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修行 後半戦
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「白夜もだいぶ身体が鍛えられたし今日からはダンちゃんも修行にさんかしてもらうわよ!」
修行を始めてから3日経ったが始める前と比べると身体は明らかに違っている。
引きこもっていて全体的に細かった身体も3日間で別人と思えるほどに筋肉がついていてとても同一人物だとは思えないほどだ。
3日間はひたすらに走って体力をつけ、筋トレをして必要な筋肉を増やし、愛と剣で打ち合って技術をつける、それの繰り返しだ。
疲れて動けなくなればポーションを飲まされ無理やり回復させられ、それと同時に筋肉などもついて足りなければまたひたすらに繰り返すそんな地獄の3日間を乗り切ってようやくダンちゃんと一緒の修行が始まった。
「ようやくマスターと修行ですか、この3日間暇だったから嬉しいです!」
「やる気あるのはいいんだけど張り切りすぎて力入れないでくれよ?下手したら俺の体壊れるよ!?」
「今のマスターなら大丈夫な気がしますけどね」
「無駄話はそこまでにしてさっさと始めるわよ!とりあえずダンちゃんは神剣になって白夜はダンちゃんを持って!」
愛に急かされて神剣になったダンちゃんを手にもつ、修行で使った木刀なんかよりもずっとしっくりくる感触に懐かしさを覚えるが修行中なので意識を切り替える。
「あとはその状態で限界までオーラを纏いなさい」
そう言われいつものようにオーラを体に纏うが違和感を感じる。
「あれ?なんかいつもと同じようにオーラだしたのにぜんぜん負荷がないな」
「それはそうよ、3日前の時とは比べ物にならないぐらい鍛えたんだから、今ならもっとオーラ出してもいけるわよ」
愛の助言に従い神剣からオーラを更に引き出し身体に纏っていく。
いつも纏っていたオーラよりも遥かに多いオーラを身に纏っていくとだんだんと負荷がかかってきたのでそこが限界だと思い留める。
「これが多分今の限界だな」
「神剣のオーラだけあってすごいわね!?ダンちゃん今のオーラどれぐらいかわかる?」
「今は大体全体の60%ぐらいですかね、修行前が10%ほどだったのですごい成長ですよ!」
「え、そんなに上がったのか!?むしろ前が10%なのに驚くんだけど!?」
まさかの10%しか引き出せていなかったことにも驚いたが3日間修行をしただけで50%も上がったことに驚きを隠せない。
改めて目の前にいる愛がとんでもない人物なのを実感させられた気がした。
「3日でそんなに上がったなら上出来じゃない、ならそのままの状態で今度は私と斬り合いよ」
「は?斬り合い?」
「ええ、今のオーラの量なら補助された身体能力も桁違いになってるわ、当然ダンちゃんの斬れ味なんかも上がってるしそこら辺を実感するためにも斬り合いがいちばん早いのよ」
そう言うと愛は聖剣を手に出し、スキル『聖鎧』を身にまといだす。
「さあ構えない!まずは身体能力を見に染み込ませるのよ!」
そう言って襲いかかってくる愛をなんとか神剣で受け止める。愛のもつ聖剣も神剣と同じようにオーラを纏っているため両者の力は拮抗している。
「へぇ、60%でこれならやっぱり神剣の方がオーラの質がいいのね、これなら多少本気をだしてもいけそうだわ」
♢
神剣と聖剣の斬り合いが始まってから暫く経つがなんとか上がった身体能力にもついていけるようになってきた。
そしてだんだんと愛の攻撃の軌道を読むことができるようになっていた。
「なあ、ダンちゃんこれって補助スキルも強化されてるのか?」
「はい、オーラの増大と共に今まで使えなかった補助スキルの能力や元からあった能力も上がってます!今のは『神眼』スキルで動体視力が強化されたので愛さんの攻撃もだんだんと見切れるようになってきたのだと思います」
「なるほど、あと使えそうなのは『剣聖』ぐらいか?」
「そうですね、『剣聖』スキルは意識して使わないと発動しないので気をつけてください」
ダンちゃんと話してる間にも愛は攻撃を仕掛けてくる、ダンちゃんの助言に従い『剣聖』のスキルを意識して発動しようとする。
愛の攻撃を見切って受け止めた時に先程の愛の攻撃が頭の中を過ぎる。
「これは?」
「それが『剣聖』のスキルの力の一旦ですね、剣による攻撃を分析して自分に当てはめることによって相手の攻撃を模倣したり、いくつもの模倣した動きを組み合わせることによって自分にとっていちばん合ってる剣の使い方を学習することができるんです」
なるほどさっき頭の中を過ぎったのはそれか、
『神眼』『剣聖』このふたつのスキルの組み合わせはとんでもないな、そこに神剣のダンちゃんが加われば最高の組み合わせだ。
スキルの力を自覚してから斬り合いしていくとだんだんと愛の攻撃をまったく同じ攻撃で打ち返すことに成功してきた。
「あら、私とまったく同じ動きしてるじゃない、なんかのスキルかしら?」
「まあな、もうお前の攻撃はなんとかなりそうだな」
「そう、ならこれならどうかしら?」
先程と同じように愛が突っ込んでくるがそれを迎え撃とうとしたがその瞬間に気づいた。
先程とはスピードが全く違う!『神眼』でも見切れない!
