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02.衣食住を安定させよう
03.街へ行ってみます。
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街の名は"ココ"。
辺りはだいぶ明るくなってきた。
"探索"と念じて魔獣がいるか確認する。近くに"赤"の点は表示されなかった。
よし、夜に灯りが見えた方角へ行ってみよう。
そう思い木から降りるが、思ったようにいかなかった。
足場にする枝が見えないので、結局、降りるときは登る時より何倍もの時間がかかってしまった。
やっと木から降りることができた。一本道を街があるはずの方角に向かって進む。
水も食い物もないから少々きついな。
俺は、練習をかねてスキル画面が直ぐに表示できるよう練習をした。
「スキルチェックON、スキルチェックOFF、スキルチェックON。」
何度かスキルチェック画面を表示したときにふと疑問がわいた。
名前:寒川 榊(さむかわ さかき)
年齢:18歳
種族:人族
職業:村人
LV:1
HP:15/15
MP:12/12
腕力:5
防御:10
俊敏:20
幸運:30
魔力:20
スキル:女神アルティナの加護、経験値---、武具スキルHP---、武具スキルMP---
このスキルにある"武具スキルHP---"ってなんだ?
スキルチェックOFFと念じて、スキル画面を閉じた。
俺は、腰にぶら下げた剣を手にとり、"これで安心、回収お役立ちセット"の説明を読み直した。
「なになに、"剣を持った状態で鑑定を発動するとスキルを確認できます"か。
俺は、"鑑定"と唱えた。
ショートソード「技切姫」(わざきりひめ)
装備補正
・HP:+10
・MP:+10
・運:+10
・鑑定
HP:1
MP:1
武器を使用中にのみ対象者への鑑定が使用可能になる。(自身の鑑定は含まず)
・HP奪取Lv1
HP:10
MP:0
武器を対象者に接触させることで、対象者の総HP容量10を奪うことができる。
・HP奪取Lv2
HP:50
MP:0
武器を対象者に接触させることで、対象者の総HP容量50を奪うことができる。
・HP奪取Lv3
HP:100
MP:0
武器を対象者に接触させることで、対象者の総HP容量100を奪うことができる。
・MP奪取Lv1
HP:0
MP:10
武器を対象者に接触させることで、対象者の総MP容量10を奪うことができる。
・MP奪取Lv2
HP:0
MP:50
武器を対象者に接触させることで、対象者の総MP容量50を奪うことができる。
・MP奪取Lv3
HP:0
MP:100
武器を対象者に接触させることで、対象者の総MP容量100を奪うことができる。
・スキル奪取Lv1
HP:10
MP:10
武器を対象者に接触させることで、対象者のスキルをひとつ奪うことができる。
・スキル奪取Lv2
HP:100
MP:100
武器を対象者に接触させることで、対象者のスキルを全て奪うことができる。
・人化
HP:100
MP:200
武器が常時人化できる。武具が人化すると自らを武器として使用できる。
説明:この剣を装備すると"装備補正"に記載のある、HP、MP、幸運がぞれぞれ上昇します。各スキルを発動する場合は、スキル名を唱えます。その時、対価としてHP、MPを消費します。HP/MP奪取は、相手のHP/MPの総量から一定のHP/MPを奪いますが、武器装備者の現HP/MPが増える訳ではありません。HP/MPの総量までHP/MPを増やすには、休憩、睡眠、魔法アイテム(ポーション等)による回復が必要です。人化は、一度人化すれば、以後HP/MPを対価として払う必要はありません、いつでも人化/人化解除を行えます。
