38 / 46
38導かれる者、探す者
しおりを挟む
ギルドを出た俺たちは、
そのまま〈グラン=メナス〉の街を見物することにした。
大通りには大小さまざまな店が立ち並び、
行き交う人々の服装も、話し言葉も多種多様だ。
港町オルビアとはまた違う、洗練された都会の空気が漂っている。
そんな中、オルフィナとアヤメは顔を見合わせ、
「ちょっと、あそこ見てくる。」
そう言い残し、洒落た洋服店へと吸い込まれていった。
……これは、しばらく出てこないな。
俺とエリオット、レグナスは、
向かいにあるカフェのテラス席に腰を下ろし、
女性陣の帰りを待つことにした。
温かい飲み物が運ばれてきたところで、
俺は、〈 蒼鯨の翼〉号での一件以来、
胸の内に引っかかっていた思いを、レグナスに向けて言葉にした。
「船で賊と相対したとき、強く感じたんだが……レグナス。
あなたの聖騎士としての判断力と、剣の冴えは見事だった。
俺には、とても真似できないと思った。感服した。」
「アレクス。
君も、なかなかの腕だったぞ?」
「ありがとう。
だが……もう気づかれているとは思うが、
今の俺は、Sランクを名乗れるほどの実力ではない。」
レグナスは、静かに 頷いた。
「ああ。
なにか事情があるのだろうとは、思っていた」
「スランプなんだ。ぼくたち」
ぽつりと、エリオットがそう口にする。
「だが、精進は続けるつもりだ。
いつか、Sランクの名に恥じない戦士に戻れるように。
……そこでだが」
俺は一度、息を整えた。
「俺に、稽古をつけてほしい」
「稽古!?」
エリオットが、思わず肩をすくめ、ぶるっと身震いする。
レグナスは「ほう」と短く声を漏らし、
どこか楽しそうに表情を緩めた。
「いいだろう。
ここまで連れてきてもらった恩もある。
それに君は、少々自己流なところがあるようだ」
そして、こちらを真っ直ぐ見据える。
「私でよければ、手を貸そう。
……君は、筋がよさそうだ」
「ありがとう。恩に着る」
こうして俺は、
聖堂騎士団の団長直々に稽古をつけてもらえることになった。
厚かましいお願いだという自覚はある。
だが、機会は逃してはいけない。
頼れるものには、素直に頼る――それも、生き残るための技術だ。
「アレクスは、ほんと頑張るな」
エリオットが、カップを手にしながら言う。
「俺も……もう少し、頑張るよ」
その顔は、やけに真剣だった。
◇
しばらくして、
オルフィナとアヤメが、どこか満足げな表情で戻ってきた。
「アヤメの、あの姿……
アレクスにも見せてやりたかったな」
「もう、やめてください。オルフィナ様!」
顔を赤らめて抗議するアヤメを見て、
どうやら試着で相当盛り上がっていたのだろうと、
容易に想像がついた。
その後、
俺たちは宿へと戻り、併設された食堂で夕食を取ることにした。
海の幸が豊富なのはオルビアと同じだが、
こちらはどこか一段、洗練されている。
素材の良さを生かしつつ、
香草やソースの使い方が巧みで、
盛り付けも美しい。
料理が運ばれてくるたび、
アヤメが目を輝かせる。
「……すごく、きれいです。
食べるのが、もったいないくらい」
そう言いながらも、
一口食べると、すぐに頬が緩む。
食事の途中、ギルドの使者が現れた。
「〈セイクリオン大聖殿〉は、明日の訪問を許可するそうです。
大司祭マルコ三世様をお訪ねください」
場の空気が、すっと変わった。
◇
翌日、
俺たちは丘の上にそびえる神殿〈セイクリオン大聖殿〉へと向かった。
春の日差しは日ごとに力を増し、
石畳の坂を登るうち、自然と額に汗がにじむ。
「なんでさ、
神殿ってだいたい丘の上とかに建てるんだろうな」
息を切らしながら、エリオットがぼやく。
「お前がそれを言うか?」
思わず突っ込むと、
エリオットは肩をすくめて笑った。
それにしても――
丘の途中から見下ろす〈グラン=メナス〉の街並みと、
その向こうに広がる海の景色は、息を呑むほどだった。
