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弱点発覚、決意を固める
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「マスター起きてください!マスター!」
何やら声がする、身体が重く目を開け身体を動かそうとすると鈍い傷みが襲ってくる。
どうして自分がこんな事になっているのかイマイチ理解が出来ない、ただこのままではいけないと思い自分を呼びかける声に応えるように目を開く。
「ここは?俺はどうしてこんな風に?」
「マスター目を覚ましたんですね!本当に良かった…」
「ダンちゃん?俺はいったい…」
「全て私の責任です、マスターのことをきちんと考えてればこんなことには…」
今にも泣き出しそうな彼女を慰めながら話を聞く、どうやら今自分がこうなっている原因は彼女というより神剣そのものにあるらしい。
神剣となった彼女の強さは凄まじく、俺のような素人が持っても簡単にモンスターを殺せるようだ。
それは自分でも実際に体験したのでわかるが問題はあまりの強さに身体がついていけないことだった。
ダンちゃんを持つことでいろんなサポートが施されるが、その力が凄まじくロクに鍛えてないこの身体ではその負荷に耐えられないようだ。
そのために身体の自己防衛機能が働き意識をおとしたのだという。
身体を鍛えていけば負荷にも耐えられるようになり今回のようなことが起きないというのだが正直この痛みを味わってしまった以上恐怖が残る。
「本当にごめんなさい…少し考えればわかる事でしたのに舞い上がってしまってマスターにご迷惑を…」
「まあ、確かに本当にやばいと思ったし死ぬかと思ったけどダンちゃんだけの責任じゃないさ…とりあえず今日はもう帰ろう」
「はい、本当にすみません…」
未だ謝り続けるダンちゃんを慰めながら痛む身体を起こしなんとかダンジョンを抜け出すことにする。
ダンジョンから無事に家に着いた瞬間、身体の力が抜けてその場に膝まづく。
思ってた以上に疲労が溜まり限界だったらしい。
元々ロクに外出もせずにニート生活を送っていた俺がダンジョンで戦ったのだからこうなるのは当然なのだろう。
そこに神剣による負荷が重なれば身体は限界を迎えるのも無理は無い。
重い身体を無理に動かしベットに倒れ込むようにしてそのまま意識をとばす。
なにやらいい匂いがして目を開ける、すると目の前には綺麗な銀髪の少女ダンちゃんが寝静まっていた。
目が腫れていることからずっと自分を責めて泣いていたのだろう。そんな彼女を起こさないように未だ少し痛む身体を起こしそっとベッドを抜け出す。
昨日そのまま寝に入ってしまったのでダンジョン配信をしていた機材などの片付けに入る。
今まで忘れていたので昨日の配信がどうなったのか改めて確認してみることにする。
記憶している限りでは自分が神剣を使って、無様に倒れた所までは配信はしていたのでそれからどうなったのか分からず若干の不安はあるがこんな始めたばかりの配信など誰も見てないだろうとそんな軽い気持ちで確認すると目を疑う物があった。
昨日配信を始めたばかりなのでチャンネル登録者は当然0だったはずなのだが、たった一日で5桁の登録者がいた。
昨日の配信もどうやら自分が倒れたあとダンちゃんが止めてくれたようだがそれも100万超の再生数で何がなんだがわからない。
大急ぎでネットを開くとどうやら昨日の配信を見ていた人がいたらしく、その人がダンちゃんの容姿や神剣になるスキル、その威力などを見て広めたようだ。
スマホを見るとこれまで全然連絡をとってなかった人達から昨日の配信についていろいろと連絡が来ていた。
「ま、マジか…たった1日でこんなことになるなんて…」
「あれ?マスターよくなったんですね!本当によかったです!」
呆然としているとどうやらダンちゃんが起きてきたらしい。
急いでダンちゃんにも今の状況を説明すると彼女も大変驚いた用で呆然としていた。
「まさかこんなことになるなんて思っても見ませんでした」
「俺もびっくりだな、でもこれからどうしようか?」
そう結局のところそこが1番の悩みだ。
元々働く必要がなくニート生活をしていた所に『神剣作成』などというスキルが発現して堕神剣ことダンちゃんが産まれたわけだ。ダンちゃんはヒキニートの俺にはもったいないぐらいの力があり、そんな彼女は俺をどうにかしてダンジョンへと連れて行こうとして行った結果が昨日のよう惨状になったわけだ。
正直もう行きたくないのだがダンちゃんにまた連れて行かされるんだろうと覚悟しているがダンちゃんは、
「マスターの好きなようになさってください、もう無理に連れていこうとはしません」
「え?でもダンちゃんはダンジョンに行きたいんじゃないの?」
「無理に連れていった結果が昨日ようなことになってしまいました、マスターを危険に晒したい訳ではありませんので」
ダンちゃんのその言葉は少し意外だった。
昨日の彼女の言動などから今日もどうにかしてダンジョンに連れて行かせようとするだろうと思っていたがどうやら昨日の一件が応えたらしい。
なら俺はどうするべきなのだろう?