おお、説明ありがとうございます。実にわかり易いです。
俺は、再び"スキルチェックON"と唱えた。
名前:寒川 榊(さむかわ さかき)
年齢:18歳
種族:人族
職業:村人
LV:1
HP:25/25 (+10)
MP:22/22 (+10)
腕力:5
防御:10
俊敏:20
幸運:40 (+10)
魔力:20
スキル:女神アルティナの加護、経験値---、武具スキルHP---、武具スキルMP---、言語習得
確かにステータスに補正がかかっている。
「ということは、さっきの画面表示の説明にあったスキルを発動するために"対価としてHP、MPを消費する"とあったからHP奪取Lv1なら2回、スキル奪取Lv1なら2回できるとうことか。」
ということは、今のステータスだと大したことはできないということだな。スキルを発動しすぎるとHPやMPが枯渇して最悪死ぬかもしれない。
この剣、使い方を間違えるとかなり危険な代物だな。
スキルチェックOFFと念じ、ステータスチェック画面を閉じた。
ん、突然、目の前に緑色の子供が立っていたことに気が付いた。
俺は、しまったと思った。ステータスやスキルのチェックに気をとられて索敵をしていなかった。
とっさに剣を抜き、"鑑定"と唱えた。
名前:ゴブリン
年齢:2歳
種族:ゴブリン
職業:ゴブリン
LV:1
HP:11/11
MP:5/5
腕力:10
防御:2
俊敏:4
幸運:1
魔力:1
スキル:棒術Lv1、腕力上昇Lv1
俺のステータスの半分以下だ。よし、やってみるか。
まず剣を抜いた状態で剣スキル"HP奪取Lv1"と唱えた。剣が少し光ったように感じた。
ゴブリンは、手のこん棒を持って近づいてきた。
俺は、走りだしゴブリンの前で剣を振り抜いた。
剣は、ゴブリンのこん棒で止められたが、もう一度剣を振り抜いた。
するとゴブリンの胸元をかすめた。
よし、"鑑定"と念じてゴブリンを見つめた。
名前:ゴブリン
年齢:2歳
種族:ゴブリン
職業:ゴブリン
LV:1
HP:1/1
MP:5/5
腕力:10
防御:2
俊敏:4
幸運:1
魔力:1
スキル:棒術Lv1、腕力上昇Lv1
ゴブリンのHPが1/1になっていた。
そういうことか、剣スキル"HP奪取Lv1"を使うと相手のHPを奪うことができるのか。
これは凄い武器だ。これがあれば、経験を積めばかなり優位な戦闘ができるぞ。
目の前で苦しんでいるゴブリンに剣を付き刺した。
ゴブリンは死んだ。
ボゴン。後ろから衝撃が来た。背中に激痛を感じた。
痛い背中をかばいつつ、後ろを振り向くと2体のゴブリンがこん棒を持って立っていた。
やばい、今倒したゴブリンは囮りだ。
こんなことにも気がつかなかったのか。
辺りはだいぶ明るくなってきた。
"探索"と念じて魔獣がいるか確認する。近くに"赤"の点は表示されなかった。
よし、夜に灯りが見えた方角へ行ってみよう。
そう思い木から降りるが、思ったようにいかなかった。
足場にする枝が見えないので、結局、降りるときは登る時より何倍もの時間がかかってしまった。
やっと木から降りることができた。一本道を街があるはずの方角に向かって進む。
水も食い物もないから少々きついな。
俺は、練習をかねてスキル画面が直ぐに表示できるよう練習をした。
「スキルチェックON、スキルチェックOFF、スキルチェックON。」
何度かスキルチェック画面を表示したときにふと疑問がわいた。
名前:寒川 榊(さむかわ さかき)
年齢:18歳
種族:人族
職業:村人
LV:1
HP:15/15
MP:12/12
腕力:5
防御:10
俊敏:20
幸運:30
魔力:20
スキル:女神アルティナの加護、経験値---、武具スキルHP---、武具スキルMP---
このスキルにある"武具スキルHP---"ってなんだ?
