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四章【理解】
三十八話 王宮魔術師シルビア
しおりを挟む男四人で朝食に宿の食堂へと向かうと、女性陣はすでに食べ終えた後のようだった。
「あら、ずいぶん遅かったじゃない。何かあったのかしら」
ミーンが聞いてくる。
「ああ、ちょっと今後のことで話し合ってた。それより腹減ったから飯だ、飯!」
そう言ってカルロは朝食のトレーをカウンターから受け取る。残る三人も取りに行った。席に座り満面の笑みで食べるカルロを見て
「何か良いことでもあったの?」
とスティアが聞いた。カルロは
「おう! 俺の長年の悩みが解決した。それだけだが、本当に気持ちがいい」
と答える。意味は分からなかったが
「何か悩み事あったみたいだけど、解決したのならいいか。ねえ、お城に入る許可ももらったし、今日はちょっとお城に行ってみない?」
とスティアは話題を変えて提案する。するとヴィッツが
「あー賛成。俺、スティーブさんの奥さんに会いたい。スティーブさんもバルナも会いたがってるぞって話がしたい」
と言う。ナスティに
「お城に務めてるって話でしたよね。そういえばお名前って聞いてますか?」
と言われしばし沈黙が続く。
「あ、やべぇ。奥さんの名前全く聞いてねーや……。見た目が大人だった頃のティアスに雰囲気が似てて、黒髪だってことくらいしか分からねぇ」
ヴィッツの言葉に全員が頭を抱えるも
「俺も話は聞いたが名前は聞かなかった。セルヴィーテに行くことも分かってはいたが、そもそも会う予定はなかった。俺やヴィッツ、そしてティアスにも落ち度はないだろう」
とグレイがフォローする。
「そうだね。元々目的は違うわけだし。それに人の家庭の事情を聞き出すのもあまり良くないと思うんだ」
ザントはそう言いながら
「とりあえず城に行ってみようよ。僕は他にも気になることがあるからね」
と話す。
「合成魔法か?」
グレイがそう言うと
「うん。魔法区域には入れなかったから、合成魔法のこともっと詳しく知りたいんだ。僕が使うわけではないけどね」
とザントは言う。
「それじゃあ全員食事が終わったら行きましょう。私たちは宿のロビーで待ってるわ」
ミーンはそう言ってスティアたちを連れて食堂から出て行った。カルロはとにかくうれしそうに、ザントとグレイは黙々と、そんな三人を眺めながらヴィッツは朝食を食べた。
「全員揃ったようね」
ミーンは八人全員揃ったのを確認して、宿を出て城へと向かう。長い長い坂道を上りたどり着いたセルヴィーテ城はサウザント城の白を基調とした華やかさと違い、鉄壁の頑丈さを見せるような荒々しい城であった。門の兵士に
「お前たち、何用で来た」
と尋ねられ
「ええと、私たちアーク先生に城の出入りの許可をもらいました。中に入ってもいいでしょうか」
とスティアが答える。兵士はなにも言わず、この街に来たときと同じ手鏡のような道具で八人全員の顔を見る。そして
「顔認証済みだな。話は合っているようだ。自由に入れると言っても、入ってはいけない場所もある。留意するように」
そう言って門を開けて八人を中に入れた。とりあえず中に入れた八人は
「顔をあの機械で見ただけで分かるんだ」
とスティアが言う。
「中に入れたけどここからどうしたら良いかしらね」
ミーンは首をかしげる。
「とりあえず王宮魔術師の人たちに話が聞ければなんとかなるかも」
ザントの提案で王宮魔術師の部屋に兵士に案内してもらう。しかし、部屋が並ぶ廊下のところで止められて
「ここから先は関係者以外は立ち入り禁止だ」
と廊下の両脇に立つ兵士に止められた。ザントは
「やっぱり、ここまでは来られても部屋までは入れないか」