陽光を反射する白い屋根の群れ。
港を行き交う船影。
遠くまで続く蒼い水平線。
「……す、すごい」
アヤメが思わず声を漏らす。
「これは……
我が神殿より、見応えがあるかもしれんな」
レグナスも、感嘆の吐息をこぼした。
◇
眼前にそびえる〈セイクリオン大聖殿〉は、
規模も威容も、オルビアの〈ヴァルナ神殿〉をはるかに上回っていた。
白い石で築かれた外壁。
天を突くような尖塔。
精緻な彫刻で飾られた正門。
まさに、
この街の信仰と権威を象徴する建造物だった。
正門へと続く大階段を登りきり、
神殿の者に訪問の旨を告げる。
ほどなくして、
俺たちは奥の一室へと通された。
そこにいたのは――
大司祭、マルコ三世。
かなりの高齢と見えるが、
背筋はまっすぐで、眼光も鋭い。
その声は驚くほど明瞭だった。
「旅の方々、よく来られました」
そして、ゆっくりと視線を巡らせる。
「――前任の大司教、
リアナ様について、お聞きになりたいとのことでしたな?」
部屋の空気が、静かに張りつめる。
大司祭マルコ三世は、
ゆっくりと息を整えると、静かに語り始めた。
「リアナ様は――
まさしく、神の子と呼ぶにふさわしいお方でした。
幼い頃より、数多の加護を授かり、
祈りは必ず届き、
癒やしは奇跡のように成就しました。
人々は、いつしか畏敬を込めて、
あの方を『聖女』と呼ぶようになったのです。
あの若さで大司教の座に就かれたのも、
異例中の異例。
ですが――
それは決して、軽い判断ではありません。
リアナ様ご自身、
大司教という地位の重さも、
この神殿が果たすべき役割も、
誰よりも理解しておられました」
そして――
「あの日です」
遠い過去を見つめるように、
大司祭の視線が宙を彷徨う。
「突然、リアナ様は仰いました。
――神より、お告げを受けた、と」
仕えるべき人がいる。
導かねばならぬ魂がある。
そう言い残し、
ほとんど準備らしい準備もなく、
あの方は、この大聖殿を後にされたのです。
大司祭は、
再び遠い目をした。
「リアナ様が、
“神のお告げ”があったと仰る以上……
我々には、それに従う以外の選択肢はありませんでした」
その声には、
悔恨とも、 諦観ともつかぬ響きがあった。
俺は、静かに問いかける。
「……そのリアナ様が、
どちらへ向かわれたのか。
心当たりは、ありますか?」
マルコ三世は、
少しだけ逡巡してから、口を開いた。
「出立の際、
西へ向かう、とだけ仰っていました」
そして、低く付け加える。
「神が示された“かの地”――
おそらくは、
隠れ里〈セフィラ〉でしょう」
その名を聞いた瞬間、
俺たちは顔を見合わせた。
確信があった。
これ以上の手がかりは、ない。
――こうして。
俺たちの次なる目的地は、
静かに、しかし確かに、定まった。
西方。
隠れ里〈セフィラ〉。
そこに、
リアナがいる。
そして――
リオの足取りも、
きっと、その先に続いているはずだった。
そのまま〈グラン=メナス〉の街を見物することにした。
大通りには大小さまざまな店が立ち並び、
行き交う人々の服装も、話し言葉も多種多様だ。
港町オルビアとはまた違う、洗練された都会の空気が漂っている。
そんな中、オルフィナとアヤメは顔を見合わせ、
「ちょっと、あそこ見てくる。」
そう言い残し、洒落た洋服店へと吸い込まれていった。
……これは、しばらく出てこないな。
俺とエリオット、レグナスは、
向かいにあるカフェのテラス席に腰を下ろし、
女性陣の帰りを待つことにした。
温かい飲み物が運ばれてきたところで、
俺は、〈 蒼鯨の翼〉号での一件以来、
胸の内に引っかかっていた思いを、レグナスに向けて言葉にした。
「船で賊と相対したとき、強く感じたんだが……レグナス。
あなたの聖騎士としての判断力と、剣の冴えは見事だった。
俺には、とても真似できないと思った。感服した。」
「アレクス。
君も、なかなかの腕だったぞ?」
「ありがとう。
だが……もう気づかれているとは思うが、
