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第35章 はじまりの研究室
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入学してしばらく経ったころ。
私は、麻衣子さんの研究室に正式に所属することになった。
もともと高校のころから兄さんの治療のことで
研究室にも何度も顔を出していた。
本来なら、正式な配属は三、四年生になってから。
研究テーマを持って実験に加わるのはそれ以降だ。
けれど、
この研究室では“やる気があれば学年は関係ない”
という空気がある。
だから私が大学に合格したとき、みんなが
「おめでとう、これで正式に仲間入りだね」
と笑ってくれたのは、もう自然な流れだった。
そして今日、麻衣子さんが言った。
「キララ、
今日から正式にうちのメンバーだよ。これからよろしくね」
机の上には、私の名前が書かれたファイルとノート。
その小さなスペースが、
ずっと憧れていた“居場所”の証のように思えた。
その日から、私は正式な研究室の一員として、
週に一度この場所に通うようになった。
扉の向こうで待っていたのは、未知の世界。
けれど、
それは私にとって、何よりも大切な「未来への入口」だった。
私に最初に任されたのは、全国から集まる
――兄さんと同じ症状を持つ患者たちのデータ整理だった。
その症例は、
どれも原因がはっきりしない
「突発性意識障害」や「非外傷性脳損傷」と呼ばれるもので、
発症のきっかけも年齢もさまざまだった。
麻衣子さんの研究室では、
これらのデータを統合し、
症状の共通点や発症地域の分布を探るプロジェクトが進められていた。
私は、患者一人ひとりに割り振られた
コード番号、年齢、性別、発症地域、経過
――それらを一つずつ確認し、重複を除いて分類していった。
兄さんと似た症例は、まだ数十件ほどしかない。
数は少ないが、どのデータも大切な記録だ。
患者の分布に規則性はあるのか?
地域や季節、生活環境に偏りはないか?
患者の特徴や発症の経緯に共通点はあるのか?
統計学的な視点で整理しながら、
数字の裏にある“人の物語”を感じようとしていた。
いまや、兄さんの現象は公のものとなっている。
大学病院や研究機関が情報を共有し、
全国規模で研究が進められていた。
驚くべき現象であることは間違いない。
けれど、
患者数が少なく、内容があまりにも現実離れしているため、
世間で大きく取り上げられることはなかった。
ニュースにもならず、SNSでもほとんど話題にならない。
私にとっては人生そのものの出来事なのに、
世界は何事もなかったかのように回り続けている。
――それでいい。
注目なんていらない。
私はただ、この現象を一つひとつ正確に理解したい。
兄さんの中で起きていることを、
少しでも“言葉”や“数値”で説明できるようになりたい。
それが、今の私にできることだった。
その週の夕方、
私はいつものようにキャンパスのカフェで、
葵くん達と雑談をしていた。
それぞれが授業帰りのトレーを手にして、
コーヒーの香りに包まれたテーブルを囲んでいる。
「生理学の小テスト、あれ反則だよね……」
美琴ちゃんがぼやく。
「まさか“シナプス後電位”を記述で書かせるとは。」
悠生くんが苦笑し、
葵くんはストローをくわえたままうなずいた。
そんな他愛もない会話が一段落したとき、
私はふと思い出したように口を開いた。
「そういえばね、私、正式に
麻衣子さんの神経情報医学研究室のメンバーになったんだ。」
葵くんの目が、ぱっと明るくなる。
「本当?あの、脳波とか意識の研究してるところ?」
「うん。まだデータ整理くらいだけど。」
「いや、それでも十分すごいよ。実際に現場に関われるなんて。」
その声には、純粋な好奇心と、少しの憧れが混じっていた。
美琴ちゃんが穏やかに言った。
「すごいね、キララ。
入学したばかりなのに、もう研究の現場にいるなんて。」
私は少し照れながら笑った。
「そんな大したことじゃないよ。ただ、兄さんのことを知りたいだけ。」
悠生くんがうなずく。
「でも、それが原動力になるんだよ。動機がある人って、やっぱり強い。」
――そのあと、少しの沈黙が落ちた。
カップの縁から立ちのぼる湯気が、ゆらりと揺れる。
葵くんが、少し遠慮がちな声で口を開いた。