と言いながら
「だって機密事項があるような場所だと思うからね。部屋前までは行けるとは思ったけど、やっぱり中までは案内してもらえないか」
と話す。
「でもスティーブさんとバルナの家族がいるんだぜ。せめて誰か魔術師の人で分かりそうな人が来てくれりゃなぁ」
ヴィッツたちはわいのわいのと廊下で話していると
「何やら騒がしいですね。何事ですか」
と奥の部屋から魔術師の男がやってきた。その男に対してヴィッツたちは事情を説明する。すると
「黒髪の女性で合成魔術師といえば、シルビア主任以外ありえない。合成魔術部門の責任者の方だ。君たち本当にシルビア主任の家族の方の知り合いか?」
と聞いてきた。ヴィッツとティアスとグレイは直接会っているため、魔術師の男に色々と話をする。そして
「君たちが嘘を言っているようでもないし、精霊もそう言っている。分かった、シルビア主任をお呼びしよう」
そう言って男は出てきた部屋とは別の部屋の扉をノックして入っていった。しばらくして扉が再び開き、中から黒髪の女性が現れた。髪を後ろで団子状にくくり、ローブと重々しいマントに身を包んだ姿で八人の前にやってきた。凜とした表情の女性は、大人だった時のティアスに雰囲気が似ていた。そして
「初めまして。私はシルビア・シェアン。王宮魔術師の合成魔術部門の責任者です」
と挨拶をした。慌てて八人も軽く名前と差し支えない経歴で挨拶をする。すると
「あら、私の夫と息子がお世話になったみたいですね」
と言うとヴィッツは
「あ、いや。むしろ俺たちの方が世話になった側だ」
と話す。すると
「そうですか。では、少し皆様とお話がしたいので、個室の休憩所へと行きましょう」
そう言ってシルビアはヴィッツたちが来た道を戻り、八人を案内する。しばらく城の中を歩き、十人がゆったりと休める個室へと案内された。各自座るとメイドたちがお茶を用意してテーブルへと運ぶ。そして一礼してメイドたちが部屋を出て行った瞬間
「はぁーっ」
とシルビアが安堵のようなため息をついた。
「お城の中だと常に『トップ』を意識しないといけないから、本当に疲れるのよ。貴方たちが来てくれたおかげで、久々に気休めが出来るわ。ありがとう」
そう言いながらうれしそうにお茶を飲む。シルビアは
「改めて紹介するわ。私はシルビア。スティーブの妻でありバルナの母です。二人に会った人が何人かいるようだけれど、二人とも元気かしら? 話を聞かせてもらえたら嬉しいわ」
ワクワクするような表情で話を振る。
「ああ、俺とティアスは転送事故で呪われた森に飛んじまった時に、スティーブさんとバルナに助けてもらった。ちょっと事情があって詳しくは説明できねぇんだが、ティアスとシルビアさんが似てるってんでバルナにめっちゃ俺目の敵にされてたんだよ」
ヴィッツがそう話すと
「あ、ああ! そういえば上からの通達が来てたのをすっかり忘れてたわ。近々、竜人を探している八勇士がここセルヴィーテに来るって。よく見たら、貴方たちちょうど八人居るわね、そういうことだったのね。それなら知ってるわ。ティアスさんは元々外見年齢が二十七だったって。だから、あの子が貴女のことを見て私に似てるって嫉妬しちゃったの」
と言いながらクスクスと笑う。
「そうよね。もう七年も会ってないものね。バルナが八歳の時に、私の元に合成魔術師としての研究員の招待状が届いた。合成魔法のなんたるかを研究したい私は二つ返事で行くことにした。でも、そこからが大変。まさか合成魔術研究室のトップになるとは思ってなかった。普通に研究員になってたまには家に帰るつもりだったけれど、それすら許されない立場になってしまった。ああ、スティーブとバルナに会いたいわ……」