今の俺は、Sランクを名乗れるほどの実力ではない。」
レグナスは、静かに 頷いた。
「ああ。
なにか事情があるのだろうとは、思っていた」
「スランプなんだ。ぼくたち」
ぽつりと、エリオットがそう口にする。
「だが、精進は続けるつもりだ。
いつか、Sランクの名に恥じない戦士に戻れるように。
……そこでだが」
俺は一度、息を整えた。
「俺に、稽古をつけてほしい」
「稽古!?」
エリオットが、思わず肩をすくめ、ぶるっと身震いする。
レグナスは「ほう」と短く声を漏らし、
どこか楽しそうに表情を緩めた。
「いいだろう。
ここまで連れてきてもらった恩もある。
それに君は、少々自己流なところがあるようだ」
そして、こちらを真っ直ぐ見据える。
「私でよければ、手を貸そう。
……君は、筋がよさそうだ」
「ありがとう。恩に着る」
こうして俺は、
聖堂騎士団の団長直々に稽古をつけてもらえることになった。
厚かましいお願いだという自覚はある。
だが、機会は逃してはいけない。
頼れるものには、素直に頼る――それも、生き残るための技術だ。
「アレクスは、ほんと頑張るな」
エリオットが、カップを手にしながら言う。
「俺も……もう少し、頑張るよ」
その顔は、やけに真剣だった。
◇
しばらくして、
オルフィナとアヤメが、どこか満足げな表情で戻ってきた。
「アヤメの、あの姿……
アレクスにも見せてやりたかったな」
「もう、やめてください。オルフィナ様!」
顔を赤らめて抗議するアヤメを見て、
どうやら試着で相当盛り上がっていたのだろうと、
容易に想像がついた。
その後、
俺たちは宿へと戻り、併設された食堂で夕食を取ることにした。
海の幸が豊富なのはオルビアと同じだが、
こちらはどこか一段、洗練されている。
素材の良さを生かしつつ、
香草やソースの使い方が巧みで、
盛り付けも美しい。
料理が運ばれてくるたび、
アヤメが目を輝かせる。
「……すごく、きれいです。
食べるのが、もったいないくらい」
そう言いながらも、
一口食べると、すぐに頬が緩む。
食事の途中、ギルドの使者が現れた。
「〈セイクリオン大聖殿〉は、明日の訪問を許可するそうです。
大司祭マルコ三世様をお訪ねください」
場の空気が、すっと変わった。
◇
翌日、
俺たちは丘の上にそびえる神殿〈セイクリオン大聖殿〉へと向かった。
春の日差しは日ごとに力を増し、
石畳の坂を登るうち、自然と額に汗がにじむ。
「なんでさ、
神殿ってだいたい丘の上とかに建てるんだろうな」
息を切らしながら、エリオットがぼやく。
「お前がそれを言うか?」
思わず突っ込むと、
エリオットは肩をすくめて笑った。
それにしても――
丘の途中から見下ろす〈グラン=メナス〉の街並みと、
その向こうに広がる海の景色は、息を呑むほどだった。
陽光を反射する白い屋根の群れ。
港を行き交う船影。
遠くまで続く蒼い水平線。
「……す、すごい」
アヤメが思わず声を漏らす。
「これは……
我が神殿より、見応えがあるかもしれんな」
レグナスも、感嘆の吐息をこぼした。
◇
眼前にそびえる〈セイクリオン大聖殿〉は、
規模も威容も、オルビアの〈ヴァルナ神殿〉をはるかに上回っていた。
白い石で築かれた外壁。
天を突くような尖塔。
精緻な彫刻で飾られた正門。
まさに、
この街の信仰と権威を象徴する建造物だった。
正門へと続く大階段を登りきり、
神殿の者に訪問の旨を告げる。
ほどなくして、
俺たちは奥の一室へと通された。
そこにいたのは――
大司祭、マルコ三世。
かなりの高齢と見えるが、
背筋はまっすぐで、眼光も鋭い。
その声は驚くほど明瞭だった。
「旅の方々、よく来られました」
そして、ゆっくりと視線を巡らせる。
「――前任の大司教、
リアナ様について、お聞きになりたいとのことでしたな?」
部屋の空気が、静かに張りつめる。
大司祭マルコ三世は、
ゆっくりと息を整えると、静かに語り始めた。