ダンちゃんがこう言ってるのだからこのまま何もせず、またニート生活に戻ればいいのだろうがここまで動画がバズっているとそれも難しいだろう。
ネットを見るに俺の『神剣作成』スキルは余程珍しいスキルみたいだ。誰にもバレなければ隠し通せただろうがもう配信でダンちゃんが神剣と名乗り実際に剣になる姿も映っているためこのまま引きこもってもスキルに目をつけた奴らに変な干渉されるだけだ。
そうなると昨日のように1回戦っただけで意識を失うような力では抵抗もできずにいいように利用されるだけだ。
ならもうやるべき事はひとつしかない。
とてつもなく嫌だがこのまま配信を続けて強くなり、人気になることで身を守るしかないだろう。
変な干渉をしてくるであろう人は増えるだろうが人気になれば人の目も多くなるのでそれが抑止力にもなるはずだ。
そうと決めたらまずは身体を鍛えながら地道に配信を続けていくしかない。
「決めたよ、このまま配信を続けよう」
「いいのですかマスター?私のせいでまた昨日みたいなことになるかもしれませんのに…」
「うん、ここまできたらもう頑張って強くならないと結局自分も危ないからね、だから一緒に頑張ろう」
「わかりました、昨日のような事は二度とさせないと誓いますのでこれからもよろしくお願いしますねマスター」
何やら声がする、身体が重く目を開け身体を動かそうとすると鈍い傷みが襲ってくる。
どうして自分がこんな事になっているのかイマイチ理解が出来ない、ただこのままではいけないと思い自分を呼びかける声に応えるように目を開く。
「ここは?俺はどうしてこんな風に?」
「マスター目を覚ましたんですね!本当に良かった…」
「ダンちゃん?俺はいったい…」
「全て私の責任です、マスターのことをきちんと考えてればこんなことには…」
今にも泣き出しそうな彼女を慰めながら話を聞く、どうやら今自分がこうなっている原因は彼女というより神剣そのものにあるらしい。
神剣となった彼女の強さは凄まじく、俺のような素人が持っても簡単にモンスターを殺せるようだ。
それは自分でも実際に体験したのでわかるが問題はあまりの強さに身体がついていけないことだった。
ダンちゃんを持つことでいろんなサポートが施されるが、その力が凄まじくロクに鍛えてないこの身体ではその負荷に耐えられないようだ。
そのために身体の自己防衛機能が働き意識をおとしたのだという。
身体を鍛えていけば負荷にも耐えられるようになり今回のようなことが起きないというのだが正直この痛みを味わってしまった以上恐怖が残る。
「本当にごめんなさい…少し考えればわかる事でしたのに舞い上がってしまってマスターにご迷惑を…」
「まあ、確かに本当にやばいと思ったし死ぬかと思ったけどダンちゃんだけの責任じゃないさ…とりあえず今日はもう帰ろう」
「はい、本当にすみません…」
未だ謝り続けるダンちゃんを慰めながら痛む身体を起こしなんとかダンジョンを抜け出すことにする。
ダンジョンから無事に家に着いた瞬間、身体の力が抜けてその場に膝まづく。
思ってた以上に疲労が溜まり限界だったらしい。
元々ロクに外出もせずにニート生活を送っていた俺がダンジョンで戦ったのだからこうなるのは当然なのだろう。
そこに神剣による負荷が重なれば身体は限界を迎えるのも無理は無い。
重い身体を無理に動かしベットに倒れ込むようにしてそのまま意識をとばす。
なにやらいい匂いがして目を開ける、すると目の前には綺麗な銀髪の少女ダンちゃんが寝静まっていた。
目が腫れていることからずっと自分を責めて泣いていたのだろう。そんな彼女を起こさないように未だ少し痛む身体を起こしそっとベッドを抜け出す。