シルビアはそう言ってため息をつく。するとグレイは
「研究熱心なのもいいが、自分の体と心を休ませるのも大事だ。俺はスティーブに救われた身。どうかあの二人のためにもたまには帰ってやってくれ」
と言う。それを聞いてシルビアは
「そう、ね。休暇は取れるようにしてあるし。仕事が一段落すれば、少しは休みが取れるかもしれない」
と言う。
「取れるかもしれない、じゃなくて取るんだ」
グレイがかたくなに休むことを言い
「ふふ、ずいぶん強気な方がいるようね。分かったわ。しっかり休暇を取って家族の元に少しの間だけだけど帰らせてもらうわ」
とシルビアは微笑みながら休暇を取ることを約束した。そんな様子を見てヴィッツは
「そういやシルビアさん。あの呪われた森って何なんだ? あと街の人たちにかけた魔法って何なんだ? スティーブさんから聞いた話でそこがどうもずっと引っかかってんだ」
と最初にスティーブと会ったときにシルビアに言われてあの森の番人をしていると言う話を思い出した。シルビアは少し物思いにふけるような表情で話を始めた。
「あの森は昔からあった。魚人の生まれ変わりが入ると倒れてしまうことから、呪いがかかった森だと言われていた。ある日私は森に薬草を採りに入った。あの森でしか手に入らない薬草で、どうしても必要だったから探しに行った。そのときに私は魔物に襲われそうになった。それを助けてくれたのが、狩りに来ていた夫だった。同じ街出身だけどお互い知らなかった。けれども助けてくれた彼に私は恋をした。それからあの森に一緒に行っては色々な話をし、彼の狩りの手伝いをした。そして街で結婚してバルナが生まれて、しばらくは家族も沢山いて大所帯で暮らしていた。そしてバルナが八歳になったとき、セルヴィーテから招待状が届いた。そして同時期にあの森を燃やそうって声が街中で上がった。私は夫の協力を得て、彼が森から離れない限り『森の番人がいるから不用意に入ってはいけない』といういわゆる暗示を街全体にかけた。合成術から派生した特殊な魔法を私は使えた。それが暗示の魔法だった。あの森はたしかに悪しきものも多いけれど、それ以上に大事な思い出があったから護りたかったの」
ようやくあの森の役割が分かった。
「でも、スティーブさんを犠牲にしてまで護りたかったのは分かるけど、ちと酷な話だな」
ヴィッツがそう言うと
「そうね。私の身勝手な想いに付き合ってもらった。同意があったにせよ、彼を縛り付ける行動だったわ。家に帰ったら、夫と息子と三人で森の今後について話し合うわ」
そう言ってシルビアは反省した様子で話す。
「だが、あの森にはあの森の生態系が組み込まれている。それを燃やしてしまうのは俺としても反対だ。魚人である俺のように被害を被る場合もあるが護らねばならない場所だ」
グレイがそう言うと
「貴方は私に味方してくれるのね。なんとかして森を燃やさず、でも街と共存できる形を考えてみるわ」
シルビアはそう言ってお茶を飲み終えた。
「そういえば貴方たちをリュナ大陸に連れて行くために、アーク先生と私たち魔法班で協力して作業を進めているわ」
シルビアがそう言うと
「えっ。機械と魔法って相反する存在じゃないの? アークが手伝ってくれるから機械の何かを使うとは思っていたけど、魔法まで使うって大丈夫なの?」
ザントが聞くと
「たしかに相反する存在よ。でもその反発を乗り越えたとき、膨大な力が得られる。でも事故が多いから、この街は機械と魔法がそれぞれ離れた場所で区切られている。けれどもこの城は別。この大陸とリュナ大陸の間の流れが速い海峡を渡るためには、機械と魔法の両方の力が必要なの。機械が出来ることと、魔法で補えることと。二つを合わせる必要がある。そのために私たちは研究を進めているのよ」
