で金貨150枚くらい、売らずにすべて持ち帰ることにした。
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感想 75

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みんなの感想(75件)

咲夜
2020.05.17 咲夜

更新しないんですか?

解除
咲夜
2019.07.16 咲夜

更新待ってます

解除
ナオ
2019.06.10 ナオ

更新待ってます。

解除

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