昨日そのまま寝に入ってしまったのでダンジョン配信をしていた機材などの片付けに入る。
今まで忘れていたので昨日の配信がどうなったのか改めて確認してみることにする。
記憶している限りでは自分が神剣を使って、無様に倒れた所までは配信はしていたのでそれからどうなったのか分からず若干の不安はあるがこんな始めたばかりの配信など誰も見てないだろうとそんな軽い気持ちで確認すると目を疑う物があった。
昨日配信を始めたばかりなのでチャンネル登録者は当然0だったはずなのだが、たった一日で5桁の登録者がいた。
昨日の配信もどうやら自分が倒れたあとダンちゃんが止めてくれたようだがそれも100万超の再生数で何がなんだがわからない。
大急ぎでネットを開くとどうやら昨日の配信を見ていた人がいたらしく、その人がダンちゃんの容姿や神剣になるスキル、その威力などを見て広めたようだ。
スマホを見るとこれまで全然連絡をとってなかった人達から昨日の配信についていろいろと連絡が来ていた。
「ま、マジか…たった1日でこんなことになるなんて…」
「あれ?マスターよくなったんですね!本当によかったです!」
呆然としているとどうやらダンちゃんが起きてきたらしい。
急いでダンちゃんにも今の状況を説明すると彼女も大変驚いた用で呆然としていた。
「まさかこんなことになるなんて思っても見ませんでした」
「俺もびっくりだな、でもこれからどうしようか?」
そう結局のところそこが1番の悩みだ。
元々働く必要がなくニート生活をしていた所に『神剣作成』などというスキルが発現して堕神剣ことダンちゃんが産まれたわけだ。ダンちゃんはヒキニートの俺にはもったいないぐらいの力があり、そんな彼女は俺をどうにかしてダンジョンへと連れて行こうとして行った結果が昨日のよう惨状になったわけだ。
正直もう行きたくないのだがダンちゃんにまた連れて行かされるんだろうと覚悟しているがダンちゃんは、
「マスターの好きなようになさってください、もう無理に連れていこうとはしません」
「え?でもダンちゃんはダンジョンに行きたいんじゃないの?」
「無理に連れていった結果が昨日ようなことになってしまいました、マスターを危険に晒したい訳ではありませんので」
ダンちゃんのその言葉は少し意外だった。
昨日の彼女の言動などから今日もどうにかしてダンジョンに連れて行かせようとするだろうと思っていたがどうやら昨日の一件が応えたらしい。
なら俺はどうするべきなのだろう?
ダンちゃんがこう言ってるのだからこのまま何もせず、またニート生活に戻ればいいのだろうがここまで動画がバズっているとそれも難しいだろう。
ネットを見るに俺の『神剣作成』スキルは余程珍しいスキルみたいだ。誰にもバレなければ隠し通せただろうがもう配信でダンちゃんが神剣と名乗り実際に剣になる姿も映っているためこのまま引きこもってもスキルに目をつけた奴らに変な干渉されるだけだ。
そうなると昨日のように1回戦っただけで意識を失うような力では抵抗もできずにいいように利用されるだけだ。
ならもうやるべき事はひとつしかない。
とてつもなく嫌だがこのまま配信を続けて強くなり、人気になることで身を守るしかないだろう。
変な干渉をしてくるであろう人は増えるだろうが人気になれば人の目も多くなるのでそれが抑止力にもなるはずだ。
そうと決めたらまずは身体を鍛えながら地道に配信を続けていくしかない。
「決めたよ、このまま配信を続けよう」
「いいのですかマスター?私のせいでまた昨日みたいなことになるかもしれませんのに…」
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