これまでの動きとは全く違うその攻撃に対応が遅れると同時に身体に痛みが走る。
「まったく、すぐに油断しちゃダメよ、ダンジョンでそんなことになったら命なんてすぐ無くなるわよ」
ああ、追いついたと思ったのにやっぱり強すぎる、、
やっぱりいきなり最強になるとか無理なんだな、、
痛みと共に意識が消えていくのを感じるとそのまま気を失った。
修行を始めてから3日経ったが始める前と比べると身体は明らかに違っている。
引きこもっていて全体的に細かった身体も3日間で別人と思えるほどに筋肉がついていてとても同一人物だとは思えないほどだ。
3日間はひたすらに走って体力をつけ、筋トレをして必要な筋肉を増やし、愛と剣で打ち合って技術をつける、それの繰り返しだ。
疲れて動けなくなればポーションを飲まされ無理やり回復させられ、それと同時に筋肉などもついて足りなければまたひたすらに繰り返すそんな地獄の3日間を乗り切ってようやくダンちゃんと一緒の修行が始まった。
「ようやくマスターと修行ですか、この3日間暇だったから嬉しいです!」
「やる気あるのはいいんだけど張り切りすぎて力入れないでくれよ?下手したら俺の体壊れるよ!?」
「今のマスターなら大丈夫な気がしますけどね」
「無駄話はそこまでにしてさっさと始めるわよ!とりあえずダンちゃんは神剣になって白夜はダンちゃんを持って!」
愛に急かされて神剣になったダンちゃんを手にもつ、修行で使った木刀なんかよりもずっとしっくりくる感触に懐かしさを覚えるが修行中なので意識を切り替える。
「あとはその状態で限界までオーラを纏いなさい」
そう言われいつものようにオーラを体に纏うが違和感を感じる。
「あれ?なんかいつもと同じようにオーラだしたのにぜんぜん負荷がないな」
「それはそうよ、3日前の時とは比べ物にならないぐらい鍛えたんだから、今ならもっとオーラ出してもいけるわよ」
愛の助言に従い神剣からオーラを更に引き出し身体に纏っていく。
いつも纏っていたオーラよりも遥かに多いオーラを身に纏っていくとだんだんと負荷がかかってきたのでそこが限界だと思い留める。
「これが多分今の限界だな」
「神剣のオーラだけあってすごいわね!?ダンちゃん今のオーラどれぐらいかわかる?」
「今は大体全体の60%ぐらいですかね、修行前が10%ほどだったのですごい成長ですよ!」
「え、そんなに上がったのか!?むしろ前が10%なのに驚くんだけど!?」
まさかの10%しか引き出せていなかったことにも驚いたが3日間修行をしただけで50%も上がったことに驚きを隠せない。
改めて目の前にいる愛がとんでもない人物なのを実感させられた気がした。
「3日でそんなに上がったなら上出来じゃない、ならそのままの状態で今度は私と斬り合いよ」
「は?斬り合い?」
「ええ、今のオーラの量なら補助された身体能力も桁違いになってるわ、当然ダンちゃんの斬れ味なんかも上がってるしそこら辺を実感するためにも斬り合いがいちばん早いのよ」
そう言うと愛は聖剣を手に出し、スキル『聖鎧』を身にまといだす。
「さあ構えない!まずは身体能力を見に染み込ませるのよ!」
そう言って襲いかかってくる愛をなんとか神剣で受け止める。愛のもつ聖剣も神剣と同じようにオーラを纏っているため両者の力は拮抗している。
「へぇ、60%でこれならやっぱり神剣の方がオーラの質がいいのね、これなら多少本気をだしてもいけそうだわ」
♢
神剣と聖剣の斬り合いが始まってから暫く経つがなんとか上がった身体能力にもついていけるようになってきた。
そしてだんだんと愛の攻撃の軌道を読むことができるようになっていた。
「なあ、ダンちゃんこれって補助スキルも強化されてるのか?」
「はい、オーラの増大と共に今まで使えなかった補助スキルの能力や元からあった能力も上がってます!今のは『神眼』スキルで動体視力が強化されたので愛さんの攻撃もだんだんと見切れるようになってきたのだと思います」
「なるほど、あと使えそうなのは『剣聖』ぐらいか?」
「そうですね、『剣聖』スキルは意識して使わないと発動しないので気をつけてください」
ダンちゃんと話してる間にも愛は攻撃を仕掛けてくる、ダンちゃんの助言に従い『剣聖』のスキルを意識して発動しようとする。
愛の攻撃を見切って受け止めた時に先程の愛の攻撃が頭の中を過ぎる。
「これは?」
「それが『剣聖』のスキルの力の一旦ですね、剣による攻撃を分析して自分に当てはめることによって相手の攻撃を模倣したり、いくつもの模倣した動きを組み合わせることによって自分にとっていちばん合ってる剣の使い方を学習することができるんです」
なるほどさっき頭の中を過ぎったのはそれか、
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スキルの力を自覚してから斬り合いしていくとだんだんと愛の攻撃をまったく同じ攻撃で打ち返すことに成功してきた。
「あら、私とまったく同じ動きしてるじゃない、なんかのスキルかしら?」
「まあな、もうお前の攻撃はなんとかなりそうだな」
「そう、ならこれならどうかしら?」
先程と同じように愛が突っ込んでくるがそれを迎え撃とうとしたがその瞬間に気づいた。
先程とはスピードが全く違う!『神眼』でも見切れない!
これまでの動きとは全く違うその攻撃に対応が遅れると同時に身体に痛みが走る。
「まったく、すぐに油断しちゃダメよ、ダンジョンでそんなことになったら命なんてすぐ無くなるわよ」
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やっぱりいきなり最強になるとか無理なんだな、、
痛みと共に意識が消えていくのを感じるとそのまま気を失った。
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