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43 休息
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俺は周りを見渡し、肌に突き刺さる寒さからここが北の国の廃教会だとわかると
「目的地の変更は誰が?」
俺はあのまま、アケルの街の近くに転移するつもりだった。だけど、今居るのは北の廃教会。俺はラグ達を見て聞いた。
「心ここにあらずのままの転移魔法は危険だよ?」
「さっきまで普通だったのに、いきなり雰囲気が変わってビックリよ」
「ここまで色々あったから気が抜けたのか?」
「ここで少しゆっくりするなの。私たちで結界を張れば誰も入ってこれないなの」
「それにベティの神域で寒さは防げるしな」
「心労をおかけしましたか?今は何も考えずゆっくりして下さい」
そう言って、ネオとベティが巨大化して、俺を居住区のある方へ引っ張っていった。
俺の質問の答えは?と思ったけど、多分❝全員❞が答えなんだろうな。神同士だけで念話も出来るだろうし
ベティが寝床を整えるために先に行き、ネオが俺の服の裾を噛んで引っ張っている。
小さいままのラグ達は、俺の肩に二匹づつ止まり心配そうに声をかけている。
(ああ、心配かけちゃったな。確かにいきなり現実が見えて、途方に暮れ、不安になって、どうしたものかも思ったけど)
そんな少しの変化に気づいてもらえたことがこんなにも嬉しく思えるとは
知らず知らずの内に顔がニヤけてしまい
「もう!心配してるのに、なに笑ってるの!」
とラグに怒られてしまった。
俺はラグを宥めるように撫で、そしてレティ達も順番に撫でて
「ごめんごめん。そして心配かけて悪かったな」
そして、ベティが整えてくれた部屋へつくと、ベティにもお礼を言って撫でた。
皆してベッドに押すので、待ったをかけ、魔法で汚れを落とし、着替えた。
そして、皆の早くベッドへ行けという圧に苦笑しながらベッドに座ると
「そう言えば、何であの場所に結界を張ったんだ?」
ラグ達からせっつかれながら、ベッドに横になりつつ聞くと
「あの場所の保護のためだよ」
「あと季節の妖精と属性の妖精のね」
「あのままではいくらカーンバルクが世話をしていてもいつかは枯れてしまう」
「それと、人によるカーンバルクに対する攻撃もなの」
「属性の妖精は、天候が崩れない限り卵は出来ない。だから比較的属性の妖精の数は少ないんだ」
「その希少性から人によるカーンバルク狩りがあるのです。狩りと言っても、殺すのではなく、捕獲の方ですが」
俺が横になると、俺の周りに集まり自分の寝床の確保をしながら答えた。
ネオとベティも小さくなりベッドの上に居る。
「そっか。だから結界を張って守ったわけか、、、そういう所は、、神様だな、、」
横になった途端睡魔に襲わた。落ちていく瞼に抵抗しながら、ラグ達の行動の理由聞いて、それに答えると同時に抵抗虚しく、俺は眠りについた。
俺が眠ったことを確認すると、ラグ達も目を閉じ、眠りについた。
「目的地の変更は誰が?」
俺はあのまま、アケルの街の近くに転移するつもりだった。だけど、今居るのは北の廃教会。俺はラグ達を見て聞いた。
「心ここにあらずのままの転移魔法は危険だよ?」
「さっきまで普通だったのに、いきなり雰囲気が変わってビックリよ」
「ここまで色々あったから気が抜けたのか?」
「ここで少しゆっくりするなの。私たちで結界を張れば誰も入ってこれないなの」
「それにベティの神域で寒さは防げるしな」
「心労をおかけしましたか?今は何も考えずゆっくりして下さい」
そう言って、ネオとベティが巨大化して、俺を居住区のある方へ引っ張っていった。
俺の質問の答えは?と思ったけど、多分❝全員❞が答えなんだろうな。神同士だけで念話も出来るだろうし
ベティが寝床を整えるために先に行き、ネオが俺の服の裾を噛んで引っ張っている。
小さいままのラグ達は、俺の肩に二匹づつ止まり心配そうに声をかけている。
(ああ、心配かけちゃったな。確かにいきなり現実が見えて、途方に暮れ、不安になって、どうしたものかも思ったけど)
そんな少しの変化に気づいてもらえたことがこんなにも嬉しく思えるとは
知らず知らずの内に顔がニヤけてしまい
「もう!心配してるのに、なに笑ってるの!」
とラグに怒られてしまった。
俺はラグを宥めるように撫で、そしてレティ達も順番に撫でて
「ごめんごめん。そして心配かけて悪かったな」
そして、ベティが整えてくれた部屋へつくと、ベティにもお礼を言って撫でた。
皆してベッドに押すので、待ったをかけ、魔法で汚れを落とし、着替えた。
そして、皆の早くベッドへ行けという圧に苦笑しながらベッドに座ると
「そう言えば、何であの場所に結界を張ったんだ?」
ラグ達からせっつかれながら、ベッドに横になりつつ聞くと
「あの場所の保護のためだよ」
「あと季節の妖精と属性の妖精のね」
「あのままではいくらカーンバルクが世話をしていてもいつかは枯れてしまう」
「それと、人によるカーンバルクに対する攻撃もなの」
「属性の妖精は、天候が崩れない限り卵は出来ない。だから比較的属性の妖精の数は少ないんだ」
「その希少性から人によるカーンバルク狩りがあるのです。狩りと言っても、殺すのではなく、捕獲の方ですが」
俺が横になると、俺の周りに集まり自分の寝床の確保をしながら答えた。
ネオとベティも小さくなりベッドの上に居る。
「そっか。だから結界を張って守ったわけか、、、そういう所は、、神様だな、、」
横になった途端睡魔に襲わた。落ちていく瞼に抵抗しながら、ラグ達の行動の理由聞いて、それに答えると同時に抵抗虚しく、俺は眠りについた。
俺が眠ったことを確認すると、ラグ達も目を閉じ、眠りについた。
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