「……あのさ、その研究、もしよかったら
……今度、少しだけ見せてもらってもいい?」
私は思わず手を止めた。
意外だったというより、その“慎重さ”に、少し胸が熱くなった。
「……うん。聞いてみるね。麻衣子さんに。」
言葉を選びながら、私はためらうように笑った。
――そんなやり取りのあと、
テーブルの上の空気が、どこか少し温かくなった。
研究や勉強の話なのに、不思議と心が落ち着く時間だった。
数日後。
白衣姿の学生たちが行き交う廊下を、
私と葵くんは並んで歩いていた。
ガラス越しに見える神経情報医学研究室では、
モニターの光がいくつも瞬いている。
「ここが、麻衣子さんの研究室。」
扉を開けると、
機械の低い駆動音とコーヒーの香りが混ざり合った。
研究データのグラフや神経マップが並ぶ机の奥で、
麻衣子さんがこちらを振り向く。
「あら、キララ。彼が――」
「うん。前に話してた、藤宮葵くん。」
麻衣子さんの目が、少し柔らかくなった。
「ようやく会えたわね。あなたの話、よく聞いてたのよ。」
その言い方は穏やかで、どこか楽しげでもあった。
葵くんは一瞬驚いたように目を瞬かせ、
それから軽く会釈した。
「はじめまして。今日はよろしくお願いします。」
「まあ、しっかりしてるじゃない。噂どおりね。」
麻衣子さんは、わずかに口元を緩めて言った。
そして、ふっと私のほうを見て――ニヤリと笑う。
――あ、また何かよからぬことを考えてる。
麻衣子さんの“そういう顔”はもう慣れっこだ。
私は小さくため息をついて、苦笑いを浮かべた。
「えっと、こっちが解析用のPCで、
こっちは脳波のリアルタイムモニターです。」
慌てて説明を続ける私の横で、
葵くんは真剣な顔でモニターを見つめていた。
その姿を、麻衣子さんは静かに見守る。
研究室のメンバーたちが声をかける。
「キララちゃん、今日は見学の子?」
「同じ一年生?若いなー!」
「医工学興味あるなら、麻衣子先生の研究ピッタリじゃん。」
――そんなふうに、口々に葵くんを褒める声が飛び交う。
彼は照れたように笑って「いや、まだまだです」と頭を下げた。
麻衣子さんが軽く息をつき、言う。
「こうやって新しい人が来ると、研究室が少し明るくなるわね。」
それだけ言って、またモニターへ視線を戻した。
けれど、その横顔はどこか満足げで、穏やかに輝いていた。
私は、その微笑の意味を考えながら、
兄さんのデータが並ぶ画面を見つめた。
――科学と感情。研究と想い。
少しずつ、いろんな“縁”が重なり始めている気がした。
私は、麻衣子さんの研究室に正式に所属することになった。
もともと高校のころから兄さんの治療のことで
研究室にも何度も顔を出していた。
本来なら、正式な配属は三、四年生になってから。
研究テーマを持って実験に加わるのはそれ以降だ。
けれど、
この研究室では“やる気があれば学年は関係ない”
という空気がある。
だから私が大学に合格したとき、みんなが
「おめでとう、これで正式に仲間入りだね」
と笑ってくれたのは、もう自然な流れだった。
そして今日、麻衣子さんが言った。
「キララ、
今日から正式にうちのメンバーだよ。これからよろしくね」
机の上には、私の名前が書かれたファイルとノート。
その小さなスペースが、
ずっと憧れていた“居場所”の証のように思えた。
その日から、私は正式な研究室の一員として、
週に一度この場所に通うようになった。
扉の向こうで待っていたのは、未知の世界。
けれど、
それは私にとって、何よりも大切な「未来への入口」だった。
私に最初に任されたのは、全国から集まる
――兄さんと同じ症状を持つ患者たちのデータ整理だった。
その症例は、
どれも原因がはっきりしない
「突発性意識障害」や「非外傷性脳損傷」と呼ばれるもので、
発症のきっかけも年齢もさまざまだった。
麻衣子さんの研究室では、
これらのデータを統合し、
症状の共通点や発症地域の分布を探るプロジェクトが進められていた。
私は、患者一人ひとりに割り振られた
コード番号、年齢、性別、発症地域、経過
――それらを一つずつ確認し、重複を除いて分類していった。
兄さんと似た症例は、まだ数十件ほどしかない。
数は少ないが、どのデータも大切な記録だ。
患者の分布に規則性はあるのか?
地域や季節、生活環境に偏りはないか?
患者の特徴や発症の経緯に共通点はあるのか?
統計学的な視点で整理しながら、
数字の裏にある“人の物語”を感じようとしていた。
いまや、兄さんの現象は公のものとなっている。
大学病院や研究機関が情報を共有し、
全国規模で研究が進められていた。
驚くべき現象であることは間違いない。
けれど、
患者数が少なく、内容があまりにも現実離れしているため、
世間で大きく取り上げられることはなかった。
ニュースにもならず、SNSでもほとんど話題にならない。
私にとっては人生そのものの出来事なのに、
世界は何事もなかったかのように回り続けている。
――それでいい。
注目なんていらない。
私はただ、この現象を一つひとつ正確に理解したい。
兄さんの中で起きていることを、
少しでも“言葉”や“数値”で説明できるようになりたい。
それが、今の私にできることだった。
その週の夕方、
私はいつものようにキャンパスのカフェで、
葵くん達と雑談をしていた。
それぞれが授業帰りのトレーを手にして、
コーヒーの香りに包まれたテーブルを囲んでいる。
「生理学の小テスト、あれ反則だよね……」
美琴ちゃんがぼやく。
「まさか“シナプス後電位”を記述で書かせるとは。」
悠生くんが苦笑し、
葵くんはストローをくわえたままうなずいた。
そんな他愛もない会話が一段落したとき、
私はふと思い出したように口を開いた。
「そういえばね、私、正式に
麻衣子さんの神経情報医学研究室のメンバーになったんだ。」
葵くんの目が、ぱっと明るくなる。
「本当?あの、脳波とか意識の研究してるところ?」
「うん。まだデータ整理くらいだけど。」
「いや、それでも十分すごいよ。実際に現場に関われるなんて。」
その声には、純粋な好奇心と、少しの憧れが混じっていた。
美琴ちゃんが穏やかに言った。
「すごいね、キララ。
入学したばかりなのに、もう研究の現場にいるなんて。」
私は少し照れながら笑った。
「そんな大したことじゃないよ。ただ、兄さんのことを知りたいだけ。」
悠生くんがうなずく。
「でも、それが原動力になるんだよ。動機がある人って、やっぱり強い。」
――そのあと、少しの沈黙が落ちた。
カップの縁から立ちのぼる湯気が、ゆらりと揺れる。
葵くんが、少し遠慮がちな声で口を開いた。
「……あのさ、その研究、もしよかったら
……今度、少しだけ見せてもらってもいい?」
私は思わず手を止めた。
意外だったというより、その“慎重さ”に、少し胸が熱くなった。
「……うん。聞いてみるね。麻衣子さんに。」
言葉を選びながら、私はためらうように笑った。
――そんなやり取りのあと、
テーブルの上の空気が、どこか少し温かくなった。
研究や勉強の話なのに、不思議と心が落ち着く時間だった。
数日後。
白衣姿の学生たちが行き交う廊下を、
私と葵くんは並んで歩いていた。
ガラス越しに見える神経情報医学研究室では、
モニターの光がいくつも瞬いている。
「ここが、麻衣子さんの研究室。」
扉を開けると、
機械の低い駆動音とコーヒーの香りが混ざり合った。
研究データのグラフや神経マップが並ぶ机の奥で、
麻衣子さんがこちらを振り向く。
「あら、キララ。彼が――」
「うん。前に話してた、藤宮葵くん。」
麻衣子さんの目が、少し柔らかくなった。
「ようやく会えたわね。あなたの話、よく聞いてたのよ。」
その言い方は穏やかで、どこか楽しげでもあった。
葵くんは一瞬驚いたように目を瞬かせ、
それから軽く会釈した。
「はじめまして。今日はよろしくお願いします。」
「まあ、しっかりしてるじゃない。噂どおりね。」
麻衣子さんは、わずかに口元を緩めて言った。
そして、ふっと私のほうを見て――ニヤリと笑う。
――あ、また何かよからぬことを考えてる。
麻衣子さんの“そういう顔”はもう慣れっこだ。
私は小さくため息をついて、苦笑いを浮かべた。
「えっと、こっちが解析用のPCで、
こっちは脳波のリアルタイムモニターです。」
慌てて説明を続ける私の横で、
葵くんは真剣な顔でモニターを見つめていた。
その姿を、麻衣子さんは静かに見守る。
研究室のメンバーたちが声をかける。
「キララちゃん、今日は見学の子?」
「同じ一年生?若いなー!」
「医工学興味あるなら、麻衣子先生の研究ピッタリじゃん。」
――そんなふうに、口々に葵くんを褒める声が飛び交う。
彼は照れたように笑って「いや、まだまだです」と頭を下げた。
麻衣子さんが軽く息をつき、言う。
「こうやって新しい人が来ると、研究室が少し明るくなるわね。」
それだけ言って、またモニターへ視線を戻した。
けれど、その横顔はどこか満足げで、穏やかに輝いていた。
私は、その微笑の意味を考えながら、
兄さんのデータが並ぶ画面を見つめた。
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