異世界召喚され、話したこともないクラスメイトと冒険者になる。

きんさん

文字の大きさ
66 / 66
第3章

1層から10層まで

しおりを挟む

隊列はフランのバトルアーマーを先頭で、ユウカ、リコ、俺で進む。

通路は思ってた以上に広くてバトルアーマーが横に2台ならんでも少し余裕がある。

横幅5m高さも5mほどある。

少数民族の巨人族でも余裕で通れる。

(巨人族 男性 平均身長250cm平均体重200kg
     女性 平均身長220cm平均体重140kg)

巨人族はタンク役として人気がある。

フランのバトルアーマーが巨人族の男性の大きさと同じ大きさである。

フランが剣を振り回す広さはないので、盾のみを装備している。

俺はぎりぎり剣は振れるが、突きが攻撃の中心になる。

「アイ、1層のマップを全員にリンクしてくれ」

「了解です。1層のマップを表示します。魔物はコボルトが主体です。」

「最短ルートを表示してくれ」

「了解です。」

「コボルトは、オークよりも弱いですが、頭がよくてスピードがあります。」

「それよりも、通路では戦いにくそうだな、フランが大きすぎて前が見えないよ」

俺たちは隊列を考え直すことにした。

フランを先頭はそのままだが、単騎で俺達より15mほど前に配置、その後ろに俺、ユウカ、リコで進む。

コボルトの群を発見した場合は、フランが単騎で突っ込み広い場所に誘導して、俺とユウカで倒す。

リコは固定砲台となったユウカを結界術で守ってもらうことにした。

通路にコボルト8匹の群を発見したので、フランに突っ込ませる。

総重量400kgもあるバトルアーマーが時速60kmくらいで突っ込んでいくので、
コボルトを押し出すというよりも、ボーリングのピンのように吹っ飛んだ。

絶命まではいかなかったが、瀕死状態。俺が前に出て息を止めた。
魔石8個と指輪のようなアクセサリーが2個残った。

指輪には少量だがミスリルを含んでいる。
今回ダンジョンに着た目的にミスリルのためでもあるので持ち帰る。

低階層の物は含有量が低いのであまり価値はない。

ダンジョン冒険者のほとんどは、1層から10層のコボルトエリアを狩場としている。

レベル15から20の冒険者でパーティーを組み1日でコボルトを80匹ほど狩る。

ドリップででるアクセサリーやボス戦の報酬としてでる魔法のスクロールを売って、パーティーが1日で稼げるのは金貨10~20枚。

10層までは、同じパターンで進むことができた。

ボス戦に至っては、フラン一人でも余裕の勝利だった。

王族はほとんどの場合、王族同志か名を上げた冒険者と結婚するために、フランは一般の冒険者と比べてステータスは高いが、ここまで一方的にコボルトと戦える程は高くない。

バトルアーマーの実力を改める必要がありそうだ。

何度かは、フラン抜きで戦ったが、異世界人3人でも余裕。

特にアイのサポートは役に立つ。

鳥観図のように自分を20mほど上から眺めたようになり、必要に応じてズームがかかる。

目や首の動きを感知しているようで、違和感が全くない。

ユウカに至っては、こちらからでは見えないコボルトに対して攻撃を行っている。

リコも必要に応じて結界術を使い、コボルトの放つ弓矢を全て弾いていた。

ユウカとリコは2人で相談していたようで、魔法と結界のコンビネーションを色々試していた。

ユウカの爆裂魔法を結界で包み込み1方向だけに魔法を放つ指向性爆裂魔法の威力はハンパなかった。

10層のボスを一撃で塵と化す威力であった。

俺は危険に応じて対応する予定だったが、魔石やドロップ品を拾う以外の仕事はなかった。

10層の攻略時点でレベルがアイを含めて全員レベル19まで上がった。

パーティー内では経験値の取得割合を変えることができるのだが、アイが全員均等に上がるように調整を行っている。

フランは俺達と比べてレベルアップに必要な経験値が多いようだ。

異世界人やアイはフランと比べると半分近くの経験値で上がることがわかった。

夕方の6時を回っていたので、今日はこれで上がることにした。

魔石だけでも1000個近く、指輪のドロップが200個ほど、スクロールが10個手に入った。

スクロールは、基本魔法が5つ、アロー系3個と100kgアイテムボックスが2つでた。

総額で金貨150枚くらい、売らずにすべて持ち帰ることにした。
しおりを挟む
感想 75

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(75件)

