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おまけ
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「お帰りなさい」
「ただいま。セルフィーユ」
この部屋は1DKだが、大の男、しかも高身長のセルフィーユがいればかなり狭く感じる。
それなのに、全くそう感じないのは、魔王たる彼が何でもやらかすからだ。
玄関入ればすぐに別世界。
「また勝手に繋げて…」
「今日は早く帰ると言っていたので」
にこりと笑顔で返してくるセルフィーユは、断りもなく部屋に入り込むのが常である。
狭い一部屋の真ん中に四角い空間がある、過ぎれば見慣れた豪華なあの部屋だ。スーパーで買った食材をその四角の空間に入る前にキッチンに置く。
「今日は何を作るんですか?」
「ハンバーグ作ろうと思って。お肉安かったの」
寒々とした部屋なはずだが、セルフィーユの魔法でとても暖かい。あちらの時間は微妙に違うらしく、もう暗闇のはずの空が青天井になっており少しばかりめまいがした。
それも慣れるしかない。
毒だと言われている自分の料理を食べさせるのは気が向かないが、セルフィーユは人の作った料理を食べたがった。さすがに毎日のように部屋を繋げてはこないが、繋げる時は必ず自分の料理を口にする。
「おいしい?」
「おいしいです」
何食べてもにこにこするから、本当においしのかも疑問だが、セルフィーユは文句も言わず食事を食べる。
「日曜までは一緒に入れるのですよね?」
「今週は予定ないからね」
「では庭園を見にきてください。あなたが好きだと言った花も植えたんですよ」
何かやることを見つけろと言ってから、セルフィーユは庭園を手入れすることを始めた。
魔王は魔王らしく魔法でぱっと花など咲かせられるらしいが、一つずつ手ずから花を植えたのだ。
なまじ何でもできてしまうから、面白くも何もないのだろう。それをあえて使わないとなると、それは苦労があるだろうに。
しかし、人の言うことを聞いて何かをすることを率先して始めた。
ある意味人間の生き方を真似しようとしてくれているのである。
そうやって向き合ってくれるのは、言葉で言われるより心が温まる。
「お皿、洗いますね」
若干、所帯くさくはなったが、いいことだと思う。うん。
満腹になったらお風呂に入りたくなる。すぐにセルフィーユが「お風呂に入りますか?」と当たり前のように言ってきた。
お風呂掃除をしてお湯を張っていてくれるのは嬉しいが、若干シュールである。狭いお風呂をセルフィーユが洗っているのを見ると、ミスマッチ感は半端ないだろう。
「勝手にしては、いけませんでしたか?」
そんなしょんぼり言うので、これはよしよししなくてはならない。
ベッドに腰掛けて座るよう促すと、猫がにゃんと飛び乗ろうとしたが、セルフィーユは邪魔されないようにどかすと、同じように飛びついてきた。
「そんなことないよ。お風呂用意してくれててありがとう」
頭を撫でてやると、セルフィーユは目尻を下げて、口付けをしてくる。
「会いたかったです。凛花」
もう子犬なのよ。口元を何度も啄んで、抱きしめながらも押し倒してくる。舌を絡めて音を立てて吸い付きながら、器用に脱がして肌を露出させる。
いつも通り、手が早い。
当たり前に首筋に痕を付けて滑る舌を谷間に伸ばし、するすると窪んだ隙間に押し込めた。
「も、セルフィーユ…」
「ここの味を確かめさせてください」
「お風呂入ってない…」
「後で入りましょう」
セルフィーユと一緒に入ったら、うちの風呂じゃお湯が全部なくなるだろうなあ。
いつもみたいにお風呂で続きはできないよ。
そんな冗談を言う前に、しっかりと雄々しく立ち上がったセルフィーユが、太ももの間にきつく入り込んだ。
「あっ。セルフィー…っっ」
「我慢できません」
