教授を丸裸!特濃心霊体験【完結作】

マリ・シンジュ

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第11話 a voiceless gasp

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言葉とは裏腹に、羽生の手は新城の膝を、より深く、腹部へと押し込んだ。 全身が震え、動けなくなった新城は、羽生の荒い動きにされるがままに揺さぶられる。その様子を見た羽生は、再び余裕を取り戻し、全てを掌握したように、より強く、より深く、新城を突き上げる。


羽生は、自分自身の高揚しすぎた感情を抑え込むように、意識的に声を穏やかに、しかし、底冷えするほど甘く変えた。


「…っ、はぁ……っ、大丈夫……っ、先生。……っはぁ……っ、僕がちゃんと、全部教えてあげるから、……っふ、」


その声は、新城の不安を無理やり鎮め、支配下に置こうとする、歪んだ優しさに満ちていた。だが、その瞳の奥には、変わらない狂気が宿っている。


羽生の暴力的なまでに激しい動きが、新城の冷静さの限界を叩き破った。「やめろ」「抗え」という理性の叫びは、けたたましい警報ノイズに変わり、耳元で張り裂けていたが、その瞬間、閃光と共に頭の芯で何かがショートした。


理性を保つための最後のタガ(リミッター)は無理やり引き抜かれた。


感情を律していた全てのスイッチが、


バチンッ――!


という音と共に強制的に落とされた。その瞬間、新城の全身の筋肉が制御不能なほどに強く痙攣し、羽生の肉体を瞬間的に、強烈に締め上げた。そして、その痙攣と共に、屈辱的に、彼のペニスが最大まで硬く、熱を帯びる。


意識は何も区別できないホワイトノイズに飲み込まれ、もう、自分が何を感じているのかさえ分からなくなった。


「あ……ぁ…っ…は…ひゅっ……!」


快感に支配された新城の喉から、赤ん坊の嗚咽にも似た、純粋で、ただ快楽を求めるだけの生理的な叫びが漏れ出した。それは苦痛でも喜びでもない、理性の崩壊が引き起こした、根源的な音だった。


その瞬間、羽生は新城の奥深くの粘膜が、理性の破壊によって制御不能なほどに締まり、彼の肉体に吸い付くように熱狂的に収縮するのを感じた。暴力的なほどの痙攣と収縮は、羽生の肉体を強烈な悦びで捕らえ、彼を最高のクライマックスへと押し上げた。


快感の極致に達した新城の身体が弓なりに反り、頭ががくりと壁に仰け反った。弓なりに反った新城の身体は、本能的に羽生にしがみつくような動きを見せた後、肉体が激しく震え切った。それまで羽生の背中に回されていた手は、その力を失い、だらりと下へ垂れ下がった。


新城は絶頂を終え、理性なき快感の証として硬直を続ける彼のペニスは、羽生の下腹部に熱く触れ続けていた。


肉体が激しく震えきった後、新城の全身から一切の抵抗する力が抜け落ちる。


壁に背中を打ちつけたまま、彼の瞳は虚ろになり、何も映さず、ただ暗闇を見つめていた。その表情は、もはや恐怖でも絶望でもなく、人間的な感情を失ったかのように静かだった。


羽生は、その意識を失ったかのような無防備な姿に激しい興奮を覚えた。これこそが、自分の狂気がついに新城を完全に支配した証だ。どんな挑発でも言葉でも得られなかった、完全な「僕のもの」になったという確信が、彼を満たした。


虚ろな瞳の新城を見つめたまま、羽生は、その全身で新城のすべてを貪るかのように深く腰を突き上げると、ドチュッ、ドチュッと強烈な衝撃を響かせながら、歓喜に震え、絶頂を迎えた。


羽生の熱い射精が、新城の奥深くに叩きつけられると同時に、その溢れ出た体液は、硬直したままの彼のペニスを、まるでマーキングするかのように濡らした。


…っ、ビュク、ビュクッ……!


喉から掠れた声が漏れ、新城の身体の奥深くに熱いものが激しく叩きつけられる。快楽と狂気に飲み込まれ、絡み合った二人の身体は、まるで一つの生き物のように震え続けた。


やがて震えが静まり、重く熱い羽生の存在が、新城の身体の奥深くに沈黙したまま留まった。壁に押し付けられた新城の背中には、羽生の全身の重さがのしかかり、その重さが、彼が完全に抵抗する力を失ったことを、屈辱的に宣言していた。



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