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3日間の猶予
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新城が書斎で資料をめくっていると、静かに開いたドアの隙間から羽生が入り込んできた。
羽生は、新城の用意させたシルクのガウンを纏っている。術後の患部を刺激しないため、この数日は自宅での服装をこれに限定されていた。
羽生は新城の背後へ回り込むと、慎重にその肩へ腕を回して抱きついた。重なる身体から伝わるのは、羽生の体温とわずかな石鹸の香り。
羽生:「ねぇ、先生。……そろそろいいだろ? もう限界だよ」
耳元で囁かれる、熱を帯びた生々しい懇願。
新城はすぐに羽生の手を掴んだが、突き放すことはせず、そのまま自分の頬に添えさせた。
整った新城の横顔が、羽生の掌に収まる。冷ややかそうな肌の下には、抑えきれない熱がこもっていた。新城の理性がきしむような、指先を伝う微かな震え。羽生はそれを、逃さず捉えた。
新城:「ダメだ。冷静になれ、羽生。表面が治っても、真皮はまだ不安定なんだ。二回目の施術も控えてる。最低でもあと一週間は待て」
羽生:「そんなの知ってるよ。でも、先生だって……僕が毎日隣にいるのに、平気なわけないだろ。あんたの我慢だって、もう限界のはずだ」
羽生が焦れったそうに唇を噛む。その視線が、新城の理性をじりじりと削っていく。
新城は資料から顔を上げ、重い溜息をついた。表情には、年長者としての諦めと、隠しきれない深い執着が滲んでいる。
新城:「……本当にお前は、人を困らせる。わかった。あと三日だ。土曜日の午後は、予定を空けておけ」
羽生の瞳に、一瞬で喜びが広がる。だが、新城はすぐに隙のない医師の貌に戻った。
新城:「ただし、譲歩できるのはそこまでだ。進行はすべて俺が握り、管理する。傷に唾液や体液を絶対触れさせるな。……約束できるか?」
有無を言わせない支配的な口調。羽生は背筋が痺れるような満足を覚えた。その言葉は、単なる主導権の宣言ではない。お前のすべてを責任を持って管理するという、彼なりの愛の継続だった。
羽生:「もちろん。約束するよ」
羽生は従順に答えたが、その瞳には隠しきれない期待が宿っていた。
羽生:「先生の『主導権』……すごく楽しみにしてる」
言葉の裏にある期待を、新城が察しないはずがない。普段の厳格な管理が、土曜の夜、支配的な愛に反転することへの切実な渇望。
新城の表情が、一瞬だけ動揺に崩れた。彼は即座に羽生から距離を取り、背を向けて書類仕事に戻った。
新城:「……もう出ていけ。今日は二度と近づくな」
冷淡な突き放し。だが、耳の付け根が赤くなっているのを、羽生は見逃さなかった。
満足げな笑みを浮かべて、羽生は静かに書斎を後にした。土曜の夜に向けて高まる期待とともに、残りの禁欲期間を過ごすのだった。
♡あとがき♡
次回エロきます。はじまり💝のページ少し整理しました。
羽生は、新城の用意させたシルクのガウンを纏っている。術後の患部を刺激しないため、この数日は自宅での服装をこれに限定されていた。
羽生は新城の背後へ回り込むと、慎重にその肩へ腕を回して抱きついた。重なる身体から伝わるのは、羽生の体温とわずかな石鹸の香り。
羽生:「ねぇ、先生。……そろそろいいだろ? もう限界だよ」
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整った新城の横顔が、羽生の掌に収まる。冷ややかそうな肌の下には、抑えきれない熱がこもっていた。新城の理性がきしむような、指先を伝う微かな震え。羽生はそれを、逃さず捉えた。
新城:「ダメだ。冷静になれ、羽生。表面が治っても、真皮はまだ不安定なんだ。二回目の施術も控えてる。最低でもあと一週間は待て」
羽生:「そんなの知ってるよ。でも、先生だって……僕が毎日隣にいるのに、平気なわけないだろ。あんたの我慢だって、もう限界のはずだ」
羽生が焦れったそうに唇を噛む。その視線が、新城の理性をじりじりと削っていく。
新城は資料から顔を上げ、重い溜息をついた。表情には、年長者としての諦めと、隠しきれない深い執着が滲んでいる。
新城:「……本当にお前は、人を困らせる。わかった。あと三日だ。土曜日の午後は、予定を空けておけ」
羽生の瞳に、一瞬で喜びが広がる。だが、新城はすぐに隙のない医師の貌に戻った。
新城:「ただし、譲歩できるのはそこまでだ。進行はすべて俺が握り、管理する。傷に唾液や体液を絶対触れさせるな。……約束できるか?」
有無を言わせない支配的な口調。羽生は背筋が痺れるような満足を覚えた。その言葉は、単なる主導権の宣言ではない。お前のすべてを責任を持って管理するという、彼なりの愛の継続だった。
羽生:「もちろん。約束するよ」
羽生は従順に答えたが、その瞳には隠しきれない期待が宿っていた。
羽生:「先生の『主導権』……すごく楽しみにしてる」
言葉の裏にある期待を、新城が察しないはずがない。普段の厳格な管理が、土曜の夜、支配的な愛に反転することへの切実な渇望。
新城の表情が、一瞬だけ動揺に崩れた。彼は即座に羽生から距離を取り、背を向けて書類仕事に戻った。
新城:「……もう出ていけ。今日は二度と近づくな」
冷淡な突き放し。だが、耳の付け根が赤くなっているのを、羽生は見逃さなかった。
満足げな笑みを浮かべて、羽生は静かに書斎を後にした。土曜の夜に向けて高まる期待とともに、残りの禁欲期間を過ごすのだった。
♡あとがき♡
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