教授を丸裸!特濃心霊体験【完結作】

マリ・シンジュ

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新作🌟教授の内ももに🎀リボンタトゥー①

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■1.はじめてのお願い

重なり合っていた呼吸が落ち着き、室内の空気は満たされた熱を帯びていた。


深夜に近い時間。リビングの照明は落とされ、テーブルランプの柔らかな光だけが、壁際のL字型ソファとその周囲を淡く照らしている。


新城はシャワーを浴びて着替えを済ませた後、そのソファの端に座り、いつものように分厚い専門書を膝の上に広げていた。男らしい横顔は冷静で、本に視線を落とす姿は、羽生の隣にいることを忘れているかのようだ。だが、羽生はその新城の理性的であろうとする態度こそが、自分に向けられた最大の挑発だと知っている。


羽生は、新城から少し離れた床に座り、タブレットで映画の予告編を見ていた。いや、見ていたふりをしているだけだ。学生の羽生にとってずっと大人の恋人、新城――「先生」の、そのすべてが自分のものであることは、毎夜の行為で確認している。


(……でも、足りないよね。僕の存在は、こんなにも濃いのに)


その意識のほとんどは、ソファに座る新城の剥き出しの頸筋や、雑誌の影になった細い腰に向けられていた。誰にも愛されないという羽生の中にある根深い不安は、新城の身体への永遠の所有という形でしか満たされない。タトゥーへの想いは、もはやロマンスとサディズムが入り混じった、羽生だけの絶対的な支配の願望だった。


羽生は意を決し、タブレットをそっと床に置いた。新城の雑誌をめくる指先が、わずかに緊張したように止まるのを、羽生は見逃さなかった。


羽生は立ち上がり、静かに新城のソファに近づく。新城は動かない。まるで、この状況を理性で制御できると信じているかのように。


羽生がソファの端に座る新城の隣に腰を下ろすと、新城は雑誌から視線を上げず、ページをめくる手だけがわずかに止まった。沈黙。


羽生:「ねえ、先生」


新城「……なんだ」


声は落ち着いているが、隣に来た羽生を意識しているのが分かる。


羽生:「ちょっと相談があるんだ。僕たちだけの、特別なことなんだけど」


新城の喉仏が、わずかに上下した。羽生が何を企んでいるか、新城は静かに警戒している。


新城:「相談ね。……内容によるが」


羽生は目を伏せ、かすかに笑う。その笑顔は、次の言葉が新城の理性を静かに揺らすことを確信している笑みだ。


羽生:「その、タトゥーのことなんだけど……」


新城は静かに雑誌を閉じた。紙の擦れる音が、決断の重さを示す。彼は初めて羽生に顔を向け、驚きよりも冷静な確認の色を濃く瞳に浮かべた。


新城:「……タトゥー?」


羽生はそっと視線を上げる。新城の警戒を受け止めながら、静かに、丁寧に告げた。


羽生:「うん。小さくていい。先生に入れてほしいんだ」


数秒、新城の目が羽生を見据えたまま動かない。感情を露わにしない代わりに、沈黙が重い。


新城:「……俺に頼む、理由を言え」


声は低く、拒絶ではない、理性的な問いかけだ。



羽生:「誰にも見せない。僕だけの、二人の秘密にしたいんだ」


新城は一度だけ小さく息を吐いた。羽生の言葉に込められた純粋な執着を理解し、“軽い気持ちじゃないな”と悟った、わずかな反応。


羽生は、年下らしい甘さを混ぜる。


羽生:「……僕も一緒に入れるから。僕が一緒なら、先生も怖くないでしょ?」


新城の表情は崩れない。ただ、その黒目の奥だけが、微かに揺れた。


新城:「一緒に、ってのは……俺を巻き込む気満々だな」


声は淡々としているのに、内心の照れ隠しのような硬さが滲む。


羽生はそっと手を新城の膝に置く。筋肉の微かな強張りを感じながら、甘い声を混ぜる。


羽生:「ねぇ、先生も、考えてくれる?」


沈黙。新城は視線を外さず、羽生を見たまま時間をかけて考える。


やがて──


新城:「……“考える”だけだ。現時点ではな」


理性で線を引こうとする、年上らしい態度。その横顔には、羽生にだけ見せる“理性の糸”が一本だけ辛うじて繋がっている微かな動揺と、支配に抗いきれない愛情が滲んでいた。


羽生の顔が明るくなる。その笑顔は、新城の抵抗が崩れ始めている何よりの証拠だ。


羽生:「うん、それで十分。ありがとう。先生の答え、楽しみに待ってる」


新城はページを閉じたを指先で叩きながら、そっぽを向く。


新城:「……お前、ほんと人使いがうまいな」


空気は甘く、静かに、でも確かに二人だけの時間が流れていた。
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