とシルビアは話した。カルロがすかさず
「一体どういう方法で俺たちをリュナ大陸に運ぶか、教えてもらってもいいか」
とシルビアに聞く。シルビアは
「特殊な船で運ぶことになってるわ。どんな船かは見てのお楽しみ、かしらね。普通の船じゃ海まで流されてしまうくらいの勢いだから、それに負けないくらいの速さの船とだけ言っておくわ」
と笑う。
「私たち魔法班の準備はほぼ揃ってる。機械班はアーク先生を中心に最終調整に入ってるわ。もう二日くらいはかかると思うから、皆さんも休んでそして準備をしておいてね」
そう言うとシルビアは
「もう少し時間があるけれど、何か聞きたいことや話したいことはあるかしら」
と八人に聞く。ザントが手を挙げ
「僕はエルフの杖を使う者なんだけど、合成魔法のことを色々聞きたいんだ」
と言うと
「エルフの杖を使う者……貴重な存在ね。千年に一度しか現れないと言われてる。私も貴方の魔法に興味があるから、お互いお話しましょうか」
と言ってしばしの間、ザントとシルビアで談論した。こうして時間がやってきた。
「そろそろ研究室に戻らないといけないわ。皆さん、色々お話してくれてありがとう。これでもう少し、大事な任務まで頑張れるわ」
そう言ってシルビアは礼を言う。ヴィッツは
「スティーブさんとバルナのこと話せただけでも俺は役割果たせたと思ってる。それより体に気を付けてな。俺たちがリュナ大陸に渡るためにも色々世話になるし、スティーブさんもバルナも心配する」
と話した。シルビアは
「ええ、肝に銘じるわ。元気な姿で家族に会いたいもの。七年ぶりの再会、何を話そうかしら」
と嬉しそうに独り言を言い始めた。
「それじゃあ僕らはこれ以上ここに居ても何も出来ないし。宿に戻って最低でも二日後の準備をしよう」
ザントがそう言い、シルビアが
「皆さん、本当に訪ねてきてくれてありがとう。皆さんのためにも私たち魔法研究部門総員で協力するわ」
と言ってヴィッツたちが城から出て行くのを見送ってくれた。八人は坂を下りながら
「いやぁ、シルビアさんすげぇ人なんだな。しかも城全体が俺たちの協力者ってことだろ?」
とヴィッツが言うと
「恐らくごく一部の重要な人物だけでしょうね。この件に関しては極秘任務なんでしょう」
とミーンが小声で言った。
「親父も言ってたもんな。混乱を来さないように一般人には話すなって」
カルロもそう言ってうなずく。
「それにしてもまだあと二日はかかるって、一体どんな調整とかしてるのかしら。それに凄い流れの速さだって聞いたけど、どんな海峡なのかしら」
スティアの言葉に全員は海峡が見える高台に行く。そこで見たのは向こう岸がかろうじて霞みがかり陸地が見えるほどの遠さの幅を目の当たりにする。そしてその海峡は幅広さに相反して濁流のように南から北へと水流が見える。それを見てグレイは
「この流れ。水の精霊が影響しているな」
と言う。そして
「これは意図的に水の流れを速めている。俺の力で弱めることも出来なくはないが、どうもこの精霊たちは自ら進んでやっているようだ。うかつに力を弱めると精霊との信頼に関わるから、俺の力は使わない方がいい」
と話した。
「そうか。お前の力で水流弱めて楽々進むってのは禁じ手か」
ヴィッツがそう言うと
「すまない、役に立てなくて」
とグレイは申し訳なさそうに言う。ヴィッツは肩にポンと手を置き
「気にすんな。そのためにアークやシルビアさんたちが頑張ってくれてんだ。俺たちはもう城の人たちに任せるしかねーよ」
と励ます。こうして一行は宿に戻り、翌日の夕方まで休憩を取ったり備品や食料を買い集めて準備をした。そして全員が男性陣の部屋に集まって荷物をまとめている時だった。ミーンのキーコインから信号音がピーピーと鳴る。ミーンは急いでキーコインを取り出し摘まむと、キーコインから