咲夜
2020.05.17 咲夜

更新しないんですか?

解除
咲夜
2019.07.16 咲夜

更新待ってます

解除
ナオ
2019.06.10 ナオ

更新待ってます。

解除

あなたにおすすめの小説

やさしい異世界転移

みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公 神洞 優斗。 彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった! 元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……? この時の優斗は気付いていなかったのだ。 己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。 この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。

キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~

サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。 ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。 木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。 そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。 もう一度言う。 手違いだったのだ。もしくは事故。 出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた! そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて―― ※本作は他サイトでも掲載しています

「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~

あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。 彼は気づいたら異世界にいた。 その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。 科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。

異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります

モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎ 飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。 保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。 そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。 召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。 強制的に放り込まれた異世界。 知らない土地、知らない人、知らない世界。 不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。 そんなほのぼのとした物語。

才能に打ち砕かれた日から、僕の最強は始まった

雷覇
ファンタジー
ワノクニ、蒼神流・蒼月道場。 天城蒼真は幼き頃から剣を学び、努力を重ねてきた。 だがある日、異世界から来た「勇者」瀬名隼人との出会いが、すべてを変える。 鍛錬も経験もない隼人は、生まれながらの天才。 一目見ただけで蒼真と幼馴染の朱音の剣筋を見切り、打ち破った。 朱音は琴音の命で、隼人の旅に同行することを決意する。 悔しさを抱えた蒼真は、道場を後にする。 目指すは“修羅の山”――魔族が封印され、誰も生きて戻らぬ死地へと旅立つ。

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~

深楽朱夜
ファンタジー
13人の神がいる異世界《アタラクシア》にこの世界を治癒する為の魔術、異界人召喚によって呼ばれた主人公 じゃ、この世界を治せばいいの?そうじゃない、この魔法そのものが治療なので後は好きに生きていって下さい …この世界でも生きていける術は用意している 責任はとります、《アタラクシア》に来てくれてありがとう という訳で異世界暮らし始めちゃいます? ※誤字 脱字 矛盾 作者承知の上です 寛容な心で読んで頂けると幸いです ※表紙イラストはAIイラスト自動作成で作っています

『ミッドナイトマート 〜異世界コンビニ、ただいま営業中〜』

KAORUwithAI
ファンタジー
深夜0時——街角の小さなコンビニ「ミッドナイトマート」は、異世界と繋がる扉を開く。 日中は普通の客でにぎわう店も、深夜を回ると鎧を着た騎士、魔族の姫、ドラゴンの化身、空飛ぶ商人など、“この世界の住人ではない者たち”が静かにレジへと並び始める。 アルバイト店員・斉藤レンは、バイト先が異世界と繋がっていることに戸惑いながらも、今日もレジに立つ。 「袋いりますか?」「ポイントカードお持ちですか?」——そう、それは異世界相手でも変わらない日常業務。 貯まるのは「ミッドナイトポイントカード(通称ナイポ)」。 集まるのは、どこか訳ありで、ちょっと不器用な異世界の住人たち。 そして、商品一つひとつに込められる、ささやかで温かな物語。 これは、世界の境界を越えて心を繋ぐ、コンビニ接客ファンタジー。 今夜は、どんなお客様が来店されるのでしょう? ※異世界食堂や異世界居酒屋「のぶ」とは 似て非なる物として見て下さい

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。