「あんっ、あ。や、ばか、そんなしたら、かんたんにいっちゃっ」
ぐいぐいと押し込むセルフィーユの太く硬い棒状のものが、いいところを擦っては押し込んでくる。
中に入り込めば簡単に洞房が受け入れてしまった。きつく締めて離さずにしゃぶり尽くすようだ。
ピッタリと重なった身体が熱を持ち、擦れてさらに熱くなってくる。
「凛花、そんなにしては、私が達してしまう」
「だ、だって。気持ちい、」
激しく揺さぶられれば中がそれに応えてしまう。びちゃびちゃと甘い液が溢れると、セルフィーユの動きは一段と勢いを上げて奥に突き刺そうとした。
「ひあっ。あっ、セルフィーユ。セルフィーユっ」
「凛花。奥へ、出させてくださいっ。もう、我慢できないっ!」
「セルフィーユっ!」
「凛花!!」
急激に上がった熱が奥深くに放出された。吹き出した熱はごぷごぷと溢れ出し、ベッドを濡らす。
…程度で、セルフィーユが満足するわけがなかった。
第二ラウンドをするにはベッドが狭すぎる。いそいそと場所を変えて今度は背後から攻め出した。膨らんだ二つの果実を指でいじり、耳たぶを甘噛みしながら腰を揺らしてくる。
セルフィーユは優しく触れながらも勢いを緩めたりしない。セルフィーユを椅子のようにして座らされ、何度も上下に揺さぶってきた。
「あっ、あんっ、あっ」
足を大きく広げさせられて、太く大きく膨らんだ突起をねじ込まれる。セルフィーユの大きなものは何度も中を突き、どろどろに溶かしてきた。
溢れる液体がセルフィーユに垂れ続ける。
「凛花のいやらしい声、何度も聞きたくなります」
そんなことを耳元で囁いてくる。セルフィーユは甘々ながら、別人のように強靭な身体で攻めるのが大好きだ。
「あ、もうっ。またいっちゃうっ!」
「駄目ですよ。もっと、気持ちよくしてあげますから、我慢してください」
鬼畜なことを麗しい笑顔で言われて震えそうになる。土日はずっとベッドかなあ。
妖精のような美形魔王は、今日もいつも通り溺愛してくれるようです。
「ただいま。セルフィーユ」
この部屋は1DKだが、大の男、しかも高身長のセルフィーユがいればかなり狭く感じる。
それなのに、全くそう感じないのは、魔王たる彼が何でもやらかすからだ。
玄関入ればすぐに別世界。
「また勝手に繋げて…」
「今日は早く帰ると言っていたので」
にこりと笑顔で返してくるセルフィーユは、断りもなく部屋に入り込むのが常である。
狭い一部屋の真ん中に四角い空間がある、過ぎれば見慣れた豪華なあの部屋だ。スーパーで買った食材をその四角の空間に入る前にキッチンに置く。
「今日は何を作るんですか?」
「ハンバーグ作ろうと思って。お肉安かったの」
寒々とした部屋なはずだが、セルフィーユの魔法でとても暖かい。あちらの時間は微妙に違うらしく、もう暗闇のはずの空が青天井になっており少しばかりめまいがした。
それも慣れるしかない。
毒だと言われている自分の料理を食べさせるのは気が向かないが、セルフィーユは人の作った料理を食べたがった。さすがに毎日のように部屋を繋げてはこないが、繋げる時は必ず自分の料理を口にする。
「おいしい?」
「おいしいです」
何食べてもにこにこするから、本当においしのかも疑問だが、セルフィーユは文句も言わず食事を食べる。
「日曜までは一緒に入れるのですよね?」
「今週は予定ないからね」
「では庭園を見にきてください。あなたが好きだと言った花も植えたんですよ」
何かやることを見つけろと言ってから、セルフィーユは庭園を手入れすることを始めた。
魔王は魔王らしく魔法でぱっと花など咲かせられるらしいが、一つずつ手ずから花を植えたのだ。
なまじ何でもできてしまうから、面白くも何もないのだろう。それをあえて使わないとなると、それは苦労があるだろうに。
しかし、人の言うことを聞いて何かをすることを率先して始めた。