「リアナ様は――
まさしく、神の子と呼ぶにふさわしいお方でした。
幼い頃より、数多の加護を授かり、
祈りは必ず届き、
癒やしは奇跡のように成就しました。
人々は、いつしか畏敬を込めて、
あの方を『聖女』と呼ぶようになったのです。
あの若さで大司教の座に就かれたのも、
異例中の異例。
ですが――
それは決して、軽い判断ではありません。
リアナ様ご自身、
大司教という地位の重さも、
この神殿が果たすべき役割も、
誰よりも理解しておられました」
そして――
「あの日です」
遠い過去を見つめるように、
大司祭の視線が宙を彷徨う。
「突然、リアナ様は仰いました。
――神より、お告げを受けた、と」
仕えるべき人がいる。
導かねばならぬ魂がある。
そう言い残し、
ほとんど準備らしい準備もなく、
あの方は、この大聖殿を後にされたのです。
大司祭は、
再び遠い目をした。
「リアナ様が、
“神のお告げ”があったと仰る以上……
我々には、それに従う以外の選択肢はありませんでした」
その声には、
悔恨とも、 諦観ともつかぬ響きがあった。
俺は、静かに問いかける。
「……そのリアナ様が、
どちらへ向かわれたのか。
心当たりは、ありますか?」
マルコ三世は、
少しだけ逡巡してから、口を開いた。
「出立の際、
西へ向かう、とだけ仰っていました」
そして、低く付け加える。
「神が示された“かの地”――
おそらくは、
隠れ里〈セフィラ〉でしょう」
その名を聞いた瞬間、
俺たちは顔を見合わせた。
確信があった。
これ以上の手がかりは、ない。
――こうして。
俺たちの次なる目的地は、
静かに、しかし確かに、定まった。
西方。
隠れ里〈セフィラ〉。
そこに、
リアナがいる。
そして――
リオの足取りも、
きっと、その先に続いているはずだった。
1
あなたにおすすめの小説
【土壌改良】で死の荒野がSランク農園に!食べただけでレベルアップする野菜で、世界最強ギルド設立
黒崎隼人
ファンタジー
「え? これ、ただのトマトですよ?」
「いいえ、それは食べただけで魔力が全回復する『神の果実』です!」
ブラック企業で働き詰めだった青年は、異世界の名門貴族の三男・ノアとして転生する。
しかし、授かったスキルは【土壌改良】という地味なもの。
「攻撃魔法も使えない役立たず」と罵られ、魔物すら寄り付かない死の荒野へ追放されてしまう。
だが、彼らは知らなかった。
ノアのスキルは、現代の農業知識と合わせることで、荒れ果てた土地を「Sランク食材」が溢れる楽園に変えるチート能力だったことを!
伝説の魔獣(もふもふ)をキュウリ一本で手懐け、行き倒れた天才エルフを極上スープで救い出し、気づけば荒野には巨大な「農業ギルド」が誕生していた。
これは、本人がただ美味しい野菜を作ってのんびり暮らしたいだけなのに、周囲からは「世界を救う大賢者」と崇められてしまう、無自覚・最強の農業ファンタジー!
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。
克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位
2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
義母に毒を盛られて前世の記憶を取り戻し覚醒しました、貴男は義妹と仲良くすればいいわ。
克全
ファンタジー
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
11月9日「カクヨム」恋愛日間ランキング15位
11月11日「カクヨム」恋愛週間ランキング22位
11月11日「カクヨム」恋愛月間ランキング71位
11月4日「小説家になろう」恋愛異世界転生/転移恋愛日間78位
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる