あの日の約束

美翔 - miu -

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あなたは誰。

幼い記憶

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「…くん!ひなことけっこんするー?」

「うん、するよ!ぼくはひなちゃんが大好きだもん!」

「手出して!」

「「ゆーびきりげんまん、うそついたらはりせんぼんのーます!ゆびきった!!」」


ちょうどいい所で目を覚ます。
またこの夢だ、今まで何度見てきたか分からない。
幼い頃の私と、名前も分からない可愛らしい男の子。
夢にしては現実的すぎるし、未だにこの男の子が誰だか分からない。
母に聞いてみたけれど、知らないの一言で返された。


「ひなこー!早く起きなさーーい!」


一階から私を呼ぶ母の声。
いつもの光景、いつもの日常。
そんな何気ない毎日が、あんな風に変わるなんて、この時の私は思ってもみなかった。
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