ある意味人間の生き方を真似しようとしてくれているのである。
そうやって向き合ってくれるのは、言葉で言われるより心が温まる。
「お皿、洗いますね」
若干、所帯くさくはなったが、いいことだと思う。うん。
満腹になったらお風呂に入りたくなる。すぐにセルフィーユが「お風呂に入りますか?」と当たり前のように言ってきた。
お風呂掃除をしてお湯を張っていてくれるのは嬉しいが、若干シュールである。狭いお風呂をセルフィーユが洗っているのを見ると、ミスマッチ感は半端ないだろう。
「勝手にしては、いけませんでしたか?」
そんなしょんぼり言うので、これはよしよししなくてはならない。
ベッドに腰掛けて座るよう促すと、猫がにゃんと飛び乗ろうとしたが、セルフィーユは邪魔されないようにどかすと、同じように飛びついてきた。
「そんなことないよ。お風呂用意してくれててありがとう」
頭を撫でてやると、セルフィーユは目尻を下げて、口付けをしてくる。
「会いたかったです。凛花」
もう子犬なのよ。口元を何度も啄んで、抱きしめながらも押し倒してくる。舌を絡めて音を立てて吸い付きながら、器用に脱がして肌を露出させる。
いつも通り、手が早い。
当たり前に首筋に痕を付けて滑る舌を谷間に伸ばし、するすると窪んだ隙間に押し込めた。
「も、セルフィーユ…」
「ここの味を確かめさせてください」
「お風呂入ってない…」
「後で入りましょう」
セルフィーユと一緒に入ったら、うちの風呂じゃお湯が全部なくなるだろうなあ。
いつもみたいにお風呂で続きはできないよ。
そんな冗談を言う前に、しっかりと雄々しく立ち上がったセルフィーユが、太ももの間にきつく入り込んだ。
「あっ。セルフィー…っっ」
「我慢できません」
「あんっ、あ。や、ばか、そんなしたら、かんたんにいっちゃっ」
ぐいぐいと押し込むセルフィーユの太く硬い棒状のものが、いいところを擦っては押し込んでくる。
中に入り込めば簡単に洞房が受け入れてしまった。きつく締めて離さずにしゃぶり尽くすようだ。
ピッタリと重なった身体が熱を持ち、擦れてさらに熱くなってくる。
「凛花、そんなにしては、私が達してしまう」
「だ、だって。気持ちい、」
激しく揺さぶられれば中がそれに応えてしまう。びちゃびちゃと甘い液が溢れると、セルフィーユの動きは一段と勢いを上げて奥に突き刺そうとした。
「ひあっ。あっ、セルフィーユ。セルフィーユっ」
「凛花。奥へ、出させてくださいっ。もう、我慢できないっ!」
「セルフィーユっ!」
「凛花!!」
急激に上がった熱が奥深くに放出された。吹き出した熱はごぷごぷと溢れ出し、ベッドを濡らす。
…程度で、セルフィーユが満足するわけがなかった。
第二ラウンドをするにはベッドが狭すぎる。いそいそと場所を変えて今度は背後から攻め出した。膨らんだ二つの果実を指でいじり、耳たぶを甘噛みしながら腰を揺らしてくる。
セルフィーユは優しく触れながらも勢いを緩めたりしない。セルフィーユを椅子のようにして座らされ、何度も上下に揺さぶってきた。
「あっ、あんっ、あっ」
足を大きく広げさせられて、太く大きく膨らんだ突起をねじ込まれる。セルフィーユの大きなものは何度も中を突き、どろどろに溶かしてきた。
溢れる液体がセルフィーユに垂れ続ける。
「凛花のいやらしい声、何度も聞きたくなります」
そんなことを耳元で囁いてくる。セルフィーユは甘々ながら、別人のように強靭な身体で攻めるのが大好きだ。
「あ、もうっ。またいっちゃうっ!」
「駄目ですよ。もっと、気持ちよくしてあげますから、我慢してください」
鬼畜なことを麗しい笑顔で言われて震えそうになる。土日はずっとベッドかなあ。
妖精のような美形魔王は、今日もいつも通り溺愛してくれるようです。
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