「おい! ミーン聞こえっか! あと周りに全員揃ってるか! 揃ってないなら全員集めろ!」
と大声が聞こえてきた。ミーンはため息をつきながら
「アーク。ちょうど全員揃って荷造りしてたところよ。宿の部屋だから外の人には聞こえないわ。連絡が来たってことは準備が完了したってことよね」
と聞く。すると
「おうよ! お前らのために整備を続けてたぞ! 感謝しろ!」
と偉そうに自慢する。
「まさか徹夜で作業とかしてませんよね」
改めてそう聞くと
「んな凡ミス招くようなことすっかよ! 健康第一! 睡眠食事にその他諸々、全員自己管理をしっかりしての作業だったから、こんだけ時間がかかっちまったっつーの! 決行は明日の午前中だ! とりあえずお前らが一回は城に行ってるらしいという話は聞いてる。ブライトを待たせておくから、城入ってすぐのところで合流だ。あとはブライトのやつが案内する。じゃあな!」
と言って通信を切った。大声が聞こえなくなり
「いやぁ。アークの声、本当でけーんだな。ミーンから少し離れてんのにきっちり聞こえたぜ」
と荷を持ったヴィッツが驚く。ミーンは
「まぁ、アークが準備出来たって言うなら、今日は早めに休んで、明日の朝には城に向かいましょう。ちょうど荷造りも終わったし、夕食も終わったし。いよいよ、明日なのね。とうとう竜人に会える……」
そう言って各自翌日のリュナ大陸への移動に備えた。
翌朝、早めの朝食を取り全員ロビーで待つ。
「お城の出入りが可能になるのは九時から。まあそうよね。お城の人たちだって休まないとだし。私の城だと十時だから、よっぽどの関係者とか城勤めの人以外だとそれくらいの時間になるわよね」
スティアがそう言ってロビーの壁に掛かっている時計を眺めながら話す。
「ちょくちょく機械地区に行かせてもらったが。いや面白いものがありすぎて、親父の研究に生かせないか気になっちまった。でも魔法科学と違って機械と魔法の反発はすげぇって話だから、多分生かすことは出来ねぇんだろうなぁ」
カルロはそう言いながらザントの方を向き
「あんたにゃ期待してるぜ。兄貴もすげぇ魔力持ってるが、あんたほどの魔力持ってんのは他にいない。ちったぁ親父の研究を楽しませてくれよ」
と言う。
「ははっ。僕の魔力がどう役に立つかは分からないけど、国王になったカルロのところに遊びに行くついでに研究所にも寄るよ」
ザントはそう答え
「スティアはカルロのところに嫁ぐんだよね。二人の結婚式とカルロの戴冠式には呼んでほしいな」
と話す。するとスティアは
「当たり前じゃない。全員呼ぶわよ。ね、カルロ」
とスティアがカルロに声をかける。
「そうだな。姉貴とミーンは時期的に無理かもしれねぇが、もし間に合うようなら呼びてぇな」
カルロの言葉に
「そうね。私と姫は役目を終えたらすぐに過去に帰らなければならない。それが私の使命だから。この旅が終わったら、皆とも会えなくなるのね。最初はそんなこと思わなかったけど、今になって思うと寂しいわね」
と気持ちの変化を話した。
「このままこの時代に残るって選択肢はねーのか?」
ヴィッツがそう聞くと
「あるにはある。でもそれは任務放棄になってしまう。姫を連れ戻すことが私の使命。けれど、もし可能なら私たちが過去に戻ってすぐこの時代に生まれ変われれば。どこかで会えるかもしれないわね。記憶が元のまま、ならね」
ミーンはそう微笑んだ。
「あらいけない。長話してしまったわね。そろそろ出発の時間よ」
そう言ってミーンは受付で手続きをして、全員で宿を後にした。
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