スキルチェックOFFと念じて、スキル画面を閉じた。
俺は、腰にぶら下げた剣を手にとり、"これで安心、回収お役立ちセット"の説明を読み直した。
「なになに、"剣を持った状態で鑑定を発動するとスキルを確認できます"か。
俺は、"鑑定"と唱えた。
ショートソード「技切姫」(わざきりひめ)
装備補正
・HP:+10
・MP:+10
・運:+10
・鑑定
HP:1
MP:1
武器を使用中にのみ対象者への鑑定が使用可能になる。(自身の鑑定は含まず)
・HP奪取Lv1
HP:10
MP:0
武器を対象者に接触させることで、対象者の総HP容量10を奪うことができる。
・HP奪取Lv2
HP:50
MP:0
武器を対象者に接触させることで、対象者の総HP容量50を奪うことができる。
・HP奪取Lv3
HP:100
MP:0
武器を対象者に接触させることで、対象者の総HP容量100を奪うことができる。
・MP奪取Lv1
HP:0
MP:10
武器を対象者に接触させることで、対象者の総MP容量10を奪うことができる。
・MP奪取Lv2
HP:0
MP:50
武器を対象者に接触させることで、対象者の総MP容量50を奪うことができる。
・MP奪取Lv3
HP:0
MP:100
武器を対象者に接触させることで、対象者の総MP容量100を奪うことができる。
・スキル奪取Lv1
HP:10
MP:10
武器を対象者に接触させることで、対象者のスキルをひとつ奪うことができる。
・スキル奪取Lv2
HP:100
MP:100
武器を対象者に接触させることで、対象者のスキルを全て奪うことができる。
・人化
HP:100
MP:200
武器が常時人化できる。武具が人化すると自らを武器として使用できる。
説明:この剣を装備すると"装備補正"に記載のある、HP、MP、幸運がぞれぞれ上昇します。各スキルを発動する場合は、スキル名を唱えます。その時、対価としてHP、MPを消費します。HP/MP奪取は、相手のHP/MPの総量から一定のHP/MPを奪いますが、武器装備者の現HP/MPが増える訳ではありません。HP/MPの総量までHP/MPを増やすには、休憩、睡眠、魔法アイテム(ポーション等)による回復が必要です。人化は、一度人化すれば、以後HP/MPを対価として払う必要はありません、いつでも人化/人化解除を行えます。
おお、説明ありがとうございます。実にわかり易いです。
俺は、再び"スキルチェックON"と唱えた。
名前:寒川 榊(さむかわ さかき)
年齢:18歳
種族:人族
職業:村人
LV:1
HP:25/25 (+10)
MP:22/22 (+10)
腕力:5
防御:10
俊敏:20
幸運:40 (+10)
魔力:20
スキル:女神アルティナの加護、経験値---、武具スキルHP---、武具スキルMP---、言語習得
確かにステータスに補正がかかっている。
「ということは、さっきの画面表示の説明にあったスキルを発動するために"対価としてHP、MPを消費する"とあったからHP奪取Lv1なら2回、スキル奪取Lv1なら2回できるとうことか。」
ということは、今のステータスだと大したことはできないということだな。スキルを発動しすぎるとHPやMPが枯渇して最悪死ぬかもしれない。
この剣、使い方を間違えるとかなり危険な代物だな。
スキルチェックOFFと念じ、ステータスチェック画面を閉じた。
ん、突然、目の前に緑色の子供が立っていたことに気が付いた。
俺は、しまったと思った。ステータスやスキルのチェックに気をとられて索敵をしていなかった。
とっさに剣を抜き、"鑑定"と唱えた。
名前:ゴブリン
年齢:2歳
種族:ゴブリン
職業:ゴブリン
LV:1
HP:11/11
MP:5/5
腕力:10
防御:2
俊敏:4
幸運:1
魔力:1
スキル:棒術Lv1、腕力上昇Lv1
俺のステータスの半分以下だ。よし、やってみるか。
まず剣を抜いた状態で剣スキル"HP奪取Lv1"と唱えた。剣が少し光ったように感じた。
ゴブリンは、手のこん棒を持って近づいてきた。
俺は、走りだしゴブリンの前で剣を振り抜いた。
剣は、ゴブリンのこん棒で止められたが、もう一度剣を振り抜いた。
するとゴブリンの胸元をかすめた。
よし、"鑑定"と念じてゴブリンを見つめた。
名前:ゴブリン
年齢:2歳
種族:ゴブリン
職業:ゴブリン
LV:1
HP:1/1
MP:5/5
腕力:10
防御:2
俊敏:4
幸運:1
魔力:1
スキル:棒術Lv1、腕力上昇Lv1
ゴブリンのHPが1/1になっていた。
そういうことか、剣スキル"HP奪取Lv1"を使うと相手のHPを奪うことができるのか。
これは凄い武器だ。これがあれば、経験を積めばかなり優位な戦闘ができるぞ。
目の前で苦しんでいるゴブリンに剣を付き刺した。
ゴブリンは死んだ。
ボゴン。後ろから衝撃が来た。背中に激痛を感じた。
痛い背中をかばいつつ、後ろを振り向くと2体のゴブリンがこん棒を持って立っていた。
やばい、今倒したゴブリンは囮りだ。
こんなことにも気がつかなかったのか。
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